2017年06月12日(月)

いやいや「自由」を満喫しすぎだろう

テーマ:報道

 昨日取り上げたマスコミのとんでもない政治活動に関する話、そのファーストプレイヤーである玉木民進党幹事長代理がテレビに出て、

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 加計学園問題 民進・玉木幹事長代理「誠実な対応なければ内閣不信任案も」

 民進党の玉木雄一郎幹事長代理は11日午前のNHK番組で、学校法人「加計学園」の大学獣医学部新設計画をめぐり、前川喜平前文部科学事務次官の証人喚問などを要求する姿勢を重ねて示した上で、「もし誠実な対応がなければ、内閣不信任決議案も視野に厳しく終盤国会に臨んでいきたい」と述べた。
 共演した共産党の小池晃書記局長らも同調する姿勢を示した。
 産経新聞 6/11(日) 10:58

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 こんなことを言っていたという。

 あきれた話である。

 この「新・椿事件」の号砲を鳴らしたのは朝日新聞だが、出遅れまいとする毎日新聞も頑張って、

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 <加計学園>安倍首相答弁、目立つ矛盾 獣医師会反論も

 学校法人「加計学園」(岡山市)が愛媛県今治市で獣医学部を新設する計画を巡り、安倍晋三首相の国会答弁と関係者の説明に矛盾が出ている。広域的に獣医学部が存在しない地域(空白地域)に限って新設を認めるとする政府の規制緩和について、首相は「(日本)獣医師会の意見に配慮した」と説明したが、獣医師会は「事実に反する」と反論。実際、四国に新設する計画を疑問視する資料を国に提出しており、首相の強弁ぶりが目立つ。
「加計学園のために1校に絞ろうとしていたわけではなく、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限る、1校に限るという要件は、獣医師会に配慮した。獣医師会から要請があった」。5日の衆院決算行政監視委員会。この首相の答弁に、日本獣医師会顧問の北村直人元自民党衆院議員は、毎日新聞の取材に「獣医師会として空白地域に限るというお願いをした事実はない」と語った。
 北村氏によると、獣医師会は2016年10月14日、「四国地域に設置しても獣医師不足の解決にはつながらない」とする資料を松野博一文部科学相に提出。全国的には獣医師が偏在し不足している地域があることは認めつつ、「総数は不足していない。教育修了者への処遇改善等が必要」との見解を文書で示した。
 だが、政府の国家戦略特区諮問会議は同年11月9日、獣医学部の新設について空白地域に限り新設を認めることを決めた。パブリックコメントなどを経て最終的に、内閣府と文科省は今年1月4日、「1校に限り」認めるとする告示を出した。
 一連の経緯について、獣医師会の蔵内勇夫会長は今年1月30日付のメールマガジンで、新設が決まってからも政府に要請活動を重ねたことを明かし「できれば獣医学部新設決定の撤回、これが不可能ならせめて1校のみとするよう奔走した」と振り返った。一方で空白地域で新設を認めた結論については「十分な検証もなく、論理性に欠けた余りにも早すぎる矛盾だらけの決定」と不満を述べている。【宮本翔平、中島和哉】
【ことば】獣医学部新設の規制緩和
 獣医師の過剰を防ぎ質を確保するとして、文部科学省は獣医学部新設を認めていなかったが、国家戦略特区諮問会議は2016年11月9日、「広域的に存在しない地域に限り新設を可能」とする規制緩和を決め、加計学園が17年1月20日に学部を新設する事業者に認定された。当時、京都産業大も京都府内に新設を希望していたが、大阪府内に獣医師養成課程を設ける大学があることなどから京産大側は事業者として応募をしなかった。
 毎日新聞 6/7(水) 20:25

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 こんな記事を書いているが、これがまた巧妙な論点すり替えの仕組まれたもので、政府側は「(獣医学部をどうしても作るというのならば)一校だけならばという学会に配慮した」という話をしているのに、毎日はそれに「(獣医学会は)空白地がどうのと配慮してくれといったことはない」という別の話の反論をぶつけ、まるで政府がウソを言っているかの印象をつけようとしている。

 実際にこの「一校だけならば」という学会の動きは、毎日の記事にもあるように、

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 獣医師会 京産大の学部新設阻止 閣僚らに激しいロビー活動

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に絡み、京都産業大でも獣医学部新設の動きがあることを知った日本獣医師会が、計画阻止のために現職大臣らに激しいロビー活動を行っていたことが30日、分かった。
 国家戦略特区諮問会議は昨年11月9日、「広域的に獣医師の養成大学などの存在しない地域に限り、獣医学部の新設を可能にするための関係制度の改正を直ちに行う」と決めた。
 獣医師会は決定に反発。「決定撤回もしくは1校のみ」を求めて、蔵内勇夫会長や日本獣医師政治連盟委員長を務める北村直人元衆院議員らが政界に働きかけたという。今年1月4日付で官報に公布、施行された改正告示では「1校に限り」と修正されていた。
 獣医師会は1月30日発行のメールマガジン「会長短信 春夏秋冬」で、「粘り強い要請活動が実り、関係大臣のご理解を得て、何とか『1校限り』と修正された」と、ロビー活動の“成果”を強調している。
(後略)
 産経新聞 5/31(水) 7:55

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「なんとか譲歩させた」と学会側も自分たちのメルマガで認めてしまっているもの。
 その「一校だけ」にした結果、毎日自身が書いているように「ならば一回だけいってきたうえ大阪にも他の獣医学部がある京都よりも、十年近く陳情してきた学部空白地の愛媛が地方創成にもなるからと選ばれた」というだけのこと。
 この事実を、きちんと並べず適当に端折って印象操作をしているのが毎日の記事で、その「規制を守ろうとしていた獣医学会」から、

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 加計学園問題 追及側の民進党、玉木雄一郎氏、獣医師連盟から100万円献金 「規制改革の邪魔しているだけじゃ」 民進議員が「獣医学部新設」を国会で陳情の過去も

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関する記録文書を巡り、民進党が「総理のご意向」を問題視している。だが、この問題を熱心に国会で追及している民進党の玉木雄一郎幹事長代理(48)が平成24年に「日本獣医師連盟」から100万円の献金を受けていたことが分かり、ネットでは「規制改革の邪魔をしているだけでは」という批判が起きている。玉木氏は自身のブログで父親が香川県獣医師連盟の副会長をして おり、弟も獣医であることを明かしている。
(後略)
 産経新聞 5/21(日) 9:33

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 百万円の政治献金を受けていたのが玉木議員ではないか。

 この献金自体はきちんと収支報告されているまったく違法なものではない(そして今回騒がれている「総理の意向」も、まったくなにも違法な話ではない)のだが、そういう事実をまるで伝えずに、冒頭のような「追求」する姿勢だけを放送するというのは、いったい「何が起きているのか」を正確に伝えるべき「公平・公正な放送」に合致するだろうか?


