次の大学入試はどうなるか? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、大学入試に関する記事です。
 

 

今年度の大学入試の見通しについての話題ですね。

注目点は、大きく次の3つです。

  • 少子化の進行によって、受験競争が緩和している
  • 共通テストの難易度が安定しない
  • 私立大学の入学定員基準が緩和される

子供が大きく減る一方で、なぜか大学の入学定員は増える見込みですから、当然ながら競争は緩和します。

この状況では、子供に考えさせても「定員を増やす」という話にはならないですから、教育行政に関わる人たちは本当に勇気がありますね。(もちろん皮肉です)


また、数学を中心として、共通テストの難易度のバランスがあまりに悪く、外部からも散々な言われようです。
それを受けて、今年は大幅に簡単になるのか、はたまた、初志貫徹で難しいままでいくのかは、1つの見どころかもしれません。
と言っても、そんな気概があれば今がこうはなっていないでしょうから、易化する可能性のほうが高そうですが、その場合で「ころころと難易度が変わる」という致命的な問題点は抱えたままです。

そして3つ目は、数年前から大きな影響を及ぼしてきた、私大の定員基準の話ですね。

メールマガジンのほうでも「私立大学の入学定員厳格化」の話で何度もお届けしてきましたが、こちらがついに緩和することになりました。

ただ、その基準が単年から全学年の総定員数に変わるため、「その大学の在校生の数が、翌年の定員、ひいては難易度に影響する」という少しややこしい話になります。
記事内にもあるとおり、今は「正規合格者を出す大学(最初にたくさん受からせて、追加ではあまり入れない)」と「追加合格者を多く出す大学(最初に不合格者を多めに出して、追加で多く入れる)」という2つに分かれているというかなりややこしい状態があるわけですが、これがさらに動くことになります。
何とも厄介な話ですが、いずれにしても全体としては易化していくことになりやすいため、受験生からすれば安心材料かもしれませんね。

 

 

 

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