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2017年05月22日(月)

普遍的なデータで話をするのが科学というものだ

テーマ:報道

 今日も暑いな、いやはや。


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 原発審査の問題指摘=地震想定で専門家ら―千葉

 原発再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査で、想定する地震の揺れ(基準地震動)などが不十分だとして、専門家らが21日、千葉市美浜区で開かれた日本地球惑星科学連合の大会で問題点を指摘した。
 出席した元規制委員長代理の島崎邦彦東京大名誉教授(地震学)は、原発の基準地震動の算出で規制委が認めている手法では、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の想定は過小評価になると説明。実際に、昨年発生した熊本地震で手法の問題が明確になったと強調した。
 規制委は昨年、島崎氏と面談したものの、政府の地震調査委員会などで採用されている別の手法での再計算をせず、議論を打ち切っている。大飯3、4号機の審査では、規制委が近く正式な合格判断を示す。島崎氏は「実に不思議な議論をして打ち切られた。これはおかしい」と批判した。
 規制委の審査方法をめぐっては、他にも批判が相次いだ。原発の基準地震動では機器の性質などから短周期の揺れが重視されてきた。しかし、石橋克彦神戸大名誉教授(地震学)は「長周期でも悪影響が懸念される」と述べ、現在の審査を問題視した。
 また、港湾空港技術研究所の野津厚・地震防災研究領域長(土木工学)は、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の近くにある長大活断層「中央構造線」の基準地震動で「厳しくなる条件が考慮されていない」と疑問を投げ掛けた。 
 時事通信 5/21(日) 16:25

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 また時事通信がこんな「一方的な考えの人間が集まっているもの」を学者の通説であるかのように報道している。
 ここで音頭を取っている島崎氏は規制委員会の委員時代から「不十分」な活断層提唱で話を混乱させていた人間で、小出氏が京大の研究所を退官してからは「反原発」派の新たなヒーローに持ち上げられているような人間ではないか。

 地震学者が機器の構造・性質について意見しているのもなんだかお門違いであるが、何度も書いているように、そもそも福島第一原子力発電所の1,2,3号機は地震で壊れたのではなく、冷却不足で発生したガスによる異常圧力と排出失敗による水素爆発で壊れたという事実を見ていないのだから話にならない。
 こんな話で「審査基準がどうの」というのは、車の安全基準に「崖から落ちた時にも壊れない頑丈さを入れろ」といっているのに等しい。

 そもそもこの手の学者の多くの研究分野である「地震学者」というものが、

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 「日本は地震予知できぬと認めよ」 学者が科学誌に論考

 日本政府は地震予知ができないことを認めるべきだ――。こう題した論考が英科学誌ネイチャーに18日、掲載された。東日本大震災から6年を経ても、科学的根拠が乏しい地震予知や長期予測に頼っているとして、防災政策を改めるよう促している。
 筆者は米国生まれで、今年3月で東京大教授を退職した地震学者のロバート・ゲラーさん(65)。1984年に来日して以来、日本の地震研究が地震の予知に偏っていることに疑問を抱いてきた。
 論考では、東海地震に備えた大規模地震対策特別措置法(大震法、1978年施行)が、地震の前兆現象の観測を前提にしていることや、南海トラフ地震などの大地震が周期的に起こるという考えに基づき、発生する確率を算出していることについて、いずれも「科学的根拠はない」と指摘している。
 一方で、東日本大震災を起こした地震は「想定外」だとして、現在も予知や予測に基づいた政策を続けていることは不適切だと批判した。
 ゲラーさんは「政府は国民に正確な直前予知ができないことを伝え、堅実な科学研究に基づいた地震対策をすべきだ。ネイチャー誌も、東日本大震災後に改善の兆しが見られない日本の地震学の状況を憂慮して論評の場を提供してくれたのではないか」と話している。(竹野内崇宏)
 朝日新聞デジタル 5/18(木) 10:42

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 身内からもこういう指摘がされるような学問なのだから話にならない。
http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12165462474.html(2016/05/30の記事、素人にきちんと話せてこその専門家)などでも書いたように、今の地震学というのは「サイコロを何回降ったら何が出る」ということを小難しくいっているだけで、理学としては非常に稚拙なもの。同エントリーで書いたように「地殻の歪を測って地震の大きさなどを推定する」方式で頑張っている人間もいるのだから、そういう人間が表に出てくるようになってからでなくては「基準値振動がどうで機器に影響がどう」という話は、できないのだ。


 おまけ。

 チェルノブイリの原子力発電所が事故を起こしたのは1986年4月26日。日本のメディアの性質としてその日の前後に関連記事を書くのは普通のことなのだが、なぜか1か月遅れで時事通信が「廃炉へ長い道のり=史上最悪事故のチェルノブイリ」(時事通信 5/21(日) 14:41配信)という見出しの記事を、昨日配信していた。

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 廃炉へ長い道のり=史上最悪事故のチェルノブイリ

 1986年4月に史上最悪の事故を起こしたウクライナ北部のチェルノブイリ原発では事故後30年以上たっても廃炉作業が始まっていない。
 昨年11月にコンクリート製の「石棺」で囲われた4号機をさらに覆う巨大なアーチ型シェルターが設置され、石棺の解体を経て廃炉作業に入る計画だが、原子炉内は大量の放射性物質が残っており、作業は長期にわたりそうだ。
 5月上旬にチェルノブイリ原発を視察した世耕弘成経済産業相を案内した同原発のユリア・マルシュチ国際協力・情報課専門官は「(4号機内には)溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)などが大量に残っている。半減期が長く非常に危険なもので、しっかり管理しなくてはならない」と説明した。
 今年中にシェルターの密閉作業が完了し、石棺の解体作業が始まる予定。シェルター内部にはクレーンが設置され、2023年までに石棺の解体を終える計画で、その後に核燃料や構造物を取り除く廃炉作業に入る。ただ、紛争が続くウクライナは財政状況も厳しく、作業が順調に進むかは不透明だ。
 時事通信 5/21(日) 14:41

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 という内容で特に目新しいものもない、「なぜこの時期に?」というもので、しいていうならば同時に配信されていた「原発依存が急上昇=紛争で石炭調達困難に―老朽化懸念も・ウクライナ」(時事通信 5/21(日) 14:37配信)という記事に対しての「嫌味」のようなポジションを占めるものと考えるべきか。

 まあ、それはそれとして、この記事で問題視すべきは記事そのものではなく、ヤフーが設けたコメント欄の方にある。

 そこにはあきれたことに、

「半減期より大事なのは人が触れても無害であるまで放射線がなくなるまでの期間・・・それはいつなんだ・・・」(pal***** |2017/05/21 18:12)
「半減期を過ぎればOKて訳じゃないですからね・・・今は近付いただけで即死レベルが、25000年後には近付いたら一週間後に100%死ぬレベル、50000年後には近付いたら一週間で9割の人が死ぬレベル、みたいな?詳しい数字はわからないので適当に言ってみましたけど大体合ってると思う。」(bbx***** |2017/05/21 18:25)
「半減期なんて、誰も経験してないから分からない。計算上でしょ? 証明のしようが無い。」(ino***** |2017/05/21 19:18)


 というコメントがつけられていたのだ。

 最初のものは、確かに半減期よりも大事なのはどれぐらいの放射線を受けるかなので本筋では間違っていない。(事故以来いわれている「シーベルト」というのはそういうことである)
 が、2番目のコメントはまるきり半減期というものを理解していない、無知そのもの。
 半減期というのは、その放射性物質の原子の半分が崩壊して別の原子に変わるまでの平均時間であって、その物質が出す放射線の強さを表すものではない。「適当に言ってみましたけど大体合ってると思う」どころか、基本的なところからしてまるで間違っている。
 もちろん3番目のコメントもそうで、半減期というのは実際に観測されているもので、「誰も経験していない」のは、例えば炭素12のような安定物質といわれている原子のものだけ。「証明しようが無い」ものではないし、その「証明」というものが事故の終息対応ではまるで意味がない。
 こういうものを「無知が拡散するデマ」という。
 大学で物理学を学んだ人間からすればなんとも悲しい話だが、それで被害を受けている地域の人間からすれば「馬鹿者が吹聴するデマ」といいたくなるものだ

 福島の事故以来、こういう「馬鹿者が吹聴するデマ」がどれほど実際の被害を超えた「被害」を生み出してきたか。それを利用して日本の原子力技術をつぶそうとする勢力がどれほどうごめいたか。
 こういうことをいうやつらは、そして安易にこういうデマに同調する人間は、もう一度中学校から勉強をやり直してこい!