(2016/04/25の記事、日本語のわからない人間がどうやって日本を調査するというのだ?)で取り上げたデービッド・ケイ国連報告者は、

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 国連人権理特別報告者の草案判明 「歴史教育に政府介入慎め」


(表、産経新聞より。訪日報告書草案ポイント)

■「放送法の『政治的公平』撤廃を」
 昨年4月に来日し、日本の「表現の自由」の現状を調査した国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイ氏が6月中に人権理事会へ提出する訪日報告書の草案の全文が29日、明らかになった。草案は慰安婦など歴史教育に関して、歴史的事実の解釈への政府の介入は慎むべきだと勧告。教科書検定のあり方を再検討すべきだと要求した。メディアの独立性については、放送メディアに政治的公平を求めた放送法4条の撤廃を勧告した。

◆一方的勧告、近く反論
 政府は、草案は一方的で政府の見解がほとんど反映されていないと判断。草案が独り歩きし、中国や韓国、国内外の活動家が対日や政府批判に利用する恐れがあるとみており、近く反論文書を提出する。ただ、修正される可能性は低く、草案はこのまま人権理事会に提出される見通しだ。
 草案は自民党の憲法改正案について、思想および良心の自由に関する19条、集会、結社、表現の自由の21条に言及して「日本社会に懸念を引き起こしている」などと指摘した。基本的人権を「永久の権利」と定めた97条の削除に関しては、「日本の人権保護を弱体化しうる」と主張した。
 メディアの独立をめぐり政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に対し、電波停止を命じる可能性を否定しない政府答弁に関して、「メディアを制限する脅迫として受け取ることができる」と記した。
 また、自民党が平成26年11月、在京のテレビキー局各社に対し、衆院選挙期間中の公平、中立な報道を文書で求めたことなどに触れ、こうした問題は政府から完全に独立した機関に委ねるべきだとした。
 歴史問題では、外部の専門家が慰安婦に関する記述が中学校の教科書から編集削除されたとの報道を示した、と紹介。また、慰安婦への言及はあったが、強制連行はなかったとの政府による反対の見解を示した記述があった、と指摘した。
 特定秘密保護法に関しては、特定秘密に指定され得る事項とその分類条件を定義しておらず、ジャーナリストとその情報源に刑罰を科す危険性にさらしていると主張。報道関係者の業務に、萎縮効果を与えないよう改正することを勧告した。
 朝日新聞が自社の慰安婦報道に関する記事の一部の誤報を認め、関連記事を取り消した件も取り上げ、朝日の慰安婦報道に関わった植村隆氏に対する権利侵害にも言及した。
 産経新聞 5/30(火) 7:55

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「放送への日本政府の圧力がどうの」と国連に言いつけるつもりのようだが、こんな放送ができる状況のどこに「政府の圧力」などあるというのか

 そもそも電波法を今の形に改正したのは民主党政権で、高市氏はその時の大臣と同じことを言っているだけなのに、なぜか「安倍のせいで報道の自由がー」といっている左巻き勢力の言うまま政府叩きをするこの外国人。

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 「事実誤認ない」=来日の国連報告者が会見

 国連の「表現の自由」に関する特別報告者で米国出身のデービッド・ケイ氏が来日し、東京都内で2日、記者会見した。
 ケイ氏は自身がまとめた、日本の特定秘密保護法に批判的な報告書について「事実誤認はない。反論も多く聞いた上で結論を導き出した」と強調した。
(後略)
 時事通信 6/2(金) 19:42

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 こんなことを言っているが、以前にも書いたように日本語がわからない彼がいったい誰に「事実」を教えてもらったというのか。日本語がわからない彼には、日本国内に「反日思想を主眼にした団体」がいて、それが大きな顔をできるほど「思想・表現の自由」があるということが理解できているのか。
 加計学園の話で政治を停滞させるほどの力をテレビ・新聞が持っている現状がどれほど理解できているのか。

 マスコミが感じているという「圧力」とは、彼ら自身が「報道しない自由」を駆使することで生み出している視聴者の不信感である。
 そんな人間に吹き込まれ、「国連」の肩書を利用されている人間がまたその不振の火に油を注ぐ。

 こんな人間たちに政治をかき回されるなど、日本人の怒りがたまっていくだけだ。


 本日の「三分」。

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 空に巨大カップヌードル、湯気モクモク 日清食品工場煙突が「かわいい」


(写真、J-CASTより。日清食品関東工場(画像は同社提供))

 ツイッターで、食品工場の煙突が「かわいい」「ほんとの湯気みたいですね」などと話題になっている。
 投稿された写真には、日清食品の工場の煙突から、モクモクと煙が出ている様子が見られる。

■茨城県取手市の関東工場にしかない煙突
 ツイッターに寄せられた
 「カワイイ!」
 「分かります。湯気みたいですね」
 「えぇこんな煙突なの!? 」
 との声、声、声。
 話題になっているのは、日清食品のカップラーメン「日清カップヌードル」型を模した、茨城県取手市の「関東工場」だ。
 きっかけは、ある女性ライターが、写真とともに2017年6月7日朝に投稿した「日清食品の工場の煙突が本当にかわいいんだよなぁ」のつぶやき。6月9日14時時点で1万358のリツイート、「いいね」は1万3000を超えた。
 日清食品の関東工場は、1971年の発売当初から「カップヌードル」を製造する、歴史のある主力工場。まさに湯気を立てるほどの、できたてホヤホヤのカップヌードルがそこのあるのだ。
 いまやカップヌードルは、カレーやしお、シーフードをはじめ、さまざまな味が販売されているが、煙突の上部デザインに採用されているのは「元租」のしょ うゆスープのノーマルタイプ。この煙突について、日清食品は6月8日のJ‐CASTニュース編集部の取材に、「正確にいつできたのかはわかりませんが、 1980年代前半につくられたのではないかと考えられています」と話した。
 高さ6メートル、直径5.4メートル、底の直径は3.6メートルで、通常の「日清カップヌードル」の20万7000食分の大きさという。
 同社の工場は、関東工場のほか、滋賀県栗東市(滋賀工場)、山口県下関市(下関工場)、静岡県焼津市(静岡工場)にあるが、「カップヌードル」型の煙突は「関東工場」にしかない。
 J-CASTニュース 6/10(土) 11:00

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 これって常磐線から見えなかったかな?

 記事にもあるように、もうずいぶん前からあるものなのに、今になって「ようやく」なのか。世間というのは「意外にものが知られていない」ものだ。
 そして何がきっかけで知られるようになるかもわからない。
 PPAPが流行った時にも、NHKなどでは「なんたら専門家」なるものを出して「ブレイクした理由なるものを得々と語らせていたが、そんなものまったく役に立たない「あとからそれらしいことを言っているだけの繰り言」であることがとてもよくわかる話だ。



 

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2017年06月11日(日)

政治を歪めているマスコミとその尻馬に乗る野党を許すな!

テーマ:政治

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 文科相「国民に納得いただけなかった」 加計文書再調査

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡り、文部科学省が内閣府から「総理のご意向」などと伝え られたとされる文書について、松野博一文科相は9日、省内調査をやり直すと表明した。「文書は確認できなかった」としていたが、「追加調査が必要だという 国民の声が寄せられ、総合的に判断した」と述べた。
 松野氏は会見で、安倍首相に調査を改めて行うことを報告して「徹底した調査を速やかに実施するよう」、指示があったと説明。当初の調査が十分だったかどうかについては「(国民に)調査の内容を納得いただけなかった。その点を踏まえたい」と述べるにとどめた。
(後略)
 朝日新聞デジタル 6/9(金) 11:45

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 いったい何をやっているのだろう、安倍内閣は。
 ただ「テロ等準備罪」を時間切れ廃案にしたくて審議時間の無駄遣いだけを目的にして騒いでいる野党などに気を遣ってしまうとは。

 しかも、大臣が「国民の声が寄せられ」などといってしまうものだから、マスコミは、

「<加計文書>再調査へ 迫る会期末 政権追い込まれ一転」(毎日新聞 6/9(金) 22:07配信)
「<加計再調査>対象、期限示さず 文科省、世論に押し切られ」(毎日新聞 6/9(金) 12:22配信)
「政権、追い込まれ再調査 調査範囲は示さず 加計文書」(朝日新聞デジタル 6/10(土) 4:06配信)
「『怪文書』一転、政府追い込まれ『家計』再調査」(読売新聞 6/10(土) 9:58配信)
「加計文書『再調査』 世論に押され一転 文科相『真摯に向き合う』」(産経新聞 6/10(土) 7:55配信)


