とある岩手県民の将棋研究
  • 03Jul
    • 後手三間飛車対急戦

      今回は後手三間飛車対急戦を書いていきます近年はみなくなった定跡ですが、歩の手筋が頻繁に出て勉強になりますそして、三間飛車は様々な穴熊破りの形が生まれてきていますので、急戦の時代が再度くるやもしれません下がテーマ図となりますここで▲37桂、あるいはテーマに至る前に▲45歩と仕掛ける手も考えられますしかし、それは先手が思わしくないと感じています転載で失礼しますが、こちらの記事が参考になります三間飛車▲早仕掛け02後手三間飛車対最速▲4五歩早仕掛け今回から掘り下げるのは▲45歩△同歩▲55歩と仕掛ける変化ですここでは①△22飛②△43銀③△55同歩が考えられます④△55同角は▲同角△同歩▲24歩とお留守になった2筋を攻められていけませんねそして①22飛は2筋に備えた手なのですが、▲54歩△43金▲37桂△54金▲33角成△同桂▲24歩△同歩▲23歩(結果図)で先手技ありです▲54歩の取り込みに後手もボーッと眺めているわけにはいきませんので△43金と取りにいくのですが、角交換で困っています△33同桂で同銀は▲43角で両金取りがかかります今度は②△43銀をみていきましょうこれに▲54歩と取るのは、△54同銀と味よく駒を前に出されて面白くないですね▲37桂の一手でしょう以下△44銀▲24歩△同歩▲54歩△55歩▲25歩まではこうなるところ△25同歩はココセで、▲45桂△同銀▲25飛(結果図)でしびれていますがんばるなら△22飛でしょうかこれには▲66角が75角や57角みせた柔軟な一手対して焦って△25歩は▲同飛△24歩▲45飛!△同銀▲同桂△44角▲53銀(結果図)で攻めが繋がっている先手が良さそうです△25歩ではなく△64歩ならどうか?これにも66角を生かす手順があります▲24歩△同角▲57角△23歩▲24角△同歩▲31角△23飛▲64角成(結果図)で先手の馬が大きいです▲24歩~57角が好手順結果図まで進めば△64歩を逆用して先手満足でしょうこの戦型の強敵は③△55同歩です単に相手の誘いに乗っているように見えますが、結構奥が深いですまず先手ダメな変化は、▲24歩と突き捨てることです一見筋に見えますが、△24同角が成立してしまい面白くないのです△24同角以下▲55角△33銀▲25歩△46角(結果図)4筋の突き捨てを逆用されるようではおかしいですねなのでここでは▲37桂と跳ねるくらいでしょうそして後手はA△43銀B△56歩が想定されますまずは①△43銀にはどうするか?▲45桂△42角▲24歩△同歩▲55角△44歩▲54歩(下図)まではこう進むところでしょう手筋の垂れ歩▲54歩にはa△54同銀b△45歩が考えられますねa△54同銀なら▲44角△33桂(下図)とサバキにくるでしょうこの手に対し、・▲24飛は△45桂・▲33同桂成は△同角▲同角成△同飛で後手の狙いにはまってしまいますなので▲53歩と、ここでも歩の手筋を駆使して手を繋げることになります対して△51金引には▲24飛△45桂▲23飛成△31飛▲43歩△15角▲22飛(結果図)で純粋な王手飛車取り勝勢と言っていいでしょう△51金引で△62金寄も、同じ筋で大駒に圧力をかければ後手困っていますでは、△43金ならどうか?これには▲52歩成△同金▲71角成△同玉▲41銀△64角▲32銀不成△28角成▲43銀不成△同銀▲33桂成(結果図)でやはり先手良しですまたまた歩の手筋が出ました▲52歩成の成り捨てがそれで、陣形を乱して▲41銀と更に銀の手筋・割り打ちの銀!勢い攻めあいとなりますが、駒を気持ちよく取れた先手が優勢なのは明らかでしょうそれでは次はb△45歩をみていきましょう▲11角成△33角▲21馬△42飛(下図)まではこう進むところです△42飛で△99角成は、▲88銀~44歩でしびれますのでここでも歩が活躍します▲44歩と後手の態度を聞きます・△44同銀は駒が重くなるのでやりにくい・△32銀は▲31馬で、後手は動くと反動が厳し くなる形になるので、これもやりにくいですよって△44同角くらい▲24飛△72銀▲23飛成△99角成▲88銀△98馬▲99香△88馬▲同玉が予想された進行▲98香では他の手も考えられますが、角を手持ちにするのが大きいとみますまず確認のようなものですが、△32銀打と両取りをかけるのは▲53歩成△同金▲31馬で逆に先手技ありです・△23銀▲42馬・△52飛▲13竜どちらにしても打った銀が遊んでしまいます代えて△55香と攻めるほうが数段マシです▲68金寄△56桂▲53歩成△同金▲33角△68桂成▲同金△52飛▲55角成△64金双方自然な着手を続ければこうなります歩の成り捨て(▲53歩成)の筋から陣形を崩すのは今回二度目ですね▲77馬と引くのは△32銀打と取られそうだった銀を活用されて変調▲64馬△同歩▲43馬△59銀(下図)と攻めあうところでしょう▲52馬は構わず△68銀成でいけません代えて▲59同銀として△同竜▲69金打△19竜▲63香△62香▲同香成△同金▲54桂(結果図)で先手良しです今度は▲63香と香車で態度を聞きます・△63同銀は▲61馬・△71銀は▲62銀で寄り筋ですね結果図以下・△61金には再度の▲63香・△63金には▲75桂でいずれも攻めに困らない格好ですだいぶ戻りまして、最後はB△56歩をみていきますこれには▲24歩△同歩と突き捨て、角交換するか、単に桂を跳ねるかの分岐となりますまず▲45桂は△88角成▲同銀△46角▲29飛△33桂▲同桂成△同銀▲47歩△64角▲21角△42飛▲65角成(結果図)でどうか先手は馬を作れたのは大きいですが、後手も左桂をさばけたのはうれしいですねいい勝負に思いますそれも有力ですが、私としては▲33角成をオススメします△33同桂は▲24飛でまずいなので△同銀としますが、▲45桂△46角▲33桂成△同桂▲29飛△45桂▲65角(結果図)は先手良しです結果図以下・△57歩成から攻めあうのは▲32角成の次に41飛が攻防になるのが大きい・△22飛等と飛車を逃げるのは▲56角とはらわれて攻めが止まってしまい先手が良いです△46角としたところで△55角ならどうか?これには▲33桂成△同飛▲24飛△23歩▲25飛△99角成までは進みそう△99角成で19角成は▲44銀くらいとし、次に53歩を利かしてから飛車を取れば攻めに困りません▲88銀△98馬の交換はほぼ絶対そして▲99銀打と露骨に馬を取るのはありそう△同馬▲同銀△35歩▲77角△24香▲33角成△同桂▲35飛△44角▲77角(結果図)をどう評価するか見慣れない形ですが、△55角には▲同角で桂取りになるのが大きいので先手やや良しとみます途中の変化で少し触れましたが、▲44銀もいい着点ですこの手に対して飛車を逃げるのは、先手に成りこまれるくらいで困りそう△72銀と開き直るくらいでしょうが、▲53歩△51金引▲22角△41香▲33銀不成△48香成▲同金△33桂▲同角成△57銀▲99銀△同馬▲同馬△48銀不成(結果図)の進行が想定されます▲22角で単に飛車を取るのは、今度は美濃囲いが堅くて大変そう▲99銀では金を逃げるのが普通に見えますが、それは△68銀打と絡まれて悪くしてしまいます結果図以下はまだ先は長そうですが、後手は小駒で攻め切るのは難しいので先手良しとみますこの記事が1人にでも役に立てれば幸いです読んで下さったみなさん、ありがとうございました!みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村

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  • 25May
    • 四間飛車対急戦もどき▲6六歩

      今回は四間飛車に対して私が最近使っている面白い戦法を紹介したいと思います上図は居飛車急戦対四間飛車の定跡形ですここから▲66歩!△64歩▲97角!△63金▲65歩!が今回紹介する作戦です攻め筋自体は本にも載っています次の一手で覚える四間飛車定跡コレクション△62飛と応じるのは▲64歩△同金▲24歩△同歩▲77桂(結果図)とし、次に▲22歩をみて先手良しです最終▲77桂が△65金の進出を防ぐと共に△45歩と角道を空ける手の先受けにもなっていますでは△95歩なら?上図以下▲64歩△96歩▲63歩成△97歩成▲62歩△71金▲72とと駒の取り合いになってどうか△72同金には▲97香△同香成▲61歩成△45歩▲97桂△64角▲37桂△97角成▲66歩△44角▲29飛(結果図)で先手良しです▲97香と一旦はらっておくのが細心の手順と金で玉を引っ張り出すのを消しています(△87と)▲61歩成が先に記した▲62歩△71金を利かした効果ですこうすることにより△62飛とまわる手を消しています△64角が痛打のようですが、最終▲29飛まで進むと先手の模様が良さそうです次は△72同金としたところで同玉とした変化をみていきます▲97香△同香成▲53金△41飛▲43金△同飛▲52銀△53飛▲63銀(結果図)でやはり先手良しです結果図以下△63同飛に▲71と、が利くのが大きく、攻めがつながりますもどって第3の手段として△65同歩が考えられます▲42角成△同角▲22飛△64角▲46歩△45歩▲21飛成△46歩まではほぼ必然の展開▲22飛で41飛は△64角の後に32角で飛車が捕まってしまいます△45歩は44角もみているので▲21飛成くらいですここで▲37銀は△35歩▲48飛△36歩▲同銀△47歩成▲同飛△52銀(結果図)で後手良しです後手には次に△19角成や△38角といった明確な狙いが複数あるのに対し、先手は思わしい手がありません▲37銀に代えて37桂とし、△35歩▲26飛△38角▲23竜△52銀▲45桂△55歩▲47歩△54金▲34竜△63銀左▲35歩△74歩▲88玉△73桂▲86桂(下図)は一例ですが、こうなれば今度は先手が良さそうです最終▲86桂が端攻めやいきなりの▲74桂などをみて非常に味のいい手となっています最初へさかのぼります▲97角に△53金が63金と似ているようで少し違います具体的には▲65歩△95歩▲64歩△96歩の際に63歩成が空成りなのが面白くないのですですがこれにも対策はあります△96歩以下▲86角△62飛▲95歩△64金▲24歩△同歩▲96香(結果図)で先手少し良しです次に▲22歩が受けにくいのが大きいですそして本来は▲96香と香車が浮く形はよくありませんが、△45歩などが甘い手となるのでむしほプラス面が多そうです単純な仕掛けの本戦法ですが、受けとめる側の良くなる手順は今のところ見えません私自身、積極的に実戦に投入して研究を深めていきたいと思いますみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 17May
    • 相横歩取り▲4六角△8二角の変化

