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2012年02月14日(火)

こいつらの「酔いざまし」には総選挙が一番だな

テーマ:政治
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 宜野湾市長選、佐喜真氏が初当選…伊波氏破る

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の市長選は12日投開票され、新人の前県議・佐喜真淳(さきまあつし)氏(47)(無=自民・公明・改革推薦)が、元市長・伊波洋一(いはよういち)氏(60)(無=共産・社民推薦)を破り、初当選した。
 佐喜真氏は選挙戦で、普天間飛行場の県外移設を主張したが、かつては同県名護市辺野古に移す現行計画を容認しており、政府は移設実現に向けて沖縄の理解を得る足がかりにしたい考えだ。
 沖縄防衛局長が職員に投票を呼びかけた講話問題や、在日米軍再編計画の見直しの動きによって、有権者の間に政府への不信感や普天間固定化への懸念が広がり、佐喜真氏には逆風となったが、子育て支援など身近な政策を訴え支持を集めた。
 投票率は63・90%(前回67・13%)。
 読売新聞 2月12日(日)22時3分


 宜野湾市長選、900票差で佐喜真氏 開票結果

 前市長辞職に伴う沖縄県宜野湾市長選は12日投開票され、自民、公明、改革推薦の元県議、佐喜真淳氏(47)=無新=が初当選。投票率は63・90%。
▽宜野湾市長選開票結果
 当 22612 佐喜真淳 無新
    21712 伊波洋一 無元
         (選管最終)
 産経新聞 2月12日(日)23時12分

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 宜野湾の市長選挙は、ほんの900票差だが、「勘違い左巻き」候補の負けということになった。

 実のない「反対のための反対運動」に嫌気がさしている人が増えているということなのだろう。これで左巻きが内紛を起こしてくれれば、彼らに抑えられている「普通の人」たちがもっと声をあげられるようにもなるのだが。


 さて、その普天間基地のことでもまたミソをつけている野田内閣、不思議なことにNHKの調査では「支持率1%アップ」になっていたのだが、他のところでは、

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 内閣支持率が大幅下落26.4% 発足5カ月で初の3割台割れ

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に実施した合同世論調査で、野田佳彦内閣の支持率は26.4%と、前回調査(1月14、15日)から9.6ポイントの大幅下落となった。内閣発足から5カ月で初めて3割を切り、下落傾向に歯止めがかからない。首相は消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革の推進を訴えるが、増税の前提となる無駄の削減や身を切る努力について9割近くが批判するなど、厳しい評価が下った形だ。
「大阪維新の会」を率いる大阪市の橋下徹市長の国政進出を「期待する」との回答が64.5%にのぼり、国政不信の裏返しといえる。ただ、東京都の石原慎太郎知事を代表とする新党構想には「期待しない」が46.8%と、「期待する」41.1%を上回った。
 消費税率を平成27年度までに10%へ段階的に引き上げる政府方針には、前回比0.8ポイント増の43.5%が賛成し、反対は同4.3ポイント減の48.9%。将来的な10%超への引き上げも「必要」が63.9%と、消費税増税に一定の理解は得られている状況がうかがえる。
 ところが、増税の前提ともなる予算の無駄遣い削減について、86.1%が「政府は努力していない」と厳しい評価。増税より前に、民主党が公約した国家公務員の総人件費2割削減を実現すべきだとの回答も、87.1%に達した

 最低保障年金の創設など新年金制度については、計8割超が制度改革の必要性には理解を示した。だが、「移行前に消費税以外の税目を検討すべきだ」39.0%、「移行はよいが国民負担を増やすべきでない」39.9%と、あくまで条件付きの賛成となった。
 政府が沖縄県の米軍普天間飛行場の移設と海兵隊移転を切り離すことで米国と合意したことについては、「沖縄の負担軽減が進み、歓迎できる」が45.8%で、「歓迎できない」の37.4%を上回った。ただ、これに伴い「普天間固定化の懸念がある」との回答が70.7%にのぼった。
 一方、相次ぐ問題発言で批判を受けている田中直紀防衛相については、復興庁創設に伴う閣僚人事で「交代させるべきだった」が64.3%を占めた。
 産経新聞 2月13日(月)11時50分


 国民のため「世論を説得」=野田首相、消費増税に意欲―衆院予算委

 野田佳彦首相は13日午前の衆院予算委員会で、政権運営に関し「世論調査によって右往左往するのはいけない。本当に国家国民のためなら、現状では厳しい世論であっても説得していくことを覚悟しなければいけない場面もある」と述べた。消費増税をはじめとする重要課題の必要性を粘り強く説明していく考えを示したものだ。民主党の逢坂誠二氏への答弁。
 首相は今夏をめどにまとめるエネルギー政策の新戦略について「地域経済への影響、雇用、暮らしにも向き合いながら判断しなければいけない」と述べ、原子力政策を見直す際には原発立地自治体への影響に十分配慮する考えを示した。民主党の若泉征三氏への答弁。
 時事通信 2月13日(月)11時28分

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 こんな数字が出たところもある。

右往左往するのはいけない」どころか橋下氏が主宰する「塾」に逃げ込もうとする議員が出るなど、足元の党はずいぶん乱れているようだが、それにしてもまだ「本当に国家国民のためなら、現状では厳しい世論であっても説得していくことを覚悟しなければいけない場面もある」という野田総理は、いいかげんに安っぱいヒロイズムに酔うのをやめ、現実をみるべきだろう。
 総理は「説得」という時、いまだに「増税を納得してもらう」ことばかり考えているが、有権者が問題視しているのは増税ではなく「改革」の方が進んでいないところだというのは、産経のアンケートにも表れているではないか
 そちらに力を入れれば、くだらない行脚に時間と金を使うこともなく、有権者は「納得」してくれることだろう。

 もっとも「税と社会保障の一体改革」は、ずっと書いているように「痛みを共有してもらう」施策である。そのことで「世論を説得」しなくては改革も進まない。

「目くらまし」のために用意した「公務員改革」も、結局は支持母体に気を使ってすっかり骨抜き。

 年金でも、

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 民主案なら4300億円増=社会保険適用拡大の事業主負担―厚労省試算

 厚生労働省は13日、パートなど短時間労働者への厚生年金と企業向け健康保険(健保組合、協会けんぽ)の適用拡大に伴う財政上の影響について、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の特別部会に試算を提示した。現行で労働時間が「週30時間以上」となっている適用基準を「週20時間以上」に緩和するなど、新たに300万人の加入者が増える民主党案の場合、企業が半分を支払う保険料で事業主負担は4300億円増加する。
 時事通信 2月13日(月)18時43分

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 年金でも政府はこんなことをいっているが、「徴収のすそ野の拡大で安心を」という半面、それだけの金が社会から国に吸い上げられる影響というのも今は考えなくてはならないのだが、それに配慮する気配がない。