 本日のクライマー。

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 <メガジップライン>高所のワイヤで技競う 福井・池田


(写真、毎日新聞より。女性スタッフをロープで引っ張りながらゴールを目指す参加者=福井県池田町で2017年5月20日、立野将弘氏撮影)

 山に張ったワイヤを滑車で下る福井県池田町の人気施設「メガジップライン」(全長約1キロ、高低差約60メートル)で20日、ゴール地点からワイヤを上ってタイムを競う大会が初開催された。
 客が下る際に失速し、施設のスタッフが上って救助するところからヒントを得た。約200メートルのワイヤを往復したり、約50メートル先の人を救助したりする時間を競った。
 警察官と消防士が1、2位で圧勝したが、参加者は7人だけ。スタッフは「全国には“本職”を超える猛者がいるはずだ」と、早くも9月の次回大会に照準を合わせている。【立野将弘】
 毎日新聞 5/21(日) 9:42

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 この頃いろいろなところにできている「ジップライン」。一キロもあったらずいぶん気持ちよく「飛べる」だろうなぁ……と思ったら、登るんかい!

全長約1キロ、高低差約60メートル」というのは、碓氷峠の勾配とほぼ同じ。
 鉄道ですら歯車を使ったり補助機関車を使わなくては登れなかった傾斜を、人を引っ張りながら登るのか。しかもワイヤーの太さしかないところを。
 東京オリンピックで「壁登り」系の競技が取り入れられることでテレビは話題にしているが、これもまたすごい競技にできそうだなぁ。

 

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2017年05月21日(日)

はっきりしたのは「左巻きは社会に不要だ」ということだな

テーマ:政治

 冗談ではなく暑い。
 まったく身体がついていかないよ、これでは。
 今日は朝から胸が苦しく、動くと時々ズキンとくるし。


 昨日、山尾前民進党政調会長が、自分たちの方針と反対の行動をとる維新に向かって「自民党に入れてもらえ!」という罵り言葉を投げつけたニュースを取り上げた。
 まさに「同調しないものはみな敵」という左巻きの精神を体現する発言だが、

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 民進・蓮舫代表「はっきりしたのは、維新は与党だ」 テロ等準備罪審議めぐり批判

 民進党の蓮舫代表は20日、「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の衆院法務委員会での採決をめぐり、直前の質疑で「質疑はこれ以上必要ない」と述べた日本維新の会について、「はっきりしたのは維新は与党だ」と批判した。広島市内で記者団に語った。
(後略)
 産経新聞 5/21(日) 1:02

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 党代表までが同じことを言ってしまうのだから、いやはや。「野党はなんでも与党に反対しなければならない」というのがこの党の党是ということなのか。

 だが、ならば、

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 改正車両法が成立=燃費不正で罰則強化

 自動車の性能を偽る不正への罰則を強化した改正道路運送車両法が19日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。三菱自動車やスズキの燃費不正問 題を受けた法改正で、データ改ざんなどの虚偽申請をした場合、国土交通相は大量生産・販売の前提となる「型式指定」を取り消すことができる。
 時事通信 05月19日 10:13

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 この行動は何なのだろう? 結局自分たちも「是々非々」で賛成反対をやっているではないか。

「テロ等準備罪」は、彼らの支持団体が反対していたから反対した。維新の支持者はそうではないから維新派修正案を出す方向で議論をし、採決で賛成した。それだけのことなのに、ことさら相手を罵らなくては気が済まない。

 維新の議員は、

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 「民進党は3歩歩くと忘れるニワトリ」 維新・椎木保氏がちぐはぐ国会戦術をバッサリ!

「対案を出したことすら、お忘れになっているのでしょうか」-。金田勝年法相の不信任決議案が否決された18日午後の衆院本会議で、日本維新の会の椎木保衆院議員が、ちぐはぐな国会戦術を繰り広げる民進党をバッサリと切り捨てた。
 法相不信任案は、民進、共産、自由、社民の野党4党が17日、共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、与党が同日の衆院法務委員会での採決見送りに応じなかったことに反発して提出した。ところが、不信任案が出されたことで、同日に予定されていた法務委での安倍晋三首相入りの質疑は流れた。
 維新の椎木保衆院議員は18日の不信任案への反対討論で、改正案の「対案」を出しておきながら自らの手で質疑の場を潰す民進党の姿勢に矛先を向けた。
「審議を止めるための不信任案を提出したことで、対案を首相にぶつけて見解をただす貴重な機会を自ら潰してしまった。これでは『対案』とは名ばかり、建設的な議論をする気など最初からなかったと断じるほかありません!」
 椎木氏はこう述べた上で、「それとも対案を出したことすら、3歩歩くと忘れるニワトリのように、お忘れになっているのでしょうか」と痛烈に皮肉り、「国民はそういう野党第一党のデタラメな議事運営姿勢を見ている。だからこそ民進党の支持率が一向に上がらない」と断じた。
(後略)
 産経新聞 5/18(木) 15:51

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 こんなことを言っているが、正確には「三歩歩くと忘れる」ではなく、「ただ脊髄反射で相手を罵る」というのが、蓮舫代表に率いられている民進党の性格だと思っておいた方がいいだろう。


 ところでこの蓮舫代表、先の秋篠宮家の姫様の慶事にかこつけて、

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 蓮舫氏は、今後眞子さまが一般男性とのご結婚で皇籍を離脱する見通しであることを念頭に、「(議論に)期限を区切る形で、女性宮家の問題も結論を出してい く方向で議論を持ちかけていきたい」と発言。
 産経新聞 05月16日 23:59配信「【眞子さまご婚約】政界からも祝福の声相次ぐ 『女性宮家創設』に蓮舫氏『早く結論を』、公明幹部は『政治利用といわれる』」より

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 という発言をしているのは、以前も引用したことだが、同党はこれを、

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 女性宮家、期限設け検討を=民進

 民進党は19日、皇位検討委員会などの合同会議で、天皇陛下の退位を可能にする特例法案に関し、皇族減少対策の一つとして「女性宮家」創設の検討を付帯決議に明記するよう求めていく方針を確認した。
 結論を出す期限を設けることも与党側に求める考えで、「1年程度」とする案を検討している。 
 時事通信 5/19(金) 11:26

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 こんなとんでもないインチキで進めようとしているのだから、ごまかされないようにしなければ。

皇族減少対策の一つとして『女性宮家』創設」と民進党はいうが、結婚された女性後続を宮家として残したとしても、その子供は血統として皇族にはならないのだから、「皇族減少対策」としてはまったくの一時しのぎのもので、なんの解決にもならない。
 民進党としては「だから女性皇族のお子様も皇族として~」とそのうち言いだすのではないかと思うが、それこそ彼らのたくらむ「女系天皇」による皇統の乗っ取りに道を開くものでしかない。

 こんな議論をするならば、大東亜戦争後GHQによって臣籍降下させられた宮家の皇族復帰を議論し、実現していく方がよほど意味がある。
 以前この話が出てきたときには、マスコミがこぞって「平民を再び皇族になど国民の理解が得られない」といいまくったが、そんなことは復帰した宮家の方々の姿勢によって変わる。
「自分たちの主張以外はただ腐してとにかく潰す」という考えの人間に、社会的な話を仕切らせてはいけない。


 本日のガチャ。

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 フェラーリやマセラティが買える「高級車の自販機」 シンガポール