      今回は相横歩取りについて書いてみましたこの戦型は以前にも2度取り上げたことがあります相横歩取り新研究相横歩取り△7三角これからみていく手順は様々な将棋本で載せられていますが、結果図から勝ちきれなかったりすることが多々ありますそこでもっと深く掘り下げ、個人的な見解をまとめることにしました上図が相横歩取りと呼ばれる局面ですそこから▲77銀△74飛▲同飛△同歩▲46角△82角(下図)が今回のテーマ図です相横歩取りの中で最も指されている局面です長手数進めてしまいますが▲82同角成△同銀▲55角△28歩▲82角成△29歩成▲48銀△38歩▲81馬△39と▲同銀△同歩成▲同金△55角▲72銀△37角成までは多くの棋書などで解説されていますここからの変化が本によって異なりますまず▲48金と受けるのは△39飛▲49桂△48馬▲同玉△36桂▲58玉△49飛成▲68玉(下図)まで一直線です先手は応手を間違えるとすぐ詰まされるので注意が必要です▲68玉までを解説して終わり、ということが多いので、ここではもう少し進めてみましょう△62金打▲61銀成△同金▲63馬△52銀(下図)とし、後手やや良しです単に金を取られてはもたないので△62金打は妥当な受け▲63馬のところで72金と同じように絡むのは、今度は△52金とかわされて空振りです最終△52銀に対し、▲74馬には△89竜▲73馬には△62銀とはじいてやはり89竜を図ります89竜に対する先手の受け方が結構悩ましく、後手やや良しとしましたもどって▲48金では▲68玉が有力です上図から△76桂▲77玉△59馬▲76玉△75銀▲同銀△同歩までは一本道ですここから20年以上前からある旧定跡は▲66玉△62金▲63銀不成△86飛▲76歩△同飛▲65玉△64歩▲55玉△54歩(下図)で後手勝勢です最終△54歩が一手争いの中で絶妙手となっていますただし、変化手順で△62金には▲76歩という手がありますこれはある研究会で教えてもらった手なので簡単にしか触れませんが、△64銀には▲71銀不成が感触のいい手で先手良さそうですですが、後手もならばと△62金も省略して△86飛がありそうです▲76歩△81飛▲61銀成▲同飛で後手が少し良さそうです△62金を入れてないので▲76歩に同飛と取っても攻めは続きませんが、△81飛と受けに回る手があります先手も▲81銀不成と取ると駒がそっぽにいくので▲61銀成くらいしかしこれも単純に△61同飛で困ってます・▲72銀には△62飛・▲73桂には△22角とし、応手にもよりますが打ったばかりの桂馬を取られる筋があるのでいけません戻って▲66玉では85玉でどうか△86飛▲74玉△81飛▲61銀成△同飛▲73桂で下図前述した変化と同じですが、玉の位置が大きく異なります▲73桂では72銀のほうが厚い攻めで良いと書いている本もあるようですが、△62飛とかわされるても単純に△52銀と受けられても金駒を多く渡してしまう展開になりやすいので、かえってややこしくなりそうです▲73桂に△62飛は▲61金くらいで良さそうよって△72銀と受けるくらいですが▲61桂成△同銀▲81飛△95馬▲72銀で先手優勢です最終▲72銀では▲73歩と以前私は指しており、それも有力ではありますでも▲72銀で明快に攻められるならこちらのほうが良さそうです△52銀打と受けても、▲73桂と数の攻めがあります結論として、相横歩取りのこの変化は先手良しが私の見解ですみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 22Apr
    • 第76期順位戦昇級者予想!

      この記事は2017年5月11日に投稿され、そこから加筆・修正したものです赤字が追記部分他のブログで予想していたのを見て、私もやりたくなっちゃいました(笑)以前やっていた某将棋雑誌の企画にならい、◎○△記号を用いて各クラス3名ずつ有力候補を挙げたいと思いますA級A級対戦表今回は11名での総あたり戦◎豊島将之○羽生善治△佐藤天か稲葉○羽生善治竜王が挑戦者に!◎豊島八段△稲葉八段もプレーオフに入って惜しかったですねー昇級してきた勢い+20代の若さを評価して豊島先生と予想します次点は羽生先生前期は全体的には勝率6割でしたが、それでも順位戦は2位で終わりましたからねぇあとは名人戦で敗れたほうが対抗でくるのかなとB級1組B級1組対戦表A級の影響で人数が少なくなっています◎斎藤慎太郎○菅井竜也△木村一基昇級は阿久津八段と糸谷八段に一人もあたりませんでした苦笑面白くない予想かもしれませんが、こちらも昇級組が勢いでくるのかなと特に斎藤先生はタイトル戦挑戦者にもなってますしね木村先生はコンスタントにタイトル戦挑戦者になっているので実力は言わずもがな若手に競り勝てるかどうかが焦点でしょうB級2組B級2組対戦表◎中村太地○澤田真吾△横山泰明昇級は畠山鎮七段と野月八段に攻める居飛車党の中堅棋士二人が意地をみせましたねここからは総あたりでないので、予想するにあたって組み合わせも配慮しなければなりません予想に挙げた3人で直接対決があるんですよねぇなのでその中で勝った人が上がるのかなと若手同士でぶつかってるところを横からひょいと抜ける中堅・ベテランもいるかもしれませんねC級1組C級1組対戦表◎近藤誠也○千田翔太△佐々木勇気昇級者は○千田六段と永瀬七段にここはタイトル戦経験者が実績通り上がりましたね有力な若手が多過ぎて予想しにくいです平藤先生や小林裕士先生などの中堅・ベテラン勢も好成績挙げているので恐い存在ですしね昇級の勢いを評価して近藤誠也先生を推します順位2位の千田先生を次点に直近のタイトル挑戦者がC級というのは違和感あるますし(古い考え方ですかね苦笑)佐々木勇気先生は五段なのが不思議なくらいの活躍なので、早く昇級して段位上げてくださいという想いを込めて(笑)順位1位の永瀬先生は、中盤で当たる青嶋先生との勝敗で左右されそう逆に青嶋先生は永瀬先生に勝てば勢いに乗りそうC級2組C級2組対戦表◎藤井聡太○八代弥△増田康宏昇級は◎藤井六段△増田五段、都成五段に二人当たって嬉しいです(笑)藤井六段はやはりあっさり昇級しましたね人数が多いので難しいところですが、誰が予想しても名前が挙がる棋士がいますね!藤井聡太先生は中黒を押したいくらいです懸念材料としては、一年間好調を維持できるかというところでしょうが、あっさり昇級しちゃうそうな気がします他は前期朝日杯優勝の八代先生、新人王戦優勝の増田先生が有力そう順位もいいですので、競った時にも有利ですいかがでしたでしょうか?みなさんも一度予想してみると面白いと思いますよ☆10人中4人当たりました!今期も予想してみようかな(^^)みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 13Apr
    • 私が選ぶ2017年度名局ベスト10

