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2012年05月16日(水)

分断工作に引っ掛かるな!

テーマ:国際関係
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 首相「鎮魂と平和の決意新たに」 沖縄復帰40周年式典

 沖縄は15日、日本に復帰して40年を迎えた。沖縄県宜野湾市ではこの日、政府と県の共催で記念式典が開かれた。会場の沖縄コンベンションセンターに、野田佳彦首相をはじめ、ルース駐日米大使や仲井真弘多(ひろかず)知事ら県内外の約1200人が出席した。
 野田首相は沖縄の歴史を踏まえ、「鎮魂と平和への決意を新たにする日でなければならない。すべての同朋(どうほう)が沖縄に寄り添っていく思いを新たにする日でもある」となどあいさつした。仲井真知事や県民代表として男女2人の若者もあいさつする。
 朝日新聞2012年5月15日(火)16:12

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 昨日は沖縄の祖国復帰の日。
 現地の人が書いているブログなどによるとこの復帰の日を祝う催しがいくつも行われているのだが、マスコミの報道は「基地基地被害苦しみ苦しみ」といったネガティブなものばかりなのだからひどいものである。

 NHKニュース7でも「基地がこんなに!」ばかり話されていたが、なぜ沖縄に基地があるのかといった根源には触れようとしない。それどころか別番組で「基地があるのは占領されて云々」といった現在の状況を無視したすり替えに終始する始末。

 そういうマスコミの姿勢が間接的な応援になっているおかげで、

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 基地のない沖縄を=共社

 共産党は14日、沖縄の本土復帰40周年となる15日を前に談話を発表した。談話では「今も日本の総面積のわずか0.6%しかない沖縄に米軍基地の74%が集中している。普天間基地は直ちに閉鎖し、全面返還すべきだ」と指摘。「基地のない平和で豊かな沖縄の実現を目指して奮闘する」としている。同党の志位和夫委員長は、政府と沖縄県が15日に開催する記念式典を欠席する。
 社民党も声明を発表し「長い間犠牲にされてきた沖縄県民の人権と生命の安心を一刻も早く取り返さなければならない。野田内閣と断固対決する」と強調した。
 時事通信 5月14日(月)19時11分

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 こんなやつらが嘘をつき(何度も書いているように、「沖縄に米軍基地の74%が集中している」は、日米共同使用の基地を無視した数字の嘘である)、いつまでも沖縄をひっかきまわし続けるのだ。

(2010/12/19の記事、菅じいじゃ 空から日本を見てみよう) で取り上げたように、彼ら左巻きはこの頃この基地問題を「差別」案件にすり替えて騒ぐようになっているが、

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 基地集中は「本土の差別」沖縄で50% 共同世論調査

 沖縄が本土復帰して15日で40年になるのを前に、朝日新聞社と沖縄タイムス社は、沖縄県で電話による共同世論調査を行った。沖縄の米軍基地が減らないのは「本土による差別だ」と答えた人が、沖縄では50%に上った。朝日新聞社が併せて実施した全国調査では29%で、本土との意識の隔たりが浮かび上がった。
 本土の人たちが沖縄のことを理解しているかとの問いには、「そうは思わない」が沖縄で63%だった。
 沖縄には在日米軍基地の74%が集中する。基地が減らないのは本土による差別だという意見は、当時の鳩山由紀夫首相が普天間飛行場の「県内回帰」を表明した2010年ごろから、沖縄では繰り返されている。今回、「その通りだ」と答えた人は沖縄では年代が上がるにつれて増え、60代以上では60%を超えた。
 一方、全国では「そうは思わない」が58%と、沖縄とは逆の傾向を示した。「差別だ」との答えが最も多かった70歳以上でも、34%にとどまった。
 朝日新聞デジタル 2012年5月9日8時0分

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 朝日新聞ですら書くようにこれは民主党政権ができて以来取られるようになった戦術だというのに、それがわずか数年でここまで人々の意識に刷り込まれてしまう沖縄の言論空間は恐ろしい。

 産経新聞が、「沖縄、きょう復帰40周年 『自立』阻む被害者意識」というタイトルの記事で、

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 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市で12日、「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」が開かれた。
 日の丸が打ち振られるなか、実行委員長の中地昌平・日本会議沖縄県本部会長が「5月15日を米軍基地を押し付けられた屈辱の日とする風潮があるが、断じてそうではない。祖国復帰は沖縄の誇り」と訴えた
 沖縄ではこの時期、5月15日を「新たな屈辱の日」とする市民団体などがデモ行進を展開する。地元メディアは大々的に報じるが、復帰を肯定する行事はほとんど伝えない。
 各メディアや市民団体は、沖縄地上戦や戦後の米軍統治、復帰後も存在する米軍基地問題を沖縄の苦悩の象徴とし、反日・反米闘争の大義名分にする。だが、大会に参加した60代の男性は「基地受け入れに対する被害者意識が根強いのは事実」としながら、「復帰40年の今、沖縄は平和で何ら苦悩はない。ただ、あいも変わらない反日反米闘争には辟易(へきえき)だ」と話す。
 確かに、この男性の語る思いが公になることはほとんどなく、「沖縄の苦悩=被害者意識」という認識は固定化されている。だが、元保守系県議によると、それは、本土と沖縄の距離を遠ざけ、沖縄の「真の自立」を阻む要因にもなっているのだという
 産経新聞 5月15日(火)7時55分配信 「沖縄、きょう復帰40周年 『自立』阻む被害者意識」より

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 に書いている「被害者意識」をより強固にするために、人々の気持ちがネガティブにネガティブに向かうよう仕向ける左巻きの作戦が、あろうことか成功しているのだ。