 右も左も「政権が追い込まれた」の大合唱。挙句の果てには、

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 「加計」再調査、野党得点=週明け報告迫り攻勢

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画で、野党は文部科学省を「内部文書」の再調査に追い込んだ。「怪文書」などと言い募って逃げ切りを図った安倍政権から「得点」を挙げた格好だ。民進党は週明けの12日正午までに調査結果を報告するよう、文科省に要求。国会会期末が18日に迫る中、前川喜平前文科事務次官の証人喚問、衆参両院予算委員会での集中審議も重ねて求めた。 
 時事通信 06月09日 19:09

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「野党の勝ち!」と浮かれ出すものまで出てくる始末。

 まったく馬鹿馬鹿しい。

今回の発表でも、各メディアは(2017/06/06の記事、国会は探偵ごっこをして遊ぶところじゃない!)で指摘した「そもそもどういうやり取りの中で、何に対して返してきた話なのか」というところをまるで無視したまま、

「『総理のご意向』文書、文科省調査やり直し 加計問題」(朝日新聞デジタル 6/9(金) 9:54配信)
「加計学園『総理の意向』文書、文科省が再調査へ」(読売新聞 6/9(金) 9:52配信)
「加計文書を再調査へ=獣医学部新設『総理の意向』―松野文科相」(時事通信 6/9(金) 9:10配信)
「<加計学園>『総理の意向』文書再調査へ 世論受け一転」(毎日新聞 6/9(金) 10:19配信)


「総理の意向」という単語を繰り返すばかり。

 今回のことは、マスメディアが「事実のつまみ食いで疑惑のストーリーを作って騒ぎ、政治を歪めている」という話であり、民主主義が揺るがせられているとんでもない事態が起きているのである。
 中身がないから、こんな何を言っているのか不明な言葉を振りかざし、「総理の意向」「忖度」というわけのわからないもので彼らは騒いでいるのだ。

 NHKのニュースでも、

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 民進 野田氏 追加調査の結果速やかに公表を 証人喚問も

 民進党の野田幹事長は東京都内で記者団に対し、学校法人「加計学園」の獣医学部の新設をめぐる文書の追加調査の結果を速やかに公表するよう求めるとともに、前の事務次官の証人喚問などの実現を与党側に迫っていく考えを強調しました。
 この中で、野田幹事長は、学校法人「加計学園」の獣医学部の新設をめぐり、「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書に関する文部科学省の追加調査について、「再調査は当然だ。調査結果を早く出すことが大事で、国会が終わってからでは全く意味がない」と述べました。
 そのうえで、野田氏は「文書が見つかれば、前川前事務次官の言っていたことが本当だということになるので、行政がねじ曲げられたのか、本人から話を聞くことが大事だし、予算委員会での集中審議も求めていきたい」と述べ、前川氏の証人喚問などの実現を与党側に迫っていく考えを強調しました。
(後略)
 NHKニュース 6月10日 16時23分

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 こんなインタビューを流していたが、

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 加計学園問題 獣医学部計画 「民主政権、前向き」 規制改革相が反論


(表、産経新聞より。今治市の構造改革特区提案に対する政権の対応)

 山本幸三規制改革担当相は30日の記者会見で、学校法人「加計学園」(岡山市)の国家戦略特区(愛媛県今治市)を利用した獣医学部新設計画をめぐる民進党など野党の批判に対し、獣医学部設置に民主党政権が前向きだったとする資料を配布して反論した。
 資料によると、獣医学部の設置は「平成19年から8年近く、今治市が唯一の提案者として提案を続け、鳩山(由紀夫)政権が、22年3月に『対応不可』から『実現に向け検討』に格上げする政府決定を行った」と説明。
 また、今治市の提案に「大学設置母体は『学校法人加計学園』と明記されている」ことも挙げている。民主党政権下の国会質疑について、民主党議員の質問に、文部科学副大臣が「獣医師確保について懸念があると認識し、特区実現に極めて前向きな答弁を行った」としている。
(後略)
 産経新聞 5/31(水) 7:55

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 自分自身が総理大臣の時に「総理の意向」で特区として2012年までに獣医学部開設を目指すと決めていたことをすっかり忘れて「行政が捻じ曲げられた」というような人間の言葉を、そういう背景の説明なしに流すようなことばかりしているのだから、アンケートを採れば多くの人間が「何がどうなっているのかわからないから説明してほしい」という答えを選ぶだろう。それだけのことで、「国民の声がなんたら」などということはさらさらない。
 それは「下がらない内閣支持率」と「下がり続ける民進党の支持率」に表れているではないか。


 初めにも書いたように、政府・与党は「テロ等準備罪」の審議のことを考えて野党のご機嫌取りをしているつもりなのだろうが、

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 北朝鮮、地対艦ミサイル実験成功と発表 「日本海の目標に命中」

【AFP=時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は9日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が立ち会って実施した新型の「地対艦巡航ミサイル」の発射実験に成功したと報じた。
 北朝鮮は8日、1か月で5回目となるミサイルの発射実験を行っていた。KCNAは「(このミサイルは)北朝鮮に攻撃を試みるあらゆる敵性艦隊を思うがま まに地上から攻撃できる強力な攻撃手段」「(同ミサイルは)東海(East Sea of Korea、日本海)に浮かぶ標的を正確に検知し、命中した」と報じた。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 6/9(金) 10:25

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 北朝鮮はミサイル実験を繰り返し、

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 カタール、LNG契約交渉で日本側に強硬姿勢 権益排除も

[ドーハ/ロンドン 30日 ロイター] - カタール国営石油会社カタール・ペトロリアム(QP)が、天然ガスの売却先である日本企業に対し、長期供給に関する契約交渉で厳しい要求をしないよう求めている。同社は液化天然ガス(LNG)事業から日本企業を排除する可能性も示しているという。複数の関係者が明らかにした。
(後略)
 ロイター 5/31(水) 10:09

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 エネルギー確保で足元を見てくる国が表れたと思えば、

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 サウジなど4カ国、「テロ支援」でカタールと断交 イラン反発

[ドバイ 5日 ロイター] - サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンは5日、カタールがテロリズムを支援しているとして国交を断絶した。
 協調した断交発表により、カタールがイスラム組織「ムスリム同胞団」や、域内でサウジと対立するイランを支持しているとの非難が強まることになる。
 イランはこれに対し、トランプ米大統領のサウジ訪問が断交につながったと批判。4カ国に続きイエメンとリビア東部を拠点とする世俗主義勢力も断交に踏み切った。
 サウジは、カタールとの外交関係を断絶することを決定した。テロと過激派の危険から国の安全を守るために必要な措置と説明している。
(後略)
 ロイター 6/5(月) 13:13

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 その国が中東の新たな火種になって、

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 原油先物が1%超上昇、4カ国のカタール断交や供給タイト化で

[シンガポール 5日 ロイター] - 5日の取引で原油先物が1%超上昇している。サウジアラビアを含む4カ国のカタールとの断交や、石油輸出国機構(OPEC)の供給量の減少が市場のタイト化をもたらしているとの兆しが押し上げ要因となっている。
(後略)
 ロイター 6/5(月) 13:04

