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2016年08月28日(日)

彼もまた「身内は見えないジャーナリズム病」か

テーマ:政治

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 三反園知事、川内原発停止を九電に要請 「再点検を」


(写真、朝日新聞デジタルより。三反園訓・鹿児島県知事(左)から瓜生道明・九州電力社長に川内原発の停止要請書が手渡された=26日午後3時4分、鹿児島県庁、金子淳撮影)

 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は26日、県庁で九州電力の瓜生道明社長に、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を直ちに停止するよう要請した。「県民の不安に応えるためにも、いったん止めて再点検してほしい」と述べ、熊本地震の影響や原発周辺の活断層について調査、点検するよう求めた。
 瓜生社長は「社に持ち帰って内容をしっかり確認し検討したい。様々な人と論議したい」と述べた。
 要請書で三反園知事は、「原発を運転する者として、県民の不安に真摯(しんし)に向き合い、思いに応える責務がある」と指摘。原発を直ちに停止するよう求めた。
 また、自治体が策定する避難計画についても言及。避難道路や避難車両の確保を支援することなどは「事業者として、当然、対応すべき課題」と位置づけ、支援体制の強化を求めた。
 三反園知事は今月19日、川内原発周辺を視察。住民からは災害時の情報提供に不安の声が寄せられたといい、「包み隠さず、適時かつ正確な情報」を発信するよう要請した。
 申し入れに対し、九州電力は9月上旬までに回答する考えだ。もともと川内原発1号機は10月に、2号機は12月にそれぞれ法律にもとづく定期検査に入る予定で、九電はそれまでは稼働を続けたい考えだ。一方で情報公開の強化などは前向きに検討しており、どう対応するかが焦点になる。
 朝日新聞デジタル 8月26日(金)16時51分

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 はぁ(ため息)。久米宏と組んで国会レポートをやっていた頃は「切れ者」の雰囲気を醸し出していたというのに、しょせん朝日系の人間とはこの程度の頭脳レベルなのか。


県民の不安に応えるためにも、いったん止めて再点検してほしい」って。(2016/07/28の記事、まだまだ続くその影響)でも書いたが、三反園「くん」は、いったいその「安全点検」とやらはどういう基準に従って行えというのだろう
 我が国で核分裂炉の安全基準を定めているのは、原子力規制委員会が出しているものしかない。そして川内原子力発電所の1、2号機は、その基準に合格したから再稼動したのだ。
 それを「不安だから再点検しろ」といったところで、元になっている安全基準に変更がない限り、何の意味があろう。

 よしんば川内の炉が「新基準」ができてから数十年も動き続けている続けている未来というのならばともかく、我が国には「原子炉13カ月点検」というただ「反核団体」の顔色をうかがっただけの馬鹿馬鹿しい停止点検期間が定められている。ヤフーのコメント欄でカルト思考ほむき出しにしている馬鹿が「定期点検後に再稼動を認めなければいいのだ」といって悦に入っているが、ここで知事のいう通りに九電が「停止再点検」をしたならば、今度はその「13カ月点検」ののちに地元首長として「再稼動反対」とはいえなくなるだけなのだが、分かっているのだろうか?


 三反園知事は、「避難道路や避難車両の確保を支援することなどは『事業者として、当然、対応すべき課題』」として上から押さえつけながら協力を求めるという姿勢を見せているが、避難計画を重要だと思うのならば、彼が取るべきはこんな偉そうな態度ではなく、

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 <高浜原発>避難訓練 住民「実際の時にうまくいくのか」


(写真、毎日新聞より。関西電力高浜原発の事故を想定した広域避難訓練で、海上保安庁のヘリに乗り込む住民たち=福井県高浜町で2016年8月27日午前9時31分、久保玲氏撮影)

◇孤立予想地区 天候不良で一部のヘリ輸送訓練は取りやめに
 関西電力高浜原発(福井県高浜町)での過酷事故を想定した広域避難訓練は、30キロ圏内にある学校や病院、福祉施設、家庭で、27日午前8時ごろから順次始まり、住民らが真剣な面持ちで参加。「実際の地震発生時にうまくいくのだろうか」との不安の声も聞こえた。
 高浜原発周辺には、道路事情で非常時に孤立する恐れのある地区も多く、ヘリや船も訓練に導入された。内浦半島にある高浜町音海地区は約140人が居住。半島の根元に原発があるため、陸上から避難するのは困難で、ヘリや船を使うしかない。

「(プロペラの)風に注意してください」
 午前9時半、小雨が降る中、原発の北約1・5キロに位置する関西電力のヘリポートでは、住民と町職員計2人が海上保安庁の隊員の指示を受け、ヘリに乗り込み避難した。
 天候不良のため一部のヘリや船の輸送訓練は取りやめに。同地区で旅館を営む児玉巧さん(69)は「大雨や雪も降る。気候や風土を知る私たちからすれば、避難訓練の実効性は疑問だ」と首をかしげた。
 福井県美浜町役場では午前11時前から、避難住民や車の放射線量を測定するスクリーニングが実施された。
 原発に近い同県小浜市やおおい町から避難した住民が乗るバスや乗用車が続々と到着。放射線量を測定する「ゲート型モニター」を通過し、検査を受けた。一部の参加者は、放射線が検出された想定で、車から降ろされ、追加の検査を受けた。スクリーニングを受けた同県若狭町の介護士の橋本朋美さん(53)は「今回はスムーズだったが、実際にはもっと多くの人が避難するはず。バスが手配できるか不安だ」と話した。
 原発周辺には迂回(うかい)路のない場所も多く、道路が地震による土砂災害で封鎖されると避難に支障が出る。原発の西約5キロの高浜町宮尾地区では、倒木で県道が通行できなくなる複合災害を想定し、陸上自衛隊が障害物を排除する訓練を実施。隊員らが午前9時すぎから、道路脇の崖の前でパワーショベルを使い木の枝を除去した。
 自衛隊の担当者は「順調に訓練できたが、実際には重機が現場に入れない状況も考えられる。車両の誘導に人員を割く必要性も感じた。迅速に対応できるよう備えたい」と話した。【立野将弘、高橋一隆、竹内望】
 毎日新聞 8月27日(土)13時13分

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 福井県でやっているこういう官民業者合同での訓練を行うことである。


 毎日新聞は「実際の時にうまくいくのか」という住民の声を出し、NHKも、


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 原発事故想定の避難訓練 複合災害時の課題が浮き彫りに

 福井県にある高浜原子力発電所で地震に伴って事故が起きたという想定で、近隣の7000人以上の住民が参加する大規模な防災訓練が行われました。孤立した住民などをヘリコプターや船で避難させる訓練は天候の悪化で一部中止になり、複合災害時の課題が改めて浮き彫りになりました。
 NHKニュース&スポーツ 08月27日 18:11

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 と書くこの訓練だが、まさにその「複合災害時の課題」を浮き彫りにし、「実際の時にうまくいく」ように何度もやっていくことが大切で、鹿児島でも追従すべきことではないか。


 福島の事故前には、こういう訓練をしようというだけで「そんな訓練がいるということは原子炉は事故を起こすということだな!」と(2007/07/22の記事、水、水、水!)で取り上げたように、事業者に因縁つけにねじこんでくる勢力があったが、福島の事故後にそんなことをする集団がいたら、今度はそういう集団の方が白い目で見られるだろう。


 まあ、まだ、「被害が拡大してくれた方が自分たちが支持される」と考えて、


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 【高浜原発】反原発派が訓練妨害 「意味がない」

 避難のためのバス乗車場所となった高浜町の高浜小学校の正門前には、反原発を訴える市民団体「若狭の原発を考える会」(京都市)のメンバーら約10人が集まり、「福島事故の教訓を踏まえておらず、訓練は無意味だ」などと訴えた。「反原発」と書かれた旗を持って敷地内に無断で入り、町職員に制止される場面もあったが、訓練に大きな支障はなかった。
 メンバーは、正門前の歩道に陣取り、同会の木原壯林代表(72)が「防災とは訓練をすることではなく、原発をなくすことだ」と持論を展開。声高に原発反対を訴えた。
 原発の廃炉には数十年かかり、放射性物質の放出を伴う事故は、廃炉になった原発でも発生する可能性があるが、木原代表は「原発推進派が証拠作りのためにやっているにすぎず、こんな訓練は行う意味がない」と話した。
 産経新聞 08月27日 23:24

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 こんなことをやっている者たちもいるようだが(苦笑)。



 三反園知事は「県民の不安が」といい、時事通信なども「住民などから『原発は大丈夫か』『停めてほしい』と問い合わせが殺到、7月末までに約5500件に上った」(時事通信 8月26日(金)16時12分配信 「要請後の方針見えず=鹿児島知事、公約は実現―川内原発」)と書くが、この「住民など」というのが曲者で、実際にこの中に「反核団体に関係していない、県外者(外国人もだ!)を含まない住人」というのはどれぐらいの数がいるのだろうか?