(写真、AFP=時事より。シンガポールで、自動販売機のようにビルの中に展示された高級車(2017年5月18日撮影))

【AFP=時事】シンガポールにこのほど、15階建てのガラス張りの建物を使った高級車の「自動販売機」が登場した。土地の少ない同国ならではのシステムで、スナック菓子を買うように画面に表示された車の写真を選択すると、自動昇降機で運ばれる仕組み。
 考案したのは中古車ディーラーのギャリー・ホン(Gary Hong)氏(45)。4歳の息子とおもちゃの車を買いに行った時に、このアイデアを思いついたという。
 客はこの自販機で、フェラーリ(Ferrari)やマセラティ(Maserati)、ランボルギーニ(Lamborghini)などを購入することができる。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 5/19(金) 17:49

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 ゲームセンターやスーパーの隅にこういう感じでミニカーを売る「ガチャ」が置いてあることがあるけど……これは本物が入っているんだよな? ガソリンとかはどうなっているのだろう?
 シンガポールの登録制度とかは、クリアしているんだろうなぁ。こういうものは「ガチャ」っとやってそのまま乗っていくのがかっこいいんだし(笑)。

 このニュースがネットで紹介されたときに「こち亀の世界か」というコメントがあったのだが、確かに。「両津がこの頃のガチャを見せてすごいだろうと自慢したら、中川や麗子が『僕たちもやってますよ、それ』といってこの『高級車の自販機』を披露し、両津が切れる」という絵がそのまま目に浮かぶよ(笑)。


 

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2017年05月20日(土)

レッテル貼りしかしない相手と何を話せと?

テーマ:政治

 今日は暑いなぁ。
 まだエアコンの掃除をしていない時期にこの暑さはつらい。


 静岡県の所轄署で、

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 警察署の清掃員、大半が偽名 点呼すり抜ける 静岡

 静岡県警裾野警察署(同県裾野市平松)が民間業者に委託している清掃業務で、作業員のほとんどが登録の名簿とは別人だったことが16日、署への取材でわかった。それぞれ登録上のネームプレートをつけ、署員による点呼の際にもなりすまして返事をしていたという。
 問題が発覚したのは13日に行われた定期清掃業務。身元が確認できない人物の出入りを防ぐため、署は事前に請負業者から作業員名簿の提出を受けていたが、実際に作業していた10人のうち8人が別人だった。下請けや孫請けの作業員とみられるという。
 署によると、作業員らは刑事、交通各課や署長室のほか、金庫のある会計課内にも立ち入っていた。作業開始前には担当署員が点呼をとったが、全員が名簿上の名前で返事をしていたという。作業終了近くになって、署員が予定になかった身元確認を実施したところ事態が発覚した。
 さらに点呼時に作業員は9人だったが、終了時にはいつの間にか10人に増えていたという。署は「なりすまし」について、警備上の問題があるとみており、詳しい経緯や、これまでにも同様のことがなかったかについて業者から事情を聴いている。現場には署員が立ち会う決まりになっているため、「ものが紛失するなどの問題は起きていない」(同署)という。
 朝日新聞デジタル 5/17(水) 7:56

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 こんな杜撰なことが行われていたというニュースがあった。
 まあ、意図的なものではなく単に管理がいい加減だという話だと思うのだが、これが常態になっていると、それを「意図的に」使おうとするようなものも出てくることにもなりかねないから、静岡県警や裾野署は、早々に制度を改めて厳しくする必要があるだろう。

 もちろん、他府県の警察、いや、中央省庁も、だ。「ものが紛失するなどの問題は起きていない」などとボケていてはいけない。
経済産業省がすべての執務室に施錠する方針を決めた時、新聞各紙がこぞって非難の社説を書いていた(2017/03/05の記事、「『盗み見』をするのが君らのいう『取材』なのか?」参照)が、官庁に出入りする人間の身元をきっちりさせておく、その行動にも制限をかけるというのは、テロ対策の基本でもあるのだから。


 その、テロなどの犯罪を行う組織の行動に「被害を出す前の計画段階で網をかける」ことを目的とした「テロ等準備罪」こと「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」が、

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 テロ準備罪法案、衆院委で可決…採決に野党反発

 組織犯罪処罰法改正案(テロ準備罪法案)の修正案は19日午後、衆院法務委員会で自民、公明、日本維新の会の3党の賛成多数で可決された。
 与党は23日の衆院本会議で可決し、参院に送付したい考えだ。
 衆院法務委は19日午前9時から同法案の質疑を行った。民進党など野党は採決に反発してきたが、与党は同日午後に質疑が終了した後、採決に踏み切った。
 同法案は、組織的犯罪集団の構成員らが2人以上で重大犯罪を計画し、このうち少なくとも1人が準備行為を行えば、計画した者全員を処罰するテロ等準備罪を創設するもの。犯罪集団の関与が想定される277の罪が対象になる。
 修正案は自民、公明、維新の3党が提出した。テロ等準備罪の「捜査の適正の確保」への配慮規定を法案の本則に追加するほか、容疑者の取り調べの可視化(録音・録画)の義務化を検討する規定を付則に加えることが柱だ。
 読売新聞 5/19(金) 13:32

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 与党と野党の維新の賛成を得て衆議院の法務委員会を通過した。

(2017/05/15の記事、揚げ足取りしかやることがないのなら、採決しよう)で書いた冤罪防止を見た修正案もしっかり議論して盛り込むなど、真面目に話をする人間たちはきちんと話をし、まとめている。

 メディアは民共連合を持ち上げるためか、今頃になって、

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 実行段階迫ると減刑? =野党「バランス欠く」―共謀罪

「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、対象犯罪が準備段階から実行一歩手前の予備段階に進むと、法律で定められている刑罰がダウンするという逆転現象が生じている。
 野党はバランスを欠いていると批判している。

「共謀罪」法案の対象犯罪は、強盗や現住建造物等放火、ハイジャックなど277。このうち、予備罪が設けられている重大犯罪の一部については、計画段階から進んで実行の危険度が増すと法定刑が下がる。
 例えば「5年以上の有期懲役」と定められている強盗。「共謀罪」法案では、実行に向けて資金を手配した場合、「5年以下の懲役・禁錮」のテロ等準備罪で処罰される。ところが、その資金で凶器を購入する「予備罪」に段階が進むと「2年以下の懲役」となる。
 法案の「立て付け」がこうなったのは、死刑、無期、10年超の懲役・禁錮刑と定められた重大犯罪の計画・準備段階での法定刑を、一律に「5年以下」としたためだ。政府はこれまでテロ等準備罪より予備罪の方が危険性が高いとの認識を示しており、整合性が問われかねない。 
 時事通信 5/20(土) 15:07

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 こんな記事を書いているが、それが問題だというのならば、どうして審議の時に彼らは言わなかったのだろうか。こんな「バランス」など、まさに法律を変えれば済む話なので、修正も容易だろうに。

 維新はちゃんとそういう法律の中身の話をしているというのに、民共はいったいこの審議で何をやってきたのか。

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 「自由にもの言える社会を」 「共謀罪」強行採決、国会前で抗議1万人


(写真、神奈川新聞より。国会前に結集し「共謀罪法案は廃案!」と訴える集会の参加者ら=19日午後8時ごろ、東京・千代田区)

