『GANTZ』

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監督　佐藤信介
脚本　渡辺雄介
音楽　川井憲次

出演　二宮和也、松山ケンイチ、夏菜、田口トモロヲ、本郷奏多、千阪健介、
吉高由里子、山田孝之

（あらすじ）

就職活動中の大学生・計（二宮）は
久々に見かけた小学校の同級生・加藤（松山）と一緒に
ホームから転落した人を救おうとして死んだ－

はずだったが、気がつくと何人かの人たちと一緒に黒い球＝ガンツのある部屋にいた。
そこにいた人々に共通しているのは、死んだはずだった、ということ。

黒い球から戦いの指示が出され、
ボディスーツや武器が渡され、ワープする人々。

倒す相手は「ネギ星人」。
ワープしたひとりで高校生の西（本郷）から
倒した人間が１０００万円を貰えるゲームなんだ、と教えられ、
何人かで子供のネギ星人を倒すが、大人のネギ星人に惨殺される。
加藤を救おうとして計も襲われるが、西に救われる。

生き残った人間は元の一室にワープ、
ガンツから戦いで得た点数や評価、死人が発表される。
１００点貯めれば「記憶を消されて解放される」か、
「好きな人を生き返らせる」かを選べるようになるらしい。

気づくと自分の部屋にいた計は、
加藤を訪ねてみるが、引っ越していた。
ネギ星人を倒した多摩地区に行ってみると、
部屋にいた恵（夏菜）も来ており、部屋に泊めることになる計。
同棲中の恋人と別れ話が出た彼女は、
シャワーを浴びながらリストカットをして、ワープしたらしい。
現在、加藤に思いを寄せているようだ。

ふたたびガンツに集められる計や加藤や恵たち。
戦いで死人が出ると新メンバーが補充される。

今度の相手は品川の「田中星人」。
この戦いで西は命を落とした。

計は就職がままならない中、多恵（吉高）から自作の漫画を見せられ、
幼い頃、加藤を守ったように、戦いに目覚めるようになった。

加藤は少年院に入っていた過去があった。
弟・歩（千阪）を虐待する父を殺したのだ。
今は小学生の歩と２人で暮らす加藤。

そして上野の「おこりんぼう星人」との戦い。

加藤と恵は命を落としてしまった。

計は生き残った鈴木（田口）らと１００点を取るまで戦うことを誓い、
歩を訪ねる。

－　一連の事件を追う重田（山田）が、加藤を見かける・・・

（つづく）

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（感想）

原作はヤングジャンプ掲載中の奥浩哉の漫画。

漫画の実写化、ということや、
星人たちのネーミングや風体のバカバカしさから
「２０世紀少年」を思い出す。

次作で奥の深さがわかったりするのかな？

ネギ星人が激グロ、
田中星人は♪ビューティフル・サンデーの田中星児がモデル（爆）、
おこりんぼう星人との戦いで登場する
千手観音は最強。
へなちょこな名前とは裏腹に、どいつも手ごわく、残虐。

結構、スプラッターだった。

自分は二宮のことをこれまですべて否定的に観ていたんだけど、
これは彼の美形ぶりがよくわかるショットが多かった。
マツケンは、いいヤツっぽい感じが良く出ていた。

普通の人の役で、且つ死ななかった田口の扱いが新鮮（笑）

話題になっていた夏菜のヌードだけど、
８０年代、現在大御所となっている女優たちが若手だった頃の
ヌード・ブームを知っている自分には
「・・・え？(￣_￣ i)」って感じだった。
かわいいけどね。

吉高はかわいらしい儲け役だった。
山田ともども、活躍は続編に期待される程度の登場。

完結作を観るまで何とも言えないけど、
続きが観たい、と思ったのでこれはこれで成功だと思う。

★★★関連作品レビューへのリンク★★★

佐藤信介

ホッタラケの島　遥と魔法の鏡
二宮和也　

大奥
松山ケンイチ　

ノルウェイの森

誰かが私にキスをした

カムイ外伝

カイジ　人生逆転ゲーム
夏菜　

君に届け
田口トモロヲ　

瞬　またたき
吉高由里子　

重力ピエロ
山田孝之　

十三人の刺客

シーサイドモーテル

大洗にも星はふるなり