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 川内原発停止要請 「地元の声聞かぬ」沸き上がる憤り 三反園知事 信頼関係にひび

「県民の声を聞くといいながら、特定の意見しか聞いていない。原発が止まったら困る住民の思いにも耳を傾けるべきだ」。鹿児島県の三(み)反(た)園(ぞの)訓(さとし)知事が九州電力に対し、川内原発の一時停止を要請した26日、地元・薩摩川内市の声に耳を閉ざす姿勢に、憤りの声が沸き上がった。(高瀬真由子)
 三反園氏は7月28日の就任からこの日まで、薩摩川内市の岩切秀雄市長と一度も意見交換をしていない。
「川内原発の停止要請を行ったことを出張先で知った。詳細な内容、状況が分からないのでコメントは差し控える」。岩切氏は地元首長でありながら、こうコメントするしかなかった。
 8月19日に川内原発周辺の避難道路や福祉施設を視察した際も、地元の事情に最も詳しい市職員は同行せず、市役所を訪れることもなかった。視察先の市民から「なぜ市の職員がいないのか?」と疑問の声が上がる始末だった。
(後略)
 産経新聞 8月27日(土)8時0分

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 地元にはこういう声もあるというのに、そういう「声」と向き合わってバランスをとるということを考えない知事というのは、行政官としてはたして地元のためになるのだろうか。


 そもそもその「不安」というものからして、何度も取り上げている「放射能デマ屋」が嘘八百まき散らし、テレビや新聞が「悲惨なるフクシマ」というフィクションを垂れ流して脅すから生じているものではないのか。

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 <伊方原発>3号機で水漏れ 営業運転への影響なし

 愛媛県と四国電力は26日、伊方原発3号機(同県伊方町)の純水装置の配管から、2次冷却水の不純物を取り除いた排水最大1.3トンが漏れるトラブルが あったと発表した。四電によると、配管の老朽化や配管内のゴムパッキンのゆるみが原因の可能性があり、今月12日の再稼働との因果関係はないという。早け れば26日中に部品交換を終える見込みで、9月7日に予定している営業運転への影響はないとしている。
 26日午後2時5分ごろ、パトロール中の社員が排水配管のつなぎ目から、水が噴き出しているのを確認。ポンプを停止して水漏れを止めた。漏れた排水は建屋内の排水槽に回収され、外部への流出はないという。【橘建吾】
 毎日新聞 8月26日(金)19時53分

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 こういう記事をきちんと読まず、「汚染水漏れだ! 原発廃止!」と騒ぐ人間の声に、どれほどの価値があろう。(指摘するまでもなく、「二次冷却水からさらに不純物を取り除いた水」は汚染水ではない。そもそも原子炉側のものではなく、これはタービン側の「水」なのだから、これは原子炉の「事故」ではなく、タービン側の不調(事故ですらない)に過ぎない)


 こういう人間がいる中で、例えば時事通信が、

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 鹿児島県の三反園訓知事が九州電力に川内原発の一時停止を要請した。
 九電は直ちに停止する考えはないものの、同原発は10月以降に定期検査のため一時停止する。県側の同意がないまま検査後に再稼働を強行するのは難しいとみられる。政府の原発再稼働政策にも不透明感が強まっている。
 時事通信 8月26日(金)20時14分配信 「原発再稼働に不透明感=検査後の停止、長期化も―川内原発」より

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 こういう記事を書く時、「政府の原発再稼働政策にも不透明感が強まっている」というのは単なる時事の記者の感想でしかないのだが、それがあたかも「民意」であるかのような印象で語られ、「人々がそう思っている」という方向で固定化され、「不安煽り」に使われていることはないだろうか。
 

 三反園知事は権限のないパフォーマンスに興じる前に、報道のこういう姿勢やデマ屋の存在に対して、それを正していくべきだ。それこそが、ジャーナリズムの水を飲んだことのある人間として「彼にこそできる仕事」ではないのか。



 おまけ。


 今回の三反園知事の行動に対して、朝日新聞が、


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 川内原発 九電は懸念と向き合え

 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が九州電力に対し、全国の原発で唯一、営業運転中の川内原発(鹿児島県)1、2号機をいったん停止し、機器を点検しつつ自治体の避難計画への支援を強化するよう申し入れた。
 4月の熊本地震の後、住民の間で原発への不安が広がったことを受けての行動だ。
 稼働中の原発を止める権限は知事にはない。しかし、三反園氏は7月の知事選で川内原発の一時停止を主張し、再稼働を認めた現職を破って当選した経緯がある。
 九電は、知事が示した懸念を正面から受け止めるべきだ。
(中略)
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に対しては、新潟県の泉田裕彦知事がかねて厳しい姿勢をとっている。再稼働したばかりの関西電力高浜原発(福井県)の運転を大津地裁が仮処分で差し止めたことも記憶に新しい。
 行政や司法から相次ぐ異議申し立てに対し、電力業界は誠実に向き合うのか。九電の姿勢が大きな試金石になる。
 朝日新聞デジタル 社説 2016年8月27日

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 こんな社説を書いているのだが、そういう朝日新聞こそ、http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12148484641.html(2016/04/10の記事、はいっ! そろそろ前に歩きだしましょう)で取り上げた福岡高裁宮崎支部の川内原発の運転差し止め仮処分却下の判決に向きあいましょう。


 関電の訴訟で同じ裁判官が判断するという司法の第三者生保放棄したトンデモ判決の時には、「関電は従え」と書いた朝日新聞。自分たちの思想に会わない判決は「無視する」というのでは、いったいどの口をして「安倍は立憲主義がどうの」と罵ることができるのだろう?



 そういえばこの件では毎日新聞も、


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 <川内原発一時停止要請>問われる知事の本気度

 川内原発の一時停止と再点検を公約通り九電に要請した三反園知事だが、九電がすぐに原発を停止する可能性は低い。現実的には10月に1号機、12月に2号機が定期検査のため停止した後の運転再開時に、知事がどう対応するのかが焦点となる。
(中略)
 定期検査後の運転再開に知事がストップをかける法的権限はない。だからといって、避難計画の実効性も検証せず運転再開をすんなり認めるようなことがあれば、九電への要請がポーズだったと批判されても仕方ない。問われているのは知事の「本気度」だ。【杣谷健太】
 毎日新聞 8月26日(金)22時42分

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「知事には停止を命じる権限がない」ことを言いながら、「本気を見せろ」と迫っている。

 いやはや、彼らのいう「独裁者」というのは、ただ「気に入らない人間を貶す」ためだけの薄っぺらなレッテル貼りであることがよく分かる文ではないか(笑)。



 本日の大航海。


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 チリ海軍の帆船、東京・晴海に入港…世界最大級


(写真、読売新聞より。9年ぶりに東京に来港したチリの帆船エスメラルダ(26日午前10時57分、東京・晴海ふ頭で)=笹子美奈子氏撮影)

 チリ海軍の帆船エスメラルダが26日、9年ぶりに東京の晴海ふ頭に入港した。
 1954年の建造で、全長113メートル、4本のマスト(高さ49メートル)を持ち、帆船としては世界最大級。6月にチリを出港した。
 乗組員約300人の平均年齢は25歳。最先端の計器に頼らず、手作業で針路を見定め風を読む力を養う。洋上ではインターネットもできない。「昔の人たちが航海中、家族や恋人を恋しく思った気持ちも学んだ」と士官候補生のダニエラ・フィゲロアさん(22)。
 一般公開は27、28日午後2~6時。参観無料。
 読売新聞 8月26日(金)19時19分

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「エスメラルダ」懐かしい名前だ。中学の頃にはこういう帆船の模型を出してくれるメーカーがあり、何隻か作ったものだ。
 あれからもうずいぶん経つが、新しい船に名前が引き継がれたのだろうか……と思っていたら、あの「エスメラルダ」がまだ現役でがんばっているらしい。おいおい。
 船は船齢20年を越えたら「老朽船」と呼ばれるのに、「エスメラルダ」はもう80年近く使われているのではないのか? チリも物持ちいいなぁ。
 

洋上ではインターネットもできない」とはいえ、衛星通信ができる設備やGPSは、改装して積んでいるのだろうとは思うが。




 

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2016年08月27日(土)

ほら、やっぱり出てきた

テーマ:報道

 今日も始まりは朝日新聞の記事から。
「また朝日の話題か」といわれそうだが、「突っ込みどころのある面白い」ことをやっているので、彼らの期待通りに突っ込んでおきたい(笑)。