 つまるところは「官庁がそれぞれ自分の管轄する制度の維持を考えているだけで、それをコーディネイトする政治家がまったく機能していない」のだ。


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 1兆円は100トン…首相、わかりやすく?説明

 野田首相は11日、千葉県船橋市で開かれた母校・県立船橋高校の同窓会であいさつし、社会保障・税一体改革に関連して、社会保障費が毎年度1兆円ずつ膨らむ自然増の現状を1万円札やエベレストを例えに使って説明し、一体改革について理解を求めた。
 首相は野党などから「説明不足」と批判されているだけに、首相なりにわかりやすい説明を心がけたようだ。
 首相は「1万円札を平積みにしていくと1兆円の高さは1万メートルになり、エベレストより高い。1万円札は重さ1グラムだが、1兆円集めたら100トンになり、とても持てない」と指摘。
 そのうえで、「財政的に維持しなければ年金も医療も介護も成り立たない。財政が待ったなしと言うよりも、社会保障が待ったなしだ」と訴えた。
 読売新聞 2月13日(月)15時41分

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「自分がよく分かっていない」ことを分かりやすく説明してくれているような総理には難しい話かもしれないが、ならばその「増える100トン」の一番大きな割合を占める医療費を何とかする手段を、早急に考えていただきたい。
(2012/02/10の記事、「財政」よりも持ち時間のない課題がある) で書いたように、まだ国債という逃げ道のある予算や、今までの積み立てがある年金と違って「赤字だらけで待ったなし」なのがこの医療費なのだから。

 それができない人間は、しょせん財務省に吹き込まれたことを繰り返しているだけのピエロということだ。


 おまけ。

 NHKとは5パーセントもの差がある数字を出した産経の調査では、

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 世論調査で首相にふさわしい政治家 岡田氏が初のトップ

 合同世論調査で今の首相にふさわしい政治家を聞いたところ、内閣改造で入閣した岡田克也副総理が10・4%となり、民主党政権発足以来、初めてトップについた。2位は前原誠司民主党政調会長(7・7%)、3位は枝野幸男経済産業相(6・5%)となった。
 岡田氏は年齢層別では男性の大半、女性の40歳代以上で最も支持を集めた。これまでは前原、枝野両氏や小沢一郎民主党元代表の後塵(こうじん)を拝すことが多かったが、副総理就任やメディアへの登場回数の増加が好感されたようだ。ただ、首相として「ふさわしい人はいない」との回答も31・5%と多く、岡田氏が「ポスト野田」の最有力候補者として定着するかどうかは定かではない。
「首相にふさわしい人物」を支持政党別にクロス分析すると、民主党支持層の24・1%が岡田氏を支持した。一方、自民党支持層の17・4%が石破茂自民党前政調会長、公明党支持層の15・4%が前原氏を支持した。
 一方、自民党議員で支持率が前回より上昇したのは安倍晋三元首相(5・2%)のみ。石破氏(5・4%)や石原伸晃幹事長(2・7%)は前回より若干低下した。谷垣禎一総裁(1・0%)に変化はなかった。自民党が政権奪還を目指すには、野田首相と争う「選挙の顔」も必要だが、確固たる「顔」は見いだせていない。
 産経新聞 2月13日(月)19時3分

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 同時にこんなデータも取られているのだが……あの枝野氏の名が3位に出てくるあたり、なんだか「テレビでよく聞く名前」を挙げている人も多いようだ。
 NHKの支持率調査で「他の内閣よりよさそう」というのが支持理由のトップになるのと同じく、「興味がない」というのが本音なのだろう。
 そのおかげでどれだけ自分たちの生活が脅かされているか、いいかげんに分からなくてどうするというのだろうか。


 そういえば、しばらく前にも産経の「リーダーにふさわしいのは誰か」アンケートでトップになった橋下氏が、

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 橋下市長の維新公約、沖縄の負担軽減を明記へ

 地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が、次期衆院選の公約となる維新版「船中八策」に、安全保障政策として、現行の在日米軍再編計画の履行や、日米地位協定の改定を盛り込む意向を示していることがわかった。
 大阪府知事時代に関西空港への受け入れに言及した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)については、現行計画通り、同県名護市辺野古に移設することを想定している。
 維新幹部によると、橋下氏は12日の幹部会合で、日米間で合意している米軍再編計画の履行や、米軍人の公務中の罪は、米側に第1次裁判権があると定めた地位協定の改定の必要性を訴えたという。異論もあるため、今後内部で議論する。
 橋下氏は知事時代、沖縄の基地負担軽減を全国知事会で提案しており、将来的には基地の一部を沖縄県外に移設することも視野に入れているとみられる。
 読売新聞 2月13日(月)15時41分

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 こんなことをいっているのだが、 (2010/04/22の記事、だから「愚か」といわれるのだ) で引用した記事にあるように、米軍は「海兵隊の地上部隊とヘリ部隊の駐留場所の距離は『65カイリ(約 120キロ)以内』」という条件を挙げていることぐらいは見るべきだろう。
 そして何よりも、関空は台湾海峡からの距離も遠い。

「沖縄の地理的な意味」を考えずにこんな馬鹿なことをいっていないで、橋下氏はとにかく「大阪市の役人天国」の是正に力を注ぐべきだ。


 本日のメガネ。

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 動体視力を向上させるNikeのアイウェア

偕楽園血圧日記-アイウェア
(写真、WIREDより。ストロボ機能付きアイウェア)

 Nike社の「ストロボ機能付きアイウェア」は、少ない入力信号で正確に判断できるよう訓練することで、動体認識力が向上するというものだ。実際の効果を調べた研究結果も紹介。
 米Nike社の新しいアイウェア『Sparq Vapor Strobe』は、同じくギーク感漂う『Sparq Sensory Station』との組み合わせで、視覚と知覚における重要な10のスキルを分析し向上させることができる、と謳われている。
 Sensory Stationは、30分の視覚テストから始まる本格的な視覚向上システムだが、Vapor Strobe単体(300ドル)でも購入することができる。
 Vapor Strobeでは、レンズにストロボ(Strobe)のような機能があり、視野が開けた状態と遮断された状態が繰り返されることで、近づいてくる対象を捉える能力が向上するという。訓練によって、少ない入力信号で正確に判断できるようになれば、通常の状況での認識力が向上するという理論だ。
 このアイウェア、実際の効果はどうなのだろうか。Nike社が資金を出し、2011年10月28日に発表されたデューク大学の研究によると、Vapor Strobeの実験結果はまちまちだった。
 被験者は157人(多くはデューク大学のアスリート)で、まず、視覚と知覚のスキルについて、Sparqによるコンピューター評価を受けた。次に、Strobeを装着して視覚運動のトレーニングを行った。85人は研究室で訓練を受け、同大学のフリスビー最強チームの31人と、学校代表フットボールチームの41人は、それぞれの分野で訓練を行った。
 研究の結果、中心視野の運動感受性(motion sensitivity)と瞬間的な注意力において、大きな効果があることが確認された。つまり、アスリートはこの装置で中心視野にある対象を認識する能力が向上したのだ。多くはわずか2日間でこの効果が現れた。
 一方で、周辺視野については効果が確認されなかった。
 プロフェッショナルなアスリートたちは、非常に先端的なスキルで競合しているため、視覚能力が少しでも向上すればよい影響が出てくるだろう。それに対して、週末だけ運動するような人々の場合は、利益はそれほどないはずだ。
 Nike社のアラン・ライコフ博士は、人間の眼球では1個につき約110万本の神経線維が、視覚および知覚の情報を脳に伝えていると述べる。その処理量は普通の人間にとっても大変なものだし、特にスポーツでは(競技にもよるが)情報の評価に使える時間は瞬間的だ。
「われわれは全員同じ情報を得る」とライコフ博士は言う。「目から入って来る情報の質と、それをどう扱うかで、違いが生じる」
 TEXT BY Kyle StackTRANSLATION BY ガリレオ -緒方 亮
 WIRED2012年2月13日(月)12:17