【時代の正体取材班】国会で審議中のいわゆる「共謀罪」法案が衆議院法務委員会で強行採決された19日、国会議事堂周辺では大規模な抗議集会が行われた。大学生や子育て中の主婦、仕事を終えて駆け付けた会社員-。監視社会の強化や法の恣意(しい)的運用が懸念される中、求めているのは「自由にものを言える社会」。法案に「NO」を突きつける群衆の一人一人に熱い思いがある。
■生き方選べる社会こそ
 午後3時ごろ。市民団体が結集していた議員会館前の歩道から少し離れたところに、横浜市南区の千葉幸次郎さん(67)の姿があった。農作業を終えて昼すぎに駆け付けた。
 何かを声高に訴えるわけではない。「共謀罪NO」のポスターを掲げながら、静かにたたずんでいた。
 岩手県の農家に生まれた。中学卒業と同時に集団就職で川崎市内の造船業者に就職。定時制高校に通いながら働き詰めの毎日だった。40歳代からは横浜市のごみ収集作業員に転じ、65歳まで勤め上げた今は年金生活だ。趣味の農業でニンジンやダイコン、キュウリなどを栽培しながら、パートナーの女性とつましく暮らしている。
 いたって平穏な日常の中、国会前になぜ足を運ぶのか。安倍政権が戦争への道をひた走っているように思えてならないからだ。特定秘密保護法案、安全保障関連法案が審議中もこの地に来た。共謀罪への反対行動はこの日で3度目だ。
 与党が多数を占める今の国会勢力では反対の声は確かに届かない。「でも、諦めてはいけない。個人として反対の声を上げ続けていくことが大事」
 自身に子どもはいないが、親戚には幼稚園児や小学生がいる。子どもたちがやがて大きくなったとき、戦争に駆り出されないか危惧する。
「個々人が生き方を自由に選べる社会を残すことこそ、私たちの世代の役割。共謀罪が成立してしまっては、民主主義が死にかねない。自由にものが言える社会を次世代に引き継いでいかなければならない」
(中略)
 主催者によると、この夜、国会周辺に参集したのは約1万人に上った。
 カナロコ by 神奈川新聞 5/19(金) 22:08
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 こういう人間たちと一緒になって「一般人が捜査の対象になる!」「物言えぬ社会がー」「戦前がー」と騒ぎ、金田法相が「見た目は鈍重ではつらつさに欠ける」と見るや「早口でまくし立てて何か鋭い攻撃をしているかのような印象付け」と「言葉の揚げ足取り」をするばかり。前提の違う質問をすれば違う方向の答えが返ってくるのは当たり前なのに、「矛盾だ矛盾だ」とデマを飛ばす。
 挙句の果てには、(2017/05/15の記事、揚げ足取りしかやることがないのなら、採決しよう)で取り上げた「そもそもが基本的などと書いている辞書はない!」という皮肉すらわからないで言い返すなど、己の愚かさをさらし始める。
 何をやっているのだか。

 メディアでは朝日新聞も、

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 (社説)「共謀罪」採決 国民置き去りの強行だ

「法案の内容を知らない」63%、「いまの国会で成立させる必要はない」64%、「政府の説明は十分ではない」78%――。
「共謀罪」法案をめぐる朝日新聞の最新の世論調査の結果だ。首相がその厚さを自慢する内閣支持層についてみても、回答状況は順に60%、56%、73%と同じような傾向にある。
 法案への理解がまったく進んでいないにもかかわらず、自民、公明両党はきのうの衆院法務委員会で、日本維新の会と共同で提出した修正案の採決を強行した。
 国民の声に耳を傾け、施策の必要性を説明し、不安の解消に努める。政治に求められるこうした責務を投げ出し、数の力で主張を押し通す政権の体質が、ここでもあらわになった。
(中略)
 民意を置き去りにした強引な国会運営に、強く抗議する。
 朝日新聞デジタル 社説 2017年5月20日05時00分

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 こんな社説を書いているが、「『法案の内容を知らない』63%」というのならば、それは法案の内容をきちんと伝えず、この国会前で騒いでいるような人間たちの妄想ばかりを書いていた新聞のせいではないのか?
 唯一賛成意見として、宮嶋茂樹氏の発言を載せたことはあった(2017/05/15の記事、「揚げ足取りしかやることがないのなら、採決しよう」参照)が、その他は全部「一般人がー」「思想の取り締まりがー」「戦争がー」というものばかり取り上げる朝日新聞は、(衆議院サイト 議案)に示されていることをきちんと説明する記事など、書いたことがあっただろうか。
「(法案の内容を)知らない」と人々がいうのならば、それはメディアの怠慢にすぎない。
(2017/04/20の記事、印象操作報道をするメディアは「フェイクニュース」)で取り上げたように、「こう書いた方がつられて反対してくれる人が増える」という思惑で、法案の通称を「共謀罪」と歪曲して書いているのは、どこの新聞社だろう。「準備罪」というところにも意味があるのに、それを隠して
 そんなごまかしアンケートで「何パーセントがどうの」といったところで、なんの説得力もない。

 毎日新聞が、「<共謀罪>野党、法相狙い揺さぶり 世論の反対広がり欠く」(毎日新聞 5/19(金) 22:12配信)という見出しの記事を書いているが、こんなことをやっていて世論が味方に付いてくれると思っていたならば、どれだけ国民を馬鹿にしているのだろうか。

 なにより彼らは初めから賛成する気などないのだ。そんな相手との議論に何の意味があるだろう。
「相手の揚げ足をとって論破すれば価値」と考えている人間に取れば、「とにかくこの法案は悪いという印象を与えられる場」という考えで国会に臨み、またそれをニュースにしているのだろうが、国会の議論というのはそういう「相手をねじ伏せる」ためにやるのではない。そんな考えだから、朝日の社説子のように相手のやることまで「自分基準」で「強行」に見えてしまうのだ。

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 <共謀罪採決強行>最後は数の力 国会内外、嘆き憤り

 最後は「数の力」で押し切った。「共謀罪」の成立要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を審議した19日の衆院法務委員会。自民、公明両党と日本維新の会は審議時間が「目安」の30時間に達すると、大勢の野党議員からのヤジと怒号にひるむことなく、淡々と採決し、可決した。深まりや歩み寄りのない議事に、国会の内外では嘆きや憤りの声が相次いだ。
(後略)
 毎日新聞 5/19(金) 22:31

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 この毎日新聞をはじめとして、マスメディアは相変わらず「強硬だー」とわめくが、すり替えと議論妨害しかやることがないのならば、議案を採決して次に進むのは当たり前。それが議会制民主主義というものだ。


 おまけ。

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 テロ等準備罪 民進・山尾志桜里氏が維新議員に「自民党に入れてもらえ!」とやじ

 共謀罪の構成要件を厳罰化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を可決した19日午後の衆院法務委員会で、民進党の山尾志桜里前政調会長が、質問に立った日本維新の会の丸山穂高衆院議員に「自民党に入れてもらえ!」とやじを浴びせた。
 維新が、改正案の修正協議で与党と合意したことを念頭に置いた発言とみられる。委員会後、記者団の取材に応じた山尾氏に、その真意を尋ねた。
--丸山氏の発言中に、先生の声で「自民党に入れてもらえ!」と言ったように聞こえたが、発言したか
「しましたよ」
--趣旨を教えてほしい
「その発言の通りです」
--民進党とは立場は違うかもしれないが、公党に対し、あまりに度が過ぎた侮辱だと思う
「まあ、それは、記者さんのお考えということで、うけたまわります」
--先生はそうは思われないか
「記者さんのお考えということで、うけたまわります」
(以下、産経の感想部分略)
(政治部 松本学)
 産経新聞 5/19(金) 14:36

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「テロ等準備罪」の採決で賛成に回った維新に対して、民進党の山尾前政調会長が、こんなはしたない物言いをしていたという。
「自分と違う意見を言うものはみんな敵」という民進党や共産党の精神を、これほどよく体現したものはない。

 なるほどこういう精神の人間たちから見れば、共謀を咎めるということは思想の統制につながる行為ということになるのだろうな。
 取り締まり系の法律を作るときには、こういう人間たちが間違って権力を握った時のためのストッパーを仕込んでおかなくてはな。


 本日の「シャープでしょ」。

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 <日本酒>夏は氷点下で 埼玉・老舗酒造にシャープの技術


(写真、毎日新聞より。日本酒をマイナス2度に保つ保冷バッグ(手前)とセットで販売している「雪どけ酒 冬単衣」=錦織祐一氏撮影)