      私が選ぶ今年度の名局ベスト10も、今回で4回目となりました2014年度版5/10(将棋世界誌企画比較)2015年度版6/102017年度版3/10前回は半分も当てられず、落ち込みましたやっぱり話題性のある対局が選ばれやすいですねそういう意味では今年はタイトル戦や将棋界の一番長い日の他に、羽生善治先生や藤井聡太先生の対局がランクインするのでは、とにらんでいますそれでは早速見て頂きましょう!(左側が勝者)①第30期竜王戦七番勝負第4局 羽生善治棋聖ー渡辺明竜王 「生きる伝説」名局賞にも選ばれた一局羽生挑戦者が猛攻を続け、飛車取り銀取りがかかって忙しい局面となっていますしかし、そこで△36桂が好手でした以下▲38飛△34銀▲65銀△48銀▲44香△43銀▲48飛△同桂成▲57王△68飛!と攻めが冴え渡り、寄せきりましたその後羽生挑戦者は第5局も制し、竜王を奪取同時に永世竜王、永世七冠に更には国民栄誉賞を受賞したのは皆様ご存知の通りです②第30期竜王戦七番勝負第2局 羽生善治棋聖ー渡辺明竜王 「△7七桂打は光速の証」同じく竜王戦から△77桂打が印象的な一着でした谷川浩司九段の名手(名局)にもこの符号が出てきますので、サブタイトルに「光速」を入れてみました③第76期順位戦A級11回戦 三浦弘行九段ー渡辺明棋王 「大駒乱舞の激闘」毎年熱い「将棋界の一番長い日」から次に▲31角成とされたら受けなしの局面で、渡辺棋王は△43飛!以下▲33歩△同歩▲32歩△14角!と角も投入しての必死の凌ぎをみせます結果は先手の三浦九段が制しましたが、両者の力が存分に出た熱局だったと思います④第76期順位戦A級プレーオフ 羽生善治竜王ー豊島将之 「衝撃の見切り」前代未聞の6者プレーオフとなったA級順位戦そこでも羽生先生は魅せてくれました△48と!が誰も予想していなかった一手でしたなぜなら、▲23角成が詰めろになるうえに取れないのですそれでも凌いで勝ちとみた羽生先生の大局観が光った一局でした⑤第38回日本シリーズJT杯決勝 山崎隆之八段ー豊島将之八段 「逆転ホームランで栄冠」関西同士による決勝戦豊島八段が勝ちへ手をかけていましたが、一瞬もたついたところで山崎八段の▲93桂成が受けにくい捨て駒で逆転となりました⑥第11回朝日杯将棋オープン戦決勝 藤井聡太五段ー広瀬章人八段 「中学生棋士、頂点に立つ」名局賞特別賞①▲44桂と打った手がまさに次の一手取ると▲45歩で飛車角両取りとなる仕組みです最年少棋戦優勝記録を大幅に更新した対局でもあります⑦第58期王位戦七番勝負第5局 菅井竜也七段ー羽生善治王位 「新型振り飛車で王位奪取」斬新な振り飛車が続出した王位シリーズ決着局となった第5局でも面白い構想が飛び出しました△32飛が奇想天外△22飛なら阪田流向かい飛車と呼ばれる戦法ですが、△32飛は新手菅井新王位の、大舞台で新戦法を繰り出す度胸に感服しました⑧第43期棋王戦予選 藤井聡太四段ー澤田真吾六段 「これが藤井マジックだ!」藤井四段時代の一局から強敵・澤田六段相手に悲勢に陥りますが、▲76桂が相手へ二択を委ねた藤井四段の勝負手でした△75玉なら後手勝ちでしたが、△76同金を選択したため必至形が崩れ、大逆転勝ちとなりました同時にデビュー後20連勝達成となりました⑨第75期名人戦第3局 稲葉陽八段ー佐藤天彦名人 「20代の頂上決戦」久々の20代同士での名人戦短手数の将棋が続いていましたが、第3局は中盤からねじりあいが始まりました佐藤名人の▲24歩に対し、稲葉八段の△25桂打が攻め駒を攻める「B面攻撃」攻めを焦らせてしっかり余した稲葉八段の制勝となりました⑩第31期竜王戦6組 牧野光則五段ー中尾敏之五段「執念が魅せた持将棋」名局賞特別賞②中尾五段にとって勝ったら順位戦復帰、負けたら引退の大一番結果は420手!で持将棋(上図は終局図)からの指し直し局で敗戦…去り行く棋士の将棋とは思えない根性をみせた一局お疲れ様でしたここには入れませんでしたが、棋聖戦・王座戦・王将戦・棋王戦にも好局がありましたまた、藤井聡太現六段の他の対局からも、29連勝を達成した対増田戦、大逆転負けを喫した対深浦戦も面白かったですね女流棋界から1つ選ぶなら、女流王位戦第5局ですかね負けてしまいましたが、伊藤女流の腰掛け金という面白い構想が印象的です2018年度はどんな名局が生まれるのでしょうか?今から楽しみです♪みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 03Feb
    • あなたが選ぶ羽生善治の名局プラス

      マイナビさんにて、羽生先生の名局を決めるアンケートが作られてますね『あなたが選ぶ羽生善治の名局No.1』20局がノミネートされているのですが、文末にも書かれている通り、選ばれている対局以外にも名局はたくさんあります今回はノミネートされなかった対局から、私が面白いと感じた羽生善治先生の名局15局を紹介したいと思います前述のアンケートには「その他」の項目もあるようですから、よければ参考にしてみてください①1992年王座戦第1局対福崎文吾戦▲54飛に△53香とあえて打たせ、▲56角が絶好の一着△73金▲34角△43金▲44飛と押し売りし、緩まずに勝利をもぎとりました王座戦五番勝負初挑戦にしてこの後も勝ち続けて奪取王座19連覇の軌跡の語り草ともなっている一局です②1996年NHK杯対深浦康市戦竜を逃げるしかないと思われた局面でまさかの▲25香!△13銀▲23銀成△31銀▲34歩△同金▲43銀として攻めを繋げてしまいました③1997年王位戦第3局対佐藤康光戦△55桂▲77玉△57銀不成が常人では指せない手順なぜなら、▲33馬で打ったばかりの桂を取られるのだからしかしそこから△42銀▲55馬△31金▲24竜△54歩と進んでみると後手良しにこれが羽生マジックの真骨頂だと思います④2000年第48期王座戦第5局対藤井猛戦△86歩と1手でと金が行けるところへ2手かけてと金を作る驚愕の構想しかしこれが20手後の△95飛を見越した華麗なる一手でした⑤2002年王位戦対谷川浩司戦図の局面、実は羽生先生は数ヶ月前に先手を持って△32金▲41角以下勝利を納めていますそれを踏まえ、△24金!が改良手▲53桂成△同金▲71角△52飛▲61銀△51飛▲62角成△42銀で耐えているを見切った大局観の光る一手でした⑥2007年NHK杯対中川大輔戦羽生先生敗勢とされていたところから▲26飛△99龍▲38王△26歩と進んで、▲22銀で持ち歩の数もピッタリの即詰み!△26歩で98龍なら後手勝ちでしたNHK杯屈指の大逆転劇⑦2007年第55期王座戦第3局対久保利明戦図から△4六桂!▲同角△3五銀!!以下、中合いからの絶妙な凌ぎが印象的でした⑧2008年第33期棋王戦第1局対佐藤康光戦歩頭に馬を捨てる▲5五馬が妙手取らせる位置を変えることにより角道を止め、寄せ合いを制しました⑨2008年A級順位戦対木村一基戦図から△6三角が急所を的確に捉えた自陣角対右玉のお手本のような一局です⑩2009年第67期名人戦第1局対郷田真隆戦△35歩▲同歩△23銀が羽生先生らしい柔らかい手順この手というよりは、一局全体を通して羽生先生がわずかなリードを保ったまま制勝したので載せました⑪2011年棋聖戦対深浦康市戦延々とねじりあいが続く神経戦深浦先生が勝ちを逃し、△54角が詰めろ逃れの詰めろとなって羽生先生勝ち「指し直し局に名局なし」の定説を覆した一局です⑫2012年NHK杯決勝対渡辺明戦△73角の王手に、▲84金が唯一の勝ち筋となる合い駒でした△94歩▲同玉△72角▲83香△93歩に▲同金を用意した手で、実戦もその通り進んで後手投了NHK杯4連覇を決めた記念すべき一局です⑬2013年NHK杯準決勝対郷田真隆戦先入観で85桂から詰ましにいきたくなるところで△86銀!以下▲同玉△74桂▲75玉△66馬▲64玉に△72桂がピッタリで即詰みに討ち取りました⑭2015年第73期名人戦第4局対行方尚史戦いつ投了してもおかしくないとさえ言われた局面から粘りに粘って図の局面ここで▲37香!でついに後手玉が見えるようになり、劇的な逆転にいたりました⑮2017年第30期竜王戦第2局対渡辺明戦△7七桂打が厳しい攻め▲45桂△44角をきかしてから▲77桂と取りましたが、△同桂成▲同金△75銀でしびれていますこの後、第5局を制して竜王に復位史上初の永世七冠となりましたノミネートの20局+今回紹介した15局で計35局の名局が紹介されたことになりますが、この他にも載せたい対局はまだまだあります!好きな対局を選んで、是非投票してみてください!!

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  • 07Jan
    • 居飛車穴熊(▲66歩型)ー振り飛車穴熊(右四間飛車転回型)

      みなさま明けましておめでとうございます今年もゆっくりではありますが、日頃の研究を形にして更新していきたいと思いますのでよろしくお願い致します今回は先手居飛車穴熊対後手振り飛車穴熊を取り上げますまずは下図をご覧下さい「右四間飛車って振り飛車っていうの?」って疑問に持つ方や「ああ、この局面ね」とすぐに察しがつく方などなど、反応は様々だと思いますこれは振り飛車から右四間飛車に振り直したものです四間飛車穴熊から派生する場合が多いですが、他の振り飛車からでもこの局面になる場合が考えられるので、ここでは振り飛車穴熊(右四間飛車転回型)と呼ぶことにしますそして今回は上図以下△61飛▲36歩△45歩▲68銀△65歩▲同歩△同銀(下図)とした局面を掘り下げていきます△45歩は▲38飛△44角を用意した必要手▲68銀は次に▲24歩~65歩を狙っているので、△65歩と振り飛車から仕掛けるのが自然な流れとなります△65同銀は青嶋未来プロの新手代えて△77角成が定跡化されていますが、その進行は少し先手がいいようですそちらの変化は下記の記事が参考になります四間飛車 先手▲6六歩型居飛車穴熊 対 後手△5二金型四間飛車穴熊2(将棋・序盤のstrategy)△65同銀以下▲24歩△77角成▲同銀に△66銀は▲96角△51金▲66銀△39角▲38飛△66角成▲52銀(下図)実戦例のある手順で、▲52銀と打たれたところは後手手に困っています途中△66銀では△39角が考えられます銀交換をしなければ▲96角は厳しくない理屈です△39角以下▲18飛△57角成▲22角と今度はこちらに角を打つ手が想定されます単純に△47馬とするのは▲11角成△29馬▲44馬△18馬▲34馬△19馬▲52馬(下図)で先手良しです△18馬に▲同香なら、△66桂で逆に後手が良さそうですしかし本譜▲34馬が機敏な攻めで、△62飛等と受けても▲52馬と切る手が後手の飛車の動きを弱める手となります代えて△46歩▲同歩△56馬ならどうか?これは前述した▲44馬に△43歩の受けを用意しています△56馬以下▲11角成△29馬▲64歩△同飛▲69香△66歩▲同香△同銀が双方最善の手順でしょう上図で▲66同銀だと△61飛▲67歩△62香▲44馬△43歩▲34馬△66香▲同歩△31馬▲45馬△44歩(下図)で後手は形勢良しとはいかないまでもペースを握っているといえるでしょう▲66同銀では同馬が優りそうです以下△61香▲65歩△同飛▲同馬△同馬▲22飛△43馬▲45歩△42歩▲44歩△54馬▲43銀△同歩▲52飛成(下図)となれば先手良しでしょう▲65歩が利きで劣るところへ歩を打つ強い手で、大駒交換を強要します△65同飛から飛車交換には、▲22飛△43馬に▲45歩が格調高い手で、後手がどう受けても手が出来ます△65同飛でダメなら△65同馬ならどうなのか?これには▲65同馬△同飛▲32角△67飛成▲同金△同香成▲41角成(下図)でこれも後手困っています▲32角に単に後手が飛車を逃がすのは▲21角成で十分ですなので△67飛成と飛び込むくらいですが、単純に応じて先手悪くないでしょう最初のほうに戻り、△66銀や△39角に代えて△56銀ならどうか?これには▲68歩△67歩▲96角△74角▲同角△同歩▲55角(下図)と角を好位置に据えて先手が良さそうです△33角や△73角で一時は角を消せますが、再度▲55角と打てます更に言えば、どちらから角を合わせても形が乱れますので、利かすだけでも先手が得をしています青嶋新手△65同銀は後手良しとなる変化も結構ありますが、厳密には先手が良くなるというのが個人的な見解ですみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 31Dec
    • 沢田綱吉が選ぶ名著④相振り飛車を指しこなす本(第1巻)