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 これはおもしろいなぁ。
 記事では「週末だけ運動するような人々の場合は、利益はそれほどないはずだ」と書くが、逆にこれを動体視力の落ちた高齢者のトレーニングに使ってみたらどうだろうか?

 動体視力が少しでも上がれば、加齢による視野の狭まりを補えるようになるかもしれない。
 そうなれば交通事故に遭う高齢者の数も、少しは減るようになるかもしれない。
「かもしれない」の積み重ねだが、実験してみる価値はある。

 それにちょっとカッコいいしね(笑)。




2012年02月13日(月)

顔をそむけては何も見えない

テーマ:報道
 昨日のガンダムの後のニュースでは、あっちこっちで左巻き「市民団体」がデモで騒いでいる映像を流し、とどめに「サッチャーの強引なやり方を憎むイギリスの一部の人」を出しての「痛みを強いられているんだ!」煽りをやっていたが……、

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 脱原発訴え都心を1万2千人行進 大江健三郎さんも参加

偕楽園血圧日記-九条教の旗(笑)
(写真、朝日新聞デジタルより。「脱原発」を訴えてデモ行進する参加者たち=11日午後、東京都渋谷区、林敏行撮影)

 東日本大震災から11カ月を迎えた11日、東京・代々木公園で「脱原発」を訴える集会が開かれた。主催者によると約1万2千人が参加し、プラカードや旗を掲げて公園周辺をデモ行進した。
 集会は作家の大江健三郎さんらが全国で呼びかけている「さようなら原発1000万人アクション」の一環で、都内での開催は3回目。壇上に立った大江さんは「原発をやめることが子どもたちへの希望の証しになる」と語りかけた。
 集会には俳優の山本太郎さんや、福島県で有機農業に取り組むNPO関係者らも出席。参加者と一緒に「原発反対」「子どもたちを守ろう」と声を合わせた。
 この日は新潟県上越市や北海道釧路市などでも同様の集会があった。震災から1年となる3月11日には、福島県郡山市での集会を予定している。
 朝日新聞デジタル 2012年2月11日18時56分

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 おやおや、前回は水増しして6万(警察発表は3万)といっていた「さようなら運動」もずいぶん人が減ったものだ(
2011/09/20の記事、「面倒くさい仕事をやるための資格がある」 参照)。

「六割が動員」という内情がばらされたために身を縮めてしまったのだろうか? 大江氏の「左! 動員薄いぞ!」という歯ぎしりが聞こえてくるようである。
 おかげで朝日新聞も今まで「どれほど人が多く見えるか」「都合の悪いものが写らないか」で工夫していた写真アングルに失敗して、彼らの正体を示す「九条改正阻止!」の旗が配信写真に写ってしまっているぞ(冷笑)


 さて、そういう「とにかく日本のエネルギー事情を悪化させるのが使命」と考えている勢力がことさら無視を決め込んでいるものに、女川原子力発電所と福島第二原子力発電所がある。
 その福島第二原子力発電所について、

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冷却機能停止、大惨事と紙一重だった…福島第二

 東日本大震災で被災した東京電力福島第二原子力発電所が8日、震災後初めて報道陣に公開された。
 震災当時から現場を指揮してきた増田 尚宏 ( なおひろ ) 所長は、報道陣に対し、「(大惨事を招いた)福島第一原発と同様の事態になるまで、紙一重のところだった」と震災直後の緊迫した状況を振り返った。
 第二原発と、メルトダウン(炉心溶融)に至った第一原発までの距離はわずか約12キロ・メートル。襲来した津波は第一原発の13メートルに対して第二原発は9メートルと低く、浸水は建屋の一部にとどまったが、海岸近くにある原子炉を冷却するための海水ポンプの機能が奪われ、4基中3基が一時危険な状態に陥った。
 しかし、外部電源が1回線残り、中央制御室で原子炉の温度や圧力、水位などのデータが把握できたことから、必要な対策を見極め、事故4日後の3月15日までに冷温停止にこぎ着けた。「原子炉の状態をつかめなくなった第一原発とは大きく違った」と増田所長は指摘する。ただ、復旧に至るまで道のりは険しく、切迫した中での総力戦だったという。
 読売新聞2012年2月8日(水)20:43


 「原発救った命綱」仮設電源ケーブル…福島第二

偕楽園血圧日記-電源ケーブル
(写真、読売新聞より)

 東日本大震災以来、初めて報道陣に公開された東京電力福島第二原子力発電所。
 敷地内には津波の爪痕が残るが、原子炉建屋や格納容器内に損傷はほとんどなく、メルトダウン(炉心溶融)から水素爆発に至った第一原発との違いが際だった。
「これが仮設の電源ケーブル、第二原発を救った命綱です」。敷地内に巡らされたケーブルを指し、福島第二原発の 設楽親 ( したらちかし ) 副所長(52)が説明した。昨年3月11日の震災直後、ヘリコプターで東電の資材センター(茨城県土浦市)から運び込んだ。100人を超える作業員が12日未明から2日間、夜を徹して敷設し、冷却に必要なポンプに電源をつなげ、津波で失われていた冷却機能を回復させた。
 海岸近くでは津波で破損した設備が見られたが、1号機南側には高さ約4メートルの仮設防潮堤がそびえていた。第一原発と同規模の津波にも対応できるという。
 事故から約11か月。安全が確認された1、4号機の原子炉建屋内に入った。1号機では使用済み核燃料一時貯蔵プールがある6階に向かった。1770本の燃料を浸すプールは静かに水をたたえていた。
 4号機では、事故直後に圧力が異常上昇した格納容器の中を見た。高温のために配管の塗装が一部はがれ当時の過酷な状況をうかがわせたが、配管や弁などに損傷はなかった。圧力容器を支えるコンクリート製構造物の中では、制御棒の駆動装置などが林のように突き出ていた。圧力容器には、制御棒が挿入された状態で燃料が入っている。放射線量は、周辺の10倍以上の毎時160マイクロ・シーベルトに跳ね上がった。
 読売新聞2012年2月9日(木)10:23

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 読売新聞が「実は危機一発だった」という話を書いて感情煽りをしているが、ここで見るべきは「第一と同じことが起こらなかった」という事実なのだ。