 だが、同時にこの記事にあるような人たちの存在に、また、太平洋戦争中の沖縄海軍隊司令官の大田中将が「沖縄県民斯ク戦ヘリ」として海軍次官に送った電文に見るように、決して沖縄の人々はどこかの「恨に浸り、浸り続けることが楽しい」国の人間とは違う

 冒頭でも書いたように、この産経が伝えてくれているような「反『市民団体』」というような人たちの動きをマスコミ(現地、本土問わず)はほとんど伝えてくれない。
「差別差別」と焚きつける勢力とその仲間たちの姿ばかり流されるが、実際に何の差別意識も持たない人間たちにそんな姿を見せるのは、ただそういう人たちの反感を買わせるだけになる。
 沖縄県人をそそのかしている勢力は、もちろんそこまで考え、それが「日本分断」になると計算しているのである。

 この「差別刷り込み作戦」と前後して、中国から「沖縄帰属問題」が言われるようになったことを見逃してはいけない
 沖縄の基地を考える時には、中国という国の存在とその取っている政策・主義を抜かすわけにはいかないのだ。
 こんな「差別」戦術などはそのままでは決して長続きしないのだから、彼らが次の手を撃ってくる前に、「なぜ沖縄に基地があるのか」といったところから正論を政府は説いていかなくてはならない。

 だというのに……。


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 中国、尖閣「核心的利益」と言った?日中にズレ

【北京=高橋勝己、大木聖馬】野田首相と中国の温家宝(ウェンジアバオ)首相による13日の首脳会談では、尖閣諸島を巡って激しい応酬が行われたが、会談内容に関する日中双方の解釈に微妙なズレが生じている。
 中国中央テレビや国営新華社通信は13日夜、温首相は分離独立運動が続く新疆ウイグル自治区の問題と尖閣諸島の問題を並べ、「中国の核心的利益と重大な懸案事項を尊重するよう(日本側に)求めた」と報じた。核心的利益と重大な懸案事項をひとくくりにし、尖閣諸島が「核心的利益」とも読み取れるように報じたものだ。
 これに対し、野田首相は会談で、尖閣諸島が日本固有の領土であることを強調した上で、「尖閣諸島周辺を含む中国の活動の活発化が日本国民の感情を刺激している」と中国側に自制を求めた。
 藤村官房長官は14日午前の記者会見で、「温首相から尖閣諸島をめぐる問題と核心的利益という言葉を結びつける発言はなかった」と述べた。日中関係筋によると、中国政府も日本側に対して、「温首相の核心的利益に関する発言は尖閣諸島を含むものではない」と説明している。
 中国の国営メディアが、尖閣諸島が核心的利益に当たるとも取れる報道を行った背景には、東京都の石原慎太郎知事が買い取りを表明するなど、尖閣諸島を巡る一連の日本の動きに中国のネット世論でも不満が高まっていることがある。
 胡錦濤(フージンタオ)政権は対日政策で弱腰な姿勢を示すことはできず、国営メディアは中国政府の意向も踏まえて、温首相が日本側に強い態度を示したことを国内向けにアピールしようとしたとみられる。
 読売新聞 5月14日(月)12時10分

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 先日行われた日中首脳会談で「言った言わない」話が持ち上がっているが、この「核心的利益」というのが中国にとってどういう意味をもつものかを知った上でこれを見ると、何とも奇妙な感じになるだろう。

 いうまでもなく、尖閣諸島は明治28年、近代法に則って領有宣言して以来国際的にも日本の国土となっている。大正9年、当時の中華民国から漂着民の救助感謝状が贈られた件を見るまでもなく、近年この付近に多量の地下資源埋蔵の可能性が言われるまでは何の問題もなくそれは認められていたのである。
 だが、今では中国は歴史を捏造してまで「古来よりわが領土」と言い出している。
 その中で「核心的利益」といった言わないでぐちゃぐちゃ言い合っているのだが、不思議なことに、この島嶼に進攻しようという側が「核心的利益である」という言葉を使い、それを守らなければならない方が「いや、そこまでは言われていない」といっているのだ。

 後から「それは俺のものだ!」という方が強い言葉を使い、今持っている方が「いや彼はそんなことは言っていない」とかばうなど、意識としておかしい。守る方が「核心的利益とはなんだ!」と文句を言い、狙う方が「いえいえそんなことはいいません」と意図を隠すのが、普通の関係というものだろう。
 そんな「当たり前」の争いの姿ですら、日中間では歪められる。

「沖縄祖国復帰の日」の前に共産党の志位氏が演説する様子がテレビで流されていた。
 そこで彼は「米軍基地があることがこの地域のバランスを崩している。基地を無くして平和な地域にしましょう」と言っていたが、この中国の姿勢を見るだけで、そんな言葉が「詐欺師の大嘘」でしかないことが分かるだろう。


 野田総理が訪中し、沖縄で祖国復帰祝いが行われているまさにそのタイミングで、

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 中国海軍艦艇3隻、沖縄本島・宮古島間を通過

 防衛省は15日、中国海軍のフリゲート艦や情報収集艦の艦艇3隻が14日深夜に沖縄本島と宮古島間の海域を太平洋から北西に向かって航行するのを確認したと発表した。
 防衛省統合幕僚監部によると、3隻は4月30日に鹿児島の大隅海峡を東シナ海から太平洋に向けて通過し、沖ノ鳥島(東京都)の東約700キロの太平洋上で無人ヘリコプターの飛行訓練を行っていた。
 産経新聞 5月15日(火)18時56分