      今回は久々に棋書の紹介をしたいと思いますこれまでの個人的名著はこちら寄せの手筋200寄せが見える本羽生善治の終盤術1終盤力を鍛える本は長く愛されやすいです私が前回までに紹介した3冊はいずれも寄せなどの終盤の技術を書いたものでしたしかし、序盤戦術などを書いた本は時代の流れによって価値が変動しやすいので名著と呼ばれにくい…ですが、そんな定跡書の中でもこの先何年、何十年経とうがバイブルとして扱われるであろう一冊がこちら!相振り飛車を指しこなす本(第1巻)著者の藤井猛九段といえば四間飛車のイメージが強いので、隠れた名著かもしれません2007年6月初版、と10年以上前なのですが、相振り飛車を指すなら絶対読んでほしい本です理由は単純で、ここに基本が凝縮されているからです先手向かい飛車対後手三間飛車を中心に・二枚金(金無双)・金矢倉・穴熊の特徴をうまくまとめています正直に述べれば、本書に出てくる局面のほとんどは、プロはおろかアマ高段者の将棋で出現することはめったにないでしょうしかししかーし!本書の手順や考え方をベースにしている研究や戦法は数多くあります相振り飛車の土台固めには最適の一冊なのです基本的なことから始まり、時には高度なことも解説し、対象棋力は級位者から高段者と幅広いです中盤で頻出する手筋も盛り沢山で、繰り返し読んでほしいですまた正直な話をすれば、序盤は棋書を読まなくてもパソコンやスマホでコンピュータソフトを使えば相当な精度に仕上げることが出来る時代です定跡書に課せられたハードルは年々上がっていると言ってもいいでしょうしかししかししかーーし!!本書のような様々な状況で応用がきく、考え方のコツをまとめたものというのはまだまだ重宝されると思うのです藤井九段の言葉を借りれば、「相振り飛車はセンスが大事」であり、それを磨くために本書は理想的な構成を成していると自信を持ってオススメしますこれが今年(2017年)最後の投稿になります来年もゆっくりになるとは思いますが研究・ブログ更新に励んでいきますのでよろしくお願いしますみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 24Dec
    • 超速(二枚銀急戦)ーゴキゲン中飛車(△4四銀型)

      今回は▲超速(二枚銀急戦)△ゴキゲン中飛車4四銀型についてまとめてみました中飛車に対して先手が足早に右の銀を繰り出していくのが超速と呼ばれています後手は上図のように△44銀とするのが手堅い手法とされていますしかし、その陣形を積極的に攻めて崩してしまおうというのが今回紹介する二枚銀急戦となります上図以下▲78銀△72銀▲77銀△64歩▲24歩右銀に続いて左の銀も繰り出して中央突破を狙います対して△64歩として63銀~54銀と守る姿勢を見せるのが有力ですが、そこでいきなり▲24歩!と突き捨てるのが藤井総太四段が実戦で指した攻めっ気あふれる一手です▲24歩に対しては①△24同歩②△24同角が考えられます①△24同歩を選択すれば▲37桂△32金▲45銀△同銀▲同桂△42角▲66銀(下図)までが想定された進行突き捨ての効果で、△45同銀のところで15角を気にする必要がなくなっています△32金に代えて63銀としていますと、最終▲66銀のところで▲53銀から角を消して24飛と走るのが厳しいです△42角で22角は、▲53銀で飛車が詰みますので後手がハッキリ悪いです▲66銀にはA△44歩B△44銀C△54銀が考えられますA△44銀には▲53銀から交換し、▲55銀と出た味がよく、先手がやや良さそうですB△44銀は穏やかにしたい意なのですが、▲46銀△33桂▲24飛△45桂▲21飛成△31金▲11竜△62玉▲13竜(下図)で先手良しでしょう中央突破を見せつつ、後手が動いた隙を突いて反撃に転じれば先手は手に困りません次にC△54銀をみていきましょうこれは▲46銀には△44歩を用意していますなので、代えて▲53銀とここでも銀桂と角の交換にいきますそして▲82角と打ったのが下図これにて先手良し、と言われても納得できない方はいると思いますが△45銀には▲55銀△65歩には▲75銀があって、後手に有力そうな手が見当たらないのですここでもやはり、相手が動いたところで反撃に転じて先手が良さそうです大きく戻りまして次に②△24同角をみていきましょう藤井四段の実戦でもこちらの変化になりました上図から▲66銀はこの一手対して△65歩は▲55銀左△同銀▲同銀△33角▲23飛成△32銀▲25竜△54歩▲22歩△55歩▲21歩成(下図)で先手良しです△54歩は先手の角が浮いているのでハッとする手ですが、そこで後手は歩切れになるので▲22歩が厳しくなります上図で後手は▲22とを防ぐ適当な手段がなく困っています△65歩に代えて△63銀と中央を厚くするのも考えられますここで▲35歩と藤井四段は指していますが、△54銀▲34歩△32金▲58金右△41玉の順が感想戦で示されており、それでも先手が少し良さそうですが手将棋(力将棋・定跡、定型から外れる将棋)となるのが面白くない方もいると思いますそこで、ここでは▲35歩に代えて▲55銀左を掘り下げていきます△55同銀▲同銀△56歩▲35歩と進んで下図▲35歩のタイミングをずらしたことにより、後手は穏便に納める手段がありません△35同角には▲46銀打△24角▲54歩(下図)が駒の利きが劣るところへ歩を打つ妙手です△54同銀▲53歩△同飛▲64銀△52飛▲11角成と次に53香をみせて先手良しです△54同銀に代えて62玉も、▲68玉~78玉と角道をそれてから▲37桂~45桂が間に合う展開になれば、やはり先手がよさそうです代えて△35同角で同歩(下図)ならどうか?これには▲68玉△36歩▲78玉(下図)が冷静な対処となります①△57角成は▲23飛成で先手良し②△37歩成▲同桂△36歩▲45桂△37歩成▲24飛も全軍躍動の先手に悪い理屈がありません③△32金には▲53歩が軽手△同飛は▲54歩ですし、△82飛は▲54銀打でまたまた先手良し後手に有力な手が見つかりません△65歩でも△63銀でもダメなら、△32金くらいでしょうここでは焦らず▲78玉がいい手となりそうです△33角が気になりますが、▲35歩△同歩▲55銀左△同銀▲34歩△22角▲55銀△同角▲同角△同飛▲66角でいい勝負ですが先手が指しやすそうです上図以下△52飛▲11角成と進むのが予想されますが、そこで△33桂や33角を消しているのが▲34歩の効果です先手側からは▲56香と打ったり、▲21馬と駒損を回復する手があり、分かりやすい手が複数あるのが先手指しやすいとした理由です実戦例がまだ少ないのでハッキリした結論はつけられませんが、△44銀型に対して今回紹介した急戦策が相当有力であることは間違いないでしょうみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 09Dec
    • 横歩取り:青野流▲7七桂