「第二」はうまく停止したが、「第一」はそれが維持できなかった。そこにあった違いは何かを見ることで、原子炉の安全維持で求めるものが見えてくる。
 新潟の知事が「事故原因の究明もまだなのに(柏崎の)再稼動は認められない」とごねているが、その「事故原因」も、この「第二」との対比をする事でより分かってくることだろう。(というか、この時点でもう「東電のオペレーションの失敗が事故を引き起こした」のはほとんど確定したといえるのだが)

 少し前にも「第二の冷温停止は大丈夫」という記事が配信され、日本語がきちんと読めない人間が「嘘つけ! メルトダウンしてじゃないか!」と福島「第一」と混同して罵りのコメントをヤフージャパンのサイトでつけていたが、「第一の事故はどういうものだったか」ということを忘れている(あるいははじめから理解しようとしていない)人も多いようである。
 福島第一原子力発電所の事故は、冷却がうまくいかず炉心の温度が上がったために水が燃料棒のコーティング材と反応して分解されて水素ガスが発生。圧力容器内の圧力が上がり過ぎて原子炉が破壊されることを恐れた東電が廃棄(ベント)を行ったのだが、水素ガスをうまく逃がすことができず建屋内に溜めてしまい、それが爆発したものである。決して上記のような勢力が煽る「核爆発」が起きたのではない。(他に二号機のサプレッションプールに穴が開いたという話もあったが、こちらは今のところ原因不明である)
 冷却が維持できたおかげで水素ガスの発生がなかった「第二」と比べることで、「第一」の事故過程がよりよく分かるようになる。それが大江氏らのいうような「人間が手を出してはならない領域」の話ではないということも。

 今、福島「第一」2号機内の温度に極端な偏りが生じているということで騒いでいるものもいるが、そういう人は「温度計」と聞いて自分が知っている棒温度計でものを考えているところもあるのではないか?
 こういうところで使われている「温度計」は、機械としては「電流計」であり、センサー部分の金属が温度によって変える抵抗値を測るものである(今日のNHKニュース7でも実物を出して説明してくれた)。もちろん、センサー部分は丈夫な鞘の中に入っているが、もし何らかの要因で変形があったりしたら、それだけで正確な温度は測れなくなる。
 東電のいうように中で断線した可能性だけではなく、冷却系を切り替えた時、融けた燃料に偏在が起き、「重さがかかって」壊れた可能性もあるだろう。
(2012/01/11の記事、秘密の話はあべこべねー) で取り上げた「ミューレントゲン」を早く試してもらいたいところだ。

「メルトダウンメルトダウン」と騒いでいる人間は、左巻きの「原発=原爆」煽りに乗せられて、核爆発でも起きると思っているようだが、何度も書いているように、原子炉で使われる程度の濃縮ウランでは、皆がイメージしているような「核爆発」は起こらない。融けることで形が不均一になっている今はなおさらである。
 昨日のNHKニュース7で「最悪の想定」をした書類の扱いがどうこうと「事故を離れた政治的バッシング」をやっていたが、燃料棒が融けることで起こる最悪の事態は、核物質が露出するすることで、チェルノブイリでは(メルトダウンではなく)爆発によってこれが起きたことが事態を悪化させたのだ。
 福島第一の原子炉では、これは起こっていない。そこは冷静に見なくてはならないところだ。


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汚染水漏れ、原因は雑草…ホースを貫通

 福島第一原子力発電所から出る高濃度汚染水の処理に使うポリ塩化ビニール製のホースから水漏れが22件見つかっている問題で、東京電力は9日、ホース周辺にはえたイネ科の雑草のチガヤが原因と断定した。
 ホースからは枯れたチガヤが見つかっている。東電は、ホースに欠陥がある可能性もあるとみて、ねじり、ひっぱりなどの実験を行ったが、破損は生じなかった。一方で、先端のとがったチガヤと同じ硬さの針を刺すと貫通。チガヤが原因と結論づけた。ホースは、汚染水を処理して冷却に再利用する「循環注水冷却システム」に使われ、全長4キロ・メートル。東電は再発防止のため、チガヤが貫通しないシートを地面に敷くなどの対策をとりたいとしている。
 読売新聞2012年2月10日(金)14:04

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 まさかこんなことでホースに穴があくとは驚きだが、自然はどんな手を使って人類の進化を妨害してくるかわからない。
 だからこそ「想定外」のことが起きた時にはそれに対応する「知恵」を出すことが大切で、行うことは「その言葉」を捉えてバッシングすることではない。

 目をつぶって「あっちいけ!」とやっていればすべての問題は解決するような幻想からは早いところ「さようなら」することが、「ホモ・サピエンス(知恵のある人)」という種名を持つ「人間」の進む道だ。


 ところで、細野大臣が、

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 細野原発相は11日、青森県三沢市で開かれた東京電力福島第一原子力発電所事故に関するパネルディスカッションで、「福島にある原発の再稼働は全くあり得ない」と述べ、廃炉が決まっている福島第一原発1~4号機以外の同原発5、6号機や東電福島第二原発はすべて再稼働させない方針を示した。
 読売新聞 2月11日(土)19時41分配信 「福島の原発、再稼働あり得ない…細野原発相」より

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 また「放射能放射能」と騒ぐ人間たちに媚びるような発言を行っているが、事故のことをより知るためには、営業運転はともかく、一時的に「第二」を動かして地震の影響をより詳しく観測しておく必要もある。

 原子炉の中には、

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原発5基、予測超す劣化…運転延長基準に影響も

 国内の商業用原発全54基のうち5基で、原子炉圧力容器の 脆 ( もろ ) さの指標となる「 脆性遷移 ( ぜいせいせんい ) 温度(関連温度)」が、予測値を上回っていたことが読売新聞社の調査でわかった。
 炉が予測より早く脆くなっている可能性がある。予測値のズレは圧力容器の劣化の正確な把握が困難であることを意味するだけに、古い炉の運転延長に向けた国の基準作りなどに影響を与えそうだ。
 原発を持つ電力会社10社に関連温度などをアンケートで尋ね、取材で補足した。
 鋼鉄製の圧力容器は、原発の最重要機器だが、中性子を浴びて次第に脆くなる。関連温度が高いほど、衝撃に対する強度は低い。関連温度は対象に衝撃を与えて破壊する実験で推定するため、圧力容器本体での測定はできない。電力各社は容器と同じ材質の試験片を炉内に置き、数年~十数年おきに取り出し実験している。
 読売新聞2012年2月12日(日)03:00

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 こんな状態のものもあるというのだから、福島の二つの発電所が持つ原子炉が地震で受けたダメージデータを集めることは、「機械的に40年廃炉」が持つ危険性と欺瞞も明らかにしてくれることだろう