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 解放軍はこんな軍事的示威行為を行っているのである。

 こういうことをやってくる国相手に、「いや、向こうは『核心的利益』とは言っていない」とするのは、あまりに平和ボケが過ぎるというものだ。


 本日の移動。

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 「移動する腰掛け」=都内で実証実験―ホンダ

 ホンダは15日、1人乗り電動二輪車「UNI―CUB(ユニ・カブ)」の実証実験を、6月から来年3月まで日本科学未来館(東京都江東区)で実施すると発表した。博物館やショッピングモール、空港など大型施設での移動手段としての実用化に向け、同館スタッフらによる利用を通じて改良点を探る。
 ユニ・カブは、腰掛けの前後に大小の車輪を二つ付けたような形状。利用者の体重移動で前後左右にコントロールする仕組みで、専用アプリ(ソフト)を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)でも操作できる。昨年末に初公開した試作品から手元のレバーを外し、肩幅程度のサイズに小型化した。
 時事通信 5月15日(火)14時23分

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(2011/12/08の記事、毛細血管の形成を阻害して癌細胞を殺す治療方法がある) で紹介した「UNI-CAB」の実用実験が行われるらしい。

 同エントリーに貼った写真にあった操作用の手元レバーを無くしたというから、移動コントロールはセグウェイのような体重移動によるものにされたのだろうか。
 なんだかサーカスの玉乗りのようなバランス感覚が必要なものになっていそうだなぁ(苦笑)。




2012年05月15日(火)

ヴェイガン驚異の科学力!(笑)

テーマ:ガンダム
 ようやく日常の生活に戻ってきたが、まだニュースの整理などができていないので今日は「ガンダム」感想で(笑)。


 オリバーノーツは今のカルガリーあたりになるのだろうか? しかしまた「ジャブロー」に行くのだな、「ガンダムエイジ」(苦笑)。
 作戦図のルート表示を見るとアメリカ五大湖地帯を抜けていきたいようだが、今回の舞台はどう見てもネバダあたりに広がっている砂漠だよなぁ。
 あのあたりに限らず、砂漠の「さらさらした砂の層」はそんなに分厚いものではないのだが、その砂の中を進むモビルスーツが出てきたかと思うと、それがわずか3機走り回っただけで「エイジスリー」を閉じ込めるほど巨大な竜巻が発生してしまうとは。
 着々と「勇者シリーズ」化していってるな
 早くも出てきた新ボディの一斉正射であたり一面「溶岩の海」になるし(爆笑)。

 それにしても、31話にしてようやく「どうしてヴェイガンのモビルスーツはこんなにすごい性能をもっているのだろう」というキャラが出てきたのには呆れる。
 そんなことは1話の時点から分かっていたのだから、フリット編で誰かが言うことで話のもう一つの「コア」になっていて当然だし、そうしなければ「エイジシステム」が話に絡んでくることもない
 まあ、だからこそ「エイジビルダー」が空気になってしまっていたのだが。


 ディケの孫がいきなりキオに敵対心をむき出しにするのも唐突に過ぎる。
 彼が言うほどキオが「特別扱い」されているようなシーンがここまで入っていないのだから、見ている方は「何だあいつ?」が正直なところ。そういう状況なのだから、最後に「戦闘の洗礼(またキオ君は同乗者のことなんか全然考えない操縦するから(笑))」を受けて彼が「『くん』はいらない」とやっても「はあ、そうですか」が関の山だろう。
 相変わらずこのスタッフは人物描写が下手。

 シャナルアがいきなり「相手にも家族がいる」を語り出したのも、せっかく「勇者シリーズ化」していく中で浮き過ぎ。ここはセリックがいうように「勝って喜ぶのは当たり前」だ。
 それとも、予告で何か意味深なシーンが流されていたことから、ここで「戦争なんだよ! 今は!」をやらせるつもりなのだろうか?




2012年05月10日(木)

まるで分かっていない

テーマ:政治
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 「政治の信用おとしめる」=民主・山岡氏

 民主党の小沢一郎元代表に近い山岡賢次前国家公安委員長は9日のBSフジの番組で、小沢氏の無罪判決を不服として検察官役の指定弁護士が控訴したことについて「新しく(証拠が)出てくるならとっくに出ているはずだ。ある意味では政治の信用がおとしめられる」と批判した。
 時事通信 5月9日(水)23時3分

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 何度も書いているように、小沢氏の案件で見るべきは裁判がどうこうではなく政治資金収支報告に事実不実記載があったというところである。
 民主主義国において選挙で選ばれる議員が「私は地位を利用してやましいことはしていません」と主権者に対して示すものがこの報告なのだから、そこに「怪しい記載と金の操作」があるというのは何より「政治の信用おとしめる」ことなのだ。

 その重さが分かっていればとてもこんなことなことなど言えないはず。
 しょせんはその程度の人間ということなのだが、そんな人間が党内でまだ大きな顔をしていられるというのがまた「政治の信用をおとしめること」だと、永田町に棲む人間はどれほど「分かっている」だろうか?


 身内に不幸がありましていろいろやらなければならないことがありますので、しばらく更新はお休みさせていただきます。
2012年05月09日(水)

ヘイヘイ! 与党ビビってるぞ!

