パーマネント野ばら
24 Twenty Four ファイナル・シーズン 全話レビュー (←リンク)
★★★劇場公開中作品のレビュー★★★
アンストッパブル (←リンク)
きみがくれた未来 (←リンク)
シュレック フォーエバー (←リンク)
キック・アス (←リンク)
デイブレイカー (←リンク)
アメリア 永遠の翼 (←リンク)
GAMER ゲーマー (←リンク)
エクリプス トワイライト・サーガ (←リンク)
怪盗グルーの月泥棒 (←リンク)
ナイト&デイ (←リンク)
エクスペンダブルズ (←リンク)
KING GAME キングゲーム (←リンク)
借りぐらしのアリエッティ (←リンク)
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監督 中村大八
脚本 奥寺佐渡子
音楽 福原まり
主題歌 train/さかいゆう
出演 菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介、奥山紬、本田博太郎、
山本浩司、加藤虎ノ介
(あらすじ)
離婚して娘・もも(奥山)を連れ、故郷・高知の母・まさ子(夏木)のもとへ
帰ったなおこ(菅野)。
まさ子はこの海辺の小さな町で「パーマネント野ばら」を経営しており、
そこは町の女たちの社交場になっており、
会話の内容は男を巡る本音話。
まさ子の現在の夫(宇崎)は新しい女と同棲中で、
彼女は離婚を迫られている。
なおこの同級生・みっちゃん(小池)はフィリピン・パブを経営中、
ヒモ状態の夫(加藤)は店の従業員を口説いている。
同じく同級生のともちゃん(池脇)は男運が悪く、
夫(山本)はギャンブル狂いになって行方不明。
なおこは教師のカシマ(江口)と付き合っているが、2人の恋は誰にも秘密だ。
みっちゃんは夫と愛人をひき殺そうとして離婚した。
店で離婚記念パーティーをしていると突然停電になった。
犯人は父親(本田)。
彼は昔から金欠になると電信柱を切断して電線を売り、家族を養っていた。
みっちゃんは今は痴呆状態にある父が
幸せだった時期を思い出して行動しているのだと思う、となおこに語った。
まさ子となおこが山奥に住むホームレスの老カップルの整髪に行った帰り、
ともちゃんの夫を発見した。
彼はスロットのコインをともちゃんに渡すように言うと、また山奥に消えた。
まさ子が慰安旅行に、ももが前夫に会いに行った日、
なおこはカシマと温泉へ行く。
目覚めた時、彼の姿はなかった。
ともちゃんの夫が餓死状態で発見された。
彼女は愛犬のポンタはじめ、これまでも山に色々なものを埋葬していた。
夫の遺したコインを埋めた日、なおこは自分がカシマと交際していることを
ともちゃんに初めて打ち明けた。
だが、ともちゃんは以前にもその話を何回も彼女から聞いたと言う。
カシマはなおこが高校時代に付き合っていた教師だった。
とうの昔に亡くなった人だった。
彼女も幸せだった時期を思い出して行動していたのである。
母も、友達たちも、その他の女たちも、
そんな彼女を見守っていたのだ。
海辺でカシマとデートする母を、ももが迎えに行った。
(感想)
西原理恵子原作。
いい映画だった。
エピソードの重ね方が上手い。
パーマネントに来るパンチパーマのおばさんたちの、
凄まじく果て無き男漁りみたいな下世話な会話は、
男からすると恐怖すら感じてしまったが(笑)、
実は妄想に生きているなおこを傷つけることなく見守っていた
町の女たちの姿勢を観ていて、
本当の優しさってこういうことを言うんだろうなぁ、と思った。
感動した。
カシマとのデートで夜遅く帰って来たなおこが
夜泣ききするももをあやしていたまさ子に怒られるシーンにも
後から考えると二重の意味が感じられて、奥が深い。
ホームレスの老カップルに対する態度も優しいし、
再婚をする際のエピソードも
男第一に見えて、実は母性を優先させていて、
このお母さんはなかなか魅力的な人である。
店に人が集まってくるのも当然といえる。
夏木マリに相応しい役だった。
小池栄子が好演だった。
池脇も役にハマっていた。
おばちゃん体型も役にあっていた。
しかし菅野美穂がお母さん役とは・・・
時間の流れを感じた。
女性は好きになるに違いない作品。
この映画を好きになれるような女性のことを応援したいと思った。
★★★関連作品レビューへのリンク★★★
中村大八監督 クヒオ大佐
池脇千鶴 スイートリトルライズ
山本浩司 蟹工船 KING GAME 誘拐ラプソディー
加藤虎ノ介 ニセ札
本田博太郎 ゼロの焦点 TAJOMARU
オフィシャル・サイト
http://www.nobara.jp/
パーマネント野ばら [DVD]/菅野美穂
¥3,990
Amazon.co.jp
サントラ
パーマネント野ばら/福原まり
¥1,800
