倉持岳志② 南極大陸 2011年10月16日 ~ | 木村拓哉芝居研究所

木村拓哉芝居研究所

木村拓哉ではない人々の存在自体を、偏見・受け売り・見ていないのに「何をやっても」と知ったかぶり・違いも解らない低知能・嫌いだから叩きたいだけ・四流ネガキャン記事の執拗な印象操作・洗脳・先入観による理不尽極まりない迫害から守るため、命を懸けて分析します

南極大陸①


理不尽に首を絞められてもやり返さず許し、逆に命を助ける。犬達の為に死のうとする東大助教授。

また、犬飼が面接で『犬の訓練経験があります』と嘘を付いたことも早い段階で見抜き、怒るかと思ったら「ばれないようにしような」と優しく微笑む、心が広すぎる大人な男。

例えばハルだったら、ホッケーチームの面接で『経験あります』などと嘘をつく若者には、容赦なくブチ切れるだろう。

2013/07/12ワッツはコチラ

プライドのクランクアップで泣いたという話から
「いやぁ、まぁ、いろんな作品にねぇ、携わらせてもらうだけで幸せなんですけど、やっぱり、その作品を作って行く中で何かいろんなものが生まれたり、それが固まったりする事もいっぱいあるので、うん。やっぱり、南極大陸の時もそうでしたね。まぁ、震災があのぉ、撮影中に起こったっていうのもひとつの要因だったとは思うんだけど、うーん、もうホントに、まぁ、場所は実際ホントの南極ではないんですけど、気分的に、うーん、あのぉ、連絡もつかなくなり、北のそのねぇ、限られたスペースに僕らはずっとあのメンツだけでいたから、何かいろんな事をお互いに、だから、お互いの出演者の家族の事を全員で気にかけたりとかっていう所まで行ったので、うーん。思いはやっぱり、大きかったですよね。作品を作ってく上では」



喧嘩っ早い男を制止し、喧嘩を仲裁。(★★★例えばプライドのハルは逆に引き留められる)

かなり渋くて大人の包容力が溢れすぎており、
木村拓哉より遥かに年上に見える。木村拓哉より10才以上色んな意味で老けていると感じる。


生きている時代や世代の差を感じ、倉持さんと二人きりになったとしても、何を話せば良いか、話題が合わなそう。

倉持さんは口が裂けても拓哉のようにあんな下ネタ言わないし、真面目すぎる。
声からして全然違う!!!倉持さんと木村さんの声なんて一瞬で聞き分けられる。


オチャメでやんちゃで自由人な雰囲気で、爆笑顔がめっちゃ可愛くて若々しい、スマスマやワッツなどの木村拓哉と、倉持岳志は、別人すぎて一方しか知らなかったら普通に気付かず素通りするレベル…。
こんなに変わる人間っているのかというくらい、信じられない。それが超絶自然だからこそ。

★★★もし私が木村拓哉を全く知らず、他の作品も一つも見たことがなく、「南極大陸」だけを初めて見たとしたら、自然すぎて、これがこの俳優の素なんだろう、演技していないんだろうと、確実に思わされてしまうだろう、騙されてしまうだろう。

そういう芝居なのに、素と全然違うからこそ、わざとらしい芝居の俳優達とは別次元で、信じられない。別次元で、全くの別人。

倉持さんはリアルに生きている。

これは他の人々(木村さんが生きた)にも全く同じことが言える。


もし私がある一つの作品だけを初めて見て、ワッツやスマスマやその他の番組での木村拓哉を全く知らず、他の作品も一つも見たことがなかったとしたら、あまりに自然すぎ、これがこの俳優の素なんだろう、演技していないんだろうと、確実に思わされてしまうだろう、騙されてしまうだろう。

それを役者・木村拓哉は長年追求し続けているのだ。その上で、演じ分けているのだ。




裏は野球の日本シリーズとかぶった。

南極大陸は全話平均18%。
初回は22.2%、倉持が一人だけで映り続け涙を流し続ける最終回は22%。
もっと低い多くのドラマは叩かず、平均18%の木村拓哉ドラマだけは低視聴率だと叩く腐ったマスゴミとそれに乗せられる一般人たち。