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 原油の供給にも影響が出ているなど、国際社会をしっかり見て国の進路を定めていかなくてはならないときに、この民共連合が集まって何をしているかといえば、

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 野党4党、内閣不信任案の共同提出も…党首会談

 民進、共産、自由、社民の野党4党は8日午前、国会内で党首会談を開き、18日の通常国会会期末に向け、安倍内閣への不信任決議案の共同提出を視野に入れて協力することで一致した。
 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画の真相究明を求めることも確認した。
 会談では、安倍首相(自民党総裁)が掲げた憲法9条関連の改正に反対することや、組織犯罪処罰法改正案(テロ準備罪法案)の廃案を目指す方針で一致したほか、次期衆院選に向けて4党で候補者調整の協議を加速させることも合意した。
 民進党の蓮舫代表は会談後、記者団に「(与党は)あまりにも横暴な国会運営だ。4野党党首が戦っていくことを合意するのは意味がある」と述べた。
 読売新聞 6/8(木) 16:00

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「徹底的に政権の足を引っ張っていこう!」という意思決定なのだ。

 こんな奴らに、いったいなんのご機嫌取りが必要なのか

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 (社説)「加計」再調査 今度こそ疑念に答えよ

 遅きに失したとは、まさにこのことだ。加計(かけ)学園の獣医学部新設をめぐる「総理のご意向」文書などについて、松野文部科学相が再調査を表明した。
 朝日新聞がその存在を報じてから3週間余。この間、政権の対応は、国民を愚弄(ぐろう)するもの以外の何物でもなかった。
 菅官房長官は「怪文書」と切り捨て、文科省は短期間の調査で「存在を確認できなかった」と幕引きを図った。前川喜平前次官らが文書は省内で共有されていたなどと証言し、それを裏づけるメールのコピーを国会で突きつけられても「出所不明」と逃げの姿勢に終始した。
 突然対応を変えたのは、強まる世の中の批判に、さすがに耐えきれないと判断したのか。
 あきれるのは、文科相が「安倍首相から『徹底した調査を速やかに実施するよう』指示があった」と説明したことだ。
(中略)
 そして調査結果がまとまったら、首相らも出席して報告と検証の国会審議を行うことが不可欠だ。そのための会期延長も検討されてしかるべきだ。
 政権の姿勢が問われている。
 朝日新聞デジタル 2017年6月10日05時00分

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「調査しない」といえば「疑惑を晴らそうとしないのは怪しい」といっていたかと思えば、「では調査しよう」といえばいったで人を罵る。
 こんな「俺たちの望む結果が出ない限り疑念と騒ぎ続けるぞ」宣言をしているような勢力にゆがめられた民主主義に乗っかって権力を目指そうというようなクズたちに!


 本日の研究。

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 <岡山理科大>うつ病に胃薬が効果か マウス実験で症状改善

 岡山理科大(岡山市北区)などの研究グループは、胃薬を飲めばうつ病のような症状が改善することをマウスの実験で突き止めたと発表した。今後、うつ病患者を対象にした治験を実施して、人にどの程度の効果があるか確認する。研究成果は1日、米科学振興協会の電子版科学誌に掲載された。
 中心となって研究を進めた同大理学部の橋川直也講師(分子生物学)によると、胃薬は「テプレノン」。細胞がストレスにさらされて傷付いた際に生成され、細胞を保護する役割を持つ「熱ショックたんぱく質(HSP)」の発現を促進させる効果を持っている。HSPがうつ病の発症や症状に関わっていることも今回の研究で判明した。
 研究グループは、縄張り意識が強い大きなマウスがいるケージに小さいマウスを入れ、攻撃されるなどしてストレスがかかってうつ病のような状態になった小さいマウスの脳内を解析した。その結果、記憶や学習能力をつかさどる「海馬」のHSP発現量が通常のマウスと比べて大幅に低下したことが分かった。
 そこで、テプレノンを経口投与したところ、他のマウスを怖がらなくなり、うつ病のような症状が改善した。HSPが増加すると、神経の成長や再生を促す物質で、抗うつ効果がある「神経栄養因子(BDNF)」の発現量が増えることが確認され、症状改善に至るメカニズムも解明した。
 また、人への効果を確認するため、米食品医薬品局(FDA)が公開するデータベースを分析。肝炎などの治療薬「インターフェロン」は副作用でうつ病になることが知られているが、併せてテプレノンを服用していた場合は、うつ病を発症する確率が4割ほど低くなっていたことも明らかにした。
 研究グループによると、既存の抗うつ薬は重い副作用を伴うものもあり、新たなメカニズムによる治療薬の開発が求められているという。橋川講師は「テプレノンは安全性が確立している。治験で効果を確認し、2、3年以内での実用化を目指したい」と話している。【竹田迅岐】
 毎日新聞 06月01日 00:51

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 面白い研究だ。

 この頃先進分析医がやたらと新しい鬱病を作り出しているが、本物の脳の病気の鬱病ならば、薬で改善することもできるのだろう。それが胃薬に使われる成分ならば、副作用も少なくて済むということか。
 人間にも効けばいいのだが、その研究のために使うのが「人への効果を確認するため、米食品医薬品局(FDA)が公開するデータベース」というのは、日本として情けない。そういうものを自分の国でも用意できるような体制づくりというのは、急務だろう。


 ところで、上で取り上げた加計学園の話では「加計なんて偏差値の低い~」と貶して意見を言っているつもりになっている「頭の悪い」人間がヤフージャパンのニュースコメント欄などに見られるが、この岡山理科大学はその加計学園グループの大学であり、話になっているのはこの大学が今治に作る獣医学部である。
「偏差値がー」とあざ笑っているような人間よりは、よほど頭のいい研究を行っているといえるな。


 

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2017年06月10日(土)

ずっと言われている「大切なのは正しい知識」

テーマ:報道

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 黒い粒子、床に=飛散の放射性物質か―原子力機構

 日本原子力研究開発機構は9日、作業員5人が被ばくした大洗研究開発センター(茨城県大洗町)燃料研究棟108号室の事故後の写真を公開した。
 床面に黒い粒子があり、原子力機構は「破裂の際に散らばった放射性物質の可能性がある」と説明している。
 原子力機構によると、事故翌日の7日に室内を調査。床面14カ所を拭き取って測定したところ、作業を行っていた「フード」と呼ばれる装置付近の床面などから、最大で1平方センチ当たり55ベクレルの放射性物質が検出された。
 時事通信 6/9(金) 20:35

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 昨日取り上げた大洗の事故でこんな話が出てきているのだが……はて、私は飛び散ったのは酸化プルトニウムの粉末だと考えていたのだが。それなら黒くはならないのではないのか?
 単に粉末の入ったキャニスターを点検のために開けようとしたら中の袋が破れたというだけではなく、酸で解かそうとしたとか、何か別の「実験的なようなこと」をしようとしていたということは、ないのだろうか? 事故現場の映像では、ドラフトチャンバーの中で作業をしていたようだし。
 あるいは、驚いて周囲にあった瓶を割ってしまい、飛んだ飛沫に飛散した粉末が溶け込んだのか。

 いずれにせよ、しっかりした現場検証が必要だが、

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 事故発生後、作業員5人が3時間余り放射性物質で汚染された室内にとどまっていたことについて、原子力機構はこうした事態を想定していなかったため作業員を除染するテントの準備などに時間がかかったと釈明しました。
 NHK茨城 NEWS WEB 06月10日06時52分配信「部屋の広範囲から放射性物質検出」より

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 こんな状況だったのでは、どこまできちんとした調査ができるか。

