というニュースがありました。
今に始まったことではなく、もう何年も前から言われていますね。
原因は、
・ネットやゲームの影響
・塾など習い事の増加
などが言われています。
現場の感覚を述べますと、運動する子どもたちが減っているのは確かだと思います。
昔の感覚ですと、放課後の校庭には、子どもが遊びに来てサッカーや鬼ごっこをしたりして、賑わっている様子を思い浮かべる人もいるかと思います。
しかし、今は放課後の校庭には子どもはほとんどいません。
地域によっても異なりますが、習い事の増加は、かなり大きいと思います。
塾、公文、水泳、サッカー、野球、英語、ピアノ、バイオリン、絵画、そろばん・・・
1人1つ以上は習っています。(;^_^A
もちろん「子どもにいい教育を!」というパターンが多いのですが、最近は共働きの家庭が増えているので、学童などに預けるのではなく、
「習い事をさせておけば、その間面倒を見てくれるから、」
という理由で習わせているご家庭が多く見られます。
よって、スポーツの習い事の子以外は、放課後運動をすること自体がほとんどない、という環境が増えています。
運動が好きな子は、昔と変わらず走り回っているので環境による問題はないと思います。
しかし、特に運動が好きでも嫌いでもない。という子に対して、自然に運動をする環境が減ってきているので、全体の体力低下の原因になっているという印象です。
「今日学校でサッカーしようぜ!」「習い事あるからごめんね〜」
仲のいい友達でも、遊ぶのは週に1〜2回というのもよく見ます。
先生たちも、
・中休みは外で遊ぶようルールを作る
・体育の授業では、楽しくたくさん運動ができるよう工夫する
などを心がけています。
しかし、放課後の子どもたちまで、学校は手を出せないので、正直体力低下にストップをかけるのは難しいです(;^_^A
またネットやゲームも発達しているので、外で遊ぶという機会も減っています。
ちなみに、「テレビは1時間まで」というルールのご家庭をよく見ましたが、最近では「Youtubeは1時間まで」が増えています(笑)
運動不足といっても、事例を考えると一概に悪いことばかりではないですが、やはり学校、保護者、地域の人が一体となって、楽しく運動をして健康な生活ができるようにしていきたいと思います!
以上です!
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