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 素晴らしい日本の言葉の文化「敬語」を正しく遣う

【銀座・由美ママ 男の粋は心意気】
 ビジネスシーンに限らず社会生活において円満な人間関係を築くために、敬語を正しく遣うことは必要不可欠だと思います。しかしながら今の時代、目上の方や取引先の方に対して、正しく遣えない人が増えているように感じています。とくに若い人のなかには、上司や先輩、取引先の初対面の方などに、友達のような言葉遣い(タメ口)で話す人もいるのです。「そのほうが、気持ちが楽になる」「フレンドリーになって打ち解けられる」というのが彼らの言い分のようですが、私に言わせればそれは幼稚な言い訳です。
(中略)
 さらに言うと、敬語がうまく遣えないのは若い人たちだけのように思われがちですが、経験豊富な社会人にも怪しい人がたくさんいます。以前ニュースで、ある国会議員が報道陣の質問に「それは総理のお考えだから、私からは……」と答えているのを聞いて、違和感を覚えたことがあります。その議員から見れば総理は政党という身内の人間、つまり「それはウチの社長のお考えです」というのと同じことですよね。ならば、議員の発言も「総理のお考え」ではなく「総理の考え」が正しいのではないでしょうか。
 老いも若きも、男性も女性も、誰もが正しい敬語の遣い方を身につけたいものです。敬語は「粋」で素晴らしい日本の文化です。外国語にもていねいな表現、敬語にあたる表現はありますが、日本語ほど礼儀・礼節を感じさせる表現はあまりないのではないでしょうか。相手を敬う思い。相手を気遣う思い。相手を立てるために謙遜し、控え目に接する。そうした思いを相手に伝えるために、日本語には敬語という表現があるのですよね。正しい敬語を適切に遣うことはビジネスに必要なスキルであると同時に、日本人としての大切なたしなみだと私は思っています。
(文 銀座「クラブ由美」オーナーママ・伊藤由美 / 朝日新聞デジタル「&M」)
 朝日新聞デジタル 8月25日(木)11時30分

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 敬語の使い方というのは、社会の維持に必要な「人との距離感」というものにもかかわるもので、由美ママのいうように「『フレンドリーになって打ち解けられる』というのが彼らの言い分のようですが、私に言わせればそれは幼稚な言い訳」というのは確かにその通りだと思う。
 よく「アメリカ人は上司も名前で呼ぶ。フレンドリーだ。それに比べて日本は」という人間もいるが、ちゃんと英語を学べば分かるように、彼の国にも「目上の人間に対して使う言いまわし」というものはある。役名ではなく名前で呼ぶから「距離をとっていない」というものではないのだ。
 

 で、まあそういうことは良いとして、この記事、中では記者に対する国会議員の物言いなどをあげつらっているのだが、ではその記者たちの言葉遣いというものはどうだろうか?(ちなみに書いておくと、総理大臣は国会が代表して行政府に送り込んでいる人間だが、議員の「身内」ではない)

(2013/01/03の記事、景気良くいこう!)で引用した2013年の一般参賀のことを書いた朝日新聞自身の記事を読んでみよう。


天皇、皇后両陛下や皇族方が宮殿のベランダに立ち、集まった人々に手を振った
三笠宮さま(97)も昨年7月に心臓の手術を受けて以来、初めて公の場に出席し、妻百合子さま(89)とともに確かな足取りで歩み出た
天皇陛下は~あいさつした
 

 これのどこが「正しい敬語」で書かれているというのだろうか

 こんな記事を書いている会社が「正しい敬語を使おう」という記事を配信するなど、いったいなんの冗談なのだろう。


 日本のマスコミの皇室に対する言葉遣いというのは、本当に「なっていない」。
 元共同通信記者の青山参議院議員は以前テレビの番組で「僕が共同通信に入った時、先輩から『天皇に敬語を使うな』とさんざん教えられた」といっていたが、陛下に対してぞんざいな言葉遣いをすることを「意識的」にやっているのだとすれば、それこそ人として最低の行為だとしか言いようがない。
 そんなことだから、「生前退位」というとんでもなく気持ち悪い単語を連呼しても平気なのだろう。まったく。


 そもそも(2016/08/08の記事、簡単に考えていいものではないことがある)で引用した全文にあるように、陛下は一言も「天皇位を皇太子に譲りたい」などとはおっしゃっておられない、それどころかご自分は象徴としての役目に全身全霊をもってあたりたいと表明されている。だというのに、「生前退位だ!」と決めつけてその方向でことを進めようとする「空気」を作ろうとしているのがもう傲慢極まりない。
 陛下のお言葉をきちんと読めば、譲位の話以前にわれわれ国民がするべきは「象徴天皇とはどういうあり方であるべきか」であることが分かるはずである。


 そういう話を無視して「御譲位」の方向を既定路線に従っている勢力が騒いでいるおかげで、(2016/08/08の記事、簡単に考えていいものではないことがある)でも指摘したように、


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 <二階幹事長>「女性天皇容認を」 BS番組で言及

 自民党の二階俊博幹事長は25日、BS朝日の番組収録で皇位継承問題に言及し、「女性尊重の時代に(女性は)天皇陛下にならないというのはおかしい」として、女性天皇を容認すべきだとの認識を示した。
 女性天皇を巡っては、小泉純一郎首相(当時)の私的諮問機関が2005年に安定的な皇位継承を図るため「女性・女系天皇」を容認する報告書をまとめた。しかし、保守層が反発し、秋篠宮ご夫妻に長男悠仁さまが誕生すると議論は立ち消えになった。
 二階氏は記者団に「各界で女性が活躍しているのに、女性天皇が適当でないというのは通らない」と指摘。過去の経緯に関しては「ここで国民の意見に耳を傾け、結論を得ればいい」と述べた。
 天皇陛下がお気持ちを表明された生前退位の問題については「(女性天皇の問題と)一緒に(検討を)やればいいが、切り離して考えてもいい」と語った。【水脇友輔】
 毎日新聞 8月25日(木)20時10分

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 「女性天皇」の話を持ち出すものが現れ、さっそくマスコミによって、


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 <皇位継承>菅官房長官、女系に慎重姿勢

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で、皇位継承のあり方について、「(過去の天皇と男性のみで血統がつながる)男系継承が例外なく今日まで維持されてきた重みを踏まえながら考えていく必要がある」と述べ、皇位継承資格を女系に拡大することに慎重な考えを示した。また、自民党の二階俊博幹事長が25日に女性天皇を容認する認識を示したことには「政府の立場でのコメントは控えたい」と述べつつ、「安定的に皇位の継承を維持することは国家の基本に関わり、極めて重要な問題だ。慎重かつ丁寧に対応する必要がある」と指摘した。
 小泉内閣が設置した有識者会議が2005年にまとめた報告書では「男系継承を安定的に維持することは極めて困難で、女子や女系の皇族に拡大することが必要」と結論づけた。女性天皇は歴史上、8人10代(2人は2回即位)いるが、いずれも男系皇族。【田中裕之】
 毎日新聞 8月26日(金)18時47分



 女性天皇容認論、菅官房長官が慎重姿勢を強調

 菅官房長官は26日の記者会見で、自民党の二階幹事長が女性天皇の容認に積極的な認識を示したことに関し、「(天皇の)男系継承が古来例外なく維持されてきた重みを踏まえながら、安定的な皇位継承を考えていく必要がある」と述べ、政府として慎重に対応する方針を強調した。
 二階氏は25日の番組収録で「女性尊重の時代で、天皇陛下だけそうならないのはおかしい」と語った。
 読売新聞 8月26日(金)21時39分

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「女性」と「女系」の混同が行われるようになっている。


「女性」と「女系」の違いは、小泉政権時代にも指摘されていたが、(2005/11/25の記事、史上最悪の大逆罪)でも書いたように、「女系天皇」はただの家系乗っ取りでしかない。

 しばらく前、国連に嘘八百の誣告をして、「女性が天皇になれないのは差別」というとんでもない勧告をさせようとした左巻きグループがいたが、こういう「なにがなんでも天皇の地位を変えて日本人から敬愛をなくしたい」とする勢力は、いったいなにを考えているのか。
 マスコミに誘導されたとはいえ、陛下のお言葉に心動かされた人ならば、それが壊そうとしているものが何かわかるはずだ。



 本日の会話。

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 川崎重工、人格を持つ“AIバイク”開発へ ライダーと会話、セッティングもお任せ


(図、ITmedia ビジネスオンラインより。AIモーターサイクルのイメージ)

 川崎重工業は8月25日、IT技術を活用した次世代モーターサイクルの開発に着手したと発表した。人工知能(AI)により人格を持ち、ライダーと会話を重ねていくことでライダーを理解し、最適なセッティングを行うといったことが可能になるという。
 ソフトバンクグループのcocoro SBが開発した「感情エンジン・自然言語対話システム」を活用。ライダーの話す言葉から意思や感情をAIが理解し、言語を使って意思疎通する。電子制御技術を組み合わせ、AIの指示でライダーの経験やスキル、ライディングスタイルに応じたマシンセッティングもしてくれるという。
 通信機能により、ライディングを楽しむための情報や安心・安全のためのアドバイスも提供。ライダーとAIとのコミュニケーションを重ねるにつれ、ライダーの個性を反映したモーターサイクルになっていくという。
 AIの活用で、「モーターサイクルを単なる移動手段ではなく、ライダーが操る悦びを味わうためのマシン」という思想を高いレベルで実現するという。「ライダーとモーターサイクルが共に信頼し、ライディングを通じて互いを高めあいながら成長していくという、新しい楽しみ方が生まれる」としている。
 ITmedia ビジネスオンライン 8月25日(木)16時56分

