次ページ、■浅田真央さん新プロ/ラフマニノフ/エレジー(悲歌)⇒初リサイタルで文字通りの想いで弾いた曲
■おだてて木に登らせると落ちて怪我をする危険もあるので、木に登る実力をつける
■真央ちゃんのことだけではなく日本的先入観が如何に勿体ないことであるか
■「一流の音色を聴かせた」と新聞に書いて頂いた頃、まだまだまだまだでしたけれど
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★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について
今日、偶然にも
モーツァルトのレッスンが続きました。
もちろん
ロマン派とは違いますけれど
古典派だったら
四角四面に音符を並べるだけなのかというと
とんでもないわけです。
表現というのは
非常に繊細で微妙な時間やエネルギーの
コントロールと言えるかもしれません。
勝手気ままに揺らし過ぎては
聴く人がついてきてくれないというか、
聴く人が感動してくれる「表現」には
なかなかなりません。
でも、
楽譜に「変化」がある以上、
全部を同じに弾いたとしたら、
音符1個ずつだけ見れば合っていても
楽譜として見れば間違いというか、
少なくとも音楽的な意味では「弾けていない」状態
とは言えると思います。
コントロールする際の基本として
何分の何拍子という拍子感があったり
テンポ感があったり
音程の変化(ドレミと上がったり下がったり)や
音価の変化(4分音符、2分音符等長さの変化)が
あったり、
どこまでひとつなのかとか、
そのひとつのまとまりが繰り返されるとか
2回目には何かが少し変えられているとか
そういう変化もあるわけで、
変化することを表現するのが表現の基礎だと思います。
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