 1840(天保11)年創業の老舗「石井酒造」(埼玉県幸手市)が今夏から、0度以下に冷やして飲む純米吟醸酒を新たに販売する。電機大手「シャープ」の協力で、開発した日本酒を氷点下2度に保つ専用の保冷バッグとセットで売り出す。ビールにある「氷点下」を日本酒で実現した酒蔵の8代目・石井誠社長(29)は「日本酒の需要が落ちる夏場にこそ楽しめる新定番になれば」と期待する。【錦織祐一】

 新酒名は「雪どけ酒 冬単衣(ふゆひとえ)」。日本人は5度前後の冷酒を「雪冷え」、10度を「花冷え」などと呼んで風味の違いを楽しんできた。0度以下で飲む酒の醸造にあたって、口に含むと雪がとけるような味わいを楽しめるとの思いを込め、石井社長は「雪どけ」と名付けた。
 石井社長によると、日本酒は熱燗(あつかん)の印象が強く、夏の需要は冬の10分の1以下にまで落ちる。何か妙案がないか模索する中、大学の後輩を通じて昨年8月、シャープの研究所に勤める西橋雅子さん(48)を紹介された。
 シャープは液晶パネルの温度を制御する技術を応用し、28度から氷点下24度の間で温度を一定に保つ液体「蓄冷材料」の開発に成功。西橋さんらはこの技術に着目して社内ベンチャーを設立し、日本酒を氷点下2度に保つ蓄冷材料を商品化した。蓄冷材料は冷凍庫で6時間ほど凍らせて使うが、日本酒はアルコールが含まれるため凍結せず、周囲の気温が23度だと2時間以上、温度を保てるという。
 一方で石井社長は、酒の仕込み時期を伝統的な冬から夏に変更。発酵時に温度が上がり過ぎないよう、醸造タンクの周囲に水冷管を巡らせて冷却することで対応した。キリッとした冷酒を口に含むと、甘みと香りが広がる「雪どけ」のイメージで現在醸造中だ。
 4合瓶(720ミリリットル)と保冷バッグのセットで6600円。試飲イベントに参加した関係者からは「日本酒の価値を見直すことにもつながる」と評判は上々という。注文を現在受け付け中で、発送や店頭販売は7月以降の予定。問い合わせは石井酒造(0480・42・1120)。
 毎日新聞 5/18(木) 13:31

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 記事では「熱燗の印象が強く」書いているが、今はそんなことはないのではないだろうか。むしろ一時の粗製乱造のおかげで「甘くてべちゃベちゃしている」という印書を持っている人間の方が、若者を中心に多いと思う。
 むしろそれを払拭するということで「すっきり感を際立たせよう」と考えたというのかもしれない。
 この頃流行っている端麗辛口系は香りが乏しいので、冷やして飲んでも「劣化」を感じることがなく、逆に「シャープさ」が際立つことになるのでこういうのも悪くはないだろうけど、さすがに氷点下では舌がマヒして味などを感じなくなってしまうのではないかなぁ。

 ビールでも「おいしい温度は4℃ぐらい」といわれる。氷点下ビールというのもあるが、あれも元はといえば「氷点下で雑味を凍らせて抜き、すっきりさせる」ということを売りにしていたはず。
 よい日本酒はその雑味の少ない酒なのだから、保存のためならばともかく、食卓で冷たくしすぎるのはよくないたろう。


 

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2017年05月19日(金)

眉唾、眉唾(笑)

テーマ:報道

 どこの新聞だったかなぁ、「新聞はネットではなく紙で読まなければ意味はない」的なことを書いていたのは。
 ネットでは朝日や日経のような有料会員公開制にでもしなければ、あとは広告費などで運営しなくてはならなくなり、産経のように記事を細かく分けてページビューを稼がなくてはならなくなるから面倒くさいのかもしれないが、「広告費頼り」というのならば、それは紙媒体でも同じだろう。
 実際には、ネットでは「紙面の割り付け」による印象操作ができなくなるから「嫌」だというのが大きいのではないのかな? 配信記事、特にポータルサイトに掲載されるものは、基本的に「一面」というのはないし。

 だが、そのポータルサイトのニュースページは、普通ならば読むのが無理な地方紙などにも目が通せることができるので、読む方にとっては、紙媒体に縛られるよりもよほど有益な「メディアリテラシー」というものを涵養することができる。

 ヤフーニュースで、神戸新聞の「『政治家は、なぜ失言する?』専門家に聞く」(神戸新聞 05月12日 18:50配信)という記事が配信されていた。

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 「政治家は、なぜ失言する?」専門家に聞く

 人はなぜ失言するのか。今に始まったことではないが、4月は閣僚らの問題発言が相次いだ。撤回・謝罪を余儀なくされたり、辞任に追い込まれたり。過去の例から学んでいるはずなのに、なぜ繰り返してしまうのか。専門家の目を通して検証してみた。

【アドリブに注意】
 4月25日、今村雅弘前復興相が東日本大震災に関して「まだ東北で良かった」と発言。この失言の責任を取って大臣を辞任した。同氏は同4日にも、東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者の帰還を巡る記者会見で「自己責任」などと発言し、撤回・謝罪していたばかり。批判を浴びながら2度までも。
 今村氏の言動に対し、「自身の職務に求められるイメージを理解していない」と分析するのは、ビジネスマナーコンサルタント城戸景子さん(千葉県)。神戸女学院大を卒業後、営業秘書などを経て、ビジネスマナー研修や社会人向けセミナーの講師などを務めている。その立場から、「復興大臣は被災地域と被災者に最も寄り添うべき、という国民のイメージを認識していれば失言につながらなかった」と語る。
「落とし穴」は、会議などを終えた政治家を記者が囲む「ぶら下がり会見」や身内のパーティーなどに潜んでいる。注意すべきは受け狙いのアドリブだ。
 3月に、自身のパーティーで「長靴業界はだいぶもうかった」と発言し、内閣府・復興政務官を事実上更迭されたのは務台俊介氏。昨年9月、岩手県岩泉町の豪雨被害視察で、職員におんぶされて水たまりを渡り、非難の声を浴びたにもかかわらずの発言。城戸さんは「ちょっとしたサービス精神やジョークのつもりが、大きな失敗につながることが多いように見受けられる」と指摘する。
 そこで考えられるのが、「失言=本音」と捉えられかねない点だ。「だからとっさに出る言葉が失言につながる可能性がある学歴が高く、頭の回転が早い人はスピードで発言しがち。あえてひと呼吸置いて発言を」と城戸さん。甲南女子大学・山田尚子教授(心理学)は、「気持ちの要素を除外すると、皆、首都圏で同じ規模の地震が起きたら、被害はさらに甚大になっていたと理解はできる」とした上で、「『良かった』と表現してしまったことが失言」と、言い回しの重要性を説く。
(後略)
(坂山真里緒)
 神戸新聞 05月12日 18:50

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 コンサルタントなる人物を出してきていろいろ言わせている記事で、「『失言=本音』と捉えられかねない点」という揚げ足取り勢力の攻撃パターンを指摘するなど見るべきところもあるが、基本のところで、そもそも政治家の「失言」なるものを作り出しているのはマスコミであるという視点が抜けているので意味がない。 
 まあ、地方紙とはいえマスコミの一部である神戸新聞が、それを認めるわけにもいかないのだろうけど。

 このコンサルタントは「冗談のつもりで言っても」と警鐘を鳴らしているが、そういうところの言葉尻だけを取り上げ、勝手に歪曲したり「レッテル貼り」をしたりで騒ぎ、「失言」に仕立て上げているのはマスコミである。それに乗って民進党などが騒いでくれることを期待した「波紋を呼びそうだ」という「煽りワード」をつけることで。(そして彼らは、まさにその思惑通りに騒いで国会の審議を妨害してくれる)
神戸新聞の記事では、例の復興大臣の発言を甲南女子大学の山田尚子教授が「感情抜きで見れば、(復興大臣は)当たり前のことを言っているだけ」と分析しているが、その「理解」をするために冷静になることをさせまいと、(2017/04/26の記事、「正義の味方」に変身する前には、立ち止まって周りを見渡さなくては)で書いたように、朝日新聞は「大臣が東北を『あっちの方』扱いした! 『寄り添う』気持ちなどない他人事だと思っている証拠だ!」というすり替えをやっているわけで。
 こういうゴシップ市並みの精神を持った新聞などが「ジャーナリストでござい」と大きな顔をしているのだから、読む方としては「とにかく新聞は俯瞰で読むようにしよう」と心がけるのが大切で、「失言」といわれても「とりあえずトリミングなしで全部載せろ」と求め「それができないのならば何か隠しているな」と判断するのが正しい対応というものだろう。


