わたしを離さないで

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監督 マーク・ロマネク
脚本 アレックス・ガーランド
音楽 レイチェル・ポートマン
出演 キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、
シャーロット・ランブリング、サリー・ホーキンス
(あらすじ)
寄宿学校へールシャムで育ったキャシー(キャリー)が
同じ学校で育ったトミー(アンドリュー)が手術台に乗っているのを見つめている。
彼女は幼い日の事を思い出す-
へールシャムの生徒だった幼い日のキャシー、トミー、ルース(キーラ)。
癇癪持ちのトミーにキャシーは優しい。
2人はお互いに思いを寄せ合っていたはずなのだが、
ある時からトミーとルースが付き合い始めてしまった。
3人はへールシャムの生徒は臓器提供のために育てられている事(=クローン)を
ルーシー先生(サリー)から聞かされる。
18歳になり、へールシャムを卒業した3人はコテージで共同生活を送る事になる。
学校以外の社会を知らない3人は
ルースに似た人を見かけたと言う同居人の言葉に車を走らせる。
ルースは自分が生まれた境遇を憂い、トミーとも別れてしまった。
へールシャムの生徒には
愛し合う2人なら臓器の提供を延期することが出来る、という噂があった。
キャシーはクローンたちの介護士となり、コテージを出た。
10年後の現在、もうヘールシャムはない。
ルースがすでに2つの臓器を提供したことを知ったキャシーは
彼女を訪ね、「旅行がしたい」という願いを叶えようと
トミーを誘って、へールシャムを訪れた。
トミーもすでに2つの臓器を提供していた。
そこでルースはトミーと愛し合っていなかったこと、
嫉妬からの行動だった事をキャシーに詫び、
愛し合う2人なのだから、
臓器提供を管理するマダムに延命を申し込むように勧める。
ルースは亡くなった。
マダムを訪ねたキャシーとトミーだったが、
そもそも延期などないことをエミリ先生(シャーロット)から聞かされる。
絶望して叫ぶトミーを抱きしめるキャシー。
-そしてトミーも亡くなった。
キャシーの臓器提供は1年後だ。
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(感想)
原作はイギリスの最高文学賞・ブッカー賞受賞者である
カズオ・イシグロの作品。
特殊な青春映画って感じもあり、とても切ない映画。
レイチェルの音楽がこの世界観を強く印象づける。
自分たちの宿命を疑問も抱かずに受け入れる3人なのだが、
その中にも少なからず感情があり、
その事を思うと、とてもかわいそう。
クローンに感情があることに驚く人間たち、
勝手に思えるけど、やっぱり人間からしてみたら
彼らは人間ではないわけで・・・
クローンを作ることに対しての警鐘を静かに鳴らしている。
主演3人皆好演なのだが、
トミーを演じるアンドリューが特に印象に残った。
自我があるようなないような感じ、
感情をコントロール出来ない感じ、
感情があることにとまどう感じ・・・こういう男の子っているよな、って思った。
手術台でキャシーに向ける彼のきれいな瞳の笑顔がとても悲しい。
シャーロットも役に合っていた。
おすすめ。
★★★関連作品レビューへのリンク★★★
キャリー・マリガン


アンドリュー・ガーフィールド


オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/watahana/
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