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(2014/07/28の記事、ヘタ打つ考え休みに似たり)でヤマハが「エンジンの感情を表現するスマートフォン向け無料アプリ」を配信するという記事を取り上げた時にも書いたことだが、バイク乗りにこんな機能求めている人どれほどいるのかなぁ。
 マシンセッティングをAIが勝手にやるというのもどうだろう。機械が複雑になるとそれが壊れた時、あるいは挙動がどうにも合わない時にはただただ不快感が増すだけになる。
 というか、それを含めてマシンコントロールをするのがバイクの楽しみなのだが。


 まあ、アニメに出てくるようなライディングポジションまで変わるほどの変形機能を積んだバイクというものが出てくるならば、それはそれで面白いのだが、そういうのはホンダがやるようなことだと思っていた。
 カワサキがこんなことを始めるというのは、ちょっとがっかりだな。



 

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2016年08月26日(金)

これが「自分は正義」だと自己満足するための「自分のことは棚上げ」思考だ

テーマ:報道

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 駆けつけ警護 もっとPKOの議論を

 安全保障関連法に基づく自衛隊の新任務の訓練が順次、始まる。政府がきのう発表した。
 まず行われるのは、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に、11月に派遣される予定の陸上自衛隊部隊に対する「駆けつけ警護」の訓練だ。
 道路補修などにあたる施設部隊だが、駆けつけ警護は、離れた場所で武装勢力に襲われた国連、NGO職員らを武器を持って助けにいく任務だ。自らの部隊を守るだけでなく、外に出て多くは丸腰の人を守ることになる。隊員のリスクが高まることは避けられない。
 この任務を付与するか否かは今後、現地の治安情勢などを踏まえて政府が判断する。国会での徹底した議論が欠かせない。
 南スーダンの人道危機にいかに歯止めをかけ、国造りを支えていくか。自衛隊を含むPKOの役割は大きい。
 一方で、その実態が変質したのも確かだ。かつて「敵のいない軍隊」と呼ばれたPKOは、紛争の当事者にならない、中立性を重んじるものだった。だが近年は、人道危機から住民を保護するために武力を積極的に用いる活動が常態化している。
 紛争地の状況は刻々と変化していく。実際に駆けつけ警護に踏み込むとすれば、現地の部隊も、東京の政府も極めて難しい判断を迫られるだろう。
 ところが、その根拠となる安保関連法について、国会での議論は尽くされていない。11本の法案を2本にまとめ、焦点はPKOのあり方ではなく、集団的自衛権をめぐる憲法問題などに当たった。7月の参院選でも大きな争点にならなかった。
(中略)
 南スーダンの国造りにより良く貢献するためにも、一方で、行き過ぎた軍事行動に陥らないためにも、自衛隊が何をして、何はしないのか、より具体的で幅広い検討が求められる。
 秋の臨時国会をその場にすべきだ。政府はできる限り情報を開示し、与野党で現地の実情を踏まえて議論してほしい。
 朝日新聞デジタル 社説 2016年8月25日

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 朝日新聞の社説が何人の記者で担当されていいるのかは知らないが、せめて自分のところの紙面をきちんと読んでいる人間に書いてもらいたいものだ。ここは「朝日新聞」という看板を背負っているコーナーであり、記者がブログで勝手な感想を書くところではないのだから。


 まったく。「紛争地の状況は刻々と変化していく。実際に駆けつけ警護に踏み込むとすれば、現地の部隊も、東京の政府も極めて難しい判断を迫られるだろう。ところが、その根拠となる安保関連法について、国会での議論は尽くされていない。11本の法案を2本にまとめ、焦点はPKOのあり方ではなく、集団的自衛権をめぐる憲法問題などに当たった。7月の参院選でも大きな争点にならなかった。」とはよくいえたものである
 拙ブログなどでも「安保法制」審議中に何度も「自衛隊の法的地位とその『できること』についての議論をしろ」と書いてきたし、そういう主張をする人も結構いたというのに、「PKOのあり方ではなく、集団的自衛権をめぐる憲法問題」にすり替えて政権叩きをしたのは朝日新聞を筆頭とする「民共機関紙」となったマスメディアではないか。

 彼らのアジテーションに支えられて、民共などが「安保法」の審議をすべき国会を「立憲主義がどうこう」という罵りの場に変えて政権のイメージ低下作戦に走ったのだ。

 朝日新聞は(2015/09/20の記事、民主主義だから必ずしも自分の意見が通るわけではない)などで書いたように、「多数党は民主主義ではない」というトンデモ記事を書いて彼らを応援した。それを棚に上げて「南スーダンの国造りにより良く貢献するためにも、一方で、行き過ぎた軍事行動に陥らないためにも、自衛隊が何をして、何はしないのか、より具体的で幅広い検討が求められる。秋の臨時国会をその場にすべきだ。政府はできる限り情報を開示し、与野党で現地の実情を踏まえて議論してほしい。」と書くなど、あまりにも身勝手で無責任にすぎる。



 こんなことを書きながらも、一方でこの「多数決という民主主義の手法否定」の意思は彼らの基礎的観念に刷り込まれているのか、

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 「みんしゅしゅぎ」って何? ネットで話題、絵本が復刊


(写真、朝日新聞デジタルより。本への思いを語るかこさとしさん=神奈川県藤沢市)

「だるまちゃんとてんぐちゃん」などの作品で知られる絵本作家のかこさとしさん(90)が、民主主義について子どもたちに伝えるため約30年前に書いた 絵本が、今月中旬に復刊された。数が多い方が勝ちではなく、いい考えをみんなで大切にするのが民主主義――。そんな内容がブログで紹介され、話題を呼んだことがきっかけだ。
 1983年に出版された「こどものとうひょう おとなのせんきょ」。児童館の前の広場の使い方をめぐって子どもたちの意見が割れ、投票を通じて解決をめざす物語だ。多数決で決めただけではけんかが起きてしまい、登場人物たちは話し合いを経て、譲り合って使う方法を考える。
 そのなかで、こんな言葉が語られる。
「みんしゅしゅぎは、いいことをみんなできめるんだよな。かずがおおいから、いいんじゃなくて、たとえ、ひとりでもいいかんがえなら、みんなでだいじにするのが、みんしゅしゅぎのいいところだろ」
 子どもの遊び場は狭いのに、大人の「あそぶところ」がどんどん増えていくことに、子どもたちはこんなことを考える。
「おとなだけのせんきょでかずがおおくなったものが、かってなことをしているためだろう」
 復刊のきっかけを作ったのは、オランダ在住の野口由美子さん(38)の6月末のブログ。小学生の息子が日本人学校から借りてきた本のことを紹介し、 「『投票って何?』 ある絵本に驚きの答え」とつづると、「『民主主義』って弱者が押しつぶされることではないんですよね」などと、多くの反響が届いた。
 朝日新聞デジタル 8月23日(火)13時36分

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 こんな一部の人間の内輪受けの話を「社会現象」であるかのような記事を書く。
「話題を呼んだ」と朝日はいうが、こんな本のことがブログ界隈で話題になった話など見たこともない。左巻きが子供のふりをして「アベ叩き」の手紙を書いて話題になったことは何度かあったが。


 そしてこの絵本、左巻きの大好きな独善にあふれていて、なんとも気味が悪い。
みんしゅしゅぎは、いいことをみんなできめるんだよな。かずがおおいから、いいんじゃなくて、たとえ、ひとりでもいいかんがえなら、みんなでだいじにするのが、みんしゅしゅぎのいいところだろ」という文は、平仮名ばかりというのも気味が悪いが、まあそれは子供向きの話なので仕方がないとして、その「一人でもいい考え」というのを誰が判断するのかというところで破綻している。それに気付かず「それが正しい」とするところが気味悪い


 まさに、

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 まつり参加拒否、弁護士会が撤回求める 東京・国分寺

 東京都国分寺市内で開催される「国分寺まつり」への参加を市民団体に認めなかったのは、表現の自由の侵害に当たるとして、東京弁護士会は25日までに同市とまつりの実行委員会に対し、参加を拒否しないよう要望書を出した。団体は25日、記者会見を開き、今年のまつりには参加させるよう求めた。
 参加を拒否されたのは「国分寺9条の会」「ちょっと待って原発の会」「Bye―Bye原発/国分寺の会」の3団体。
 例年11月に開催される国分寺まつりに参加し、憲法9条や原発事故を考えるパネル展示などを行っていた。だが2014年と昨年の2回にわたり、内容が「政治的な意味合いを持つ」などとして市内の団体などでつくる実行委に参加を拒否された。このため昨年12月、東京弁護士会に人権救済を申し立てていた。
 弁護士会は人権擁護委員会での調査を経て、参加が認められないのは「表現の自由の行使が妨げられたことになる」と指摘。「政治的な意味合い」という理由に「合理性はない」とした。市に対しては、実行委に補助金を出していることなどから「適切な関与をすることが要請される」と求めた。
 3団体の代理人、梓澤和幸弁護士は「市民が広く社会に主張を伝えるための機会について、市は表現の自由を実現すべき公的責任がある」としている。
 国分寺市の宮本学・文化と人権課長は「要望書は受け取っているが、今の段階でコメントはできない」としている。
 朝日新聞デジタル 8月26日(金)1時29分