 本日の「温まろう」。

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「汁ONEカップ」初開催=茨城県常陸太田市〔地域〕

 寒い冬を温かい料理で乗り切ろうと、茨城県常陸太田市で汁物料理を一堂に集めたイベント「汁ONEカップ」がこのほど、初めて開かれた。市観光物産協会が中心となり、JR水郡線の利用促進も兼ねて常陸太田駅前広場で開催。郷土料理のけんちん汁のほか、そばがき汁、かぼちゃのポタージュなど、24団体による趣向を凝らした料理が並んだ。
 午後3時までの販売予定だったが、午後1時ごろには完売した屋台が続出。前売り券、当日券ともに売り切れ、急きょ1杯300円で販売も行うなど大盛況だった。
 来場者によるアンケートも実施され、1位に選ばれたのは市民団体による地元の「太田産和牛たっぷり米粉カレーすいとん」。市内の飲食店でメニュー化されるという。イベントは来年も開催される予定。
 時事通信 2月13日(月)10時54分

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 太田でこんなイベントをやったとはなぁ。
 結構こまめにニュースを見ている私でも知らなかったのだから、知らない人の数もずいぶんなものになるだろう。
 ちょっと、というか、かなり宣伝不足だなぁ。
 今週末の土曜日(18日)、水戸市にある芸術館で、「水戸藩! 味な城下町まつり」というものが開かれるのだが、こちらもどこまで宣伝できているだろうか……。

 水戸の周辺にお住まいのみなさん! 週末は芸術館でおいしいものを食べましょう!

「水戸藩! 味な城下町まつり」の詳細はこちらで↓
http://www.mitokoumon.com/information/joukamachi/index.html (水戸観光協会 「水戸藩! 味な城下町まつり」) )




2012年02月12日(日)

俺たちはストーリーの補完を「強いられているんだ!」

テーマ:ガンダム
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 天皇陛下、冠動脈のバイパス手術をお受けに 今月18日

 宮内庁は12日、天皇陛下が11日に東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で受けた心臓の冠動脈造影検査の結果、昨年見つかった冠動脈の狭窄(きょうさく)に進行が見られたため、今月18日に同病院で心臓のバイパス手術を受けられると発表した。
 宮内庁によると、陛下は11日午前11時25分から30分間、左手首からカテーテル(細い管)を挿入して冠動脈の血流などを調べる検査を受けられた。
 その結果、1年前に同様の検査で見つかった狭窄がやや進行しており、専門医が協議した結果、生活のさらなる向上のため、バイパス手術が適切だと判断したという。天皇、皇后両陛下も了承された。
 手術は東大と順天堂大の合同チームが実施。病変は2カ所あるため、2本の冠動脈にバイパス手術を行うという。
 宮内庁の金沢一郎医務主管は「手術例が多く、万全な態勢で臨めば、それほど心配な手術ではない。テニスなどのご運動を行うことも可能になる」と説明した。
 産経新聞 2月12日(日)15時23分

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 機能検査を受けられた陛下は、心臓バイパス手術の必要ありということになられた。
 確かにバイパス手術は執刀例も多いもので成功率も高いが、心配なことには変わりはない。どうかご無事で過ごされんことを。

 それにしても、昔と違って陛下が手術をお受けになられるというだけで大騒ぎする馬鹿どもがいなくなっているあたり、日本がどれほどいい国になっていることか。
 その一方で、「ガンダムエイジ」の後のニュース番組が「これが社会の正義の声」であるかのように取り上げていた左巻き「市民団体」、特に「ハシズム」というレッテル貼りで自分たちの反社会教育を正当化しようとするやつらがどれほど古臭く、「イデオロギーむき出し」で下品極まりないことか。


 さて、その「ガンダムエイジ」だが、なんと二話前のゼハート編入から一年半もの時間が劇中では流れていたというのだから驚きである。
 それをモビルスーツクラブの壁に貼られた写真だけで「感じ取れ」と強いてくるスタッフのどれだけ無茶なことか。
 フリットたちの話しぶりではクラブには後輩も入ってきているらしいというのに、それも視聴者には分からなかった。
 ゼハートがその一年半でどういう感情を「地球種」に抱いたかも、わずかなモノローグで示されるだけ。
「長くとどまり過ぎてしまったのかもしれない」ではない。前回で示されていた「ガンダム奪取」の任務はどうなったのだ? 命令が変わったのならば、その間のことも描いてこそ「地球とヴェイガンの戦い」が画面外でどう進行しているかを視聴者に教える情報になるだろうに。

 いきなり卒業式にMP(憲兵)が乗り込んでくる学校もまた、不思議である。
 アバンタイトルでのセリフでは「スージー・マスコピー・スクール」となっているのでただの私学のようにも思えるが、制服はどこか軍隊調(それにしては男女で服が違う)。アメリカに今でもある私学の幼年学校のようなものだろうか? それではゼハートの「軍に入るのか?」というセリフはおかしくなるし。
 そして、MPが逮捕権を執行できるのは軍籍を持つものだけという基本を、このスタッフはどこまで分かっているのだろうか。

 日本では左巻きの「戦前・戦中は暗黒」史観によって驚くほど「弾圧権」を持たされていたことになっている憲兵だが、実際には一民間人を逮捕する権限を持ってはいない。彼らは軍紀違反の軍人・軍属を取り締まるための組織の一員なのだ。
 しかも逮捕状も示さず、大衆の前で平気で嫌疑理由をべらべらしゃべる。
 何をやっているのだろうか。


 アバンタイトルで「人を救うためには躊躇しない」アセムを描いたのはおもしろい。その姿と、後半の「ヴェイガンめ!」という姿を重ね合わせ、さらに「友達」がヴェイガンであることを知ったことで、自分が親(フリット)に「動かされている」のではないかとアセムが感じるようになってきたら……。
 父の救世主思想に疑問を抱いたアセムと相変わらず独善で走る祖父フリットの間で、キオがどういう風に物語を締めるか、スタッフが個々の物語をどんどん飛ばしてしまう現状では、「とりあえずその辺だけ総集編風に描いてしまってもいいのではないか」という気さえしてくるな。



2012年02月11日(土)

グローバル化の流れの中で大切なもの

テーマ:報道
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 天皇陛下、心臓の検査が無事終了

 宮内庁は11日、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で行われた天皇陛下の心臓の検査が無事終了したと発表した。
 宮内庁などによると、陛下は午前から、カテーテルを使って心臓を取り巻く冠動脈の状態を調べる造影検査を受けられた。検査は無事終了したという。
 陛下は経過観察のため1泊し、12日に退院される予定。
 産経新聞 2月11日(土)15時36分

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 建国記念日の今日、陛下が心臓検査のためにご入院された。

 この心臓カテーテルは私もやったこともある。造影剤が入る時にちょっと胸が熱くなるような感じがするものの、体への負担というものではほとんどなく、実際に「病院でちょっと採決する」のとさして変わらないのでそちらの方は問題ないだろう。
 が、週刊誌の中には「九割狭窄! ステント(血管を拡張する器具)も使えず!」と刺激的な見出しで釣ろうというところもあるので「いろいろ」心配なところである。

 そんな週刊誌にも、

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 被災地の両陛下「自分達が履く訳には・・・」とスリッパ脱がれる