      今回は横歩取り青野流について書いていきたいと思います青野流とはこちら以前から指されている手法ですが、最近特に勇気流と並んで注目されている戦型ですそして今回掘り下げるのは下図△52玉~76飛が研究対象としてよく挙げられています対して▲77角がよく指されているようですが、今回は▲77桂を紹介させて下さい▲77桂のほうが駒が前へ出ていきますので、上手く刺されば一気に押しきれます以下△55角▲22歩△同角▲37桂△72金▲45桂△62銀でどうか・▲22歩が歩の手筋・△72金は次に62銀と上がった際に▲82歩を消している備えの一手・▲45桂は積極的な手▲87金の変化もありますが、下記の記事が詳しいので今回は割愛しますhttp://ameblo.jp/shogi-strategy/entry-11959433386.htmlここでは①▲23歩②▲24歩が考えられます▲23歩とすれば△23同金▲31飛成△同角▲65桂までは一直線です△22角とサバくのが自然な発想ですしかし▲同角成△同金▲35角△36飛▲53桂右成△61玉▲62成桂△同金▲同角成△同玉▲53銀△72玉▲84歩(下図)がなかなか切れない攻めですここから△94角と攻防に打っても▲83銀とバラしてから▲45角などでやはり後手大変そうです△22角では代えて22金が有力そうですこの手は前述した記事にも挙げられていまして、strategy流とも言えそうです△22金以下▲23歩△12金▲32銀が部分的に厳しいのですが△75飛打▲69玉△65飛▲31銀不成△86桂(下図)がより痛い攻めで、これはハッキリ後手良しです次は②▲24歩を見ていきましょうこれは次に▲35飛と引き、A▲25飛B▲23歩成~65桂の2つの攻めをみていますAは△14歩として13桂と受けるBは△64歩と直接防ぐ必要があるので、▲24歩以下△14歩▲35飛△64歩▲25飛△13桂▲23歩成△25桂▲22と△同銀▲74角△74飛打までは進みそうですここで▲65桂が攻めの切り札なのですが、△65同歩▲76角△同飛▲35飛△33歩▲25飛△71金の局面がどうか最終手△71金で手が難しそう▲83桂には△94角▲77金△36飛▲71桂成△87歩▲同金△66歩で後手良しとなります△71金の他にも74飛や37角が味よく、先手が苦労する展開です▲65桂に代えて単に▲76角はどうか△76同飛▲35飛△33歩▲25飛△87歩▲同金△36飛▲65桂が自然な流れ▲65桂と桂馬を捨てるタイミングを変えてどうかということですa△86歩▲77金△24歩▲53桂左成△同銀▲同桂成△同玉▲55飛△54歩▲85飛と歩の裏にまわって受けが難しいb△24歩▲53桂左成△同銀▲同桂成△同玉▲55飛△54歩▲85飛△83歩▲38銀△65桂▲37歩△35飛▲77桂後手は浮いた飛車を狙われて苦しい展開cやはり△65同歩と取ってどうかですが、▲64桂△63玉▲72桂成△同玉▲35金△27角▲36金△同角成▲52飛(下図)の攻めがうるさそうです上記の展開を避けるなら△87歩▲同金を入れずに△36飛ですこれなら先程の▲35金に△86飛と逃げれますしかし、上図でもやはり▲65桂と飛び込みたいところです以下△同歩▲33桂成△同銀▲21飛成△31歩▲64桂△63玉▲25竜△86飛▲65竜をどう評価するか△44歩や△54角、△92角が考えられ、いずれも難しい展開が続きますそれから、先手にも▲33桂成とせずに72桂成とする手段もあります先手がハッキリ良いとは言い切れませんが、▲77桂からの一連の手順が有力なのは確かでしょうみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 01Dec
    • 対角頭歩戦法▲7八金型

      今回は後手番の角頭歩戦法対策について書いていきます角頭歩戦法とは何か?下図△2四歩のことです先手が2筋から攻めようと▲2六歩と指しているのに大胆ですよねこの手は随分前からあるのですが、奇襲の意味が強くてあまり注目されてきませんでしたしかし、近年プロ棋戦にも出てきており、無視できない存在となりつつあります▲25歩には△同歩▲同飛△88角成▲同銀△33桂としますこの△33桂が飛車あたりになるのが角頭歩戦法の特徴です①▲21飛成は△22飛と飛車交換を強要されて面白くありません②▲23飛成△22飛▲33竜△29飛成は先手の竜の位置があまりよくなく後手良し③▲28飛△22飛▲23角は△27歩▲同飛△32銀▲24歩△45角▲28飛△67角成が厳しいです以下▲32角成△同金▲23銀が部分的には上手くいっているのですが、△45桂(下図)と跳ねられては57桂不成と89馬の狙いが残って受けきれませんすぐに▲25歩は相手の術中にハマりましたでも、ここを突けないのはちょっと悔しくないですか?そこで私は代えて▲78金をオススメしますこれは前述した△45角~67角成の筋を消していますし、左銀にヒモをつけることにより強く戦えるようにしていますこれに対してA△33角は▲同角成~23角で馬作りが確定これは少し先手がよさそうB△88角成~22飛には▲65角△74角▲同角△同歩▲55角△82銀▲25歩△同歩▲22角成△同銀▲25飛(下図)が想定されますこれからの将棋ではありますが、歩と飛車を手持ちにして先手が打ち込みを狙いやすい展開で面白いかなと思いますそこでC△54歩が考えられますこれは次こそ△88角成~22飛の狙いで、角交換して▲53角としても△42角で受かってしまうのです(26に歩がいて右辺に成れない)飛車先を受けられてしまうと78金としたかいがあまりないので気合いで▲25歩!と指したいところ以下△25同歩▲同飛△88角成▲同銀△22飛▲23角△14角▲同角成△同歩▲23角△24歩▲同飛△13角▲28飛でどうか手順中、△22飛に代えて33桂には78金型を生かして▲28飛でもいいですし、▲23飛成△22飛▲33竜△29飛成▲53桂でも先手良さそうです▲23角で23歩は飛車に逃げられた後の継続が無さそうですし、24歩は△14角の反撃筋が気持ち悪いです本譜の41角成からの強襲と34角成とポイントを稼ぐ手のほうが魅力的です▲28飛で41角成としたプロの実戦があり、これも一考簡単には潰せれないですがいい勝負でしょう▲28飛は具体的に良くしにいった手です△57角成▲24歩△26歩▲同飛△35馬▲28飛まではほぼ必然です後手に馬を作られてつまらないように見えますが、▲24歩としてこちらも34角成から馬作りを見せます防ぐには△26歩~35馬しかなく、後手は歩切れにされて手の制約が多くなっています△32銀や32金としても▲同角成~23○でねじこまれて受けに窮しますなので上図からはa△42金b△52金が考えられます△42金には▲14角成!△同香▲23歩成と飛車を詰ますのが有力です△32金には▲22と△同銀▲16歩が素朴ながら厳しい手順以下△26歩には▲85飛からサバく順がありますそれを消そうと△72銀は▲15歩△同香▲同香△13歩▲27香△23歩▲12歩(下図)と手筋が決まって先手良しです代えて△33角には▲同と△同金▲22飛成△同銀▲23歩が好手銀で取ると11飛が生じるので△23同金くらいですが、▲32角△62玉▲21角成△52金▲32飛△42飛▲53歩(下図)が焦点の歩でまた好手△同馬は▲24歩△同玉は▲65桂で手が続きます△51金が最強のがんばりですが▲36歩△24馬▲42飛成△同金(同馬は24歩同馬43馬)▲32馬!でなかなか攻めが切れません次にb△52金をみていきます今度▲14角成~23歩成は△42飛があるのであまり良くないですいっぺんに戦果をあげる手段はなさそうなので、▲77銀△42飛▲36歩△44馬(同馬は34角成)▲48銀…としばらく陣形整備をすることになりそうです下図を一例としてあげます先手は5筋の歩がないのを意識した囲い後手は美濃囲いで、両者無難に進めればこうなりそうです角はしばらく身動きを取れていなかったのですが、▲35歩でサバキを図ります同歩には56角成で脱出されるので△23銀と取るくらいですが、▲同歩成△35歩▲45銀打△53馬▲33歩が痛いです△27歩▲同飛△44歩▲34銀△36角が怪しい反撃ですが▲24飛△47角成▲32と△46馬▲42と△同馬▲21飛成と攻めあいにして問題ありません次に▲32歩成△53馬から▲43歩や▲41飛でじわじわいくだけで十分間に合いますこれで角頭歩戦法に自信を持って臨めるかたが1人でも出れば幸いです閲覧いただきありがとうございました!みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!脇システムの研究①

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  • 25Nov
    • 横歩取り:勇気流対策一覧