テーマ:政治
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 仏大統領にオランド氏=社会党から17年ぶり―サルコジ氏、再選ならず

【パリ時事】フランス大統領選挙は6日、決選投票が行われ、即日開票の結果、左派最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が初当選し、1995年に退任したミッテラン氏以来17年ぶりに社会党の大統領が誕生した。再選を目指した右派与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ大統領(57)は失業増や財政悪化、強引な政治手法を批判され、敗北した。現職仏大統領の再選失敗は81年のジスカールデスタン氏以来31年ぶり。
 仏内務省の集計によると、在外投票分を除く開票終了時点でオランド氏の得票率は51.67%に達し、サルコジ氏に3.34ポイント差をつけた。投票率は81.14%で、2007年の前回大統領選の83.97%を下回った。新大統領は15日までに正式に就任する。任期は5年。
 オランド氏は大勢判明後、地元の南西部チュールで演説し、「フランス国民は変革を選択し、私を大統領に選んだ」と勝利を宣言。「もはや緊縮策が唯一の選択肢ではあり得ないと欧州の多くの国が安堵(あんど)したはずだ」と述べた。
 オランド氏は選挙戦で、財政再建に当たって緊縮一辺倒でなく経済成長に配慮するよう主張。ユーロ圏第2の大国の政権交代により、欧州連合(EU)の財政・債務危機対策は見直しを迫られそうだ。外交や安全保障政策に大きな路線変更はないとみられるが、原発依存度の引き下げなどの政策修正も予想される。
 一方、サルコジ大統領はパリ市内の集会場で支持者らを前に敗北を認めた。また、「これからも皆さんと共にいるが、国との関わりはこれまでと違ってくる」と述べ、政治の第一線から身を引く考えを示した。
 時事通信 5月7日(月)3時11分


 ギリシャ総選挙、反緊縮派が躍進

【アテネ=末続哲也】ギリシャ総選挙(一院制、定数300)は6日、投開票が行われ、中間集計(開票率約98%)によると、ユーロ圏などによる支援を受けるためにギリシャが導入した財政緊縮策に反対する勢力が躍進
 緊縮策を支持する連立与党の2大政党は、両党合わせた議席数で改選前の201から149前後に減り、過半数(151)を割る見通しとなってきた。今後、2大政党を軸に新連立が出来ても、緊縮策の中身の修正を迫られそうだ。
 連立与党のうち、中道右派の新民主主義党(ND、改選前議席数72)が108議席前後で第1党となった。これまで第1党だった中道左派、全ギリシャ社会主義運動(PASOK、同129)は41議席前後となり、一気に第3党に転落。反緊縮派では、急進左派連合(同11)が52議席前後で第2党になり、極右「黄金の夜明け」も21議席前後を獲得した。
 読売新聞 5月7日(月)11時27分


 伊でEUに成長促進の具体策求める声強まる、仏大統領選受け

[ブレシア(イタリア) 7日 ロイター] フランス大統領選挙でのオランド氏勝利を受け、イタリア政府当局者の間で、欧州連合(EU)に対し成長促進に向けた「具体的な措置」をとるよう求める声が強まっている。
 パッセラ経済発展相は当地で記者団に対し「欧州は、成長への確信を具体的に示す必要がある」と指摘し、EUはインフラやハイテク分野への投資を拡大するべきとの見解を示した。オランド氏勝利によって、成長支援策をめぐる提案が「具体的な形」になることを期待するとした上で、このことは、強力な財政政策を放棄すべきであることを意味している訳ではないと付け加えた。
 モンティ政権を支持する民主党(PD)で経済政策を担当するステファノ・ファシーナ氏は、日刊紙ラ・スタンパに対し、オランド氏の勝利は、ドイツが主導した「経済政策の誤った選択肢」に終止符を打つ機会になると指摘モンティ首相は「新財政協定の議会承認を延期すると同時に、財政赤字の削減ペースを遅らせるべき」とし、投資に向けた政府歳出を大幅に増やす必要があると主張した。
 同氏はPD党員の中でも特に左派寄りとみられており、同氏は、党内の一部中道派と見解を共有していない可能性がある。
 ロイター 5月8日(火)0時54分

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 ヨーロッパで「反緊縮財政」の波が湧きおこっている。

 欧米はよくアフリカ諸国などの債権放棄をやっているが、やはり「そういう価値観」が根底にあるのだろうか。
 サルコジ氏にしても「財政緊縮一本槍」ではなく、自由競争による経済成長とあわせた政策をとっていたのだが、その感覚がアメリカっぽ過ぎたところが嫌われたというのはあるのだろう。いまだに日本で「小泉のおかげで格差が広がった」という嘘に固執している人がいるように。

 あちこちで言われているように、これでまたヨーロッパの経済状況が不透明になってしまった。
 さっそく世界的に株安傾向が出ているし、円もまた、「急激」な変化を見せることにもなるだろうが……それよりも、この「国民の動き」を見た日本の政界がどう動くかというのが気になる。

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 首相「命懸けるに掛け値なし」 一体改革審議入り

 消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革関連法案が8日、衆院本会議で審議入りした。野田佳彦首相は「不退転の決意で今国会中に成立させなければならない。政治生命を懸けると言った言葉に掛け値はない」と成立への強い意欲を重ねて表明。「胸襟を開き、国民の立場で協議に応じるよう重ねて願う」と野党に協力を呼びかけた。
 参院で問責決議を受けた田中直紀防衛相と前田武志国土交通相については「反省すべき点は大いに反省し、職務を全うすることが国民に対する責任だ」と述べ、続投させる考えを重ねて表明。無罪判決を受けた小沢一郎民主党元代表については「説明責任の果たし方は政治家自らが判断すべきだ」とだけ述べた。
 8日は年金改革関連2法案の趣旨説明と質疑が行われた。10日に子育て関連3法案、11日に消費税増税関連2法案が審議入りし、衆院一体改革特別委員会の審議は16日から始まる予定。
 産経新聞 5月9日(水)0時54分

