ステマがようやく規制か? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、ステマに関する記事です。
 

 

ステルスマーケティング、通称ステマが問題化してから、すでにかなりの年月が経過しました。

規制の必要も叫ばれ続けてきましたが・・・今頃になってようやく「検討」する段階なのですね。

本気で消費者問題を改善していく気持ちがあるのでしょうか・・・?(苦笑)

 

なお、インフルエンサーに、広告であることを隠して拡散してもらうことを取り上げていますが、実際のステマはもっと多岐に渡ります。

 

  • 企業が一般人を装ってブログを作り、自社に肯定的な記事ばかりを投稿した。
  • ファンになりすまして特定のサービスや商品を絶賛するサイトを作成した。
  • 自社の映画について、存在しない評論家の名前でレビューを作成して宣伝した。
  • 人を雇い、自社の商品を扱っている通販サイトのレビューに虚偽の友好的な口コミを書き込んだ。
  • メディアや記者に依頼して記事を書いてもらい、通常のニュース記事を装って配信した。
  • 自社の商品を使っている動画を投稿したら報酬を支払うという仕組みで、バズっているように仕組んだ。
  • 特定の商品を無料で贈り、動画や画像に映り込むようにしてもらうことで報酬を支払った。
  • 自社の商品やサービスについての口コミを1件いくらで発注し、好意的なものばかり書き込んでもらった。
  • 反対に、ライバル商品などに対して、低い評価や不満などを書き込ませた。

これでもかといろいろな方法がありますが、もちろん他にもまだまだたくさんあります(苦笑)

 

実は、教育業界でも同じようなことが日常的に行われていて、グレーな手法で有名になったサイトや専門家(?)もちらほらいますから、ぜひ注意してください。

そんな小狡いやり方で名前を売ったり利益を得たりしようとしている時点で、教育者としてはどうかという話ですが、教育業界は名前商売ですから、売れたもの勝ちのようなところがありますからね。

結果的に、人として真似るべきでないやり方をしている人を、「先生、先生」と敬って学ぼうとしている様子は、もはやコメディならぬ狂気の沙汰なのですが、現実にこれがあちこちで成立してしまっています。

 

ちなみに、いつかメッキが剥がれるだろうと思いたいのですが、いったん有名になってしまってから悪い部分だけ証拠隠滅してしまえば、後からはなかなか分からないですからね。

そもそも、見る人が見れば全身メッキが剥がれまくってボロボロなのですが・・・これはリテラシーの低い人には分からないですし、そういう人ほど最初からリテラシーが低い人を対象にしているため、余計に気づけません。

それに、活動しているうちに磨かれてくる部分というのもあって、立場が人を作るとでもいいますか、たとえひどかったものでも、「まだまし」くらいには成長してしまうものです。

また、中には信者のようになっている人も普通にいるため、傍から見ると余計に見分けがつきづらくなっているというのも厄介なところです。


いずれにしても、ネット上の情報に関してはかなり慎重に受け止めるようにしたほうが良いですから、お気をつけくださいね。

 

 

 

 

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