      みなさまお久しぶりです沢田綱吉ですなかなかブログを書く時間を確保できず、半年ぶりの更新と鳴ってしまいました今度も細々と将棋ネタを書いていきますのでよろしくお願いしますさて、今回は近年流行している横歩取り勇気流について書いていきます勇気流とは下図▲68玉のことです佐々木勇気先生が得意とされていることから勇気流と呼ばれています流行しているだけあって、色々な手が模索されていますので1つ1つ見ていきます主に①△22銀②△82飛③△85飛④△76飛少数派ですが⑤△52玉⑥△62玉が指されていますまずは△22銀から比較的多く指されている手です先手の攻めをガッチリ受け止めようという意志が感じられますねここから▲36歩△82飛▲37桂△88角成▲同銀△33銀▲83歩△同飛▲84歩△82飛▲35飛△84飛▲75角が定跡化されつつあります▲83歩~84歩は重要なところで、単に35飛は44角から飛車を取られた際に右桂の頭が支えきれません上図から△82飛としたのが第75期(2017年)名人戦第5局ですこれは△22銀同様に受け止める意志を表した一手ですねただ、△82飛に代えて24飛が多数派です以下▲53角成△62金▲75馬△44角▲25歩△22飛▲45飛が一例でいい勝負です上図以下△35歩▲46飛△34銀や△26角と対応をみるのが有力です次に△82飛の変化をみていきましょうこれは▲36歩に22銀なら前述の手順に合流しますが、△88角成も有力です以下▲88同銀△33金▲35飛△44角▲83歩として下図一度歩でたたくのが大事な一手で、後手は後々整備する手が不可欠となるので一歩で一手稼げる理屈です▲83歩以下△83同飛▲66角△35角▲同歩△82飛でいい勝負ですここから▲34歩と直接いくか、▲46歩と一度柔らかく指すかといったところで、どちらも考えられます3つめは△85飛です実はこれが個人的には一番有力なのではないかと睨んでいます△85飛以下▲36歩△25飛▲28歩△85飛▲37桂△82飛でどうか飛車のゆさぶりで2筋で歩をあやまらせるのが△85飛からの構想です飛車に多く手をかけて手損ではありますが、△82飛まで進んで先手に思わしい手がないのでは、と感じています実戦例としては▲38銀や▲83歩が指されています次は△76飛の進行をみていきましょうこれはシンプルに歩損を解消した手ですね上図で84飛や35飛、33角成も考えられますが、多いのは初志貫徹の▲36歩です以下△86飛▲37桂△22歩がどうか22歩では82飛も考えられます△22歩は2筋周辺で技をかけさせない手堅い一手ですここで▲45桂と強く指すか、▲38銀と腰を据えるか前者は桂を歩の餌食にされるリスクを恐れないコンピュータ好み後者は▲16歩~15歩とハッキリした攻め筋をみた人間好みの一手といえます5番目に紹介するのは△52玉対青野流ではかなり指されているのですが、対勇気流では人気があまりなくプロ棋戦で3局しか指されていませんコンピュータ将棋においては一局もないのですしかし、研究家として知られる村山慈明先生が対羽生善治先生に用いた新手として話題を呼んだ手でもあります△52玉以下▲36歩△76飛▲37桂△74飛▲同飛△同歩▲38銀△28飛までは前例3局全てこう進んでいます△74同歩まではほぼ必然なので、ここからの進行で優劣がつくなら先手は▲38銀後手は△28飛を見直す必要があるでしょう△28飛以下▲82歩△同銀▲27歩△26歩▲39金△27歩成▲28金△同と▲49銀まで進んだ局面をどうみるか羽生ー村山戦では▲82歩△同銀を利かさなかったため後手有利となりました(実戦は先手勝ち)駒の当たりを強くするために必要な手順のようです▲49銀以下△39と▲58銀△45桂が自然ですが、△19と▲45桂△88角成▲同銀△44香も指されており有力そうです他にも△62玉▲36歩△82歩と指した実戦も出てきています今回紹介しきれなかった変化もありますが、大まかな進行はおさえてるかなと思っています勇気流対策に困っているかた逆にこれから勇気流を指したいと思っていたかたの参考になれば幸いですみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 27May
    • 二次予選6回戦HoneyWaffleーnozomi・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      6回戦からは2局紹介しますまずはHoneyWaffleーnozomi戦からHoneyWaffleはここまで3勝2敗決していい成績とはいえませんが、勝ち越しで本局は迎えています初手から以下▲7六歩 △8四歩 ▲5六歩 △3四歩▲5八飛本局はHoneyWaffleが中飛車を採用しましたコンピュータが指す中飛車って初めてみるかも△4二玉▲5五歩 △3二玉 ▲4八玉△6二銀 ▲6八銀 △5四歩▲68銀で角が浮き駒になったので、△54歩は指したい一手いきなり面白いことになりました▲5七銀 △8五歩 ▲7七角 △5五歩▲6六銀 △7四歩△74歩では56歩も考えられますが、▲38玉△74歩▲56飛△86歩▲同歩△88歩▲同角△86飛▲78金△88飛成▲同金△45角▲57飛△56歩▲58飛△66角▲同歩△67銀▲82飛△58銀成▲同金△64歩▲87飛成が一例で下図これは後手は仕掛けたわりには成果が出ないですねというわけで実戦は単に△74歩でした▲3八玉 △7三桂▲5九飛 △6四歩▲5五銀 △6五桂▲6八角 △5二金右▲7八金 △7五歩▲同歩 △6三銀7筋の歩を突き捨てて争点を作ってからじっと守るこういう手順、好きなんですよねぇ~▲2八玉 △7二飛 ▲6六銀 △4二銀▲3八銀 △5三金▲4六角 △5四金▲7七桂▲77桂と桂交換にいきました振り飛車にとって、左桂をさばくのは大きいですねただ、欲を言えば△77歩▲同桂といった後手の手の反動で動くのが理想かとは思いますが△同桂成 ▲同金 △4五金▲6八角△5二飛△52飛と飛車をぶつけた局面ここからの手順は非常に参考になりました▲5三歩△同銀 ▲7四歩 △同銀▲4六歩 △4四金 ▲7六金▲53歩と一発叩きました同飛は飛車交換から▲72飛が痛打なので△同銀ですが、飛車交換がなくなったので左辺の駒の活用の目処が立ちました△5六歩 ▲同飛 △9四歩▲7七角△1四歩 ▲5五銀 △5四歩 ▲4四銀△同銀▲7三金▲73金は異次元の金ですね羽生ゾーンではありませんが(^^;△65銀打が見えていますが…△6五銀打 ▲同金 △同銀 ▲5九飛△7六歩▲8八角 △5六桂 ▲5八飛△7七金打 ▲2六桂△8八金▲6三銀角をタダで取らせる間に攻めの種をまきましたなかなか指せない手順ですよね△5一飛 ▲5二歩 △8一飛 ▲7二銀不成△8四飛▲8三銀成飛車は捕らえましたが、玉の反対側なので違和感がありますねでも、飛車打ちが見た目以上にイタイということですか△同飛 ▲同金 △7七歩成 ▲3四桂△1三角▲7一飛 △3一金 ▲5一歩成△3三玉 ▲4一と △6八と▲5六飛△同銀 ▲3一と △4六角 ▲2一と△3五銀▲2二桂成 △4七銀 ▲3九桂△3八銀不成 ▲同金 △4四玉▲4八桂△4九銀 ▲5六桂 △4五玉 ▲4八金△3八銀不成▲同金 △6七と ▲4七銀△4九角 ▲4八金 △3六歩▲2五銀後手は入玉を目指しましたが、▲25銀が攻防の好手ですね△5五玉 ▲4六銀 △同銀 ▲4七銀△6五玉▲4九金 △4七銀成 ▲同桂△7四歩 ▲7三飛成 △7八飛▲4八歩△7六玉 ▲7四龍 △7五金 ▲6四龍△5八銀▲3八金 △9五歩 ▲3三角△4七銀不成 ▲同歩 △5五桂▲4八銀△4九銀 ▲3九金 △5八銀成 ▲4二角成△8七玉▲7五龍 △同飛成 ▲同馬後手はさきほどまで金銀手持ちにしていましたが、いつの間にか先手の手持ちが豊富になってますね△7九飛 ▲7三飛 △7八玉▲5七馬△7七歩 ▲7九馬 △同玉 ▲4六角△8九玉▲9八金以下略、先手勝ち▲98金が好手で、どう応じても後手が苦しい本譜は△78と、としましたが、▲88金△同と▲77飛成となっては分かりやすくなりました後手は自玉の安全と先手入玉の両方は出来ず、以下しばらく続きましたが先手が押しきりましたみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 26May
    • 二次予選5回戦elmoー大将軍・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      今回は5回戦からelmo対大将軍の一戦を紹介しますelmoは4回戦で技巧に敗れており、本局で、立て直せるかどうか初手から以下▲7六歩 △3二金 ▲2六歩 △7二銀▲2五歩 △8四歩▲7八金 △8五歩▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △3三角▲同角成 △同金戦型は角換わりにとはいっても、後手は飛車先を金で受ける形となったので力戦形ですねelmoがどう咎めるか?▲7七銀 △2二銀 ▲3八銀 △7四歩▲3六歩 △7三桂 ▲3七桂 △4二玉▲6八玉 △6四歩▲4六歩 △6三銀▲9六歩 △1四歩 ▲1六歩 △8一飛▲4七銀 △6五歩 ▲9五歩 △6二金▲4八金 △4四歩▲5六銀 △3二玉▲2九飛 △5四銀 ▲7九玉 △6四角後手の玉形以外は最近よくみる形ですね△64角の牽制球に対し、どう手を作るかが焦点です▲6六歩 △同歩 ▲同銀 △8六歩▲同歩 △6五歩▲7七銀 △4三金▲4五歩 △同歩 ▲同銀 △同銀▲6三歩▲63歩まで、全くムダのない流れるような手順です△72金とかわせば、▲45桂△44歩▲52銀△42金▲61角で攻めが続きます△3七角成 ▲同金 △7二金 ▲6二歩成△同金▲6三角後手はいいなりになっては癪なので、角を切って勝負しますelmoは打ったばかりの歩を成り捨ててから角打ちが柔軟な発想持ち駒が角銀ならよくある筋ですが、角二枚では初めて見ました△同金 ▲7二角△5四銀 ▲8一角成△5五角▲4四歩 △同金 ▲4六歩△4三金 ▲6一飛 △5二銀▲5一飛成△4二金 ▲9一馬 △7五歩 ▲5六香△4一金▲8一龍 △7六歩 ▲5五香駒を取り合う激しい展開に読み勝ってるのはどちらですかね?△7七歩成 ▲同桂 △5五銀▲7四歩△同金 ▲8三角 △6四金 ▲7三馬△6六桂▲6四馬△66桂の金取りに▲64馬と切ったのは、攻めあいという意味で一貫してますねただ、玉は裸になってしまうので怖いところではありますが(^^;△同銀 ▲4四桂 △4二玉 ▲5二桂成△同金▲4一銀△4三銀▲7四角成△3一銀 ▲5二銀成 △同銀▲4一金△4三玉 ▲6四馬 △7八桂成 ▲同玉△6六桂▲8八玉 △7八角 ▲4四銀△同玉 ▲5六桂△78角の詰めろに、▲44銀の銀捨てから56桂が上手いカウンターでしたしかし、△56同角成で攻めのターンが後手に回るので、自玉の安全を見切ってないと指せない手順ではありますがね△同角成▲同歩 △7八桂成 ▲同玉△6七銀 ▲同玉 △6六銀▲5八玉△6七銀成 ▲4七玉 △5七成銀 ▲同玉△6七金▲4七玉 △5七金 ▲3八玉△4七金 ▲同玉 △3五桂▲同歩△3三玉 ▲3一金 △2二玉 ▲2一金△3三玉▲2二角 △4三玉 ▲3三金△4四玉 ▲3四金まで先手勝ち裸玉でも広さがあるので詰みはないようです攻めあいの中、自玉の安全度を正確に計っていたelmoが制勝一敗をキープしましたみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 25May
    • 二次予選4回戦読み太ーPonanzaChainer・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      PonanzaChainerの4回戦の相手は読み太最近はスマートフォンでも使えるようになったソフトですね初手から以下▲7六歩 △3二金 ▲2六歩 △8四歩▲7八金 △8五歩▲7七角 △3四歩▲8八銀 △4四歩早速Ponanzaが変化球角換わりを拒否して…▲6九玉 △4二銀▲3六歩 △4三銀▲6八角 △5二金雁木が指したかったのですね増田康宏先生も雁木に注目してるようですね▲2五歩 △6二銀▲4八銀 △7四歩▲5八金 △7三桂 ▲5六歩 △3三角▲3七銀 △5四歩 ▲7七銀 △4一玉▲7九玉 △4二角▲6六歩 △6四歩▲6七金右 △6三銀 ▲3五歩 △同歩▲同角 △8一飛△81飛は、なるほどなぁと思いました将来の▲71角成を受けていますし、飛車の横効きが非常によくなってますね▲9六歩 △9四歩 ▲6八角 △1四歩▲3六銀 △6五歩 ▲同歩 △9五歩▲同歩 △6五桂▲6六銀 △9六歩▲2四歩 △同歩 ▲6五銀 △6四歩▲5四銀 △同銀右 ▲5五歩 △6三銀▲3三歩 △同桂▲3五桂 △6五歩△65歩も味がいい一手ですね角道が通り、6筋から攻める拠点の歩にもなっています▲4三桂成 △同金右 ▲3四歩 △6六桂▲3三歩成 △同金寄 ▲3四歩 △同金▲4六桂打 △3三金引▲3四歩 △2三金寄▲5四銀 △8六歩銀取りを手抜きして△86歩!ponanzaの鬼のような攻めがここから始まります▲同歩 △8八歩▲同玉 △8五歩▲同歩△8六歩 ▲6六金 △同歩▲5三桂 △同角 ▲同銀成 △8五飛▲8六角▲86角として、歩と角の交換に甘んじました辛すぎますが、これが唯一の粘りですね△同飛▲8七歩△8三飛 ▲6一角△7二銀読み太の粘りとは裏腹に、▲72銀打は勝ちにいったような手ですねリスクの高い手なので、読みが入ってないと指せません▲4三角成 △同金▲同全 △5二金▲5三金打 △同金 ▲同全 △3一角▲4三成銀△8六歩 ▲同歩 △8七歩▲同金 △6九角▲3二金打 △5一玉▲3一金 △6七歩成受けつつも反動で攻める鬼のponanzaは緩まないですね▲4一金 △6一玉▲6四歩△7八と▲同飛 △同角成 ▲同玉 △5八飛▲6八角 △5六桂 ▲5一金 △7一玉▲7七角打 △6八桂成▲同角 △5七金▲7七金 △6九角 ▲8八玉 △6八飛成▲7八桂△7九角 ▲8七玉 △7七龍▲同玉 △6七金▲8七玉 △7八角成▲9八玉 △8八馬まで後手勝ち強敵を相手に攻め倒しての完勝でしたみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 24May