 東日本大震災以来、天皇、皇后両陛下は幾度も被災地にお見舞いに向かわれた。今あらためて被災した東北3県を取材し、お見舞いの際に両陛下と被災者の間に生まれた心温まる秘話を再現する。
 東北3県のうち最初のお見舞い先は4月27日の宮城県。両陛下が同県で最初に視察された被災地、南三陸町の町長・佐藤仁氏(60歳)が振り返る。
「両陛下は町立伊里前小学校の校庭に自衛隊ヘリで降りられ、被災した市街地を校庭の隅から視察されました。学校は高台にあり、校庭の先は崖になっているため、安全を考えて校庭の隅にある花壇の手前に立っていただく予定にしていたのですが、両陛下は崖のすぐ近くまで歩み寄られ、じっと眼下の市街地を見ておられました」
 両陛下は市街地に向かって黙祷を捧げ、佐藤町長から被災状況などについて説明を受けられると、被災者が待つ町立歌津中学校の体育館を訪ねられた。同行した佐藤町長はそこで両陛下の心遣いの深さを目の当たりにする。
「私が先に体育館に入り、両陛下をお迎えしました。実は当時はまだ物が不足していて、スリッパも用意できたのは両陛下に履いていただく2足分だけで、私はスリッパを履いていませんでした。すると、それを見られた皇后陛下が、いったん履かれたスリッパを脱がれたのです。さらに天皇陛下までがスリッパを脱ごうとなさった。それで皆で慌ててお止め申し上げたのですが、他の誰も履いていないのに、自分たちだけ履くわけにいかない、というお心遣いだったのでしょう」
 SAPIO2012年2月22日号
 NEWS ポストセブン 2月11日(土)16時6分

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 こんな陛下のお人柄を伝えてくれているものもある。

「何よりもみんなのこと」を考えてくださる陛下のお姿は、「神によって君臨を認められる」欧州の王たちとはまったく違う、まさに日本の「りょうしん」。
 陛下が示してくださる「人を思う気持ち」を、「絆」といいながら「放射能放射能」と煽るやつらに踊らされている日本人は学びとる必要があるだろう。


 ところで、そんな陛下を支えて行く「宮」のことで、

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 男系堅持、首相が意向 女性宮家創設めぐり答弁

 野田佳彦首相は9日の衆院予算委員会で、「女性宮家」創設に向けた皇室典範改正について、「皇室活動の安定性をどうするかという観点で、女性宮家の問題を議論する。皇位継承の問題ではない」と強調した。その上で、「古来、皇位継承が男系で続いてきた歴史的な重みを受け止める」と述べ、男系継承を堅持する意向を初めて表明した。
 自民党の稲田朋美氏が「美しい伝統である天皇継承の原則は変えてはいけない。皇室典範や憲法は男系維持を前提としている」とただしたのに対し、首相は「その通りだ。意識は私も同じだ」と応じた
 女性宮家の当主が結婚相手を皇族以外から迎えた場合、お子さまは男子でも女系となる。首相の答弁は、政府内の議論を女性・女系天皇の是非など皇位継承問題と切り離す意向を示したものだ。
 現在、皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻の4人のお子さまのうち、男子は秋篠宮家の悠仁さま1人。愛子さまをはじめ女子は結婚されれば皇室を離れる。
 政府は皇室典範改正案の国会提出を目指し、今月下旬に有識者へのヒアリングに着手する。首相はこれまで「女性宮家の創設に限って議論をしていく」と述べていた。
 ただ、首相は小泉内閣時代の有識者会議の座長代理として女性・女系天皇容認論をリードしたとされる園部逸夫・元最高裁判事を内閣官房参与に任命し、助言を受ける。このため、今回の政府内の検討も女性・女系天皇容認論に傾くことが懸念されていた。
 産経新聞 2月10日(金)7時55分

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 先日、野田総理が「男系維持の大切さ」が分かっているような答弁を国会で行ってくれた。
 もっとも、「国会での虚偽答弁は認められる」とした菅内閣時の財務大臣であり、「増税は実施するのが任期満了後なので『上げない』といった公約には反しない」とぬけぬけ言うような人間の言葉なのでどこまで信用できるのかというところもあるで、どこまで額面通りに受け取っていいのか分からないが。

 稲田氏の言うように男系継承の伝統が「美しい」かどうかというのは人によって見方は変わるので、そういう余計な修辞はすべきでないと私は思うが、少なくともこの伝統が「世界でも特筆すべきユニークなもの」であることは間違いない。
 そしてそれは、これから「グローバル化」が進む中で日本と日本人がアイデンティティ確立をする際、大きな「得物」になるというのもまた、間違いない。

 世界では、

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 英王子派遣で周辺国反発 フォークランド紛争から30年

【ニューヨーク=黒沢潤】英政府が今月初め、アルゼンチンとの間で領有権争いが続く英領フォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島に、最新鋭の駆逐艦とともに、空軍で救助ヘリの副操縦士を務めているウィリアム王子を派遣したことに周辺国が反発を強めている。
 同諸島の領有権をめぐり、アルゼンチンと英国が戦火を交えた1982年のフォークランド紛争から今年で30年。今月2日、ウィリアム王子は同諸島に到着。軍事訓練の一環で、約6週間、とどまる方針だ。
 英軍の部隊増派の動きに対し、アルゼンチンのフェルナンデス大統領は7日、「英国による南極周辺での軍備増強は(周辺の)安全保障にとって重大な危機となる」と述べ、この問題を国連安保理に提起する考えを示した。
 ブラジルとウルグアイはすでに、フォークランドの旗を掲げる船舶の寄港を禁止する措置をとったほか、チリ外務省もアルゼンチンへの支持を表明。エクアドルのコレア大統領も「(英国は)21世紀の時代に植民地主義的な行動を取ろうとしている」と非難し、さらなる“制裁”の必要性を強調している。ベネズエラのチャベス大統領は「姉妹国に対する帝国主義者の攻撃には一緒になって抵抗する」と述べ、アルゼンチンと英国が戦火を再び交えた場合、アルゼンチンを支援する意向を示した。
 居住者が3千人足らずの同諸島を英国が重視するのは、漁業権益だけでなく、同海域における原油の推定埋蔵量が約83億バレルとされるからだ。これは英本国の推定埋蔵量の3倍に相当する。英外務省は「フォークランド諸島の人々が望まなければ領有権についてアルゼンチンと交渉することは一切あり得ない」との見解を示している。
 産経新聞 2月10日(金)7時55分

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 日本の週刊誌の妃殿下バッシングなど及びもつかないほど数百年に渡ってスキャンダルにまみれていようと、「王族の一人が赴任する」というだけでこれだけの騒ぎになるような「意識」があるのだ。
「千五百年間続いている家系」を持つ国がどういう「憧れ」を持たれるか。そしてそれが、世界の中で埋没しないためにどれだけ役に立つことか。