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主題歌収録アルバム
Yes!!/さかいゆう
¥3,059
Amazon.co.jp
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脚本 奥寺佐渡子
音楽 福原まり
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出演 菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、江口洋介、奥山紬、本田博太郎、
山本浩司、加藤虎ノ介
(あらすじ)
離婚して娘・もも(奥山)を連れ、故郷・高知の母・まさ子(夏木)のもとへ
帰ったなおこ(菅野)。
まさ子はこの海辺の小さな町で「パーマネント野ばら」を経営しており、
そこは町の女たちの社交場になっており、
会話の内容は男を巡る本音話。
まさ子の現在の夫(宇崎)は新しい女と同棲中で、
彼女は離婚を迫られている。
なおこの同級生・みっちゃん(小池)はフィリピン・パブを経営中、
ヒモ状態の夫(加藤)は店の従業員を口説いている。
同じく同級生のともちゃん(池脇)は男運が悪く、
夫(山本)はギャンブル狂いになって行方不明。
なおこは教師のカシマ(江口)と付き合っているが、2人の恋は誰にも秘密だ。
みっちゃんは夫と愛人をひき殺そうとして離婚した。
店で離婚記念パーティーをしていると突然停電になった。
犯人は父親(本田)。
彼は昔から金欠になると電信柱を切断して電線を売り、家族を養っていた。
みっちゃんは今は痴呆状態にある父が
幸せだった時期を思い出して行動しているのだと思う、となおこに語った。
まさ子となおこが山奥に住むホームレスの老カップルの整髪に行った帰り、
ともちゃんの夫を発見した。
彼はスロットのコインをともちゃんに渡すように言うと、また山奥に消えた。
まさ子が慰安旅行に、ももが前夫に会いに行った日、
なおこはカシマと温泉へ行く。
目覚めた時、彼の姿はなかった。
ともちゃんの夫が餓死状態で発見された。
彼女は愛犬のポンタはじめ、これまでも山に色々なものを埋葬していた。
夫の遺したコインを埋めた日、なおこは自分がカシマと交際していることを
ともちゃんに初めて打ち明けた。
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カシマはなおこが高校時代に付き合っていた教師だった。
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彼女も幸せだった時期を思い出して行動していたのである。
母も、友達たちも、その他の女たちも、
そんな彼女を見守っていたのだ。
海辺でカシマとデートする母を、ももが迎えに行った。
(感想)
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いい映画だった。
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パーマネントに来るパンチパーマのおばさんたちの、
凄まじく果て無き男漁りみたいな下世話な会話は、
男からすると恐怖すら感じてしまったが(笑)、
実は妄想に生きているなおこを傷つけることなく見守っていた
町の女たちの姿勢を観ていて、
本当の優しさってこういうことを言うんだろうなぁ、と思った。
感動した。
カシマとのデートで夜遅く帰って来たなおこが
夜泣ききするももをあやしていたまさ子に怒られるシーンにも
後から考えると二重の意味が感じられて、奥が深い。
ホームレスの老カップルに対する態度も優しいし、
再婚をする際のエピソードも
男第一に見えて、実は母性を優先させていて、
このお母さんはなかなか魅力的な人である。
店に人が集まってくるのも当然といえる。
夏木マリに相応しい役だった。
小池栄子が好演だった。
池脇も役にハマっていた。
おばちゃん体型も役にあっていた。
しかし菅野美穂がお母さん役とは・・・
時間の流れを感じた。
女性は好きになるに違いない作品。
この映画を好きになれるような女性のことを応援したいと思った。
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中村大八監督 クヒオ大佐
池脇千鶴 スイートリトルライズ
山本浩司 蟹工船 KING GAME 誘拐ラプソディー
加藤虎ノ介 ニセ札
本田博太郎 ゼロの焦点 TAJOMARU
オフィシャル・サイト
http://www.nobara.jp/
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主題歌収録アルバム
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