    • 二次予選3回戦PonanzaChainerー柿木将棋・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      2連勝のPonanzaChainerは、続いて柿木将棋と対戦しました先手:PonanzaChainer後手:柿木将棋初手から以下▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金▲2五歩 △8五歩▲7七角 △3四歩▲7八銀 △7七角成 ▲同銀 △2二銀▲7八金 △3三銀 ▲4八銀 △6二銀▲3六歩 △7四歩▲3七銀 △7三銀▲4六銀 △6四銀 ▲1六歩 △9四歩▲9六歩 △7五歩戦型は相早繰り銀に端歩の駆け引きから後手が先攻したのですが、これが疑問手の可能性が高いこの形は条件を満たさないと、仕掛けたほうが悪いと思います▲同歩 △同銀 ▲2四歩 △同歩▲2五歩 △8六歩 ▲同歩 △7六歩▲8八銀 △8六銀▲5五角なぜ攻めてるほうが悪くなりやすいのかといえば、十字飛車狙いの継ぎ歩が痛いからです▲55角も、後手の銀が上ずった瞬間で受けにくいです△6四角▲同角 △同歩 ▲2四歩△2七歩▲同飛 △7七歩成△22歩と受けても▲74歩の垂らしがうるさいというわけで攻めあいとなりました▲8三歩△同飛 ▲2三歩成 △7八と▲3二と △2四歩▲7四角▲74角は、前々図で▲55角~陣形を乱したのがよく働いています先手は着々と寄せの網を張っていきますが、後手はどう攻めても右辺の広さに悩まされそうですね△7三飛 ▲4一角成 △6二玉▲7四金△同飛 ▲同馬 △7三金 ▲5六馬△8七歩▲3三と △8八歩成 ▲2二飛△5二銀打 ▲2一飛成▲21飛成が堅実な攻め桂を持てば、▲74歩~73桂、▲85桂などが厳しいです△8九と直▲7四歩△6五金▲7三歩成△同玉 ▲6五馬 △同歩▲8五金△8二桂 ▲8四銀 △6二玉 ▲4八玉△7四角▲同金まで先手勝ち柿木将棋が戦意喪失して80手目で投了王者・ponanzaが3連勝!みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 23May
    • 二次予選2回戦PonanzaChainerーおから饅頭・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      今回は2回戦、PonanzaChainer対おから饅頭の一戦を紹介しますponanzaは今回ディープラーニングを取り入れたことでも話題となり、初戦で芝浦将棋を破って白星発進です初手から以下▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金▲2五歩 △8四歩▲5八玉 △4二銀▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △3三銀▲2五飛相居飛車の力戦形に▲25飛は面白い一手ですね△23歩なら空中戦で戦おうということなんでしょうし△24歩なら手損だけど形がよくないとみているのでしょう△2四歩 ▲2六飛 △5二金 ▲3六歩△4四歩▲3八銀 △5四歩 ▲3七桂△6二銀 ▲4六歩 △8五歩▲4八金△3一角 ▲7八銀 △7四歩 ▲4五歩△8六歩▲同歩 △同角 ▲6六角単純に歩を打って受けないのが最近のトレンドな気がします▲66角と上がっておけば、▲83歩や▲84歩が嫌ですので△5三銀 ▲4七銀 △6四角▲5六銀△4二玉 ▲7七桂 △3一玉▲77桂が積極的な攻めで、△88飛成なら▲65桂が気持ちいいですしかし、△31玉では73桂を見てみたかったですねやはりいつでも桂を跳ねれるのは大きいですので▲6五桂 △4二銀右▲4四歩 △4三歩▲2五歩 △4四歩 ▲2四歩 △2二歩▲2九飛 △4三銀 ▲1六歩 △1四歩▲8四歩 △7五歩▲4五歩 △4二金右▲1五歩後手玉の周辺は金銀四枚の要塞ですが、端攻めが急所ですね△8四飛 ▲2五桂 △2四銀▲4四歩△5二銀 ▲1四歩 △1二歩 ▲1三桂不成△同歩▲2四飛 △1四歩 ▲2九飛△8二飛 ▲2三歩この歩打ちも陣形を乱す筋のいい一手です△同歩は角道が通ってしまうので指せないでしょう△同金▲4三銀 △同銀 ▲同歩成△同金 ▲4四歩 △3三金右▲8三歩△9二飛 ▲5三銀打 △4七歩▲同銀△4六歩▲5六銀 △4七銀 ▲同金△同歩成 ▲同銀 △3七角成▲4二銀打後手が反撃に転じたところで強襲!しかし、持ち駒飛車だけ(歩はありますが)で寄せきれるんですかね?△同飛 ▲同銀不成 △同玉 ▲7二飛△5二桂▲6二飛成 △6四銀 ▲7五角△3二玉 ▲6四角でも、やっぱり読み切りですか△同馬で取って粘れそうですが…△4八金▲6八玉 △6四馬 ▲5二龍△4二歩 ▲4一銀 △3一玉▲4三桂△同歩 ▲2三飛成 △8六馬 ▲7七銀△同馬▲同玉 △8五桂 ▲8六玉△7七角 ▲8五玉 △2三金▲3二金まで先手勝ち作ったような手順でぴったり寄りです王者が貫禄を示した一局となりましたみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 22May
    • 二次予選1回戦elmoーGPS将棋・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      今回から二次予選の将棋を紹介します一次予選で取り上げたelmo、HoneyWaffle、それから前回覇者のponanza(今大会はPonanzaChainer)の対局の中から各ラウンド一局ずつ見ていきたいと思います今回は1回戦、elmo対GPS将棋を紹介しますGPS将棋といえば、数年前に電王戦で三浦弘行先生と対局し、脇システムからの新手が話題となりましたね初手から以下▲7六歩 △8四歩 ▲7七角 △3四歩▲7八銀 △6二銀▲2六歩 △7七角成▲同銀 △4二銀 ▲3六歩 △6四歩▲3七桂 △3二金 ▲3八銀 △7四歩▲5五角戦型は角換わりに▲55角が機敏な一手でした△33銀と受けると、中央が薄くなるので▲64角に対する応手が難しいです人間なら▲45桂ポンを警戒するあまりにこういった手をうっかりしやすいでしょうが、コンピュータでも軽視しちゃう時があるんですね△4四歩▲2五歩 △5二金 ▲2四歩△同歩 ▲6四角 △7三銀▲4六角△3三銀 ▲7八金 △8五歩 ▲2五歩△同歩▲7五歩継ぎ歩攻めで2筋で手を作りつつ、▲75歩と角で飛車のコビンを攻めました後手としては右から左からと忙しいですね△6三金 ▲7四歩 △同金 ▲6六銀△8六歩▲同歩 △4二玉 ▲7五銀△同金 ▲2五飛そして銀捨てから十字飛車!非常に気持ちいい攻めですが、先手は居玉なのでまだ油断できる形勢ではないですね△6六歩▲同歩 △同金 ▲2一飛成△3一金 ▲1一龍 △2二銀▲3一龍△同銀 ▲7四歩 △6七銀 ▲7三歩成△7八銀成▲4八玉 △7三桂 ▲2五桂駒を取り合う殴りあいとなりましたが、▲25桂が冷静な一着でしたね駒の活用であると共に、玉の逃げ場所が大きく広がりました△8九成銀▲5五桂 △5一桂▲7一銀△7二飛 ▲2四角 △5二玉 ▲6三歩△6一歩▲3三桂成瞬く間に挟撃態勢にいやー美しい手順ですねー△5七金 ▲3七玉 △4二金打 ▲同成桂△同銀▲3二金 △4七金 ▲同銀△4五桂 ▲3八玉 △2八飛▲同玉△3七角 ▲1八玉 △5五角成 ▲4二角成△6三玉▲6七香△6四桂 ▲5一馬厳しい攻めが続き、▲51馬がこれも冷静決め手ですね△32飛なら、▲75桂△74玉▲63銀△75玉▲74飛△86玉▲96金△87玉▲78金でぴったり詰みですね△2八馬 ▲同玉 △8二飛▲7五桂△7四玉 ▲6五金まで後手勝ち序盤での角打ちからelmoが一歩リードし、激しさの中で冷静な手をまじえた先手の完勝譜だと思いますみなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村PVランキングにも初参戦!にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 21May
    • 一次予選7回戦HoneyWaffleー大合神クジラちゃん・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      6回戦でelmoに破れてしまったHoneyWaffle一次予選最終7回戦の相手は、強敵・大合神クジラちゃんです1回戦でelmoと熱戦を演じました▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △4二玉▲7八飛 △8八角成▲同銀 △4五角▲7四歩 △同歩 ▲5八玉 △2七角成▲5五角 △3三桂 ▲7四飛 △9二飛HoneyWaffleが石田流を採用したのは前局に続いて3度目本局は定跡形となりました補足として▲58玉は36歩と突いた時に△26馬が王手にならないようにしていますまた、上図の△92飛では73歩も有力ですが、一歩を温存する本譜が多く指されています▲3四飛 △2二銀▲3六歩 △2六馬▲3五飛 △3四歩△34歩と一歩で一手得しにいきました手得は大きいですが、歩の利く筋が多いので歩を沢山持たれると恐くて一長一短です単に△32金も有力だと思います▲同飛 △5四歩▲同飛 △6二銀▲4六角 △3六馬 ▲5六飛 △4五馬▲7七銀 △7三銀 ▲5五飛 △4四馬▲6六銀 △3二玉▲3八銀 △5二飛△52飛は機敏な一着でしたね遊び駒の活用ですし、馬がよく利いていて先手からの飛車打ちがあまり厳しくなさそう大駒の交換をして歩得が生きにくい展開になるのも見逃せませんいい勝負ではあると思うんですがね▲同飛成 △同金右 ▲7八金 △6四銀▲6八玉 △4五桂 ▲6一飛打 △7一歩▲3四歩打 △5一金寄▲6四角 △同歩 ▲同飛成角銀交換で駒損ですが、まだはっきりとした形勢判断はつけにくいでしょう△3七歩▲同桂 △同桂不成▲4四龍▲44竜から形勢が傾いてきたと思います単に▲37同銀とし、△82角ならそこで▲44竜と切れば打った角がボヤけます△7六桂 ▲5八玉 △4四歩 ▲6五角△4三角▲3三銀 △同銀 ▲同歩成△同玉 ▲3七銀なんで▲44竜がよくないかと言えば、本譜△44歩と2枚飛車を持った時に△88飛!という狙いがあります結果、HoneyWaffleは多少やり過ぎでも玉形を崩してビビらせとくしかないのです△2九飛▲4三角成 △同金 ▲3八銀△1九飛成 ▲2九歩△2四香▲6五角△2九香成それでも△88飛はあったのかもしれませんが、△29飛から香を成って削っていくのが堅実な攻めですね▲7六角 △5四歩▲4八銀 △2八成香▲2九歩 △3八成香▲同金 △4九銀▲同玉△2九龍▲3九歩△6九飛▲5八玉 △6八歩△68歩が決め手でしょう金の位置をずらしてから△89飛成とすれば、底歩が打てない仕組みです▲同金 △8九飛成▲6九銀 △2六桂▲3六香 △4二玉 ▲3七金 △3八歩挟撃態勢となり、以下クジラちゃんが押しきりました定跡形に一石を投じた一局でしたこうやって振り飛車もどんどん深く追究されていってほしいですね連敗を喫したHoneyWaffleでしたが、5勝2敗は全て通過圏内だったようで、二次予選へ進出です!一次予選elmo①対大合神クジラちゃん ◯②対novice ○③対柿木将棋 ○④対蒼天幻想ナイツオブタヌキ ○⑤対nozomi ○⑥対HoneyWaffle ○⑦対SilverBullet ○(⑦は序盤から大差のため棋譜紹介は省略)HoneyWaffle①対山田将棋 ○②対dainomaruDNNc ○③対芝浦将棋Jr. ○④対カツ丼将棋 ○⑤対名人コブラ ○⑥対elmo ×⑦対大合神クジラちゃん ×みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村PVランキングにも初参戦!にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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  • 20May
    • 一次予選6回戦HoneyWaffleーelmo・第27回世界コンピュータ将棋選手権