倉持さんが遭難して凍死寸前になりかけて倒れる時の、目の動きや、凍えて呂律が回らなくなる話し方(初めて聞く衝撃の声・話し方!)や、多くの涙、台本やカメラを感じさせない芝居など、さすが演技派俳優だなと改めて思った。

7話などで驚く目の表情も、上瞼や下瞼や眉はほぼ動かさず、瞳孔の大きさや眼球の水分量や、黒眼の一瞬の推移を変えることによって、大人で知的な倉持さん特有の驚き方になっていた。

見開かなくても深刻な衝撃をリアルに自然に伝えられるのは、倉持さんが心の底から本気でリアルに驚いているからだと思う。

あの場面にもし金田一や九十九がいたら、倉持さんより遙かに大きく見開くことは100%間違いない。






倉持さんは知的で冷静で喧嘩っ早い男を引き留め仲裁し、渋く心が広すぎ、絶対下ネタを言わない真面目な人。

例えばエンジンの次郎は、子どもが出したなぞなぞにも答えられず馬鹿っぽく、熱くなりやすく子どもっぽく、心は広くなく、ふざけて下ネタをバンバン言う人。


木村さんは、空から降る一億の星のような濡れ場多数の超絶セクシーでミステリアスなPTSD殺人犯・殺人誘導者も、
ギフトのような濡れ場多数の超絶セクシー記憶喪失二重人格精神異常者も、
プライドのようなキザで喧嘩っ早いワイルドな役も出来る。

真逆のへりくだりすぎな弱々しくドジでダサい総理も、華麗のような知的で生真面目で物静かな自殺者も、
キリストのようなシタオも、パパラッチの狂った無差別大量殺人犯も……。


●渋すぎ低音吐息ハスキー口調・表情、涙もろすぎ。ゆっくり気味。低く、嗄れ気味。理不尽に首を絞められてもやり返さず許し、逆に命を助ける。犬達の為に死のうとする東大助教授。
ワッツやスマスマと声の違いは歴然。


1話の国際会議で一言英語を話す。

米仏合作映画(フランス映画)『I COME WITH THE RAIN』の人間ではないシタオ、四話のロイド、

脇役で出演した、ゴローズバードラマスペシャル『世界に一つだけの花サカス!?』でも、英語を話している。

●驚く時、あまり目の大きさを露骨に変えず、落ち着いている。(目が大きくなっていないのに、心の底からの驚きが隠し撮りのように伝わる)
基本、あまり驚かず、動じない。たまに渋く笑う。とても涙もろく、暗め。

●落ち着いている。コミカル要素なし。

●家庭環境、家族に対する思い、生い立ち

4話。故人である父の南極のボツンヌーテンに登りたいという夢を回想し、物凄い目力の険しい表情になる。親子二代で南極に来た「きっと親父が連れてきてくれたんだと思います」
「親父の夢だったんです。でも今は、僕の使命だと思ってますけど」
仕事に対する思い、職歴、収入(誰に借金するか)
地質学専門の東大助教授。

●恋愛観・結婚観(グイグイ度合い)、付き合った人数、モテ度合い、どういう点でチャライか、抱くか、キスの仕方★

キスシーンや濡れ場はない。ラブシーンもないに等しい。

13年前に妻が戦争の犠牲になり、妻の妹と、兄として付き合ってきたが、見合いをしないで待っていてほしいと、遂に打ち明ける。チャラさの欠片もない。

●既往歴:

既往歴ではないが、1話の最初、崖を登っていて激しく落下し、危機一髪助かる。

1話で犬に手を噛まれる、噛ませる。

5・6話、遭難4日。

9話で工事現場で荷物を運び肩から流血。

首を絞められる。

●過去の傷、トラウマ、ネガティブな感情の具体例。

妻に先立たれた。

父にも先立たれた。

登山で仲間を喪った(自分の判断ミスのせいだと責め続ける)。

13年前、仲間の一人を失うという、当時山岳隊のリーダーだった倉持の経歴が問題視され、南極観測隊に選ばれなかった。
内海『氷室、あれは倉持のせいじゃないってお前わかってんだろ。だったら俺も一緒だったんだ。俺も観測隊から外せ!!』(1話)