 先日の国会審議で、

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 がん患者は「働かなくていい」 自民議員の発言に患者の怒り「それでも人ですか?」

 受動喫煙を防止するため、飲食店などの屋内を原則禁煙にする対策を盛り込み、今国会での成立を目指す厚生労働省の健康増進法改正案。
 自民党が15日に開いた厚生労働部会で、がん患者が職場でたばこの煙にさらされる辛さを訴えた議員に対し、別の議員から「(がん患者は)働かなくていい」とヤジが飛んだことが認定NPOフローレンス代表の駒崎弘樹さんのブログなどで指摘され、がん患者らから批判を浴びている。
「全国がん患者団体連合会(全がん連)」(天野慎介理事長)は、この発言は見過ごせないとして18日、抗議の意を表明し、改めて屋内禁煙の法制化とがん患者の就労支援を訴える見解を出した。【岩永直子 / Buzzfeed Japan】

 自民党対案への反対意見にヤジ
 朝日新聞の報道によると、この日、塩崎厚労相が直接説明に入り、一定面積以下のバーとスナックをのぞいて原則禁煙とする厚労省案に理解を求めた。
 それに対して自民党側からは、すべての飲食店を一括りにし、一定の面積以下の店は「喫煙」「分煙」などと表示すれば喫煙を可能とする対案が出された。
 ところが当然、自民党の中にも受動喫煙防止を積極的に推し進めたい議員はいる。
 駒崎さんのブログなどによると、自身も子宮頸がんを患った経験のある参院議員、三原じゅん子氏が、がん経験者の立場からこの対案にこんな反対意見を述べた。
「飲食店を一括りとして表示義務だけを課しても、望まない受動喫煙が防止できるとは思えない。それは強者の考え方であって、全がん連の思いを話してきてくれということで発言する」
「がん患者の就労支援は大きな問題で、一生懸命働いて就労している患者はいっぱいいる。そんな中、患者は選べません、お店を、仕事場を。弱い立場の人たちがいっぱいいるということを知ってほしい」
「治療している時、喫煙する客の中で働く苦しさはどういうものがあるか、ぜひみなさんに・・・」
 ここまで話したところで、男性議員から「(がん患者は)働かなくていいんだよ!」とヤジが飛んだという。
 三原氏はすかさず、
「働かなければいいという話がありますが、がん患者はそういう権利がないんですか。弱い人たちの立場を考えて法律を作っていくのが自民党の政治家の役割だと申し上げたい」
「妊娠中の先生方の奥様にたばこの煙を吹きかけることができますか? そういうことがご自身できますか? 弱い立場のことを考えて法案を作ることをお願いしたい」
 と言い返したそうだ。
(後略)
 岩永直子
 BuzzFeed Japan 5/18(木) 20:54

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 こんなやり取りがあったという。
 タイトルだけで見れば「癌患者は働かなくていいから癌を治すことに専念しろ」というヤジかとも思ったが、とんでもない。「癌に罹ったんなら人前になど出てくるな!」というとんでもない差別意識を発露したヤジが飛ばされたという話だった。

 私は受動喫煙に対してヒステリックに「禁止だ! タバコは悪だ!」と騒いだりはしないが、サイドバーに書いているように心臓に持病のある身にタバコの煙は「あまりよくない」と言われていることを考えると、癌をその身に抱えている人間がタバコの煙に敏感になる気持ちはよくわかる。
また、癌患者の勤労に関しては、(2014/06/28の記事、いろんな働き方ができるための「物差し」を作ろう)で書いたように「フルタイムバリバリ残業もバリバリでなければ」という働き方改革の話にもなるものなので、まじめに考えていくべき話だというのに、このヤジ。

 上でリンクを貼った(2014/06/28の記事、いろんな働き方ができるための「物差し」を作ろう)のエントリーの冒頭では、都議会の議員に対する「みんなが結婚すれば~」というヤジのことを取り上げたが、そこでも指摘したように、聞こえてもいない「産めないのか」というヤジを捏造し、「声紋分析をして~」とやっていた時の騒動と比べると、この「癌患者は引っ込んでいろ!」的なヤジに対するメディアの冷淡さはどうしたのだろうか。
 自民党議員に対して自民党議員(と推測される)人間が投げつけたものだから「同士討ちだからほっとけ」という意識があるとは思いたくないのだが、この落差を見れば、「政治家は、なぜ失言する?」というメディアの物言いのくだらなさも、よくわかるだろう。


 本日の風。

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 夏の必需品「手になじむ丸い柄」…房州うちわ


(写真、読売新聞より。製作が進む「房州うちわ」(17日、千葉県南房総市で)=片岡航希氏撮影)

 本格的な夏を前に、千葉県南房総市で国の伝統的工芸品「房州うちわ」の生産が最盛期を迎えている。
 京都の京うちわ、香川の丸亀うちわと並ぶ日本三大うちわとされ、明治時代に生産が始まった。地元産の竹を細く裂いた骨と丸い柄が特徴。
 同市の「うやま工房」では、60年以上のベテラン職人の宇山正男さん(86)が1日4、5枚ずつ作っている。「手になじむ丸い柄と、丈夫なのが魅力」と話す。
 読売新聞 5/18(木) 17:42


 <熊本・山鹿市>涼しさ感じて…「来民渋うちわ」作り進む


(写真、毎日新聞より。夏到来を前に進むうちわ作り。熊本地震の復興支援のため「くまモン」がデザインされたものの注文も=熊本県山鹿市の栗川商店で2017年5月16日、徳野仁子氏撮影)

 夏の訪れを前に、熊本県山鹿市の栗川商店で伝統の「来民(くたみ)渋うちわ」作りが進んでいる。
 昨年は熊本地震で県内の祭りが中止になるなどの影響を受けたが、復興支援のため県の人気キャラクター「くまモン」がデザインされたうちわの注文が増えたり、熊本城や阿蘇の風景が描かれたうちわを販売し、売り上げを寄付したりするなどしたという。
 柿渋を塗って仕上げたうちわは丈夫で防虫効果もあり、店主の栗川亮一さん(57)は「あおいで風を送るという見た目の涼しさも味わってほしい」と話す。【徳野仁子】
 毎日新聞 5/18(木) 19:46

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 明日はまた暑くなるという予報が出ている。暑くなったり寒くなったりで困った季節だが、その先に控える夏に向けて、各地で団扇の製造にスパートがかかっているという。

 面白いなぁ。房州うちわの方は丸型で、手元に「ハンドガード」のような部分が付き、一方の来民渋うちわは、この写真ではカット前なのでわかりにくいが、どちらかといえば角ばった形のものが多く、手元までみっちりと紙が貼られたものになっている。
 こういうデザインの違いというのは、どこから出てくるのかなぁ。

 手元が空いているものと手元まで紙があるもので、扇ぐ時の空気抵抗と送出される風量のバランスを物理的に分析してみるのも、面白いだろうな。


 

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2017年05月18日(木)

また同じことを繰り返している

テーマ:報道

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 水・ガスない、料理は? 熊本地震の実体験漫画、話題に


(絵、朝日新聞デジタルより。地震後に作った温かい豚汁を食べる場面。思わず笑顔がこぼれる様子を描いた(C)AmiUozumi/MAG Garden)