      全7回戦の一次予選。そして5連勝中のHoneyWaffleとelmoが6回戦でついに激突しました▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △4二玉▲7八飛戦型はHoneyWaffleが石田流三間飛車を採用一次予選では2度目の採用ですね△6二銀▲5八金左 △8八角成 ▲同銀△1四歩 ▲4八玉 △8四歩▲3八玉△3二銀 ▲1六歩 △8五歩 ▲2八玉△6四歩▲5五角△3三角対するelmoは早々に角交換を選択▲58金左に反応した指し手かもしれません▲55角に△33角が当然ながら好手▲64角と取れば△86歩から飛車先を交換して84飛と引いた形がいいので指せるということでしょう▲同角成 △同銀 ▲7七銀 △3二玉▲3八銀 △2二玉 ▲6六歩 △5二金右▲8八飛 △4二金寄▲7六銀 △6三銀▲6七金 △7四歩 ▲同歩 △同銀▲4六角後手が7筋で動いたのに反応して▲46角と角を打ちました先手としては左金が囲いから離れて玉形で劣るため、ポイントを挙げたいところです△6三銀 ▲6五歩 △4四歩 ▲5六金△8三飛▲7七歩△3二金上 ▲9六歩△7八歩しかし後手は相手の攻めをひらひらとかわし、△78歩と手筋を一発!こうなりますとelmoが優勢までいかなくとも有利にはなっているでしょう▲同飛 △8六歩▲同歩 △同飛▲8七歩 △8三飛 ▲8八飛 △4五歩△45歩は局面の流れを早めた一手ゆっくり指すなら△54銀~45歩とするのですが、銀を上がった瞬間に▲64角と飛び出されると攻める標的が減って面白くないです▲同金 △5四銀 ▲同金 △同歩▲6四角 △7九角▲5八飛 △6七歩▲9一角成 △6八歩成 ▲4八飛 △6六金△66金が盤上この一手で、57金と76金~87飛成の両狙いが受かりません▲4六馬 △7六金 ▲同歩 △8七飛成▲1五歩 △8九龍▲1四歩 △6七と▲5九香 △1二歩 ▲5六馬 △8七龍▲7八銀 △5七と ▲8七銀 △5六と▲5三歩先手は劣勢なのですが、▲53歩は参考になる一手こうして囲いを崩す手を作り、玉を見える状態にしておかないと逆転はできません△4六歩▲5六香 △5七角成 ▲4六歩△6六角 ▲4七金 △4八馬▲同金引△同角成 ▲同金 △8九飛 ▲4九飛△8七飛成▲6六角 △4三金HoneyWaffleが必死の抵抗をみせるのに対し、elmoは手堅く△43金打!絶対負けませんよ、と言ってるような一手ですね▲3三角成 △同金直 ▲6四歩 △5三金寄▲7四角 △6七龍 ▲6三歩成 △同金▲5八銀 △6四龍▲9二角成 △7三桂▲8九飛 △8八歩 ▲6九飛 △6八歩▲7九飛 △5五歩 ▲同香 △同龍▲4七銀右 △2四香▲3八金 △3五桂▲5六歩 △6四龍 ▲3六銀 △6九銀△69銀は異筋に見えるのですが、指されてみれば先手は受けようがなくて困ってますね決め手と言ってもいいかもしれません▲4九銀 △6七角 ▲3九金 △5八銀成▲同銀 △同角成▲3五銀 △同歩▲3八銀 △6七龍 ▲4九飛 △3六歩▲1三歩成 △同歩 ▲4八金 △3七歩成▲同桂 △3六歩▲4七桂 △3七歩成▲同金 △2五桂 ▲3四歩△3七桂成▲34歩にも手抜きで△37桂成が厳しいですどう応じても即詰みがあり、以下数手で先手投了となりましたelmoは7回戦も快勝して一次予選を堂々の全勝突破HoneyWaffleは振り飛車党の意地を見せられませんでした…次戦に期待です!一次予選elmo①対大合神クジラちゃん ◯②対novice ○③対柿木将棋 ○④対蒼天幻想ナイツオブタヌキ ○⑤対nozomi ○⑥対HoneyWaffle ○⑦対SilverBullet ○(⑦は序盤から大差のため棋譜紹介は省略)HoneyWaffle①対山田将棋 ○②対dainomaruDNNc ○③対芝浦将棋Jr. ○④対カツ丼将棋 ○⑤対名人コブラ ○⑥対elmo ×みなさんの応援が私の力になります!☆おもしろかったら↓をポチッと押してね☆にほんブログ村PVランキングにも初参戦!にほんブログ村検索ワード「脇システム」上位!1年越しの加筆・修正!!脇システムの研究①

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