「国が続いていること」があまりに当たり前になっているため「国」に無頓着になり、かつ「それを否定することが正しいという教育」を施されてきた日本人だけがそれを分かっていないのだから困った話である。


 お隣の国で、

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 植民統治下で獲得した孫基禎氏の金メダル 文化財に

【ソウル聯合ニュース】日本の植民地時代だった1936年のベルリン五輪男子マラソンに「日本代表」として出場し、優勝した故孫基禎(ソン・ギジョン)氏の金メダルと賞状、月桂冠が文化財に登録されることになった。韓国文化財庁が9日、明らかにした。
 3点は韓国人が初めて五輪で優勝し、獲得したもので、体育史・民族史的な価値が高いと評価された。今年は孫氏の生誕100周年となる。
 韓国政府発足後、初出場した1948年ロンドン五輪の際、韓国代表団の経費に充てるため発行した韓国初の宝くじと選手団のペナントなども文化財に指定される。
 文化財は30日間の予告期間と文化財委員会の審議を経て、登録されることになる。
 聯合ニュース 2月9日(木)20時22分

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 こんなことが決められたようだが、その国ではこの孫選手が優勝した時に着ていたユニフォームの「日の丸」が気に入らないとして、新聞社が写真を修正したり、記念像が建っているベルリンの競技場に不法侵入してそこを「削る」事件まで起こす人間が出たりしている。

 普通に考えれば、これは「日本統治下でも朝鮮人は『朝鮮民族の名前』を名乗って『日本』の代表としてスポーツをやっていられた」という証拠であり、日本時代の朝鮮人がどれだけ自由でどれだけ認められていたかの証でしかないのだが、そんなものですら「今の自分たちが『自分たちを抑圧した日本より上だという妄想に浸る』ことで満たされる薄っぺらな自尊心」のために歪めてしまうのだから、韓国人のいう「過去を直視」というのがどれほど意味のないものか分かるというもの。

 こういうみじめな曲解をしてまで「国が続いている」と思いこもうとするところも、世界にはあるのだ。

そういう国とメンタリティの同一性を持つような団体に踊らされて、自分たちの宝を捨てようとするほど愚かしいことはない。


 本日のバレンタイン。

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 バレンタインは「LOVE UDON」 さぬきうどんの高松

偕楽園血圧日記-バレンタインうどん
(写真、産経新聞より。「こんぴらや」がバレンタインデーに向けて新発売した「LOVE UDON」)

 14日のバレンタインデーに向け、さぬきうどんの製造販売を手がける「こんぴらや販売」(香川県まんのう町)は、ハート形の透明容器に紅白の麺を入れたうどんギフトを発売した。
 名付けて「LOVE UDON」。国産小麦100%の半生うどんで、紅こうじ色素、梅エキスを混ぜたピンク色と白の麺を各80グラムずつ入れた。
 同社は「麺好きの彼氏、彼女に想いを伝えて」と、ホワイトデーでの活用もPR。500円。直売所とネットショップで販売中。問い合わせは同社((電)0120・101・703)へ。
 産経新聞 2月9日(木)23時6分

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「うどん県」はほんとに……こんなもの送っても「私『メン』食いなの」というメッセージにしかならないんじゃないのか?

 ああ、これを送られたやつはつまり……ということか(笑)。



2012年02月10日(金)

「財政」よりも持ち時間のない課題がある

テーマ:政治
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 年金財源試算を公表=民主

 民主党は10日、衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金を導入した場合、消費税の10%への引き上げとは別に、2075年度時点で最大7.1%の消費増税が必要になるとした試算結果を公表した。
 時事通信 2月10日(金)15時52分
 

 政府と党は別物?厚労相「党の方で検討」連発

 小宮山厚生労働相が国会答弁で、年金抜本改革などについて「民主党の方で検討している」との答弁を繰り返し、与野党双方から「担当閣僚として無責任だ」と厳しい指摘を受けている。
 10日の衆院予算委員会でも、自民党の茂木政調会長から「(民主党の)新しい試算はいつ出すのか」と質問された際、小宮山氏は「民主党の方でご判断される」「新しい年金制度は民主党の方で考えている」と述べ、政府と党は「別物」のように答えた。
 これに対し、茂木氏は「もう少し責任感をもってほしい。政府・与党一体ではないのか」と声を荒らげた。民主党内からも、小宮山氏に対し「批判をかわしたいのだろうが、年金抜本改革を人ごとのように答えるのは、何とかならないものか」との声が出ている。
 読売新聞 2月10日(金)18時30分


 増税協議、粘り強く呼び掛け=野田首相

 野田佳彦首相は10日夜、首相官邸で記者会見し、民主党が最低保障年金の財源試算を公表したことに関し「粘り強く与野党協議の可能性を追求したい」と述べ、消費増税に関する協議を引き続き野党に呼び掛ける考えを示した。
 時事通信 2月10日(金)18時46分

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 民主党がマニフェストで提唱していた「新年金制度」を導入した場合の財政負担試算をようやく公に認めた。
 だが、そうしたらそうしたでまた「それでもまだする責任逃れ」と「単なる揚げ足取り」の応酬をやっているのだから、永田町の住人たちにはほとほとあきれたものである。

 民主党がこの試算を公に認めるということは「党はこの方針で制度改革を進める」ことを認めるものである。それを「政府とは違う」といっては話にならないし、野田総理の「一体改革で談合協議をしよう」という呼びかけも「自分たちは考えません」という宣言にしかならない。
 一方で野党の方も、なるほど政府が責任逃れをしているので話にならないのは分かるが、こんなところで引っ掛かっていては、今されるべき「税と社会保障の一体改革」議論自体を停止させ、民主党が無駄にした二年半に、さらに無駄な時間を積み重ねることにもなるだけ。ここは、早速「試算の徹会」で予防線を張っている岡田副総理らを無視して、「分かった。政府・民主党はその線で行くのだな」と決めつけてしまって話を進めるべきだろう。

 実際に今「年金改革議論」の方では、

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 <一体改革>低所得者への年金加算、月6000円検討

 政府・民主党は9日、税と社会保障の一体改革に盛り込んだ低所得者への年金加算について、受給資格を満たせば一律に月額6000円を加算する方向で検討に入った。保険料を免除されている人は、免除期間に応じてさらに最大で約1万700円を増額する。高所得者の減額に関しては、対象を年収850万円以上とし、既に年金を受け取っている人も減額の対象とする方針だ。詳細を詰めたうえで今国会に関連法案を提出し、消費税率が10%となる15年10月からの実施を目指す。
 年金が加算されるのは住民税非課税世帯で年収80万円程度以下の人で、対象者は約500万人。年金受給に必要な加入期間を現在の25年から10年に短縮したうえで、受給資格を満たせば受け取れる。
 本来より高い現在の年金水準を14年度中に解消すると、基礎年金の満額は月約6万4000円となる。6000円加算すれば、40年間保険料を納めた人は、民主党のマニフェスト(政権公約)で示した最低保障年金の満額7万円と同額になる。
 一方、免除対象となる人に関しては、期間に応じて最大で計約1万7000円を加算する。ただ、保険料納付と関係なく一律に加算することへの批判もあり、未納や免除期間のある人を減額する案も含め、さらに検討する。
 高所得者については一体改革で、基礎年金のうち税を財源とする国庫負担分(2分の1)の段階的減額を検討しており、年収850万円以上の人から減額を始め、同1200万~1300万円で支給を停止する方向だ。支給総額は約650億円縮減する。【鈴木直】
 毎日新聞 2月9日(木)22時45分