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 相変わらずこんな「勇ましい言葉だけ」を口にしてその法案が「どういう効果を示す」のかの説明をしない野田総理。野党時代からよく「外国では~」「外国なら~」を口にしていた民主党の政権は、この「世界的流れ(苦笑)」を前にまだ「無駄削減だ緊縮財政だ」といいつづけられるだろうか?
 まあ、実際のところ日本の予算は民主党政権になってからは放漫財政に振れているのだが、それでも一応彼らの中では「緊縮の方向」を打ち出していることになっている上、増税というさらなる景気に悪影響を与える方針に「不退転の決意」を示しているのだから、このヨーロッパの動きはその「権力維持」のためには気になって仕方がないことであるはずだが……「増税で景気回復」といえてしまうほど現実逃避をしている現政権には見えないかもしれない。


 とはいえ、このヨーロッパ大陸の流れだけではなく、

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 連立与党が惨敗=増税に批判票―英地方選

【ロンドン時事】英国の181の地方自治体で3日、選挙が行われ、4日までの開票の結果、国政で連立与党となっている保守党と自民党が惨敗した。増税や歳出カットなどキャメロン政権の政策に批判が集中したとみられる。
 BBC放送によると、保守党はキャメロン首相(党首)の選挙区でも議席を失うなど約400議席を減らした。自民党は250以上の議席減となり、1988年の結党以来保有議席が最低に落ち込んだ。これに対して国政で野党第1党の労働党は、700を大きく超える議席増を記録した。投票率は推定32%だった。
 時事通信 5月5日(土)0時21分

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 イギリスではこんなことも起きているとなれば、ますます彼らが「選挙忌避」に走るのは間違いないだろう。

 口蹄疫騒動から東日本大震災、いや、先日の竜巻被害一つを取ってみるだけでも民主党政権が「日本第一」で動いてはいないことは分かる。(そうやって「日本後回し」にする一方で、とうとう
(2010/05/28の記事、不適格の烙印を押してやろう) 以来出ては話が消えていた日韓物品役務相互提供協定(ACSA)を本気で決めようと言い始めているのだから、先の韓国国債購入といい、どれだけ「彼の国」の後押しばかり見ているのだろうか!(怒))
 世界が不安定になればなるほど無能な権力者はその地位を守るために汲々としだすのは古今東西よくみられることであるが、そういう国がどういう末路をたどったかを知れば、日本人もまた、とても「対岸の火事」だと安穏としていられる状況ではないのだが……。


 ところで、

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 昨日の敵は…サルコジ氏とオランド氏が式典に

【パリ=三井美奈】仏大統領選で勝利した社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)は8日、パリの凱旋(がいせん)門で、サルコジ大統領(57)と共に第2次大戦の戦勝記念日の式典に臨んだ。
 選挙後、初めての公式行事出席となった。
 オランド氏の大統領就任は15日だが、サルコジ大統領が式典に招待した。2人は並んで無名兵士の墓に黙とうをささげ、仏軍幹部や退役兵と握手を交わした。オランド氏は記者団の前で、「激しい選挙戦を経た2人が共にたたずむ姿を通じて、国民に結束の大切さを示すのは重要なことだ」と述べた。
 戦勝記念日では、1995年の式典で社会党のミッテラン大統領が、直前の大統領選で当選した保守派のジャック・シラク・パリ市長(当時)と共に出席した前例がある。ただ、ミッテラン氏はこの時の選挙には出馬していない。
 読売新聞 5月8日(火)22時1分

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 こんなタイトルを記事につけてしまう日本のマスコミというのは、国の政治というのをいまだに戦国時代の国との合戦のようにしか考えていないのか。

 選挙で争っていても、それは「俺が国を取る」ための戦いではない。あくまで統治機能の中の責任者の椅子取りレースでしかない。候補者の上には「国」があるのだから、その国の行事に仲良く出席するのは当たり前のこと。たとえ選挙中でも「我らが祖国のために」で一致するのは普通である。
 日本は「国家破壊思想」をもつ左巻きが幅を利かせているおかげか、マスコミだけではなく国会の中でもこういった「思想の違いはあれども国のため」という意識が低いが、それが政治の混乱に拍車をかけているところもあろう。
 選挙となると「出陣式」を開いてエイエイオーとやっているぐらいだし。

 この感覚がなくならない限り、「国の政治」のレベルが上がることもないのだろうな。


 本日の看板。

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 <雑記帳>アジアハイウエー1号線の標識設置…福岡

偕楽園血圧日記-アジアハイウエー
(写真、毎日新聞より。福岡市の湾岸道路に設置されたアジアハイウエー1号線の標識=福岡市博多区で2012年5月8日、木下武氏撮影)

 アジアハイウエー1号線(AH1)でもある福岡市の福岡都市高速1号線や周辺道路4カ所に「AH1」の標識が設置され、8日、市内でセレモニーがあった。
 AHは国連が提唱する国際道路網で、約14万キロがアジア32カ国を結ぶ。1号線は東京からトルコ・カプクレまで14カ国を結び、約2万キロの最長路線という。
 設置場所は次の経由地、韓国への航路がある博多港に近い場所を選んだ。旅情を誘う標識に関係者は「アジアへの旅ならまず玄関口の福岡に」とPRも忘れなかった。【木下武】
 毎日新聞 5月9日(水)7時42分

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「旅情を誘う」……かなぁ。なんだかデザインがアメリカチックでGHQ時代のような感じもするが。


 そういえば先日気がついたのだが、「ガンダムエイジ」の世界において車は左側通行になっているのだな。
 あの世界は今のアメリカ中心の流れからどこかで英連邦(あるいは日本(笑))が中心となって発展していったものということか?(笑)
 そういえば「機動戦士ガンダム」のサイド6でアムロがテムの乗ったパスを追いかけるシーンでも確か……。



2012年05月08日(火)

子供をだしにして子供を苦しめるな!

