検索ワードを分析してみる | れぽれろのブログ

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美術、音楽、本、日常のことなどを思いつくままに・・・。

「ブログの検索ワードにツッコミを入れる」というある方の記事を読み、
面白そうなので自分も検索ワードを少し分析してみることにしました。

この「れぽれろのブログ」にお越し頂いた皆様が
どのような検索ワードでこのブログにやってきたのか、
その結果、このブログが役に立ったのかそうでないのか等々、
少し考えてみたいと思います。

アメブロでは2ヶ月前までの検索語句が保存されているようです。
2月1日~4月初旬までの結果を分析してみます。
(以下、太字は検索語句です。)


■検索ワード上位ベスト

まずは検索語句の多い固有名詞、上位ベストの発表から参りたいと思います。
合わせて、該当する(と思われる)記事のリンクを張っておきます。

1位 ウィリアム・ホガース(49回)  →[ホガース 当世風結婚]
2位 吉松隆(28回)  →[吉松隆 -新作 交響曲第6番-]
3位 工藤哲巳(25回)  →[あなたの肖像-工藤哲巳回顧展]
4位 寒山拾得(23回)  →[寒山拾得]
5位 グスタフ・マーラー(22回)  →[マーラー]
6位 サロメ(21回)  →[サロメの絵画]
7位 アンドレアス・グルスキー(20回)  →[アンドレアス・グルスキー展]
8位 ジャック・カロ(15回)  →[戦争の絵画]
9位 ギュスターヴ・クールベ(13回)  →[クールベ]
9位 アルベルト・レンガー=パッチュ(13回)  →[ドイツの美術 (写真編)]
次点 アンリ・カルティエ=ブレッソン(10回)  →[アンリ・カルティエ=ブレッソン]

※ファミリーネームだけで検索されたものも、同じ語句として扱っています。
 (例えば「ウィリアム・ホガース」には「ホガース」も含まれています。)
※複数の語句で検索された場合も含んでいます。
 (例えば「グスタフ・マーラー」には、「マーラー 交響曲7番」等も
  含まれています。)
※集計の仕方はいい加減(笑)なので、細かい誤差はあるかもしれません。

やはりというか、ほとんどが画家・写真家・音楽家です。
有名な方、例えばモーツァルトだとかルノワールなんかもこのブログには
何度も登場しているはずですが、こういった語句からのアクセスはほぼ皆無。
逆に、ホガース、カロ、レンガー=パッチュのような、一般にあまり
取り上げられないような作家が自分の記事にヒットするようです。
吉松隆、工藤哲巳、アンドレアス・グルスキーは、演奏会や展覧会の感想記事。
クールベは有名作家ですが、自分の記事は割と特異な取り上げ方を
しているので(笑)、流入数がそれなりに多いのかもしれません。
(ちなみにこの記事、現在は画像が2点削除されているようです。)
あと、架空人物であるサロメと寒山拾得がたくさんヒットしているのも面白いです。


■問題が解決したと思われる例

検索者のお役に立てたのではないかという検索結果をくつか並べてみます。

絵画 顔が人間 ヒョウ  →[ベルギーの絵画]
これはクノップフの「スフィンクスの愛撫」を探していたと予測されます。
お役に立てたのではないでしょうか。

母の日の歌 讃美歌  →[たまには讃美歌]
讃美歌510番「幻の影を追いて」が該当します。
(検索者が初音ミクを求めていたかは不明ですが・・・)

時が暴走する 間奏  →[林檎をめぐる音楽]
椎名林檎さんの「時が暴走する」の間奏は、モーツァルトK331の1楽章。
youtubeのリンクまで貼りましたので、有用だったのではないかと思います。

モルトフォンテーヌが日本に来たのは?  →[印象的な10作品 名画編]
コローの「モルトフォンテーヌの思い出」。
リンク先のとおり、2008年に神戸に来ています。


■問題解決しなかったと思われる例

お役に立てなかったと思われる例です。

なぜ映画にクラシック音楽が使われるのか  →[映画とクラシック音楽]
そんなこと聞かれても分かりません(笑)。
しかもリンク先はマニアックな例ばかりなので、全然役に立たなかったのでは。