 昨日も書いたように、原子力機構は「放射性物質を扱っている」という緊張感をどれほど持っていたのか。
 我が国には、製油工場の研究室でタールを飛びつらせたから「車は危険だ廃しろ!」というに等しい屁理屈で「だから原子炉は使うな! 廃炉だ!」と騒ぐ勢力がいるのだから、そういう輩につけ込まれない慎重さを持ってもらいたい。


 ところで、そういう勢力に頭を沸騰させられた人間が相変わらず「2万ベクレルどころか何十万ベクレルが!」と騒いでいる話だが、

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 被曝の5人、肺からプルトニウム検出されず 放医研調査

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は9日、5人が搬送された放射線医学 総合研究所(千葉市)の検査では、5人の肺からプルトニウムは検出されなかったと発表した。原子力機構は、事故後の検査で50代の男性の肺から2万2千ベ クレルのプルトニウムが検出されたとしていた。体の表面に付着したプルトニウムを除ききれず合わせて計測したため、実際に体内に取り込んだ量よりも大きな検出値となっていた可能性があるという。
 ただ、放医研はさらに詳しく検査しており、原子力機構は「今回の結果だけで内部被曝を否定するものではない」としている。
 原子力機構は事故後、5人の体の表面に付着した放射性物質を拭き取るなどしてから、体内に取り込まれた放射性物質を測った。その結果、4人の体内から放射性物質が検出されたほか、残る1人も内部被曝をした可能性があると説明していた。
 しかし、放医研で7日に改めて調べたところ、まだ体の表面に放射性物質が付着していた人がいたという。体を洗って検査すると、50代の男性も含め、5人からプルトニウムは検出されなかったと>いう。
 プルトニウムの検出はもともと難しく、原子力機構は、体内に入った可能性が「ゼロだったということはない」と説明。今後も数週間かけて、放医研で確認を続けるとした。
 朝日新聞 06月09日 23:39

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 こういう検証もされているということをしっかり見ておこう。

さらにいうならば、(2012/03/08の記事、病は「気」から…)で引用した、高度情報科学技術研究機構が公開している文書(プルトニウムの毒性と取扱い)にあるように、

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 プルトニウムの化学的毒性は、一般の重金属並みである。放射性毒性も皮膚に付着したり、経口摂取した場合はそれ程でない。
 しかし、呼吸と共に吸入摂取した場合、晩発障害である発ガンの危険性がある。このため、プルトニウムは閉じ込めて取扱われているが、プルトニウムによる障害の起る可能性は一般公衆人よりも取扱い作業者に多くある。
 同レポートより

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 というものだが、

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<プルトニウムを摂取した例>
 米国における1974年までの経験として、最大許容身体負荷量(1500Bq)の10~50%摂取した例が1155例、同50%以上が158例あったようである。これらの中で第2次世界大戦中に、ロスアラモス国立研究所における原爆製造マンハッタンプロジェクト(1944~1945)で硝酸プルトニウム蒸気の吸入により、26人が最大許容身体負荷量の1/10~10倍の摂取があったことが知られている。被ばく後32年経過後の報告によれば、プルトニウムに由来すると考えられるガンの発生はなかったとのこと。最近の42年目の報告では、肺ガン2例と骨肉腫1例があったが、潜伏期が40~50年と長いことなどからプルトニウムを原因と断定することは難しいようである。
 同レポートより

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 こういう検証結果も出ている。

 福島の事故後、「プルトニウムは食べてもそれほど危険ではない」といった学者が人殺し呼ばわりされて叩かれていたが、その言葉にはこういう裏付けがあるのだ。
 だから、被害者を看板にして何かを言おうとする勢力には、とりあえず冷たい目を向けておくようにしよう。

 ましてやこれで大洗をdisろうとするような人間には。


 と、いうところで気分を変えて「本日の収穫」。

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 偕楽園で梅の販売会 にぎわう

 梅の名所として知られる水戸市の偕楽園で、ことし収穫された梅の実の販売会が行われ、多くの客でにぎわいました。
 10日朝は、販売開始の午前9時には、すでに500人以上の人が長い列を作りました。
 偕楽園の梅の実の販売会は、およそ3000本の梅の花が楽しめる偕楽園でよくとしにきれいな花が咲くようにと毎年この時期に行われる「梅の実落とし」で収穫した梅の実を、市価の半分以下の価格で販売しています。
 偕楽園を管理する県によりますと、ことしの梅の実はやや小ぶりで、春先に暖かい日が続いたあと急激に冷え込んだ影響ではないかとしていますが、味はいいということです。
 1袋に1キロの梅の実が入ったあわせて800袋が用意されましたがおよそ40分で完売しました。
 購入した水戸市の男性は、「去年は並んだのですが、売り切れで買えなかったので、うれしいです。
 帰ったらさっそく梅酒や梅ジュースにしたいです」と話していました。
 県偕楽園公園課の五来利章課長は「梅雨の晴れ間に販売ができてよかったです。水戸の季節の風物詩なのでこれからも続けていきたい」と話していました。
 NHK茨城 NEWS WEB 06月10日14時39分

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 今年は梅の実が不作で500kgほどしか取れなかったという話だったが、頑張って800kgまで増やしたのか。
 それでもこの人気。

 私も一度買ってみたいのだが、毎年早朝から大行列ができると聞いてしまうと、とても気力が(苦笑)。



 

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2017年06月09日(金)

「ヒステリー起こして騒げ!」と煽るやつらに乗せられないように

テーマ:報道

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 作業員1人肺から2万2千ベクレル 国内最悪の内部被曝

 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで、ウランとプルトニウムが入った保管容器から放射性物質が漏れて作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は7日、このうちの1人で50代の男性職員の肺から、2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと発表した。暫定で1年間に1・2シーベルト、50年で12シーベルトの内部被曝をする値で、過去にこれほどの内部被曝をした例は、国内ではないという。原子力機構は「急性の放射線障害が出るほどではない」としている。
 原子力機構によると、残る4人からはプルトニウムは検出されなかったが、この男性を含む3人から最大220ベクレルのアメリシウムも検出された。5人は体内に入った放射性物質の排出を促す薬剤を注射する処置を受け、7日午前に千葉県の放射線医学総合研究所に搬送された。
 事故が起きたのは、高速炉の新型燃料などを研究開発していた燃料研究棟の分析室。保管状況を調べるため金属容器のフタを開けたところ、中のビニールが破れて放射性物質が飛散した。5人はいずれも口や鼻をマスクで覆っていたが、3人の鼻腔(びくう)内から最大で24ベクレルの放射性物質が確認されていた。
 原子力機構によると、この作業でビニールが破れることを想定していなかったため、作業は密封した状態ではなく、一部が開いた作業用の箱の中で行っていた。
 原子力規制委員会の伴信彦委員は7日の定例会で「2万2千ベクレルの検出は半端な状況ではない。命に関わることはないだろうが、軽微なものではない。作業の状況が適切だったか確認する必要がある」と問題視した。
     ◇
 被曝医療に詳しい、国際医療福祉大クリニックの鈴木元院長は「2万2千ベクレルは量としては多い。肺に入ったプルトニウムは、1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる。その後、体内に残っている量を調べて健康への影響のリスクを判断しなければならない」と話す。
     ◇
〈立命館大の安斉育郎名誉教授(放射線防護学)の話〉 2万2千ベクレルはびっくりするほど高い値ではないが、プルトニウムが発するアルファ線はベータ線やガンマ線より生物学的に危険度が高い。アルファ線が通った周囲の細胞は破壊され、局所的な被曝(ひばく)を与える恐れがある。細胞への影響をみるために、肺の中のどこにどのように分布しているか、濃度や粒子の大きさはどのくらいなのかといったことを詳しく調べ、リスク評価を急ぐ必要がある。
 朝日新聞デジタル 6/7(水) 12:43