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 こういうことをしている勢力の「気味の悪さ」に繋がるところがある。


 この「国分寺まつり」がどういうものなのかは国分寺市のサイトhttp://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kurashi/1010867/1011795/1012830.htmlに出ているが、「ステージ,パレード,模擬店,イベント等多種多様な催しがありました。姉妹都市新潟県佐渡市からは,伝統芸能の鬼太鼓と民謡の披露や物産展も行なわれました」というものだから、純粋にエンタメ系のイベントなのだろう。そこに「九条がー」「原発がー」という主張をする展示をもちこむというのは、政治的云々以前に「場違い」である。


 かつて共産主義時代のソ連では生活のあらゆるところに「党の主張」が入り込み、人々は常にその主張に従うことを余儀なくされ、それが人々から自由を奪い、「灰色の活気のない社会」を作ることになった。
 みんなでワイワイ騒ごうというお祭りの場に政治主張を持ちこむその思考には、ソ連の「党が社会を支配する」に通じるものを感じてならない。そして、「一人でもいい考え」を自分で決めてしまう考えは、こういう活動を自己正当化するものになる。


 民主主義はその「一人でもいい考え」が本当にいい考えならば「多数の人が共感し、支持する」つまり「みんなで大事なする」ようになることで成り立つ。その過程が「議論」である。
 そこを否定して「自分が正しいのだから認められて当然。認めないのは社会が悪い」というのは、それこそ民主主義を否定する行為だ。
 それも分からず、「安保法制」の議論をすり替えて「己の正義こそが絶対」とやった朝日新聞に、国会に向かって意見を言う資格などない。



 おまけ。

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 「警察が取材妨害」沖縄2紙が抗議声明 ヘリパッド移設

 沖縄県東村高江地区周辺で国が進める米軍のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事に絡み、沖縄タイムスは24日付朝刊で、現地で取材中の記者が警察の機動隊に取材を妨害されたとして「報道の自由を侵害するものであり断じて許すことは出来ない」とする抗議声明を掲載した。
 高江では7月22日以降、抗議する市民らと機動隊のもみ合いが続く。同社などによると、今月20日に工事車両の通行を防ぐため県道の橋に座り込んだ市民らを機動隊が排除した際、取材していた沖縄タイムスと琉球新報の記者も腕をつかまれるなどして強制的に移動させられたという。
 沖縄タイムスは声明で「社員証を見せ、記者であることを訴えたにもかかわらず、計30分程度取材活動が制限された」と批判。琉球新報も21日付朝刊で「報道の自由を侵害するもので強く抗議する」とする編集局長の談話を掲載した。
 沖縄県警は朝日新聞の取材に「記者は腕章を腕に巻いておらず、報道関係者と判別しにくい状況だった。取材を制限するつもりは一切ない」と答えた。
 ◇
 この問題を受け、日本新聞労働組合連合(新聞労連)は24日、「国家権力による報道の自由への重大な侵害で、絶対に許されない」などと抗議する声明を出した。
 朝日新聞 08月25日 00:06

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 たとえ新聞記者でも、違法行為をすれば罰せられるのは当たり前。取材だからといえばどんな行為をしても許されるものではない
(狼魔人日記「高江、暴徒を支援する新聞記者」)さんがたくさん動画を上げておられるが、沖縄の新聞記者は「第三者という立場」から抗議行動を外から眺めているのではなく、完全に活動家と一緒になって騒いでいるではないか。
 これを「妨害行為」として排除の対象にすることは「報道の自由がどうの」という話ではない。


「一人でもいい考え」という独善が行き過ぎると、こういう「俺が正義だから何でもできる」という傲慢な考えをもつことになる。それが鳥越氏らが暴露してくれた「昭和のジャーナリズムの体質」の正体である。

 独善を讃えるような絵本で子供を育てると、こういう人間がいつまでもはびこることになる。
「気をつけよう。甘い正義と朝日新聞」、だ。



 本日の販売。


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 ギョ!自販機の中で金魚が泳ぐ 変わり種水槽第2弾登場 奈良・大和郡山


 (写真、産経新聞より。水槽の中で金魚が優雅に泳ぐ姿が注目を集めている「金魚自販機」=奈良県大和郡山市の柳町商店街)

 金魚の街として知られる奈良県大和郡山市にある柳町商店街に、自動販売機の中を金魚が泳ぐユニークな「金魚自販機」が登場し、注目を集めている。
 商店街協同組合が観光客を呼び込もうと企画。約3年前、電話ボックスを水槽に改良して話題を呼んだ「金魚電話ボックス」に続く第2弾として、商店街内の「金魚カフェ『柳楽屋(りゅうらくや)』」軒先に設置された。
 魚のデザインなどがあしらわれた酒瓶が並ぶ飲料の自販機内に高さ約45センチ、横約90センチの水槽を設置。約30匹の金魚が酒瓶の合間を優雅に泳いでいる。いずれも空き瓶で、金魚を含め購入は不可能。郵便ポストや車を水槽にする企画も検討中といい、商店街協同組合の専務理事、菊岡洋之さん(49)は「今後もユニークな金魚鉢を設置し、観光客に商店街を回遊してもらえるようにしたい」と話した。
 市でも今年、金魚鉢のデザインを募集する「全国金魚のお部屋・おうちデザインコンテスト」を初開催。1次選考を通過した作品は学校の黒板や駅の改札機、トイレの案内表示などを金魚鉢や水槽にする斬新なアイデアぞろいで、現在受け付け中のウェブ投票で最多得票を獲得した作品は市が製品化、設置する。
(後略)
 産経新聞 8月25日(木)14時48分

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 ああ、酒瓶の中に金魚を入れて販売しているのではなく、自動販売機の筐体をディスプレイボックスにしているだけか。
 自動販売機は重力で商品を取り出し口に落とし込む形のものが多いから、生きたものを売るのは難しいだろうしな。


 そういえば何年か前にはゲームセンターのクレーンゲームで「小さな瓶に入れた魚」を取るものがあったが、もう見かけなくなった。やはり落としたりする事故などで販売が難しかったのかな。
 店員も世話しなければならないので手間が増えたろうし、動物愛護団体もうるさかったろうしな。




 

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2016年08月25日(木)

彼らに餌を与えないように

テーマ:報道

 先週末、

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 福島原発作業員の白血病に労災認定 2例目、福島労基署

 東京電力福島第1原発事故の収束作業に従事し白血病を発症した50代の男性作業員について、福島労働基準監督署は19日、労災と認定し、医療費の支給を決めた。福島原発事故の被曝(ひばく)によるがんに労災が認められるのは、昨年10月に続き2例目でいずれも白血病。厚生労働省は「発症にはさまざまな要因があるが、総体的に業務と関係があると判断した」と説明した。
 厚労省によると、男性は東電協力企業社員として平成23年4月から27年1月、福島第1原発構内で機械修理作業を行っていた。被曝量は3年9カ月で計54.4ミリシーベルト。27年1月に白血病と診断された。
 放射線被曝による白血病については、年間5ミリシーベルト以上被曝し被曝から1年を超えて発症した場合、他の要因が明らかでなければ労災認定するとの基準がある。福島原発事故に絡み、作業後にがんになり労災を申請した人は今回を含めて11人おり、3人が不支給、5人が調査中、1人が申請取り下げとなっている。
 産経新聞 8月19日(金)17時3分

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 福島の労基署がこんな認定を出した。


 それ自体は「補償」という面で、記事にもあるように「放射線被曝による白血病については、年間5ミリシーベルト以上被曝し被曝から1年を超えて発症した場合、他の要因が明らかでなければ労災認定するとの基準がある」と定められているのだから当然だが、だからといってわざわざ「発症にはさまざまな要因があるが、総体的に業務と関係があると判断した」と官庁側がいうことはない。ここはただ「法律でそう定められているからそうする」とだけいっておけばいいのだ。
 こういう一文を新聞が書けるようなことをしてしまうと、「そこだけ」しか目に入らない人間たちがまた「福島の被曝で白血病だ! 福島は人の住めない地だ!」と大騒ぎを始めるのだから。(実際ヤフージャパンで配信されたこの記事のコメント欄でも、そういう人間がひと山いくらで湧いている)

 福島の事故後にも、この「電離放射線障害に係る疾病の業務上外の認定基準」をもちだしてきては、「裁判所が認めている!」と医学的な被曝影響基準を否定して「人の住めないフクシマ」を定着させようとした人間たちがいたが、そういう人間たちに力を与えるようなことを政府がやってはいけない。
 

「反原発」のために小泉元総理らを引っ張り出してきて、


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 福島で被爆の元米兵、「アルミ箔を噛むような感じ」だった