テーマ:報道
 夜中にフジテレビの「ナイトライダーネクスト」を見ていたら、スーパーコンピュータという設定であるはずのキットがハフニウムを「とんでもない核爆弾の元になる放射性物質」といい、「10シーベルトの被曝を続けると悪影響がある」と主人公に嘘を吹きこんでいた。
 ハフニウムは基本的に放射性元素ではないし、10シーベルトの被曝では「ただちに」悪影響が出まくる。
 アメリカ人の放射線に対する知識というのもこんなものか(ため息)。


 ヤフージャパンのニュースページには、週刊誌からの記事を配信するコーナーがある。
 そこで、

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 かつて原発は安全だという「安全神話」があった。雇用増大と経済発展を狙い、自ら誘致した自治体も少なくない。しかし、3.11以降、前提だった“神話”が崩れ去った。今、日本で稼働している原発はゼロとなったが、それでも安全が保証されたわけではない。東芝で30年間、原子炉の設計や安全解析に携わってきた日本システム安全研究所の吉岡律夫氏がいう。
「原子炉を止めてもリスクは残ります。3.11のとき、検査中で停止していた福島第一原発の4号機で、使用済み核燃料プールが爆発事故を起こしたことを思い出してください。問題は、その原発が建っている場所と状況なのです」
 停止した原発を今後どうするのかを早急に決める必要があるが、再稼働の議論は時期尚早だと吉岡氏は語る。
 ※週刊ポスト2012年5月18日号
 NEWS ポストセブン 5月7日(月)16時5分配信 「パステルのポップな原発建屋に『住民は何の疑問も持たない』」より

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 こんなものが配信になっていたのだが……週刊ポストは大方のところでは放射能デマを否定してくれているのだが、時々こんなこともやってくれるから信頼性が低くなってしまう。(電気の供給では相変わらず「数字合わせ」の自己正当化ばかりでその中身を見ようとしないし)
 今回ポストが引っ張ってきた人間は平気な顔で「検査中で停止していた福島第一原発の4号機で、使用済み核燃料プールが爆発事故を起こした」と言っているが、燃料プールが爆発事故を起こした事実などない
 4号建屋はベントラインの一部が3号建屋と繋がっており、3号建屋でベントが行われた時に逆流が起こって水素ガスが流れ込み(何と電源が失われると逆流防止弁が開いたままになる構造になっていたという)、それが爆発したことが既に分かっている。「東芝で30年間、原子炉の設計や安全解析に携わってきた日本システム安全研究所」の人間がそれを知らないとなると大事であろう。
 なるほど、こんなことでは「安全って言われても信じられない」という人間が出てくるのも当然だろう。逆にこんなことを言う人間が危険だ危険だといっても同じように説得力もないが(苦笑)。


 福島の事故ではいまだに四つの「原子炉」が爆発したと思い込んでいる人間も多い(中には「核爆発だ!」と言い張っているものまでいる)ようだが、実際には原子炉は一つも爆発していないし、そもそも建屋が破壊されたのも1・3・4号のみ(上で書いたように4号建屋は「巻き込まれ」ただけ)で、2号建屋は壊れていない。(その建屋破壊が起こっていない2号機内の放射線強度が上がっているのだから、実際のところ一番状況的に厄介なことになっているのは見た目無傷なこの2号機である)
「福島の事故の検証」を口にするならば、まずはこの「何が起こったか」をきちんと知っておく必要がある。そして同時に、同じ敷地の中の5・6号機で「起こらなかったこと」も。
 ここがきっちりしていない人間が「検証」を口にするのは、ただ「そういっておくことで批判している気になっている」だけ。

 ところが困ったことに、

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 原発事故直後の情報信頼度 保安院はツイッターより下

 東京電力福島第一原発事故直後に信頼できた情報源は「経済産業省原子力安全・保安院」だったと答えたのは13%だったことが、保安院自身の調査でわかった。信頼度はブログ・ツイッターの23%よりも低かった。保安院は「東電の情報を右から左に流している、事故の技術的解説ができないと受け止められていた」と分析している。
 調査は、今年3月、全国3345人にインターネットでアンケートした。昨年3月11日~15日に事故の情報で、信頼できる情報源を三つ挙げてもらうと「テレビ・新聞」(39.8%)が最も多く、次いで「特になし」(38.5%)だった。「専門家のホームページ」(28.3%)、「ブログ・ツイッター」(22.9%)などが続き、「保安院」は12.7%で7番目。東電は4.6%で11番目だった。
 16日以降についても傾向はほぼ変わらなかったが、保安院を信頼できる情報源として選んだのは10.2%まで下がった。
 朝日新聞2012年4月25日(水)21:33

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 世間はこんなありさまである。

 確かに保安院の発表役は「自分が喋っている言葉の中身と数字の意味」の分からない人間で、それは彼らも認めている通りである。おかげで「大切なこと」が抜けたりどうでもいいところで引っ掛かったりしていたが、その保安院の発表を流している「テレビ・新聞」以下の信頼度というのはあり得ない。
 さらにいえば、その他の情報源と違って「デマ」が大きく混ざるツィッターの信頼度が保安院に勝ると言われてしまっては……せめて「低線量被曝ほど早く害が出る」とか「福島で40万人死ぬ」といったデマを見抜く力があってのことならばいいのだが、すっかり踊らされて、