 熊本地震を経験した30代の女性漫画家が、被災当時の食事にまつわるエピソードを軸に描いたエッセー漫画「ひさいめし~熊本より~」が話題になっている。前震後の10日間を柔らかい絵柄で記録。食べ物を分けてもらい、人の温かさに触れた経験や、水やガスがない中で料理する工夫が描かれている。
 作者はウオズミアミさん。熊本市中央区で同世代の女性「デンちゃん」と2人暮らし。昨年4月の地震後、当時飼っていた猫を連れて公園や公民館に避難し、断水した自宅アパートでも生活した。
 作品には、実体験をそのまま描いた。
 本震後、公民館で一夜を過ごした翌朝。見ず知らずの女性が、紙コップに入れたインスタントのみそ汁を分けてくれた。「うそだろう、と思うくらいおいしかった。人の心の温かさがしみました」。避難先の駐車場で出会った男性は、家にあったレトルトのラフテー(沖縄の豚肉料理)を温めて持ってきて、「みんなで分けて食べましょう」と声をかけてくれた。
 余震におびえ、風呂にも入れなかった非日常の中で、温かい食べ物がほっとする気持ちを与えてくれた。「人は大変な状況でもお互いを思いやることができると知り、うれしかった」と振り返る。
(後略)
 朝日新聞デジタル 5/16(火) 16:40

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 うん、この震災後の温かいものがどれだけうれしいかはよくわかる。
 実際に東日本大震災の時、買い置きのどら焼きやチョコなどで過ごしていた中、何日かぶりで食べた温かいエビバーガーがどれほどおいしかったか。同じ温かいものでも、カップ麺とはなにか違うんだよなぁ、その場で調理したものは。

 食べ物といえば、

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 <福島県>五輪見据え食品安全認証取得増へ

 食品の安全性などを担保する認証制度「GAP(ギャップ)」の取得件数の大幅増を目指し、福島県が数値目標を設定することが11日、分かった。数値目標を掲げて生産者の取得支援を強化。2020年東京五輪・パラリンピックでの食材提供を実現し、東京電力福島第1原発事故による風評被害払拭(ふっしょく)を目指す。
 GAPには国際規格の「グローバルGAP」と日本版の「JGAP」があり、県内の生産者の取得は合わせて10件にとどまる。県は農林水産省のガイドラインに沿って新設する「県版GAP」も含め、数値目標を設定する。
 認証取得は生産工程での安全性が担保され、取引拡大につながるメリットがある。だが、数十万円に上る費用や1~2年を要する審査期間が壁となっている。
 取得推進に向け、県は本年度、「グローバルGAP」「JGAP」の取得費用を全額助成する補助制度を新設した。県版GAPも夏までに始める予定だ。
 県環境保全農業課は「東京五輪は、固定化した福島産品の負のイメージを振り払う絶好の機会。県としてGAPの意義を広く発信し、生産者の取得を促したい」と説明する。
 GAP認証の取得支援を巡り、東北の他県では宮城が「20年度までに80件」、青森県が「21年度までに20件」を目指す数値目標を掲げている。
 河北新報 5/12(金) 11:04

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 福島県がこんなことを目指しているというのだが、「五輪見据え」などというと、共産党の委員長から「五輪の政治利用だ!」といわれてしまうぞ(苦笑)。

 冗談はさておき、いまだに福島の食べ物のニュースがあると「放射能」「放射能」と騒ぐ人間がヤフーニュースのコメント欄に沸いてくるのだ。福島県は安全認証取得を目指すと同時に、何度も書いているように、そういう「風評っていうけどほんとに汚染されているから風評じゃない」といっているような人間に賠償を請求することも進めるべきだ。
「震災の外」にいると思い込んで「自分の正義」にうぬぼれているそういう人間を野放しにしておくのは、社会正義にも悖る。


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 高浜原発4号機が「臨界」 25日にフル稼働状態へ移行

 関西電力は、再稼働させた高浜原発4号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)が18日午前6時、核分裂反応が安定して続く「臨界」に達したと発表し た。22日にも発電と送電を始め、25日にフル稼働状態に移す。原子力規制委員会の検査を経て、来月中旬に営業運転に入る。
 4号機は17日、制御棒を引き抜き原子炉を起動し、予定通り臨界状態に移行した。一方、3号機は来月上旬に再稼働し7月上旬に営業運転に至る。関電は2基の営業運転後に電気料金を値下げする予定。
 高浜原発では、昨年1月に3号機が、同2月に4号機がそれぞれ再稼働したが、4号機は直後にトラブルで停止。同3月に大津地裁が両機の運転差し止めを命じる仮処分決定を出し、3号機も停止した。大阪高裁が今年3月に同決定を取り消し、法的に運転可能になった。
 産経新聞 5/18(木) 14:27

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 関西電力の高浜原子力発電所が再び稼働を始めたということで、

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 <高浜原発>関電本店前に70人超 再稼働に反対の声


(写真、毎日新聞より。関西電力高浜原発4号機の再稼働に反対し、関西電力本店前で抗議する人たち=大阪市北区で2017年5月17日午後5時、小関勉氏撮影)

 大阪市北区の関西電力本店前では17日、関西の市民70人以上が集まり「私たちは同意していない」などと反対の声を上げた。大阪府河内長野市の看護師、 藤岡淳子さん(59)は「(事故が起こり)琵琶湖の水が汚染されたら大変。都市住民が自分のこととして声を上げることが、結局は自分を守ることになる」と話した。
 関電前で15日から断食していた福井県小浜市の明通寺住職、中嶌哲演さん(74)は17日夕、「再稼働しても屈したくない」と表明。18日からは福井県庁ロビーで断食を続ける。「県や国に高浜原発周辺の過去の地震・津波の詳細調査を求める」と話した。【大島秀利】
 毎日新聞 5/17(水) 23:56


 高浜原発運転差し止め求め、仮処分申請 福井地裁支部に

 関西電力が再稼働を予定している福井県高浜町の高浜原発3、4号機について、県内の住民2人が15日、運転の差し止めを求めて福井地裁敦賀支部に仮処分を申し立てた。
 申し立てたのは、福井県坂井市の印刷業松田正さん(67)と同県敦賀市議の今大地(こんだいじ)晴美さん(66)で、原発事故で放射能汚染が広がれば、穏やかに生活する人格権の利益、権利が失われるなどと訴えている。
(中略)
 関電広報室は「申立書が届いていないので、詳細についてはコメントを差し控える」としている。
 朝日新聞デジタル 5/15(月) 12:53

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 また「反原発」勢力が大騒ぎしているのだが……「私たちは同意していない」という70人の人たちは、それ以上の人数で「私たちは同意している」と言われたら、どう反応するだろうか?(まあ、おおよその推測はできるが)
上の産経の記事にもあるように、高浜はすでに運転差し止めの仮処分が出されそれが取り消されたことがあるというのに、また訴訟を起こす人間というのもたいがいである。(2016/03/16の記事、堂々巡りをさせるな!)で書いた、「『今度は京都で訴え』、それが取り消されたら『次は石川』『次は大阪』と順繰りに訴えを繰り返して運転を妨害する」がやられているのだ。
 裁判所を変え、原告を変えていつぞやのように「うまい裁判官に当たる」まで延々と訴訟を繰り返す。こんな裁判権の乱用など許されるものではない。こんなことをする人間を続出させないためにも、仮処分を悪用するものに電力会社はきちんと損害賠償請求をするべきだ。

 まったく。こんなことで「闘っている自分」に酔っていると、やがては「自分に従わないものは悪」という妄想にとらわれ、

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 高浜原発にペットボトル発射=妨害容疑で男逮捕―福井県警

 関西電力高浜原発(福井県高浜町)の敷地内に向けペットボトルを発射したとして、県警小浜署などは18日、威力業務妨害容疑で岐阜県大垣市島町、無職河合優容疑者(32)を逮捕した。
 容疑を認めているという。
 高浜原発4号機は17日午後5時、約1年3カ月ぶりに再稼働した。同署によると、けが人や設備の破損はなかった。
 逮捕容疑は17日午前10時15分ごろ、高浜原発北門近くの路上で、ロケット型のペットボトル2本を発射して敷地内に到達させ、警備員や警察官らに安全確認をさせるなどして業務を妨害した疑い。
 同署によると、1本目のペットボトルの飛距離は約2メートルだったが、2本目は約100メートル飛び、協力会社の社員が使う建物近くに落下した。河合容疑者は発射後に車で去ったが約5分後に戻り、警察官の職務質問に発射を認めたという。 
 時事通信 5/18(木) 9:09