【ニュースソクラ編集長インタビュー】トモダチ作戦被爆者支援を聞く 吉原毅城南信金前理事長
 小泉純一郎元首相が中心になって東日本大震災の援助活動で被爆した米軍元兵士を助ける「トモダチ作戦被害者支援基金」が7月に設立された。どこからも支援を受けられずに苦しんでいる米軍兵士を放っておけないと義援金を集めることにした。小泉氏といっしょに基金立ち上げに動いた城南信用金庫の前理事長の吉原毅相談役に聞いた。 (聞き手はニュースソクラ編集長、土屋直也)
――米軍が東日本大震災の際に救助してくれた「トモダチ作戦」はよく覚えていますが、被爆していたなんて。
 トモダチ作戦というのは、福島原発事故の直後に米海軍第七艦隊空母ロナルド・レーガンを中心とした部隊が福島沖に向かった救助行動です。津波にながされ海面に漂う人をヘリで救助し、船の上で救助を待つ人を助け、沿岸地域で救助を待つ人達に支援物資を届けました。本当に同盟国日本のために、純粋に人道的な気持ちから取り組んでくれた軍人、軍属がいたのです。
 その時に、原発が爆発し、大量のプルーム(高濃度放射性物質)がまき散らされた。広島原爆の4000倍の物質が放出されたと、東電の海外サイトでは表明されています。
 すごい数字ですが当然です。原発というのは1日に3発の広島原爆を爆発させたのと同じだけの放射性物質ができるのです。年間なら1000発分です。それが4号機まであるわけですから。
――日本人では被爆被害はあまり聞かないのですが。
 日本にとって幸運だったのは、爆発のときは西から東に風が吹いていて、90数%の放射性物質は太平洋側に流れたことです。ほんの一部が飯館村など北東に流れ、帰還困難地域になりました。もし東から風が吹いていたら関東全域を含め、東日本は壊滅したかもしれなかったのです。そう講演などで話すとシーンとなりますね。
 首相官邸は正確に事態を予想していて、5000万人避難計画を立てていたと、当時の補佐官から聞いています。
――空母内はどんな風だったのでしょう。
 米軍艦隊は福島沖で救援活動をしていて、そこに高濃度プルームが直撃した。そこで活動した乗組員は「口のなかでアルミ箔を噛んでいるような感じがした」と証言しています。
 これは、チェルノブイリでも同様の証言があるのですが、とても異常な感覚だと思います。
 作業を終えて艦に帰ると、万一のための線量計が一斉に鳴り出したそうです。ヘリの乗務員はヨウ素剤を飲まされ、甲板員はなぜか飲まされなかったと語っています。洋服を脱げということで男も女も素っ裸になって、服はすべて袋詰めにし、シャワーを浴びまくったそうです。
 艦内がパニック状態なのは彼らが持っていた携帯の画像で見せてもらいました。彼等の表情が事態の深刻さを物語っています。映像のなかでは、自嘲ぎみに「私たちは、核のホロコーストのなかにいるのではないか」とつぶやく声が入っています。
(中略)
――救助活動の後の空母レーガンはその後米国に戻るのですか。
 作戦のあと、母港の横須賀には戻らず、長崎に寄港します。そこで汚染したヘリを持ち帰れないということで、東電が引き取って処分しているのです。
 最終的にカリフォルニア州のサンディエゴに戻るのですが、どんどん体調不良者が増えました。体調不良から軍に居られなくなった人、そして軍にとどまっているが体調不良の人が合わせて400人。この人たちが医療費をなんとかしてほしいとサンディエゴ地裁に東電や原発製造者のGEを相手に訴訟を起こしています。2012年に訴訟を起こしたときの原告は3人でしたが、最近は400人になっているそうです。
――なぜ、訴訟相手が東電なのですか。
 米軍では、入隊時に米軍を相手に訴訟は起こさないと誓約させられています。それで米軍、米政府は訴えられないというので事故の責任から東電が相手になったということ>です。これに対して、東電は一流弁護士を集めて、こうした訴訟を米国で起こすのは不当と裁判そのものを邪魔する戦略を立てています。裁判が遅延する中、すでに原告とその家族で7名が亡くなっています。
(中略)
――トモダチ作戦被害者支援を通じて訴えたいことは。
 もし、風が逆だったら、日本人の多くが被爆被害者でした。放射線被害がいかに危険であるかを再認識していただきたい。そして、やはり原発は止めたほうがいい、と多くの方々に気づいていただくための突破口になったらいいのですが。脱原発の運動の一環と考えています。
(後略)
 ニュースソクラ 8月19日(金)12時0分

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 こんな活動をやっている人間たちがいる。


 放射性物質が「アルミのような味」がするというまるで医学会では話題にもなっていない、まったく噂レベルの話をあたかも「証拠」であるかのように語ったり、福島第一には核分裂炉が六号機まであるということを知らなかったり、空間の広さと分子量のことが理解できていなかったりといろいろ香ばしい人間だが、こういう人間たちがデマを広げるその後押しを、政府がやってはいけない。
 

 福島沖の放射線量について、


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 福島沖の海洋放射能が減少 ヒラメ、マアナゴ…「常磐もの」復活へ

 福島県沖の海水と海産物の放射能レベルが、事故前とほぼ同程度に下がりつつあることが、海洋生物環境研究所(海生研)や福島県などの調査から明らかになった。福島が誇る「常磐もの」のヒラメ、マアナゴの出荷制限も解除になり、9月の試験操業に向けて地元の期待が高まっている。
 2011年3月の福島第1原発事故により放出された放射性物質のうち海に流れた分は、東京電力のほか国や県、研究機関などが調べている。なかでも海生研は、1983年から全国の原子力施設沖で調査を続けており、30年余りの蓄積がある。
 16海域で年1回(核燃サイクル施設沖は年2回)、海水と海底土を採取し、放射性セシウムなどを分析。施設近くの漁場で水揚げされる海産物も年2回入手し、同様に調べている。結果は毎年、報告書にまとめ、公表している。
 6月には「事故前後の時系列データを比べることで、現在の正確な放射能汚染状況を把握してほしい」と、東京・市ヶ谷で報告会を開催。消費者や漁業関係者も耳を傾けた。
 報告によると、海水中のセシウム137は調査開始当初、大気圏内核実験によるものが全国で検出されていた。放射壊変と拡散によって次第に減り、86年のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上がったものの、約16年で半減した。福島事故前5年間の濃度範囲は、海水1リットル当たり1.1~2.4ミリベクレルだった。
 同様に、海底土中の濃度は約20年で半減し、事故前は1キログラム(乾燥土)当たり検出下限値~7.7ベクレル。海産物の濃度も同様の傾向で減った。事故前は1キログラム当たり検出下限値~0.3ベクレルだった。
 事故直後からは、福島第1原発30キロ圏外の沖合海域(年4回、海水と海底土)と、その外洋海域(年2回、海水)を調査対象に加えた。13年11月からは、10キロ圏内(月1回、表層の海水)も対象にした。
 その結果、海水中のセシウム濃度は、事故直後には事故前の水準を大きく上回ったが、事故後1年で急速に減り、30キロ圏外で事故前とほぼ同レベルに、10キロ圏内で>も1リットル当たり1ベクレル程度に下がった。海底土中の濃度も1キログラム(乾燥土)当たり13ベクレルまで減った。
 海産物で食品衛生法の基準値(一般食品1キログラム当たり100ベクレル、飲料水1リットル当たり10ベクレル)超えは、東日本太平洋側(福島県沖除く)の魚類15種から検出されたが、14年9月以降は検出されていない。
 一方、福島県も11年4月から海産物への放射能影響調査を始めた。その結果、セシウム濃度は明らかに低下していた。食品衛生法の基準値超えは、直後の4割から昨年4月以降ゼロに。昨年7月以降は、9割が不検出になっている。
 12年6月からは、安全性が確認された魚種に限り、試験操業と販売を始めた。1キログラム当たり50ベクレルを自主基準とし、漁協と水産試験場で毎週200検体前後を検査している。結果、ほとんど不検出で、操業の対象は73種に増えた。とはいえ昨年の漁獲量は、震災前の5.8%にすぎない。
(後略)
 産経新聞 8月23日(火)11時10分

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 こんな研究結果が出ている。

 このニュースでも「海生研は、1983年から全国の原子力施設沖で調査を続けており、30年余りの蓄積がある」と記事に書いてあるのに、「事故前のデータと比べないとわからない」というコメントがつけたり、相変わらずの「信じられない」「隠蔽」という言葉を並べて「福島の魚は食べない。特に子供には食べさせない」と、風評被害の拡大に寄与したりする理解力の低い人間たちは簡単に上記のような運動につられ、彼らの応援団になってしまうのだから。



 先日、


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 <東京地裁>「脱原発テント」を経産省敷地から強制撤去


(写真、毎日新聞より。撤去される脱原発運動をしている市民団体のテント=東京都千代田区で2016年8月21日午前3時58分、宮武祐希氏撮影)