犬の首輪をきつく締め直した自分を責める。

●イジラレでは全くないが、いじりでもない。

●仲間に対する思い。交友関係は、広く深く。誰とでも仲良くやれる。

●自殺願望、殺人願望、復讐心、自責の念の有無

自殺願望、とてつもない自責の念(リキなどを連れてきたこと、置き去りにしたこと。首輪をきつく締めたことなどをずっと後悔。)登山で仲間を喪った(自分の判断ミスのせいだと責め続ける)。犬の首輪をきつく締め直した自分を責める。
犬を安楽死させるため、死のうとする。

●世の中に対する思い、時代背景

日本のことを考え涙ぐむほどの愛国心。戦後。

6話「僕らが、歯を食い縛って生き抜いたこの一年間は、第二次、第三次越冬隊に引き継がれて、必ず、日本の国際社会復帰の足がかりに、今の日本の…(泣きそうになるのを堪え話す)力になってくれると…信じています(涙目だが力強い視線で、歯を食い縛り頬が張る)」

●オーラの色
ひたすら暖色系で、柔らかく渋いが、威厳ある重厚なオーラ。地味で、渋いオーラ。茶色?

●知的か、馬鹿っぽいか、馬鹿なふりして知的か
かなり知的。東大助教授。馬鹿っぽさは皆無。

●特に感動する回、部分、どこがどう感動するか

・遭難した時の、呂律の回っていない声。

・数多くの、悲劇的な涙。
その他。

●単純ではなく複雑。基本冷静で落ち着いている。暗めだが、たまにジョーク(コミカルではないが)も言って疲れた隊員達を和ませ、励ます根っからのリーダー気質。

●子どもっぽい要素皆無、一番大人びていて、一番渋い。可愛くはなく面白くもない。

●ひねくれ要素0、不真面目・不良要素0,譲り合いの精神で、心がとても広い。負けず嫌いではない。

●犯罪歴:なし

●危険な香り0。セクシー系でもない。

1話で風呂に入っている倉持さんの上半身裸。風呂に入る表情まで渋すぎる。

●木村拓哉はあんな渋くない。私が好きな木村拓哉は、もっともっと爆笑顔や言うことが可愛すぎて面白すぎて、声がもっと高くて、若々しくて、全くの別人。

●タイプか。ホストだったらどうか。彼氏、夫、愛人、兄、弟、息子、父、友達・クラスメイト、先輩、担任、従兄弟、ペット、ホスト、占い師、教祖

昔の人なのであまり話が合わなそうだし、何話していいか分からないし、真面目すぎてそこまでタイプではない。

ホストにいたら、場違いすぎて皆に爆笑されそう。「あれ、なんか迷い込んじゃいましたか?」とか言われそう。まず、絶対に倉持はホストなんかやろうと思わないし、やれないし、採用されない。

父、兄、飼い主、担任にいてほしい。

(ラブシーンと呼べる程の場面はなかったため、以下は想像でしかないが)

でも意外に、暗くて真面目で律儀で、知的でシリアスで渋い大人で、優しく包容力が溢れすぎている倉持とのセックスは、燃えそう。

涙もろすぎるし、死んだ犬の家族に責められるし、自分を責めていて可哀想だから、慰めてあげたい。

コミカル要素がない人の方が燃えるし、

涼や直季などと違い、完全な紳士・いい人だからこその、切ないセックスに溺れそう。

倉持さんは、次郎や木村拓哉、ラブジェネ哲平などと違い、下ネタも言わず、奥手だから、セックスの時は、真面目で真剣なエロさ・意外なエロさ・普段とのギャップが最高だと思う。












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