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 こんな犯罪行為をしてしまうことにもなる。


 高浜の再稼働に関して「『福島の経験生きず』 高浜再稼働に滋賀への避難者ら」(京都新聞 5/18(木) 9:41配信)という記事を書く新聞もある。
 が、「福島の教訓」があるから、原子炉の運営に関していろいろな基準が作られ、それに従って今再稼働が行われているのだ。
「地震が! 事故が起きたら!」とこういう人間たちはいい「福島」という彼らは、「福島の原子炉は地震では無事停止し、その後の冷却不備と水素の排出失敗で事故を起こした」という事実を見ようとしない。(ヤフーのニュースコメントには、「原子炉が爆発した」というデマがいまだに書き込まれる)
 今「反原発」運動をしている勢力の中心になっているのは「東側の核は正しい防衛兵器。西側の核は悪魔の破壊兵器」とやっていた勢力の残党なので難しいだろうが、こういう団体につられている人は、そろそろを覚まして、彼らが自分のイデオロギーのために福島の事故を利用し、そのために「汚染されたフクシマ」という福島差別を必要とし、それを大声で叫んでいるということに気が付こう。

 相変わらず、

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 <高浜原発>4号機再稼働 経済と命 揺れる地元

 関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)は17日、県や高浜町などの地元同意を得たとして再稼働した。地元住民や周辺自治体などからは、「負の遺産だ」との批判や「経済活性化になる」との歓迎の声が渦巻いた。
 高浜原発前では市民団体のメンバーらが「再稼働反対」などと訴え、地元の首長や商工関係者らからは歓迎の声が聞かれた。
 市民団体のメンバーら約70人は午後1時から原発へ向けてデモ行進を開始。「高浜原発動かすな」などの声を上げ、再稼働反対の申し入れ書を関電の担当者に手渡した。
 京都工芸繊維大名誉教授(化学)で「若狭の原発を考える会」共同代表の木原壮林さん(73)=京都市山科区=は、「再稼働は命と尊厳をないがしろにする行為だ」と原発北門前で批判した。小浜市の農業、坂上和代さん(70)は「核のごみなど負の遺産を未来に残すだけ。絶対に許せない」と話した。
 京都府の山田啓二知事は「原発から5キロ圏の京都府や市町が、再稼働同意のプロセスに位置付けられていないのは遺憾」、滋賀県の三日月大造知事も「多重防護体制の構築は道半ば。県民に不安感が根強くあり、再稼働は容認できる環境にない」などと、相次いで批判のコメントを出した。
 一方、高浜町の野瀬豊町長は「疲弊していた高浜町経済の回復に期待したい」とし、関電には慎重で丁寧な運転を、政府には原子力の重要性などについて国民の理解を深めるよう求めるコメントを出した。
 高浜町商工会会長で石油販売会社経営の田中康隆さん(61)は「原発は町内で最大の雇用先だ。地元経済の先が見通せるようになり、安定感も出てくるだろう」と喜んだ。【近藤諭、高橋一隆】
 毎日新聞 5/18(木) 0:08

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こんな記事を書いて「命を考える『反原発』運動と金に目がくらんだ『原発推進派』」という「正義のレッテル貼り」をしている新聞もあるが、(2017/05/16の記事、「清く、豊かで、美しく」でいいじゃないか)で引用したベネズエラの話に見るように、「経済がだめになると命が失われる」のだ。この手の「命か金か」という金持ちの道楽の「きれいごと」に議論を引っ張られてはいけない。

 何度も書いているように、原子力はエネルギー議論の中の一手段論という位置づけでしかない。
「脱原発」というのならば、役にも立たない自然エネルギーを推したりする馬鹿なことをやめて、真剣に「では原子炉が稼働しているときの価格水準で安定した電気を生み出すにはどうするのか」を主眼にした話をしていくべきだ。
 それが解決に向かえば、大声で喚かなくとも核分裂炉薬缶など自然に使われなくなる。


 おまけ。

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 <石炭火力発電所>東京湾の計画撤回 市民団体が申し入れ

 東京湾沿いの千葉、神奈川両県で大規模な石炭火力発電所の建設計画が相次ぎ、大気汚染や温室効果ガス排出などを懸念する市民団体が16日、計画の撤回を働きかけるよう山本公一環境相に求める申し入れ書を提出した。
 環境NGO「気候ネットワーク」(京都市)のまとめによると、東日本大震災後の2012年以降、全国で大小合わせて49基の石炭火力発電所の建設計画が示された。電力自由化後は、安価な石炭に着目した新規参入が目立つという。
 特に東京湾沿いでは100万キロワット超の規模が大きい発電所が多く計画されている。千葉市中央区の発電所(107万キロワット)については山本環境相が今年3月、環境影響評価(アセスメント)法に基づき、二酸化炭素(CO2)排出量の多さから「事業リスクが極めて高い」との意見書を世耕弘成経済産業相へ示している。
 環境省で記者会見した「石炭火力を考える東京湾の会」の永野勇共同代表は「計画自体を住民が知らないケースも多く、複数の発電所が稼働した際の影響評価もなされていない。温排水によるのりの養殖などへの影響も心配だ」と訴えた。また、気候ネットワークの桃井貴子・東京事務所長は、地球温暖化防止の国際的枠組み「パリ協定」への影響に触れ「石炭火力はいくら効率化しても、新設すればCO2排出量は大幅に増える。計画が実現すると、日本の温室効果ガス削減目標(30年度に13年度比26%減)達成も危うい」と指摘した。【五十嵐和大】
 毎日新聞 05月16日 21:14

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 西に「事故が起きたらどうなる! 原子炉停めろ!」と騒ぐ「市民団体」あれば、東に「二酸化炭素は悪だ! 石炭火力発電所作るな!」という「市民団体」あり、か。

 ぶつかり合って対消滅してくれたらいいのだが、往々にしてこういう団体は根っこでつながっていたりするからなぁ。


 本日の航海。

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 <戦艦大和>呉観光に役立てて マンホールのふた 市に寄贈


(写真、毎日新聞より。1945年4月の沖縄特攻に向かう戦艦大和を後方から描いたマンホールのフタ=街のフタ協会提供)

 戦時中に広島県呉市で建造された戦艦大和のイラストがペイントされたマンホールで市内を回遊するきっかけにしてほしいと、同市の一般社団法人「街のフタ協会」がこのほど、マンホールのフタ2枚を市に寄贈した。市立美術館通り(同市幸町)で見ることができる。
 フタ2枚は、大和の一生を描くシリーズの一環として作られ、大和を正面から捉えた1941年12月の竣工(しゅんこう)時の大和と、45年4月の沖縄特攻に向かう姿を後方から描いた。同市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の戸高一成館長からのアドバイスや、同ミュージアムにある大和の模型や写真を参考にして仕上げたという。同協会はさらに8枚作り、美術館通りや戦艦大和の乗組員らが眠る海軍墓地に近い長迫公園付近などに設置を進める計画だ。
 同協会は、マンホールの柄を楽しむ人が近年増えていることに着目し、昨年4月に設立された。フタの製作は今回が初めて。協賛金を募りながら、今後県内外にも同様の取り組みを広げたいという。海生知亮代表理事は「呉市にはイラスト入りのフタがなかった。観光客は大和ミュージアムに集中する傾向にあり、呉の街を歩いて楽しんでもらうきっかけになれば」と話している。【山田尚弘】
 毎日新聞 5/17(水) 10:11

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「大和の一生」というからには、この後はやっぱり沈んでいくシーンがあるのかなぁ。

「宇宙戦艦ヤマト」になって発進するシーンまで、こっそりと描かれていたら面白いんだけど。


 

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