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 被災地の子 体力低下深刻

■沿岸部、校庭や公園に仮設/福島県、被曝恐れ外出減る
 東日本大震災から1年が過ぎ、被災地の子供たちの体力低下が顕在化している。岩手、宮城両県の沿岸部では校庭や公園などに仮設住宅が建てられて遊び場がなくなり、福島県では東京電力福島第1原発事故の影響で屋外活動が抑制されているためだ。特に持久力の落ち込みが顕著で、専門家は「子供の成長や発達を妨げる恐れがある」と指摘する。
 宮城県教育委員会が昨年5~10月、仙台市を除く県内の公立小中高校515校、約13万人を対象に実施した「体力・運動能力調査」によると、学年、男女別の全204項目のうち、過半数の104項目で平均値が前年を下回った。

(宮城県に関する部分略)

◆肥満が増えた
 一方、原発事故の影響が長引く福島県内では、小学校など子供が活動する場所で放射性物質の除染が優先的に行われている。空間放射線量は低減しているが、4月時点で公立の幼稚園と小中学校の4分の1で屋外活動に制限を設けている。
 運動不足の影響は顕著で、1~2月に順次行われた小中高の体育主任による報告会では「転倒によるけがが増えた」「肥満児が増えた」などの事例が相次いだ
。事故前はマラソンが得意だった南相馬市の真野小6年、佐々木万愛(まえ)さん(11)は3月、久しぶりに千メートルを走ったところ筋肉痛を発症した。初めての事態に、母親のゆかりさん(37)は「友達が別の場所に避難して遊ぶ機会も少なくなった」と心配する。
 被曝(ひばく)に敏感な保護者の目を気にして屋外に出る機会が抑制されている傾向もみられ、福島大の森知高(ともたか)教授は「体力低下によるマイナスも大きいことを保護者に理解してもらい、屋外での活動を増やしていくべきだ」と警鐘を鳴らす。
 ■生活環境の改善必要
≪数見隆生(かずみ・たかお)・東北福祉大教授(学校保健学)≫
「心肺機能は小学校高学年から中学校にかけて大きく発達するので、大人になったときの持久力の低下が心配される。精神的に落ち込んで外出する機会が減っている可能性もあり、生活環境を改善する必要がある」
 産経新聞 5月3日(木)7時55分

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 社会が自らこんな「害」を生みだしているのだから困った話である。

 実際の症例数字がないのをいいことに「隠蔽! 隠蔽!」と騒ぐものがツィッターなどにはやたらといるが、チェルノブイリの事故による放射線障害が見とめられたのは子供の甲状腺癌だけで、どこかの人間が騒いでいる「奇形」だの「セシウムで心臓が停まる」などは証明できるデータがない。いや、もっと正確にいうと彼らが主張する治験データそのものが「お話にならない」ものだと否定されている。
 その子供の癌よりも周辺住民に大きな健康被害をもたらしたものが、避難行動や「放射能煽り」によるストレス障害であったというのに(そのあたりのことは
http://www.aesj.or.jp/index.html 「日本原子力学会」 の資料アーカイブで分かるのだが、たぶん「反原発派」は「御用学者」といって否定するのだろう)、ツィッターや一部マスコミがまき散らす「放射能デマ」のおかげでまさにそれと同じことが起こっているのだ。

「チェルノブイリの悲惨な状況!」という人間がその状況を悪用して日本の子供たちに発育障害などを起こしているのだから、これほど許せないことはない。

 そして、そういうやつらほど、「同町で学習塾を経営する斉藤武一さん(59)は『事故が起きなくても、放射性廃棄物など危険なごみはたまっていく』と訴える。反原発の住民団体『岩内原発問題研究会』の代表。5日も昼は札幌市、夜は岩内の集会に参加し、再稼働反対の声を上げた。『子どもの未来を奪うかもしれない原発が『こどもの日』で全て止まるのは因縁を感じる」(「<原発稼働ゼロ>停止の泊原発 住民には不安と期待が交錯」毎日新聞 5月6日(日)1時13分)と「子ども! 子ども!」と言いまくるのだ。

 この「泊原子力発電所停まる祭り」でも、

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 「脱原発」祝って高円寺でパレード

偕楽園血圧日記-泊原子炉停止祭りをする馬鹿
(写真、オルタナより。「祝!原発ゼロ」雷雨の中を行進するパレード参加者=6日午後、高円寺付近で)

 国内の原発50基が5日、42年ぶりに全て停止したのを祝って、東京・高円寺で6日午後、「脱原発」の実現を祝うパレードが行われた。
「祝!原発ゼロパレード」は杉並区民らでつくる「脱原発杉並」が主催。「原子力発電に頼らずに暮らしているのを実感できる。こんなことは生まれて初めて、という若い人もたくさんいる。それならば祝ってしまおう」と呼びかけた。
 パレードに先立つ集会で、リサイクル店「素人の乱5号店」の松本哉氏は「国民の8割、つまり1億人が原発に反対しているのに再稼働するのはとんでもない。いろいろな人が集まって知恵を絞ることで原発に頼らなくて済む世の中がやってくる」と語った。同じく女子中学生は「子供にも原発について知ったり決めたりする権利が必要。大人は便利な暮らしのためにあんな危険なものを子供たちに残さないで」と訴えた。
 参加者は時折ひょう混じりのにわか雨が降る天気の中、「原発止めたぞ」などと声を上げながら行進。パレード会場に通りかかった女性は「電気が足りなくなると言っていたら、いつまでたっても原発はなくならない」と話した。参加者数は主催者によれば2~3千人。(オルタナ編集部=斉藤円華)
 オルタナ 5月6日(日)18時58分

