『ネスト』

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監督　ルイス・ベルデホ
脚本　ジョン・トラヴィス
音楽　ハビエル・ナバレテ

出演　ケビン・コスナー、イバナ・バケロ、ガトリン・グリフィス、サマンサ・シマス、
ジェームズ・ギャモン、ノア・テイラー、サンドラ・エリス・ラファーティ、
エリク・パラディーノ、マーガレット・アン・フローレンス

（あらすじ）

恋人が出来た妻と離婚し、娘・ルイーサ（イバナ）と息子・サム（ガトリン）と共に
新天地に越して来た小説家のジョン（ケビン）。
ルイーサは反抗的だ。

家の近くに塚を見つけ、そこを気に入ったルイーサの様子がおかしくなってくる。

夜な夜な聴こえる不気味な呻き声・・・何かを囁き続けるルイーサ。
家に残る泥の足跡・・・ルイーサは夜中に家を抜け出して塚に行っているようだ。
その手にはわら人形が・・・しかし、彼女は記憶にないらしい。

家の中に銃が残されているのを発見し、ジョンはこの家の経緯を不動産屋に問いただし、
売却したロジャー（ジェームズ）を訪ねる。
彼の孫娘は謎の死を遂げていた。
あの家に住んで以来、別人のようになってしまった彼女を殺したのは
彼だった。
「あんたも親なら責任を取るのが務めだ」と言われる。

ジョンが留守にしている間に頼んでおいた
ベビー・シッターのアムワース（サンドラ）が行方不明になり、
彼は不気味な塚を壊す事にする。
愛猫もここで殺されていたのだ。

そこへ、その塚のことを知らせていたホワイト教授（ノア）が訪ねて来て、
この塚が「マインド・ウォーカー」という呪われた種族の巣窟だとわかる。
掘り起こすと死体が出て来た。

その事で警察に呼ばれていたジョンだったが、
送迎中に警官・エド（エリク）が何者かに引きずられて消えてしまった。

自宅に着くと、様子を心配して来ていたサムの担任のパーカー（サマンサ）も
襲われていた。

ルイーサがさらわれ、
マインド・ウォーカーが
彼女を新たなる女王にしようと狙っていることに気づいたジョンは
地中に住む彼らを命を賭けて始末することに決めた。

炎に包まれる塚、ジョン、既に憑依されているルイーサ・・・

父の帰りを待つサムに、マインド・ウォーカーの呻き声が近づく。

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（感想）

ケビン・コスナー、デビュー３０周年記念作品、だって。

ケビンと言えば

ダンス・ウィズ・ウルブス、

ボディガード、

ＪＦＫ、

フィールド・オブ・ドリームス、

アンタッチャブル　などで
２０年位前は大変なビッグ・ネームだったのだが、
ここ１０年以上はパッとせず、
３０周年記念作品と謳っているこれも、淋しい限り。
どうせなら　
ホイットニーとボディガード２でもやれば良かったのに（笑）

元々
「何でこんなに性格の悪さが顔に出ている人がチヤホヤされるのだろう？」と
彼の人気を疑問に思っていた自分には
善人ぶりをアピールしていた彼のその後の不倫スキャンダル→人気凋落は
当然のことのように思えた。

この映画には

パンズ・ラビリンスで
余りに可哀想なヒロインを演じていたイバナが出ていて、
自分の目当ては彼女だったのだが、
今の彼女を見ると、
子役が魅力的に成長するのって難しいのが良くわかる。
今回は生意気ながら、やはり不幸な役だった。

括りとしてはＢ級ホラーで、
その中でもかなりつまらない部類に入る作品だった。
別段目新しさも感じなかった。

興味のある人だけどうぞ。

オフィシャル・サイト
http://www.facebook.com/nestmoviejp

ネスト [DVD]/ケビン・コスナー,イバナ・バケロ,サマンサ・マシス

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主に映画レビュー。自分のために書いてます。

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