次ページ、■浅田真央 生涯最高3Aをスローで味わう /「もう年」は単なる思い込み
■浅田真央さん新プロ/ラフマニノフ/エレジー(悲歌)⇒初リサイタルで文字通りの想いで弾いた曲
■楽譜には、感情や雰囲気が書いてあってそれを感じ取ろうとしながら譜読みしていく
★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について
★文中青字で追記しました。
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できれば・・・
普段、
スケート記事をご覧にならない
ピアノの読者さんにも
ご覧頂ければと思います。
駒が回るように速くて
何をしているのか
良く分からないスピンも、
瞬きしている間に終わってしまう
トリプルアクセルも、
スローにすると
とても良く分かりますよね。
ピアノも同じです。
CDを聴いて
「あ、この曲、素敵。」、と思って
弾きたくなって練習して
弾けるようにはなったけれど
何かがCDとは違って
あんなに素敵だと思った曲なのに
自分が弾くとそれほど素敵じゃない。。。
そういう時、
CDで弾いている世界的なピアニストと
違っても当然だから・・・と
諦めてしまうのではなく、
なぜ、
同じ曲が
素敵に聞こえたり
ツマラナク聴こえたりするのか
考えてみたいですね。
CDで素敵に弾いていた
有名なピアニストは
平たく言うと
曲の魅力を感じて弾いていたはずです。
ピアノの曲は
10本の指で弾くので
1本のメロディーしか歌えない
歌や管弦楽器と違って
「たくさんの音楽」を一度に演奏しています。
それを
隅々まで分かって
それぞれを生かして弾いているのと、
音をはずさないようにと意識して
(つまり、音楽より1個の音符に気を取られて)
沢山の音符を追いかけるように
弾いているのとでは
大違いの演奏になって当然なわけです。
そして、テンポの速い曲は
「速いことのカッコよさ」に気を取られ、
早い時期から
速いテンポで弾いてしまいがちです。
そこをちょっと我慢して
横に流れる
何本もの線があるのを見分け、
1本1本を
ゆっくり味わいながら
弾いてみましょう。
長い音はたっぷり長く、
前の音から4倍の長さになったら
4.1倍くらいに弾こうとか、
上行していく音型を
少しずつテンションを高めて行こうとか
(逆に天国へ消えて行くかのようにdim.するとか)
「音符」を外さないことではなく
「音楽」を感じることを意識しながら
ゆっくり弾いてみてください。
「こんなところに、
こんないいメロディが隠れてた!」
なんていう
発見があったり、
「たっぷりゆっくり弾いたら、
こんないいメロディだったんだ!」
なんていう
発見があったりすると思います。
弾く人が
感じられたら、
聴く人にも伝わります。
よかったらお試しくださいね。(^_^)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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Megumi(野谷 恵)
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