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 何度か書いているように、水戸のお隣大洗には高速増殖炉「常陽」をはじめとする原子力関連施設がある。
 その一つで、保管していたプルトニウム容器を開けたところ、梱包の袋が破裂して中身が飛び散るという事故があった。

 で、まず初めにきちんと理解しておかなくてはならないことは、これは「原子炉の事故ではない」というところである。
 ヤフージャパンで配信された上記の記事にも「fda***** | 7時間前 原発はやはり、安全ではない」というコメントがつけられて、何万という「そう思う」を集めているが、これは原子力発電所ではなく、放射性物質を扱う際のことで、原子炉の安全性には何の関係もない。そこを見失って騒ぐのは、事故と被害者を「政治的意図をもって利用しよう」という最低の行為である。
 そこはきちんとわきまえておくべきだ。

 また、

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 作業員被曝、自治体は周知せず 地元住民に不安の声

 茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、ウランとプルトニウムが入った容器から放射性物質が漏れ、作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、茨城県や大洗町によると、県内の原子力事業者と結んでいる安全協定に基づき、6日午後0時半ごろに原子力機構から「放射性物質による汚染の可能性がある」と連絡があった。同町は放射線量を計測するモニタリングポストの値で、外部への放射能漏れがないと確認。住民生活に影響がないと判断し、防災無線などを通じて町民に知らせることはしなかったという。
 ただ、住民からは不安も聞かれた。日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの近くに住む男性(70)は福島県での原発事故以来、モニタリングポストの値を時折、インターネットで確認することが習慣になっている。「何も連絡がなく、事故は知らなかった。すぐに知らされないと不安だ」と話した。近くの女性(49)は「普段は災害など何かあるとすぐに町の放送が入る。町に連絡があったなら、知らせてほしかった」と語った。
 朝日新聞デジタル 6/7(水) 5:00

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「周辺住人の不安」という記事を書いて煽ろうとするところもあるが、

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 原子力規制庁は8日、原子力機構の担当者から当時の状況などを聞き取りました。
 この中で原子力機構は、この50代の職員がフードと呼ばれる放射性物質などを扱う設備に手を入れて、中に置かれた核燃料の貯蔵容器のふたを開けようとした際に、袋が破裂し、そのときの状況について職員は「おなかに風圧を感じた」と話していると説明したということです。
 この設備は当時、
外に放射性物質が漏れないよう内部の気圧を下げていたということで、原子力機構は、破裂に伴う風圧が強く、放射性物質の粉末が部屋の広い範囲に飛び散ったおそれがあると見て、今後、立ち入りを制限しているこの部屋の除染を進めると説明したということです。
 NHKニュース&スポーツ 06月08日 18:16配信「作業員被ばく事故 『おなかに風圧感じた』」より

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 ということで、高レベルの生物実験施設と同じく、何かが漏れても外に流れ出ないように部屋の気圧を下げていたという事実を合わせて伝えることで、「そういう不安は持たなくていい」ということも報道でいうべきだ。
 福島第一原子力発電所の事故以来、マスコミが一番やらなかったのが、この不安の払拭なのに、まだ反省なく「大変だ大変だ」と騒ぐのもまた、事故と被害者を「政治的意図をもって利用しよう」という最低の行為である。


 それにしてもこの事故、新聞では「ずさん」という単語が踊っているが、なるほど、

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 <原子力機構>放射性物質、管理ずさん 35年以上も放置も

◇規制委員会から改善要求
 4拠点12施設で核燃料に使う放射性物質を不適切な場所に置いているとして、日本原子力研究開発機構(本部・茨城県東海村)が原子力規制委員会から改善を求められていたことが8日分かった。定められた保管庫に置くべきところ、作業場に35年以上も放置した例もあるなど、ずさんな実態が浮き彫りになった。大洗研究開発センター燃料研究棟(茨城県大洗町)で6日に起きた作業員の被ばく事故は、これを整理する過程で発生した。
(後略)
【鈴木理之、岡田英】
 毎日新聞 6/8(木) 22:24

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定められた保管庫に置くべきところ、作業場に35年以上も放置した例」などは確かに「ずさん」だと非難されてしかるべきことだが、今回の事故は、

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 事故が起きた研究棟でも、作業用の箱「グローブボックス」に、使う予定がない放射性物質101点が最長25年以上も置いたままだった。原子力機構は昨年11月に規制委から改善を求められたが、同棟では保管庫が放射性物質の入ったステンレス製容器80個で満杯。中身をまとめて空きを確保しようと計画し、内容量の確認のため今年2月から開封している中で事故が起きた。
 上記記事より

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 ということなので、その「ずさん」を解消しようという中で、

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【なぜ袋が破れたのか?】
 今回の被ばく事故では、核燃料物質のプルトニウムやウランの粉末が入った容器を包んでいた袋が破裂したことがわかっています。
 放射性物質を外に漏れ出さないための袋がなぜ破れたのか。事故が起きた大洗研究開発センターに過去に所属し、核燃料の性質に詳しい、東京都市大学の佐藤勇教授は、2つの可能性を指摘しています。
 1つは、プルトニウムが自然に違う物質に変わる際などに発生する「ヘリウム」です。長期間、容器に保管されている間に発生したヘリウムガスが蓄積され、袋の中の圧力が高まって破裂した可能性です。
 もう1つが、プルトニウムなどから出る放射線によって袋や容器の成分が分解され、水素ガスなどが発生した可能性です。同じようなケースが平成22年7月に起きていて、このときは、茨城県東海村の研究施設で核燃料を入れていたプラスチック製の容器が放射線によって分解され、水素が発生し、火災になっています。
 原子力機構は袋が破裂したことについて「想定していなかった」と話していますが、今回のような保管容器はほかに20個あり、今後同じような点検作業を行う必要があることから、佐藤教授は「核物質の量からどのくらいのガスが出るかなどを調べて、原因を究明する必要がある」と話しています。
 NHKニュース&スポーツ 06月08日 18:16配信「作業員被ばく事故 『おなかに風圧感じた』」より

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「部屋の気圧を下げていたことが逆に引き金になってしまった」というものなのだから、これに対して「ずさん」という印象操作的な単語を使って非難するのは筋が違う。ここは、かつて東海村で事故があった時のように「ちょっと放射性物質が日常的になりすぎて、危険性を忘れてはいなかったか。緊張感を維持できていたのか」という方向で批判をするべきだ。

 もんじゅ訴訟の頃から書いているように、原子力運営者の側の「慣れ」と、「反原発」主義者が人々の「不安意識」煽りの乖離をなくしていくことが、原子力というものを冷静に考えるためには必要なことなのだから。


さらにいえば、メディアやネットでは「二万ベクレル!」と騒いでいる人間がやたらといるようだが、はじめに挙げた記事にあるように「2万2千ベクレルはびっくりするほど高い値ではない」。実際、(2012/03/15の記事、「俺の気分を害するな!」というやつに媚びるな!)などで書いたように、バセドウ病の治療では4~8ギガベクレルの放射性ヨウ素が使われることもあるのだから。
 そして、「プルトニウムが発するアルファ線はベータ線やガンマ線より生物学的に危険度が高い」が、アルファ線の飛距離はベータ線などよりも短いので、「1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる」治療が急いで行われているわけで。被曝された職員には一刻も早い回復を願いたいが、ではというところで、そういう治療が必要ない福島はどうなのかということを、いま改めて見るべきだ。

