『GAMER ゲーマー』

監督・脚本　ネヴェルダイン、テイラー
音楽　ロバート・ウィリアムソン、ジェフ・ザネリ

出演　ジェラルド・バトラー、マイケル・Ｃ・ホール、アンバー・ヴァレッタ、
ローガン・ラーマン、アリソン・ローマン、テリー・クルーズ、ジョン・レグイザモ、
ゾーイ・ベル、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、キーラ・セジウィック

（あらすじ）

２０３４年、
生身の人間をキャラクターにして行われるオンライン戦闘ゲーム「スレイヤーズ」が大ヒット。
ナノ細胞を脳の運動皮質に移植されたキャラクターは死刑囚で、
プレイヤーの意のままに戦い、実際に血を流すことになる。
３０回勝ち続ければ釈放されることになっており、
ジーナ（キーラ）の番組に出演したゲームの創設者・キャッスル（マイケル）は
刑務所にも受刑者にも恩恵があるし、政府公認だし、
戦闘区域も制限されている、としたり顔。
そこへ「ヒューマンズ」と名乗る対抗組織のブラザー（リュダクリス）がハッキングして来て
キャッスルを批判する。

スレイヤー最強の戦士はケーブル（ジェラルド）。
彼は殺人罪で終身刑になっていた。
操るのは１７歳のサイモン（ローガン）だ。
あと３回で３０回目の勝利になるのだが、
３０回は勝てないようになっており、キャッスル陣営は
ハックマン（テリー）という最強の戦士を送り込んでくる。

ケーブルには妻子がおり、
妻・アンジー（アンバー）はキャッスルが創造した
生身の人間を使うヴァーチャル空間「ソサエティ」で
キャラクターとして働いている。
ケーブルは家族の事を知る謎の女性と接触する。

勝利を目指して装置の改良をしたサイモンは
直接ケーブルに語りかけるようになる。
ケーブルは「勝利したければ自分を解放しろ」と彼に告げ、
辛くもハックマンを倒した。

そして３０回目の戦闘で、彼は戦闘区域外に出ることに成功するが、
ゲーム画面には彼の戦死が伝えられる。

ケーブルは謎の女性だったトレース（アリソン）や、
ブラザー、ジーナらの協力のもと、
アンジーと再会する。
愛娘はキャッスルの養女になっていた。

彼は、すべてを仕組んだキャッスルに戦いを挑みに行く。

（感想）

ヴァーチャル・リアリティって将来どこまで行くんだろう・・・
今の感覚では
生身の人間を使うゲームなんて人権の問題から言って
表向きは有り得ないけど、
世の中の常識って変わるからね・・・
まして活路の見えない不況は続いているし・・・とか
考えてしまった。

映画としては
細部がお粗末で、こういう作品はそういうところに拘らないと突っ込まれまくる。
新感覚の映像を狙ったのだと思うけど、
それほどのインパクトもなかった。

キャッスルの唐突なダンス・シーンなど、
演じたマイケルが大物になったらカルト・ムービーとして有名になるかも。

総括すると
成人者が感想を語るのに困るような作品だった。

結構「ああ、あの人か！」と思う顔が出ているんだけどね。
↓を参考にして。
リュダクリスは人気ラッパーでもある。

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ジェラルド・バトラー　