カムイ外伝 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

カムイ外伝

$Uzo☆mUzo 

監督・脚本 崔洋一
脚本 宮藤官九郎
音楽 岩代太郎
主題歌 ALIVE/倖田来未

出演 松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花、イーキン・チェン、金井勇太、
PANTA、土屋アンナ、坂口征夫、芦名星、佐藤浩市、小林薫 / ナレーション・山崎努

(あらすじ-ほぼネタバレ)

17世紀、
カムイ(松山)は自由を求めて抜け忍になった。
抜け忍になると、追い忍から一生追いまわされることになる。

水谷(佐藤)の愛馬の脚を切り取った半兵衛(小林)と出会ったカムイ。
救ってやったのに、嵐の中、船から落とされたカムイだったが、
漂着したのは半兵衛の住む島だった。

半兵衛の妻は、かつてカムイが大頭(イーキン)らと共に追い詰めた
抜け忍のスガル(小雪)だった。
お鹿として、半兵衛とサヤカ(大後)ら3人の子供たちを暮らすスガルは
カムイの出現に戦々恐々だ。

サヤカはカムイに思いを寄せるが、
もともと半兵衛に許婚として認められていた吉人(金井)は面白くない。

半兵衛はお鹿の過去を承知しており、
カムイのことを船から落としたのも 彼女の身を案じたからだった。
そして、カムイにサヤカと結婚し、漁師になってこの島で暮らせ、と言う。

許婚の話を反古にされた吉人は、
半兵衛が指名手配されていることを知り、密告。
彼は連れ去られてしまった。

カムイとサヤカは 処刑寸前の半兵衛を救い出した。

島へ戻るさなか、鮫に襲われた一行は、
不動(伊藤)ら渡り衆に助けられた。
島民は 彼らに鮫退治を依頼する。


カムイは彼らも抜け忍であることを聞かされる。

船上にいたカムイや不動は、村の様子がおかしいことに気づく。

村人たちは水瓶に毒を盛られ、皆殺しにされていた。
犯人は・・・


不動だった。
彼は追い忍だったのだ。
水谷に仕える絵師(PANTA)に変装していた大頭の姿もあった。


カムイは不動の両腕を切り落とし、じわじわと死ぬようにした。
村人たちの苦しみを味わわせるために。


カムイが望む生活を送れるようになる日は来るのだろうか・・・。

(感想)

この映画によると、忍、というのは
位的に非人なんだとか。
専門的で、技術的で、
格好良いイメージがあったので、意外だった。

いつも疑心暗鬼でいるような生活に嫌気が差した人間が
「抜け忍」になって一族を抜け、
それを「追い忍」が一生追いかけ回して消そうとする、という悲しい掟がある。

マツケンも小雪も、忍者というには静のイメージが強く、
また、華奢な感じで、似合っていなかったけど、精一杯頑張っていた。
伊藤は、主人公役から、主人公を見守る兄貴分的な役にポジション・チェンジ。
世代交代。

映画SAYURI
映画北の零年 で かわいらしく、いじらしい魅力を発揮していた大後は 
停滞期かな、と思う。

ちょっと出て来た土屋アンナは、本当に品がないなぁ、と思った。

これは崔監督とクドカンの共同脚本なんだけど、
クレジットを見るまで気づかないくらい、クドカンらしさがなかった。
なぜ彼を起用したんだろう?

崔監督は
実力派の小林薫や佐藤浩市、
悪役を好演した伊藤英明などをもっと印象的に映せたと思う。
実に使い方が勿体無い。

映画血と骨 に続き、
岩代太郎の流麗な音楽を載せて
何となく大作・名画ぶっているんだけど、
暴力描写ばかりを前面に押して、
俳優の魅力を活かすのが下手な監督、っていう印象は変わらなかった。

山崎努のナレーションが 重厚さを出していたのが良かった。

オフィシャル・サイト
http://www.kamuigaiden.jp/




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