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 はしゃぎまくる「市民団体」があちこちでわいている。

 再稼動に反対している人の中には「政府が信用できないだけ」という人がかなり含まれているというのに、また自分に都合のいい数字の歪曲で「1億人が原発に反対する仲間だ!」と妄想している彼ら。ここでもまた子供がだしに使われているが、自分がどれだけその「便利な暮らし」に浸っているかを知らない子供にこんなことを言わせている大人は「核物質以上に汚い大人」だということを彼女らには知ってもらいたいものだ。
(すっかり左巻きに教育された中学生が「権利」を連呼しているが、原子力について知りたければ権利だ何だと言わずに自分で勉強すればいい。また、決めるも何も、部外者が民間会社の経営に口を出す権利などないのだから、決めたければ電力会社の株主になれ。日本では子供が株を買ってはいけないという法律はないのだから)

「環境が子供に悪影響を与える」というのならば、

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 福岡にオキシダント注意報 中国からの飛来物質原因?

 福岡県は7日午前10時40分、福岡市西部(西区、早良区)に光化学オキシダント注意報を発令した。福岡県が注意報を出したのは2009年5月9日以来、3年ぶり>。
 車や工場から出る窒素酸化物などが強い太陽光を浴び、化学反応を起こすと光化学オキシダントが発生。目がチカチカする、のどが痛むなどの症状が出ることもある。西にある測定局ほど高い濃度を観測したことから、県は、中国大陸から飛来した物質が主な原因と判断しているという。
 県や福岡市教育委員会は、児童・生徒に屋外で激しい運動をさせないことなどを呼びかけている。
 朝日新聞2012年5月7日(月)15:20

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 こういうことでも「車使うな! 工場廃止しろ!」と言っているようでなければ、その大人は本当に子供のことなど考えていない、ただ「子供を自分の政治主張に使おうとしている屑」なのだ。


 本日の観察。

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 「金環日食」観察用グラスの売れ行き好調

偕楽園血圧日記-日蝕グラス売れる

(写真、産経新聞より。家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア川崎ルフロン」の入り口近くに設置された「日食グラス」の特設コーナー)

 太陽が月と重なり、リング状に輝く「金環日食」が今月21日、神奈川県内でも全域で観測できる。首都圏では173年ぶりで、真円のリングが見られる「中心食線」が県内を通り観測条件がよいとあってか、太陽観察用の「日食グラス」の売れ行きが好調だ。太陽の隠される割合が最大となる午前7時半ごろに合わせ、各地で観察会が開かれる。
 JR川崎駅前の家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア川崎ルフロン」では、遮光シートなどで目を保護する日食グラスを半年前から販売し、2週間前からは店の入り口近くに特設コーナーを設置した。売り上げは日を追って伸び、先週は前の週の約3倍だったという。
「家族と楽しむため」と1人で5、6点購入する人も多く、同店は「21日までに品切れになる可能性が高い。金環日食を安全に楽しむため、早めに用意したほうがいい」と勧めている。
 中心食線が通る箱根町は観測に訪れる観光客でにぎわいそうだ。伊豆箱根鉄道は、箱根駒ケ岳ロープウェーの21日の運行開始を約3時間繰り上げて午前6時としたところ、バスツアーやホテルの宿泊パック利用者の予約でほぼ満員となった。約700人を山頂に運ぶ計画だったが、「予想以上の反響」(広報担当者)のため、一般の客を乗せるのが難しいという。
 小田原と箱根を結ぶ有料道路「TOYO TIRES(タイヤ)ターンパイク」では、本線終点付近の大観山にある展望台のティーラウンジのオープンを午前6時に繰り上げ。早川料金所(小田原市)で午前5時半から9時まで、「金環日食を見にきた」と申し出た利用者にドリンク券を渡す。
 観測会も各地で開かれる。中心食線の通る横浜市旭区にある「よこはま動物園ズーラシア」では、旅行会社(JTB法人東京 法人営業横浜支店)と共同で敷地内での宿泊キャンプを企画したほか、日食時間に合わせた早朝開園も行う。
 担当者は「米国ではチンパンジーが高い場所に上って観察するといった特異な行動が見られたという研究結果がある。今回、動物がどのような行動を見せるかも注目の一つ」と話す。
 県立総合教育センター(藤沢市)は当日午前7時から開く観察会の申し込み受け付けを7日に始めた。日食グラスを使った観測などを行う。参加者を17日まで募集(電0466・81・1759)しており、申し込み先着20人は天体観測室内で大型の望遠鏡を使った観察もできる。
 産経新聞 5月8日(火)13時22分

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 三年前は朝から雨でちっとも観察などできなかったが、今度は天気が良いといいなぁ。

 前回の日蝕の後に観察で目に異常が出た報告が数件あり、「学校などで正しい観測の仕方を教えて行くべきだ」と書いたのだが(
2009/09/14の記事、「感情を排す」 参照)、今回は、学校ではなくいわゆる「商戦」の中でそういう知識の普及がなされているようだ。
 知識の共有が進むのはいいことである半面、こうやって広がったものはブームが終わるとあっという間に忘れ去られて身につかないことが多いのが……。

 太陽や宇宙のことを考えることで科学的な思考方法を皆が「習慣的に」取れるようになってもらいたいところだが。



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