『アメリア 永遠の翼』

監督　ミーラー・ナーイル
脚本　ロン・バス、アンナ・ハミルトン・フェラン
音楽　ガブリエル・ヤレド

出演　ヒラリー・スワンク、リチャード・ギア、ユアン・マクレガー、
クリストファー・エクルストン、ジョー・アンダーソン、ミア・ワシコウスカ、
チェリー・ジョーンズ、アーロン・エイブラムス

（あらすじ）

飛行士になることを夢見ていたアメリア（ヒラリー）は
１９２８年、女性初の大西洋横断に成功。

一躍時の人となった彼女は、
広報を担当した出版人・ジョージ（リチャード）と恋に落ち、結婚する。

最初の横断では操縦が認められず、
飛行機に乗っているだけだったのだが、
その後は操縦士としても次々と記録を作る。
世界的名声を得た彼女は
航空学士のジーン（ユアン）と不倫関係になったりもしたが、
彼との関係を清算し、ジョージのもとへ戻る。

そして、１９３７年、
念願の世界一周飛行へフレッド（クリストファー）と共に旅立つ。

だが交信が途絶え、
消息不明になってしまうのだった・・・

（感想）

実在の人物の話。
女性のパイオニア・ストーリー。

わかりやすい脚本で、
ヒラリーもギアもさすがの名演技を披露していて
飽きさせない。
ギアには
いくつになっても「女性に都合のいい王子様」キャラが良く似合う（笑）

伝記ものとしては
わりとアッサリしている感じがするのは、
監督のナーイルと
脚本のアンナが女性なので、
女性らしいタッチになったのかな、と思う。
だが、その深みのない感じに
物足りない気持ちになる人もいるかも。

たぶん女性は興味深く観られる作品。