木村伊兵衛の秋田美人お写真は演出ですか  →[木村伊兵衛展]
分かりませんが、ポートレートなので完全な非演出ということはないと思います。

日本歴史文庫本で一番厚い本  →[本の厚みを比較する]
歴史文庫は登場してませんね・・・。

佐渡裕 画像 シルエット  →[歌劇「トスカ」]
佐渡さんのシルエット画像、不思議なものをお探しになられていますが(笑)、
残念ながら自分の記事にはそのような画像はありません。


■よく登場するパターン

似たような語句で何度か検索されているパターンのもの。

富山駅 再開発
富山駅前再開発
電鉄富山駅 再開発
富山市再開発が凄い  [北陸を歩く(3) 富山]
このパターンからの流入がすごく多いです。
しかし自分のは単なる旅行記なので、何の役にも立っていないと思います。

日本史 覚えやすい 語呂の良い
日本史 首相 覚え方 語呂合わせ 覚えやすい
日本史 内閣 かわったはわい
昭和前期内閣 覚え方  [語呂合わせいろいろ(日本史・化学)]
これはお役に立てたのではないかと思います。

運動するとすぐ顔が赤くなる
運動すると顔が酔ったみたいに赤くなる
運動すると赤顔になる子供
運動 顔 真っ赤 頭痛  [顔色、りんご色]
これも多いパターンです。
同じような体質の方も結構おられるのですね。

二人麗子
れいこぞう
麗子5歳の象
日本画 岸田霊子像  →[麗子登場!]
岸田劉生の麗子像もよく登場する語句です。
3つめの誤字は微笑ましいですが、4つめの誤字は怖い・・・。


■お色気部門・・・?

以下のような検索語句が登場するのもインターネットの醍醐味です。
しかし、検索者のご意向に沿えたかどうかは不明です。

よこたわる女体エロ画像  →[横たわる女体]
名画しか出てきません。残念!

ブランコに乗ってる女の子のエロ画像  →[フラゴナール]
ロココ期の閨房画ですので、いくつかの作品はそれなりに官能的ではあります。
ご期待に応えられたでしょうか?

せっくすをうたった 曲  →[性愛の歌]
これはある程度お役に立てたのではないかと思います。

お色気目的の検索かは分かりませんが、期待するものは
出てこなかったのではないかと思います。


■その他

気になったもの、面白いものなど。

デカルト 方法序説 第2部 まとめ  →[方法序説/デカルト]
結構多いのが、宿題か何かの調べものと思われるこの手の検索です。
ちゃんと自分で読んでまとめましょう。

ぽれろのカードを作る  →[PiTaPaその他のカードについて]
はれはれはれろ 菓子  →[歌詞が印象的な曲]
「れぽれろ」という名前から、こういった検索語句も登場します。
何を検索しようとしてたのかな・・・。

90世紀 美術 柄  →[ジャポニズムのかたち]
7000年後のことを予測するのは難しい・・・笑。
(90年代と19世紀が検索にひっかかったようです。)

レアンドロエルリッヒ フランソワーズオゾン  →[金沢21世紀美術館]
「フランソワーズ」は「フランソワ」の間違いだと思いますが、
「スイミング・プール」つながりです。

ティッシュを食べる夢  →[夢の話]
世の中には似たような夢を見る人もいるようです。

佐村河内と水俣病  →[佐村河内守騒動]
疾病判定の問題の例として自分は水俣病を挙げましたが
同じ意識で検索されている方もおられるようです。
本文にも書きましたが、今回のことが聴覚障害を持たれている方の
不利益にならないよう注意する必要があると思います。

人間の何を象徴してるか首吊り人の死体を...  →[ロス・カプリチョス/ゴヤ]
怖い検索ですね・・・。
何を探していたんだろ。

エリツィン クリントン 爆笑  →[夢か、現か、幻か]
ヨハン・グリモンプレの記事で触れた爆笑シーン。
この映像、自分は知りませんでしたが、実は意外と有名みたいですね。


以上、あれこれと並べてみました。
自分の記事を分析するのも、意外と面白いものですね。