 東京・霞が関の経済産業省の敷地内にテントを設置して脱原発を訴えている市民団体のメンバーに対し、東京地裁は21日未明、テントを撤去して敷地から退去させる強制執行に着手した。市民団体側は大きな抵抗は見せず、約1時間半でテントは撤去された。
 東京地裁の執行官と経産省の警備員ら100人以上が午前3時半過ぎ、テント周辺に集まり、人垣を作るなどして周囲を立ち入り禁止とした。テント内には市民団体の男性5人がいたが、執行官らに促されて退去した。午前5時過ぎにテントや脱原発を訴える看板などが全て撤去された。
 市民団体は2011年9月からテントを設置して国の原発政策に抗議しており、国が13年3月、立ち退きを求めて東京地裁に提訴した。1、2審判決はテントの撤去と土地の明け渡し、土地の使用料の支払いを命じ、7月に最高裁で確定した。経産省によると、土地の使用料は一部を回収したが、未回収の金額は今月1日現在で約3800万円に上る。【島田信幸、堀智行】
 毎日新聞 8月21日(日)6時4分



 未明の強制執行「寝込みを襲うとは卑劣」 脱原発テント


(写真、朝日新聞デジタルより。脱原発テントを撤去する作業員たち。周囲にはバリケードが張られ、多くの警備員が配置されていた=21日午前4時59分、東京都千代田区、坂本進氏撮影)

 東京・霞が関の経済産業省の敷地に、国の原発政策に反対する市民グループが設置していた「脱原発テント」が21日未明、強制撤去された。立ち退きを命じた東京高裁判決が7月の最高裁決定で確定したことを受けて国側が申し立て、東京地裁の執行官が強制執行した。
 市民グループの代理人弁護士らによると、21日午前4時前に、執行官らが撤去作業を始めた。テントの中には当時、5人がいたという。執行官らはバリケードをつくって一角を封鎖し、約2時間で撤去を終えた。周辺には強制執行の知らせを聞いた市民グループのメンバーらが集まり、「撤去すべきは、テントではなく原発だ」などと抗議の声を上げたという。
 撤去後に現場で記者会見したグループ代表の淵上太郎さん(74)は「日曜の寝込みを襲うとは卑劣だ。テントをなくすことはできても、私たちの脱原発の意思と行動をなくすことは絶対にできない」と話した。今後も経産省前で座り込みなどの抗議を続けていくという。
 朝日新聞デジタル 8月21日(日)17時26分

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 経産省の前で違法な土地占拠を行っていたグループが、最高裁の立ち退き命令認定を受けて強制排除された。


 朝日新聞は「国は卑怯」という反対勢力の声を取り上げ、福島瑞穂社民党議員も、


 こんなツィートを流すなど、「俺の正義のためならば法律違反も正当化される」と考える人間が多数擁護しているが、こういう「法律違反も正当化する」勢力がのさばっているのも、何かあると「放射能放射能」と騒ぎ「原発怖い」で思考停止してしまう人間たちが後押ししてくれるからである。

 彼らのやり方は、決して前向きに「脱原発」を進める道には通じていない。

 事故の収集と原子力の利用は別の話である。
 核分裂炉の使用をやめていこうというのならばそれに代わるもっと安全で効率のいい発電方法を開発するしかないというのに、年間三兆もの「ただ燃やすだけ」の金を外国に払って経済に負担をかけるのは、そのための開発費を燃やしてしまっているということである。

 福島議員は捨て台詞のように「電気は足りている」とツィートしているが、そのためにはらっている犠牲は福島の事故以上のものになってしまっていることを知るべきだ。



 本日の展示。


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 オバマ氏の折り鶴、2羽の展示延長…反響大きく


(写真、読売新聞より。オバマ米大統領の折り鶴。左側は長崎に貸し出し、右側は広島平和記念資料館で期間を延長して展示される(同資料館で、6月撮影))

 広島市は24日、オバマ米大統領が5月に現職大統領として初めて広島を訪問した際、自ら作って持参し、広島平和記念資料館(広島市中区)で一般公開されている和紙の折り鶴4羽について、うち2羽の展示期間を今月末から来年1月末まで延長すると発表した。
 残る2羽は、1羽を長崎原爆資料館で9月3日から11月30日まで、もう1羽は広島、長崎両市が米シカゴで10月に開く原爆展で、それぞれ展示するという。
 4羽は幅約10センチ、高さ約7センチ。6月9日の公開後の入館者数の増加という反響の大きさや、懸念された折り鶴の劣化も見られないことから展示期間を延長することにした。
 読売新聞 8月25日(木)7時15分

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懸念された折り鶴の劣化も見られない」って。どんな紙を使っているのか知らないが、そんな数カ月でボロボロになるようなものではないだろうに、この折り鶴は。

 一つの「歴史的象徴」として、この折り鶴は常設展示にするべきだ。

 これが世界中の人々に見られているということが、アメリカに対するプレッシャーにもなるし。




 

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2016年08月24日(水)

そもそも放送法を今の形にしたのは民進党こと民主党ではないか

テーマ:報道

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 【相模原殺傷事件】市民生委員協議会長が偏見の助長を懸念

 神奈川県立の障害者支援施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で起きた殺傷事件が与えた影響は大きく、相模原市では3日、民生・児童委員協議会が市内の地区会長会を開き、民生・児童委員としての今後の活動方針を確認した。障害者がありのままでいることを阻害されないよう地域福祉活動に励むこととした。
 6日には、脳性まひがあり、小児科医でもある熊谷晋一郎・東京大先端科学技術研究センター准教授ら有志の呼び掛けで事件の犠牲者を追悼する集会が都内で開かれ、障害者や福祉施設職員ら約200人が参加した。
 集会は「議論する場ではない」と前置きされて医師、研究者、障害者の家族などさまざまな立場の人が参加し、事件の感想を述べた。国内外から400通超のメッセージが寄せられ、会場で一部が披露された。原裕子・同市民生・児童委員協議会長、熊谷准教授の談話は次の通り。
■偏見の助長を懸念
 相模原市民生委員・児童委員協議会長
 原裕子
 今回の凄惨な事件には心を痛めているが、県外の民生・児童委員の会長様からもお気遣いの言葉を頂戴した。津久井やまゆり園は県内の福祉関係者には研修先として親しみがあり、地域との交流も盛んな施設だ。入所者は環境の変化に弱い。他施設への移動は容易ではないだろう。事件後、市内ではさほど大きな動揺はみられないが、容疑者の措置入院歴、重度障害者に対する差別的発言が報道され、精神障害者への偏見が進むのではと心配している。本市の民生・児童委員は定数916人、市内22地区で活動しているが、8月3日の地区会長会で、今後も揺らぐことなく自信と誇りをもって主体的に日常の地域福祉活動に取り組むことを確認した。
(後略)
 福祉新聞 8月22日(月)11時44分

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 相模原であった大量殺人事件で、関係者がこういうことを言っているのだが……。

「障害者への偏見」というのはよくいわれるので、今回事件から離れた話として言いたいのだが、逆に何かあった時に「障害者だから」という目で見てしまうのも、ある意味では「偏見」だということを忘れてはいけないと思う。

 自分の我を通そうとするなどで他人に害を及ぼすようなことがあった時、それを叱ることを「偏見」呼ばわりする。「障害者に向かって咎めるようなことを言ってはいけない」とするのは、決して「差別をなくす」という方向では正しいものではない。

 今年もまた日テレが「2時間テレビ」という偽善の塊で時間を使うようだが、今回はちょうどこの時期にパラリンピックが行われているのだから、それを普通に流した方がよほど「普通」の感覚を養うためにはいいと思うぞ。



 さて、そのリオデジャネイロで行われていたオリンピック。先日も書いたように閉会式で流された次回開催地の東京紹介映像に合わせて安倍総理が登場するというサプライズ演出があり、海外でもなかなか好評を得ているというのだが、相変わらず「どうしても日本が注目されるのが気にくわない」「アベが出てくるだけで条件反射で騒ぐ」人間たちは黙っていられないようで。
 つけてもいない「髭」が見えてしまったり、「税金の無駄遣い」と貶してみたりとツィッターなどで喚いているのだが、本職の新聞記者までが、

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 安倍マリオを「原発事故」呼ばわり 東京新聞記者が「メルトスルーを想起」

 安倍晋三首相がマリオに扮して現れたリオ五輪での演出について、東京新聞の男性記者が原発事故のある現象を想起したとツイートし、物議を醸している。
 ドラえもんが4次元ポケットから出した土管を通って、東京からリオへワープ、そして会場にある緑の巨大な土管から安倍マリオが現れる。
■「リオ・シンドローム!」
 2020年の東京五輪に向けて16年8月21日(現地時間)の閉会式で行われたサプライズ演出は、ネット上で話題を呼び、好意的な声も多かった。日本のポップカルチャーを代表する人気キャラを次々に紹介したことも、海外のファンらの注目を集めた。
 そんな中、東京新聞の男性記者は、22日のツイートで一風変わった見方を披露した。「東京からリオへワープ」というシナリオについて、この記者は、「メルトスルーを想起した」というのだ。メルトスルーとは、核燃料がメルトダウンして原子炉の底を突き破ってしまう現象を指す。
 そして、記者は、次のようにツイートを続けた。
「原発事故で高温の核燃料が地中にのめりこみ、地球の裏側へ...リオ・シンドローム!」
 リオ・シンドロームとは、1979年に公開されて話題になった米映画「チャイナ・シンドローム」をかけた表現のようだ。映画では、メルトスルーした核燃料が地中にめり込んで、アメリカから地球の裏側にある中国にまで到達してしまうというブラックジョーク的な意味で題名の言葉が使われていた。
 東京新聞の記者は、政府の原発政策をツイッターで度々批判しており、ネット上では、今回も安倍マリオを揶揄してつぶやいていると受け止められた。1000件以上もリツイートされ、疑問や批判が次々に寄せられて炎上している。
 共感もあるが、ネット上では発言への批判が相次ぐ
(後略)
 J-CASTニュース 8月23日(火)19時37分