 いまだに「放射能で汚染された死の地フクシマ」というデマを垂れ流して「反原発」活動を繰り広げている勢力もいるが、そういうやつらのいう「汚染」がどれだけとんでもない大ウソなのかが、この事故から逆にわかるだろう。
 イデオロギーで思考停止していない人間ならば、もう充分冷静に物事を見ることができるようになっているはずだ。


 本日の奇祭ここでも。

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 暗夜の奇祭、梵天を振り回す 京都・宇治で県祭


(写真、朝日新聞デジタルより。威勢よく梵天の「ぶん回し」が披露された=6日午前0時17分、京都府宇治市、佐藤慈子氏撮影)

「暗夜の奇祭」として知られる京都府宇治市の県祭(あがたまつり)が、5日から6日未明にかけて市中心部で開かれた。クライマックスの「梵天渡御(ぼんてんとぎょ)」では、県神社と県祭奉賛会の男たちが、御幣(ごへい)を束ねた梵天をかつぎ、それぞれ練り歩いた。
 県神社では午前0時前、消灯して月明かりだけに照らされた境内から梵天が担ぎ出された。神社前で縦や横に激しく振ったり、豪快に回したりすると、見物人から拍手がわいた。
 朝日新聞デジタル 6/7(水) 10:16

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 梵天は梵天帝釈天という言葉で知られるように仏教の「天」の一人なのだが、この「ぽわぽわ」がそう呼ばれるようになったのはなぜなのかなぁ。
 そこから派生して、今では人形作りで使われる毛玉のようなものまで「ボンテン」と呼ばれるようになってしまっている。

 わざわざ明かりを消して月の光の中でこれを振り回す行為も不思議だが、そのあたりの言葉の変遷もまた、不思議なものだなぁ。



 

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2017年06月08日(木)

ファシストが「弾圧!」と騒いでいるのはちゃんちゃらおかしい

テーマ:政治

 今月の四日はあの天安門事件のあった日だったのだが、世界は三十年近く前のことよりも「今のテロ」のことで頭がいっぱいなのか、あまり大きな話題とはならなかった。

 中共当局は、

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 <天安門28年>香港で集会 中国当局、厳しく取り締まり

【上海・林哲平】中国で民主化運動が武力弾圧された天安門事件から4日で28年となったのに合わせ、香港中心部のビクトリア公園で4日夜、民主派団体主催の大規模追悼集会が今年も開かれた。香港の若者には2014年の民主化デモ「雨傘運動」以降、中国本土より香港の民主化が優先だとの意識が高まっており、主要学生団体は参加しなかった。香港返還20年を7月に控え、「1国2制度」をめぐる民主派の分裂は続いたままだ。
 現地からの情報によると、集会では事件の犠牲となった学生らの冥福を祈り、事件の真相解明を求めた。一方、集会不参加の香港大学の学生会は4日、事件に関する独自の討論会を開いた。学生会代表は「不参加は主催団体との理解の違いによるもので、歴史を忘れることではない」と話した。
 一方、中国当局は秋の共産党大会を前に例年以上に厳しく追悼の動きを取り締まっている。事件の遺族会「天安門の母」は1日付の声明で、事件の真相究明や賠償を政府に要求。中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は2日の定例会見で「中国の発展が十分に(事件処理の正しさを)証明している」と主張した。
 毎日新聞 6/4(日) 21:54

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 今でもこんなことをやっているというのに。

 普段「自由だ」民主主義だ」といっている勢力ほど、こういう節目に何かを言うべきだと私は思うのだが、その一団体がやっていることといえば、

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 「共謀罪」に国際ペン会長が異例の反対声明

「共謀罪」法案をめぐり、日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は5日、東京都内で会見を開き、法案に反対するジェニファー・クレメント国際ペン会長の声明を 発表した。世界の作家らでつくる国際ペンが、日本の国内法案について反対声明を出すのは極めて異例で、2013年の特定秘密保護法案のケースに続く。
 声明は「国際ペンは、いわゆる『共謀罪』という法律を制定しようという日本政府の意図を厳しい目で注視している。同法が成立すれば、日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものとなるであろう」としている。
 2月に「共謀罪」への反対声明を出した日本ペンクラブの浅田会長は「国際ペンの反対声明を心強く思う。その半面、恥ずかしい。本来は外国の方からこれは本当はこうだろうというようなことを言わせてはならない。どう考えてもこの法律は必要だとは思えない」と語った。
 国際ペンは1921年の設立。ロンドンに本部を置き、100以上の国家・地域に149のセンターがあり、2万6千人以上の作家・ジャーナリストらが参加している。ジェニファー・クレメント会長はメキシコ出身の作家・ジャーナリストで、国際ペン初の女性会長。(木元健二)
 朝日新聞デジタル 6/5(月) 18:05

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 また「国際社会が共謀罪でなんたら」という頓珍漢な非難なのだからあきれ果てる。

(2017/05/24の記事、やっぱり、「そういう人間」だった)で取り上げた国連報告者のカナタチ氏もそうだったが、このクレメント会長というのも、日本語がわかる人物なのだろうか?
 いや、「共謀罪」といっているところから、彼女もまた「特定勢力」からないことないこと吹き込まれて偏った知識を植え付けられただけの人物なのだろうと容易に推定されよう。(当然、日本の中に「反日団体」というものがあるということも知る由なしなのだろう)

 今国会で審議されているのは、正式名称を「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」というもので、「共謀罪」ではない。
 その中で共謀に触れているところでも、

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第六条の二 次の各号に掲げる罪に当たる行為で、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団(団体のうち、その結合関係の基礎としての共同の目的が別表第三に掲げる罪を実行することにあるものをいう。次項において同じ。)の団体の活動として、当該行為を実行するための組織により行われるものの遂行を二人以上で計画した者は、その計画をした者のいずれかによりその計画に基づき資金又は物品の手配、関係場所の下見その他の計画をした犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する。
 一 別表第四に掲げる罪のうち、死刑又は無期若しくは長期十年を超える懲役若しくは禁錮の刑が定められているもの 五年以下の懲役又は禁錮
 二 別表第四に掲げる罪のうち、長期四年以上十年以下の懲役又は禁錮の刑が定められているもの 二年以下の懲役又は禁錮
2 前項各号に掲げる罪に当たる行為で、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団に不正権益を得させ、又はテロリズム集団その他の組織的犯罪集団の不正権益を維持し、若しくは拡大する目的で行われるものの遂行を二人以上で計画した者も、その計画をした者のいずれかによりその計画に基づき資金又は物品の手配、関係場所の下見その他の計画をした犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、同項と同様とする。
衆議院サイト「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」より

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 というもので、「犯罪組織に属する者」が「共謀」して「犯罪のための準備に取り掛かった時」を罪の対象にしようというもの。朝日新聞が「フェイクニュース」で流しているような「普通のサラリーマンが酒場で上司をぶん殴る話をしている」ようなものを対処にするものではない。

 さらにいえば、この法律案は「何を罪と規定するか」というものなので、「プライバシーがどうこう」に当たる捜査方法に関する話は別の法律で規定されているものである。
 そんな当たり前のことすら理解せずに「プライバシーがどうの」という意見は、法案の中身をまるで理解していない/しようとしていないのだから、冷静な議論をするときにはただの雑音にしかならない。

 だいたい日本ペンクラブは、「作家の集団」というのならば、こんな中身も知らないで日本に向かって内政干渉してくるような会におもねる前に、

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 百田尚樹さん講演会中止「サヨク連中から凄まじい脅迫と圧力受けたらしい」

