明日以降のヤオヨロズのストーリー展開に備え、これまでのあらすじのまとめと登場人物についてUPしておきます。
一人でも多くの方に読まれること、切に願っております。
☆あらすじ
・プロローグ
カナンの民であるエステル、エフライム、モルデの三人は、自らの辿り着く地を知るために、中東のスサの街に潜入し、預言を継承する人物と出会う。が、都市の衛兵たちと争いになり、危機に。
エステルの叫びに呼応して、地に出現したスサノヲによって救われるが、エフライムは死亡。
スサノヲとエステルは、それぞれの目的地へ向かうために別れる。
・第1章 ワの国
エステルらカナンの民、目的地である葦原の国=ワの国へ到着する。支配を拡大し始める。
スサノヲ、半島を出港したナの国の船が嵐で遭難。一緒に乗っていた子供、スクナと共にワの国の斐伊川近くに漂着する。そしてトリカミの里の巫女、クシナーダと出会う。
トリカミの里において、オロチとカナンの戦闘。強力な武装を持つカナンは、オロチを圧倒する。そしてエステルは、トリカミの里人に向かって、「国を譲れ」と要求する。これはスサノヲによって退けられるが、この後、オロチとカナンの戦闘は激化して行く。
トリカミの里では毎年、巫女がオロチによって犠牲になっていた。
ワの国の中にある「ヨミの国」への道を知りたいスサノヲは、トリカミの首長であるアシナヅチによって、国や民を守ることを約束させられる。
・第2章 五人の巫女
キビ国の一部であるカヤ国、エステル率いるカナン軍によって焼き討ちに遭い、滅ぼされる。辛くも生き延びた巫女、ヨサミは同じキビ国の中心地、アゾの国へ。アゾではキビを構成する五つの国の巫女と首長が集まり、対策を協議する。
キビはオロチ国の支配下に入っていたが、カナンの南下をだれも予測できてはいなかった。
その頃、タジマのオロチ本国では、カガチがイナバの浜に漂着した難破船から見つかったというスサノヲの剣、フツノミタマの剣を入手。その力を得たカガチは、みずからの怨念と共に鬼神へと変貌を遂げた。
カヤを拠点の一つにしたカナンは、モルデをキビ国との交渉に送り出す。が、他を認めぬ唯一神への信仰と強固な選民思想を持つ本音をアナトやヨサミによって見透かされ、交渉は決裂。そこへカガチがやってくる。カガチはモルデを一撃で失神させ、モルデは囚われる。そのカガチにヨサミは復讐を懇願する。
カガチは翌日、カヤを攻め、鬼神の力を持って、圧倒する。エステルたちはカヤを逃げ出す。ヨサミはわが身をカガチに捧げる。
その夜、ほかの地に存在する幾人かの巫女たちの勾玉が明滅していた。
そして……第3章へ。
☆登場人物
[トリカミの里]
スサノヲ=天界より直接地に降った男。放浪の末、ワの国に辿り着く。
クシナーダ=ワの国のトリカミの里の巫女。この時代の最高の巫女である。
アシナヅチ=トリカミの里の首長。
イタケル=トリカミの里人 血気盛んで、里を苦しめているオロチ国に復讐心を抱く。
スクナ=ワの国の中のナの国出身の少女。大陸から帰国する船が難破して漂着。スサノヲに助けられる。大陸で多くの知恵を身に付けている。
オシヲ=トリカミの里人。ミツハに好意を抱いている。
ミツハ=トリカミの巫女のひとり。
[カナンの民]
エステル=唯一神を信奉するカナンの民のリーダー。王女。
モルデ=エステルの腹心にして、愛人でもある男。
カイ=モルデの弟。
ヤイル=カナンの参謀にして剣客。
アロンとユダ=2章に登場。カナンの部隊長だが、カガチによって殺される。
[オロチ国]
カガチ=大陸を追われ、ワの国に逃れた男。クロガネ(鉄)の力によって、ワの島国を制圧しようとしている。スサノヲの剣を得ることで、鬼神へと変貌を遂げている。
ミカソ=タジマにあるオロチ本国の参謀格。
イオリ=カガチに命じられ、キビ国へ太守として赴く。山城を造営している。
[キビ国]
アナト=キビのアゾの国の巫女。キビ全体の筆頭巫女でもある。
ヨサミ=キビのカヤ国の巫女だった。カナンによって国を滅ぼされ、憎しみのためにカガチに自らの身を売り渡す。アナトとは幼馴染。
シキ=キビのイソカミの国の巫女。アナトに匹敵する強い霊能力の持ち主。
イズミ=キビのワケの国の巫女。五人の巫女グループの最年少。やや反抗的。
ナツソ=キビのコジマ国の巫女。キビ国の沖合を守るコジマに海(アマ)族の水軍を持つ。
タケヒ=キビ国全体の首長。
[その他]
アカル=タジマの国の海(アマ)族の巫女。カガチの支配を受けている。
イスズ=ヤマトの三輪山の巫女。カガチの支配を受けている。
ナオヒ=ツクシ(九州)のアソ山の老巫女。
ニギヒ=ツクシのイト国の皇子。ナオヒと共にトリカミの里へやってくる。
ウズメ=ワの巫女の精霊的存在。
サルタヒコ=導きの神。スサノヲの動向を見守っている。
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