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 わけのわからない妄想を語っているのだから救われない。


 そもそも「チャイナ・シンドローム」とか「メルトスルー」というのがエンタメ業界やメディアがでっち上げた造語であり、科学用語ではないというのに、「荒廃されたフクシマ」を必要とする人間はそれを理解することができない。
 まあ、そういうものだから新聞記者が「メルトスルー」とかいうのは普通なのかもしれない(苦笑)が、そこに「安倍が嫌い。安倍がなにをしても気にくわない」意識が合わさると、ただひたすら馬鹿を晒すだけになってしまう。

「安倍嫌い」は基本的に「日本嫌い。日本は世界に頭を下げろ。それを強要する俺偉い」意識に凝り固まっている人間が多いので、日本が活躍したオリンピックも嫌なのだろうが、新聞記者がそういう意識をもっていることを自分から晒してくれるのは、ある意味日本人のメディアリテラシーを鍛えるためにはいいことなのだろう。

http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12135400045.html
(2016/03/04の記事、怒っているのはこっちだ!!)などで書いたように、こういう人間たちが「日本を貶めるために嘘でもなんでも書く」時代がネットの普及などで終焉を迎えている今、「自由に嘘をついたり、隠し事をしたりがやりにくくなった」ことを「ものいえない重苦しい空気」と言い換えているのだから本当に呆れる次第だが、http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12175280321.html(2016/06/28の記事、周回遅れでトップ気取り)での「出遅れた朝日新聞」からさらに出遅れること二カ月、今になってもまだ、

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 民進党代表選 蓮舫代表代行「表現の自由、安倍晋三政権ではるかに後退した」

 民進党の蓮舫代表代行は23日、日本外国特派員協会での記者会見で、安倍晋三政権の下で憲法が保障する「表現の自由」が脅かされているとの認識を改めて示した。「報道の自由、表現の自由、国民の知る権利、全てについて非常に問題がある」と批判した。
 蓮舫氏は「報道の自由については、われわれが政権を取っていた時代と比べてはるかに後退した」と強調した。テレビ朝日「報道ステーション」の古館伊知郎氏ら政権に批判的な番組出演者が降板したことなどを念頭に「絶対にあってはならない風潮が、この3年半で増えた」とも述べ、批判を強めた。
 産経新聞 8月23日(火)20時21分

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こんなことをいう人間が野党第一党の代表になろうと名乗りょ上げているというのは、もう恥ずかしいというレベルですらない。


「報道ステーション」の古館キャスターは、出演している時にはさんざん「圧力」だのなんだのと「政権がいろいろ縛りつけている」かのような印象を与えることを口にしていたが、降板後には「そんなものはなかった」としれっと白状している。
 このあたりで古館氏は「本物の左巻き」ではなく、単に「雇われているところの意向通りに動く演技者」であったということが分かるのだが、そういう人間を持ち上げる人物が党代表になろうということに対する危機感を民主党議員らが持たないというのならば、その危機感は次の選挙で「目に見える形」で現れるようになるだろう。



 おまけ。


 「報道の自由」というならば、


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 NHK会長再任してはならない 27団体申入れ

 NHKの次期会長を指名する部会が先月26日、経営委員会に立ち上がり、現在、選考にむけた議論が進んでいる。こうした中、籾井勝人会長が続投になるのか、どうかも注視されるところだが、NHK全国退職者有志ら27の民間団体が「真に公共放送に相応しい会長が選ばれるよう、選考過程の抜本的改革を求める」との申入れを石原進NHK経営委員会委員長や経営委員に行っている。
 申入れの項目には「籾井現会長の再任は絶対にしてはならない」と冒頭にあげている。申入れでは「NHK予算の国会承認の際、参院総務委員会の付帯決議は今年と昨年の2年続けて会長選考に関し、かつてなかった文言を加えた。『会長の選考については、今後とも手続きの透明性を一層図りつつ、公共放送の会長としてふさわしい資質・能力を備えた人物が適切に選考されるよう、選考の手続きの在り方について検討すること』という要請」だとしている。
 そして、こうした要請が出ているのは「籾井会長の数々の言動を批判的に捉え、経営委員会による籾井会長の選任過程を問題視したものであることは明らか」と指摘した。「籾井会長を罷免する要求署名は8万近くに達し、籾井会長が辞任するまで受信料支払いを凍結する運動も生まれている」とし、籾井会長の再任は「絶対にしてはならない」と求めている。
 また、会長選考過程に視聴者、市民の意思を広く反映させるよう、公募制や推薦制の導入を検討するよう求めている。
 経営委員会に受付窓口を設け、社会的に有力な学術・文化団体、マスコミ学会、日本ペンクラブ、日弁連、労組などから会長推薦できるよう、視聴者参加の仕組み作りをし、最終的に、経営委員会が候補を絞り、任命することにすれば、現行の放送法のもとでも可能と要請している。
 あわせて、会長の資格について「NHKのジャーナリズム機能などに高い見識を持ち、政治権力から自主・自立を貫ける人物」といった資格要件条項を設けるべきと要請した。NHKのニュース番組、「ニュース7」は参院選挙期間中の18日間に選挙報道したのは9日間のみだったとその異常ぶりが「放送を語る会」の調べで指摘されていた。(編集担当:森高龍二)
 エコノミックニュース 8月22日(月)13時37分

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 これの方がよほど立派な「政治的圧力」だと社会問題化すべきである。


「左が自由にものいえないようにするのは圧力」「右を排除せよと力に訴えるのは正義」などというのは単なる「俺のいうことが正しい」という独善に過ぎない。
会長選考過程に視聴者、市民の意思を広く反映させ」の「反映させる市民の意思」というのは、いったいどうやって選ぶというのだろうか。私は何度かNHKの「子供が自由に外で遊べないフクシマ」という報道に抗議のメールを送っているが、いまだに同局は悲しいピアノの旋律とともにつけたそういう絵を流している。
 

http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12153680206.html(2016/04/25の記事、日本語のわからない人間がどうやって日本を調査するというのだ?)で取り上げたが、「放送法遵守を求める視聴者の会」という民間団体がTBSの「NEWS23」などで行われている偏向報道に対して意見書を出した時、同局は「圧力だ!」と憤慨し、「こんな右翼団体のいうことには従わない」と傲慢極まる対応をした。
 今回のNHKへの「圧力」に対しても、放送業界は同じ対応をするだろうか。

 それができない/しないような局は、自ら「公平・公正を放棄しました」宣言をすることになると自覚しよう。


 本日のあやかし。

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 「妖しげな美」希少な植物 ムロトムヨウランを確認、長崎県内初


(写真、西日本新聞より。五島市の山林に咲くムロトムヨウランの花)

 国内の一部にしか生育していない希少なラン科の植物「ムロトムヨウラン」が、長崎県五島市に自生しているのが分かった。同市上大津町の映像作家上田浩一さん(46)が撮影した写真を、専門家が確認した。県内での確認は初めてという。
 ムロトムヨウランは国内では2006年に高知県室戸市で発見され、その名が付いた。葉緑素を持たないため光合成をせず、土壌中のキノコの菌糸から栄養分を吸収する。茎の高さは20~40センチ。花期は7~8月で、1本の茎に約1センチの白い花を5個ほどつけるのが特徴。国外では台湾、国内では高知や沖縄、鹿児島県・屋久島に分布しているとされていた。今回の発見で五島市は北限地の一つになるという。
 上田さんは昨夏、同市奥浦町の山林を訪れた際、花を咲かせているランの一種を撮影した。今夏、写真や採取した花を見た専門家が形などからムロトムヨウランと確認した。上田さんは「薄暗い中で白っぽく光っているように見え、妖しげな美を感じる。五島にはまだ未知の自然が残されていて素晴らしいことだと思う」と話した。
 神戸大理学研究科の末次健司特命講師(生物学)は「対馬暖流の影響で温暖な五島の気候が生育を可能にしていると思われる」と推測した。
 西日本新聞 8月22日(月)10時36分

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 サムネイルで見た時にはヒドラのような水中の生物のように見えたが、立派な陸上の花なのか。

 蘭はまだ未分化なところがあるせいか、変わった形の花が多いな。

 それがマニアに言わせると「たまらない」ということなのだろうけど。


 

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