 一橋大の新入生歓迎会KODAIRA祭の実行委員会は3日までに10日に開催予定だった作家の百田尚樹さん(61)の講演会を中止すると発表した。実行委員会は中止理由を「KODAIRA祭の理念に沿うものでなくなってしまったこと」としているが、
百田さんは3日、自身のツイッターで「聞くところによると、講演を企画した学生たちは、サヨクの連中から凄まじい脅迫と圧力受け続けていたらしい。ノイローゼになった学生や、泣き出す女子学生までいたらしい」として、左派系団体から嫌がらせがあったと主張。「おぞましさに吐き気がする」と非難した
 実行委も「本講演会を安全に実施するため、これまで幾重にも審議を重ね、厳重な警備体制を用意していました。しかし、それがあまりにも大きくなりすぎた」などと発表しており、外部からの脅迫などを示唆している。
 百田さんのツイートを受け、様々な人がツイートした。フリーアナウンサーの長谷川豊さん(41)は「学生さんたちには耐えられなかったことでしょう。かわいそうに。こんなの、戦前と何も変わらない」、米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバートさん(65)は「表現の自由に対する不当な圧力。朝日、毎日、東京新聞、共同通信などは、講演中止の圧力をかけた勢力に対して最大級の抗議キャンペーンを展開しなければ、自分たちは左翼側のプロパガンダ機関だと自白したも同然です。まあ、読者を失うから無理でしょうが」と皮肉たっぷりに書き込んだ。
 評論家の石平太郎さん(55)も「言論弾圧をやっているのは(中略)『反権力』を旗印に自由と寛容を語る左翼たちだ。彼らの本性は習近平や金正恩とどう違うのか」と批判した。
 大学の学園祭などの講演会中止は昨年10月、早稲田大学で講演予定だった日本第一党党首の桜井誠さん(45)ら東京都知事選候補者のシンポジウムが中止となったことがある。
 一橋大のKODAIRA祭は10、11日に行われる予定だった。(WEB編集チーム)
 産経新聞 6/4(日) 0:08


【百田尚樹氏講演会中止問題】「百田尚樹という、自分たちが気に入らない人物に話をさせないことが目的」「言論弾圧だ」百田氏見解語る

 一橋大の学園祭「KODAIRA祭」で開催予定だった作家の百田尚樹氏(61)の講演会が、一部団体の反対運動で急遽中止になった問題を受け、百田氏が5日、産経新聞の取材に応じ、「百田尚樹という、自分たちが気に入らない人物に話をさせないことが目的になっている。言論弾圧以外の何ものでもない」などと自身の見解を語った。
 同祭実行委員会側には、「講演を聞いてショックで自殺したら、どう責任を取るのだ」などといった意見が「手を替え品を替え寄せられた」といい、百田氏は「ノイローゼになった学生や、泣き出す女子大生もいたようだ。19、20歳の学生がそんなにしつこくやられたら、きついと思う」と、実行委側の中止判断に一定の理解を示した。
 一方、抗議を行った団体について、「彼らは僕のことを『差別的な発言をする』と主張するが、それは明らかなレッテル貼りだ。僕は講演で普通の話をするつもりだった」と主張。また、講演会を開催する場合、差別的言動を禁止する具体的なガイドラインを作成するよう求める一部団体もあったといい、「学園祭で差別的発言をしないというのは暗黙の了解というか、当たり前のこと。そんなルールは作るほうがダメだし、論理がでたらめ」と批判した。
 そのうえで、「僕に対して抗議をするのは自由だが、自分たちが気に入らない人間の言葉を封じる行為は愚か。反対派は社会的なイメージを自ら損ねたのではないか」と訴えた。
 同祭は6月10、11日に開催予定で、百田氏の講演は10日に行われる予定だった。関係者によると、講演のテーマは「現代社会におけるマスコミのあり方」だったという。
 百田氏によると、昨年12月ごろに学生側から講演の依頼があり、それを受諾。ところが、「今年2月ごろから、一部の団体からの講演中止要請が繰り返し実行委に寄せられていたと聞いた」(百田氏)という。
 その結果、実行委は今月2日、ツイッターなどで講演の中止を発表。中止の理由について実行委は公式サイトで、「講演会を安全に実施するため、厳重な警備体制を用意していた。しかし、あまりにも大きくなりすぎ、いくつもの企画が犠牲になった。『新入生の歓迎』という本来の理念に沿うものでなくなってしまった」などと説明している。
 産経新聞 06月05日 21:44

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 こういう事件に対して何か意見を表明するべきではないのか? 百田氏が彼らのクラブに属しているのか否かは知らないが、同じ作家がこのような圧力を受けてその発現の場を奪われたというのだから。

(2017/01/13の記事、「左の正義」が絶対か!(怒))で取り上げたように、「反安倍」などで盛り上がっている反日本思想勢力を揶揄する本を出した千葉麗子氏のサイン会が圧力で中止になった時も、同エントリーで引用した記事にある早稲田大学で桜井氏が登場する討論会が「抗議という名の脅し」で中止になった時も、ペンクラブは何も言わなかったし、産経以外の新聞。テレビもまるで取り上げようとしなかった。
この桜井氏には、(2014/04/05の記事、彼らの「ヘイト」は「俺が気に入らない」を言い換えているだけ)で取り上げたように、ラジオで「慰安婦問題」を語ろうとしたところ「局の周りで嫌がらせをするぞ」という強迫が寄せられて中止になったという話もある。
 こういう話を無視しながら、ただ「共謀罪で国際社会がー」とやるのは、「自分たちに都合のいい弾圧はいいが、自分たちに都合の悪い『取り締まり』は許さない」というファシストの考えではないか!
 その考え方は、まったく冒頭で挙げた中共のものと同じである。

 昔ヴォルテールが「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」といったという。今ではこれは彼の言葉ではないというのが定説だが、民主主義とそれを支える「自由」というものを尊重するものとして、非常に重要な表現だと思う。
 日本のペンクラブに集う同志たちは、作家の大先輩が言ったとされるこの言葉からとても遠いところにいるようだ。
 こういう人間たちが「識者」扱いされる社会というのは、およそまともなものではない。


 本日の祝詞。

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 F35ステルス戦闘機、三菱重工業工場で初公開 国内企業が製造参加


(写真、産経新聞より。神事が執り行われ、初公開された国内生産初号機のF35ステルス戦闘機=5日午前、愛知県豊山町(彦野公太朗氏撮影))

 国内企業が製造に参加した最新鋭のF35ステルス戦闘機が5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で初公開された。防衛省は平成36年までに42機を取得する計画。ロシアや航空戦力の増強を進める中国に対し、米軍とともに優勢を確保する狙いがある。
 F35は老朽化したF4戦闘機の後継機で、第5世代戦闘機に位置づけられる。米ロッキード・マーティン社製の機体はすでに4機が引き渡されており、航空自衛隊のパイロットが米西部アリゾナ州の空軍基地で訓練を行っている。残る38機は国内企業が製造に参加し、今年度中に計2機が防衛省に納入される。
 F35は、他の航空機や艦艇と情報共有できる能力が向上。空自は通常の滑走路で離着陸するA型を運用する。米海兵隊は垂直離着艦できるB型10機を今年1月、米軍岩国基地(山口県)に配備した。
 産経新聞 6/5(月) 14:53

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 面白い絵だな、これ。

「日本ではこうやって飛行機に魂を入れてトランスフォーマーを作っている」というキャプションで外国人に教えたら、彼らは本気にするかもしれないぞ(笑)。


 

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