メディア掲載著書個人セッション





①お菓子のドカ食いが止まらない(ご相談)
>②お菓子のドカ食いが止まらない(3食の量)~問題点1



↑先にこちらをよんでね。




ダイエットとドカ食いの繰り返しに悩むご相談の回答の続きです。


手紙
かなり甘いものが好きなので、我慢もできない自分もいるんですが・・・
また今日も夜中に食べてしまいそうです(>_<)





◆問題点 2 

 

食欲は頭で考えて甘いものをガマンしないと止まらない
自分は甘いものがかなり好きだからそうなっている

・・・
思い込んでいる。



最初に申し上げます。

 

あなたが食べてしまう理由は
意志の強弱の問題ではないですよ。


食欲中枢とは脳内の視床下部という部分にあり、

それに

食欲を増進させ代謝を下げるホルモン(NPY)や、

食欲を抑えて代謝をあげるホルモン(CART)が働きかけることで、

 

お腹すいたとか

お腹一杯だと、感じるようになっているのです。

 

 

それ以外にも

 

空腹・満腹と、甘いものが食べたい

という体の声に関わっているホルモンは以下の通り。

 

 

✅体脂肪から分泌されるレプチン(満腹を知らせるホルモン)

 

✅胃から分泌されるグレリン(空腹信号を知らせるホルモン)。

 

 

 ・体脂肪を減らしすぎればレプチンが減ってしまいます。

 

 (ですからモデルのような体重を維持しようとすることはお勧めしてません)
 

 

 ・睡眠不足もレプチンとグレリンのアンバランスを招き、無駄に空腹信号が出てしまう元。
(2004年のシカゴ大学の研究より)
 

 

癒しや安心感の脳内伝達物質セロトニン

 

これも、癒しの脳内ホルモンともいわれ、

食事の「満腹感」「満足感」にも関わっています。

 

・生理前は、女性ホルモンのエストロゲンの現象に伴ってセロトニンも減少するため、気持ちがおちつかなくなったり、食欲が出たりする、といわれます。

・セロトニンは糖質の摂取で簡単に得られるため、これが低下すると甘いものや炭水化物ばかり欲しくなってしまう。

 

 

この悪循環に陥らない為には、癒しの時間を生活に取り入れ食以外でセロトニン濃度を高める方法を持っておくことが大事。



ストレスホルモン コルチゾール

 

精神的、肉体的ストレスで副腎から分泌されるホルモンコルチゾールは基礎代謝の低下、浮腫み、食欲増進に関与しています。
※実際にドカ食いに悩む人には、ストレス蓄積につながる共通のココロの癖があります。これも後ほど取り上げます。
 

 

✅低血糖

 

血糖値が下がると空腹を感じます。

 

この状態をガマンしすぎていると、脳は糖を求めて甘いものを求めますが、それでお菓子をドカ食いしてしまうと、血糖値を下げるためのホルモンインスリンが大量に分泌されて血糖が下がり、また空腹を感じます。

 

それで、また血糖値を上げるために、手軽に糖質がとれる甘いものがほしくなりますが、それは「炭水化物」が欲しいというサインであることが多いのです。

 

 

それを感じるたびに、いちいち砂糖たっぷりのお菓子で満たしていると、砂糖には糖分代謝に必要なビタミンが入っていないので体欠落したビタミンを求めて食べても食べても、すぐに甘いものがほしくなる、、

 

 

これが>砂糖依存 の正体であり、治すには、「炭水化物を主食とする食事をきちんとすること」、を、半年~一年継続することです。

 

 

信じられないと思うけど、特にあなたが甘いものが好きだから、毎日お菓子のどか食いがやめられないわけではないはずだよ。

 

 

私もね、一時はホールケーキが前菜代わりになるほど甘いもの衝動がひどかったけど、あれも治りました。
 

 
✅ 人口甘味料を使いすぎ
 
甘いものドカ食い衝動を、人口甘味料でごまかそうとしている人も、甘いもの衝動が増え、太ることもわかっています。
 



 

✅脂質不足

 

タンパク質と脂質に反応して分泌されるCCKというホルモンがあります。

 

これは特に脂質のほうに強烈に反応し、満腹感をもたらすという研究報告があります。

 

低カロリーを優先して無(低)脂肪食品ばかり食べたり、脂質を毛嫌いしていても、満腹感が得られず、その結果食べ過ぎてしまうか、食べたい気持ちと我慢大会、コルチゾール体質で太る・・・いう結果になることがあるのです。

 

(そんなリサーチしらなくても、ずっしり脂質をとると満腹感が長持ちするのを感じると体験で知っている人は多いはず)


 

ーーーーーーーー

 

 

 

こうしたホルモンの働きに対してあなたがどれだけ意志を固くして今度こそ!と誓ってガマンをしても、このホルモンの働きには勝てません。


ですから、決して無理に我慢せず、適度に満たし落ち着かせてあげることが、リバウンドのないダイエットといえます。

こういうのを知ってると、自分を無理にいじめてしまう気持ちも落ち着くかなと思ってまとめてみました。

 

 


巷のダイエット情報は、「ダイエットに成功したい気持ちを高めて意志を強くしよう!」という内容が多い為、ガマンして自制しないと太り続けると思い込み、食欲をシカトしてダイエットを強行してしまい、リバウンドを繰り返して太りやすい体質になってしまった人が一杯います。

ダイエット本にそういう内容が多いのは、販売者側が得するようにできてるんです。

だって、やり方と一つほいっと提示するだけならページ数も少なくてすむし、続かなかったら自分の意志が弱いから、って実行者は思ってくれるし、私みたいに心の面まで話を拡大して、お節介ババアと思われるリスクも背負わずにすむわけです(爆)
 

 

まだまだバカ食いの理由はあるので、自分に当てはまるものを見つけたい方はまたお立ちよりください。
 

満足するまで食べて肥満になってる人はなんなのよ~!?という疑問にもお答えしていきます。
 

 

 

↓↓続き

 

 

 

 

 

 


宜しかったら2つのバナー↓をぽちっと応援いただけると嬉しいです。

あと一日5名様のご協力、お願いします。

あなたのぽちx2回のご協力が命です!(詳しくは>管理人の頭の中

 

ニコ今日も読んでくれてありがとう音譜

 

バナーのクリックが更新の励みです 

 

 ↓   ↓           ↓

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ

 

 

 

 
 

摂食障害・生き辛さ
当事者・ご家族対象の会

美人塾ってなあに?

▽美人塾公式LINE

友だち追加

Eメールでのお知らせはこちら