 年金減額、所得850万円から 民主作業チーム案

 民主党の年金作業チームは9日、野田政権が実現をめざす高所得者の年金減額と、低所得者の年金上積みの具体案を示した。年収850万円以上の人から基礎年金を減らし始め、1200万~1300万円程度で最大月3万2千円を減額。低所得者には一律月6千円を加算した上で、保険料の免除期間に応じてさらに最大約1万円を上乗せする。
 年金の増減案は、政権が消費増税に伴う低所得者対策と財源確保策として検討してきた。この案をもとに詳細を詰め、3月に関連法案を国会に提出する方針。税率が10%に上がる2015年度中の実施をめざすが、野党の反発も予想され、先行きは不透明だ。
 高所得者の年金減額では、厚生労働省が、税金を財源とする部分(基礎年金額の半分、実施時点で約3万2千円の見込み)を年収1千万円の人から徐々に減らし、1500万円ですべて減額する案を示したが、党の作業チームは対象をさらに拡大。捻出できる財源額は450億円から650億円に増える。民主党が公約する「最低保障年金」が、中・高所得の人に支給しない想定になっている点に合わせたとみられる。すでに年金をもらい始めている人も減額する方向で、約24万人が対象になる見込みだ。
 朝日新聞デジタル 2012年2月9日21時57分

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「とりあえず支給の方では『下』を最低年金制度に近い形にして。また収入のある高齢者には『痛みを負担してもらって』」という形を政府は作りつつある。

 これに加えて、何度も書いているように来年度は「消費税増税を前提とした年金国庫負担分の補填に充てる国債の発行」が予定されているのだ。これはなし崩し的に「新年金制度への布石」が進められている事の表れでもある。
 ここでいまだに「年金制度をしっかり維持することで安心感を」といった国会答弁をしているような副総理がいるような政府は何とも不誠実極まりない。
 それをごまかすためにまだ「与野党協議を」という相手に野党は乗ることなどせず、この「今の年金をいじろうとしているところ」について、国会という開かれた場で政府を質し、「税と社会保障の一体改革」論議とは何をするものかを天下衆目の元に晒していかなくてはならない。

 上記引用記事で毎日新聞が「弱者救済(バラマキ)」を表題に使い、朝日が「高所得者の負担増」を強調しているあたり、マスメディアの姿勢がよく分かるような気がするが、こういう「どうするのか」論なくしてただ口先だけの「安心・安全」で増税に道筋をつけるやり方では、国民から会議の目しか受けられない情勢になっていることに、永田町も、その後ろにいる霞が関もそろそろ気がつくべきだろう。


 民主党が「新年金制度試算」を出したことで、またしばらくの間、話はこればかりにそらされるのだろうが、実は社会保障の分野では年金よりも医療保険の方が「じり貧」に近い。
(2011/05/05の記事、未来の収支は「赤字」ばかり) で引用したように、今や大手の健保組合でも赤字のところが多くなっている。中小企業などが入っている協会健保や国保もまた言わずもがな。
 これを何とかするには、一番伸び率の大きな高齢者の医療費見直しをしなければならないのだが、「後期高齢者医療制度」でそのための議論が高まるかと思いきや、民主党とマスコミの「姥捨て山!」騒ぎで単なる政権叩きにすりかえられる始末。
 こんなことではまったくどうしようもない。

 先日、マスコミがまた「失言叩き」をしようとして不発に終わったものに、

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 「エイリアンのよう」=胃ろう患者で発言―自民・石原氏

 自民党の石原伸晃幹事長は6日のBS朝日の番組で、高齢者の終末期医療でおなかの外から直接胃に管をつないで栄養を補給する「胃ろう」を受ける患者に関し、「映画で、寄生したエイリアンが人間を食べて生きているみたい」と述べた。映画「エイリアン」に出てくる地球外生命体を引き合いに出したことで、患者の親族ら関係者の感情を逆なでする発言として批判も出そうだ
 石原氏は「社会の最下層で身寄りもない人の末期医療を担っている所に行くと、意識が全くない人に管を入れて生かしている。何十人も寝ている部屋を見たとき何を思ったか。エイリアンだ」などと述べた。
 時事通信 2月6日(月)19時58分

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 こんなものがある。

 ヤフージャパンのニュースページのコメントは時事通信の指示通り(冷笑)「伸晃叩き」で盛り上がっていたのだが、この発言は本来
(2012/01/31の記事、政権が行政議論の妨害をしている) 、で取り上げた医学会側の提言とリンクするもので、終末期医療を真剣に考えるための発端にすべきもの。
 下品なマスコミが「失敗したからもういいや」と放りだしたからといって、その発言を引き出した「現実」まで放りだしていいものではない

 何度も書いているように、「後期高齢者医療制度」を「姥捨て山!」と叩いた民主党では、そんな議論はできないだろう。(それとも、政権に座ってからの『前言翻し』のコレクションにこれもまた加えるか?)
 だが、大きなところではこの終末期医療のあり方から、小さなところでは「医療機関の老人サロン化」まで、医療機関の「形」をどうするかの議論こそ、健保制度の崩壊前にやらなくてはならない「焦眉の急」の話なのだ。


 ところで、「社会保障費」といえば、その中で決して少なくない「男女共同参画なんたら」というものに使われている金の話がこの「税と社会保障の一体改革」の中でまったく議題に出てこないのはどういうことだろう。

 地方に行けば「男女共同なんたらセンター」とか「○○会館」といった、実質的にウーマンリブの尻尾を引きずった勢力の拠点にしかなっていない施設の建設やその維持に使われているようなものが結構ある。
 これを国と一体的に見直すことで「予算の支出組み換え」を行えば、全国規模ならばそれだけでかなりの額の金が浮く。
 地方交付金などのあり方も含めれば「国の財政改革」にそうとう寄与するのではないだろうか?


 本日の火渡り。

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 たき火を飛び越え新年の幸せ祈る=中国広東省

偕楽園血圧日記-中国式火渡りの儀
(写真、新華社より)

【新華社掲陽(広東)】 中国南部、広東省の掲陽市にある渓東村で7日、年に1度の伝統行事「たき火飛び」が行われた。村人たちがたき火の上を飛び越え、旧年に別れを告げて新年の幸せを祈る。現地ではこれが青年になるための儀式でもある。(新華社発 許明撮影)
(翻訳 王秋/編集翻訳 恩田有紀)
 毎日中国経済 2月8日(水)16時56分

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 いやいやいや。これはもう「焚火」といったレベルのものじゃないぞ(苦笑)。



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