指先の感触を敏感に保つ /「打鍵」という日本語は・・ | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■結弦くんの手が雄弁に語る究極のバラ1

■感謝+音楽表現の構成感/POPSにも構成を生かす表現がある

■浅田真央さん新プロ/ラフマニノフ/エレジー(悲歌)⇒初リサイタルで文字通りの想いで弾いた曲

■大阪レッスンについてのブログ記事⇒レッスンの何が伝わったか

■演奏します / 臓器移植への理解を広めるイベント

■コンサート告知+レッスンの受け止め方

■真央ちゃんのことだけではなく日本的先入観が如何に勿体ないことであるか

■「一流の音色を聴かせた」と新聞に書いて頂いた頃、まだまだまだまだでしたけれど

★宮城発!助産師会 中学生への【親になるための教育事業】in石巻市⇒全国へも行きます

★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について

 

・・・にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへよろしくお願い致します。

 

 

 

技術的なレベルを上げたい時、

 

多くの場合

 

まず「鍛える」という発想になりがちです。

 

 

 

ひたすら強く鍛える、、という発想で

 

ピアノは上手くなるでしょうか?

 

 

 

「大は小を兼ねる」と言いますが、

 

同じように

 

「強は弱を兼ねる」かな?

 

と考えてみてください。

 

 

鍛えてばかりでは

 

繊細なことが分からなくなる、

 

つまり

 

「鈍感になる」場合もあります。

 

 

 

ピアノのタッチは

 

「鍵盤がどう動くか」を感じ取ることで

 

繊細なコントロールをして

 

千差万別の音量音色を出します。

 

 

脱力には

 

様々なレベルがありますし、

 

楽に弾くための

 

必要条件ですが

 

十分条件とは言えないのです。

 

 

ただ、

 

少しでも

 

その方向へ行くだけでも

 

少し良くなり

 

少し楽になります。

 

 

 

敏感さを目指して

 

「美しい表現をするための技術」を

 

育てたいですね。

 

 

 

タッチで

 

千差万別に音が変わります。

 

そのタッチ=日本語では「打鍵」といいますが

 

タッチは触れるという意味ですよね。

 

「打鍵」ではなく

 

「触鍵」と言う方が

 

「タッチ」の本来の意味に近いと思います。

 

 

 

ハンガリー人の恩師のおひとりは

 

ピアノの鍵盤に触れる時、

 

「小さな子供の頭を撫でるように」と仰いました。

 

 

 

 

フランツ・リストの演奏を間近で見た人は

 

「あんな繊細なタッチは見たことがない」と

 

語りました。

 

 

 

「ショパンのタッチはビロードのよう」と

 

言われました。

 

 

 

指先の感触を敏感にする意識を

 

持ちたいですね。

 

 

 

少なくとも、

 

指を振り落してダンと

 

何かを叩くようなことはやめたいですね。

 

 

 

コンサートや発表会の楽屋の

 

鏡台やテーブルなどで

 

ピアノを弾く格好で

 

「ダダダダダダダダ」と練習をする方が

 

時々いらっしゃいますが

 

あれも鈍感になるので

 

ダダダダと音の出ない弾き方を目指しましょう。

 

難しければ

 

ほぐすだけにした方がいいかもしれません。

 

 

 

電子ピアノで苦情が来るタッチも

 

苦情が来ないタッチに変えられます。

 

苦情の来ない練習を目指しましょう。

 

 

 

敏感になろうと意識すれば

 

敏感さは育てられます。

 

 

 

首、肩、肩甲骨をゆるめ

 

腕がふわりと微かにゆれるような

 

楽な弾き方で

 

0.01秒でも触れてから弾こうと意識すれば

 

変わっていけます。

 

 

 

実話ですが、

 

PCに向かうお仕事の多い門下生が

 

以前は、お仕事のお部屋中に響き渡る

 

大きな雑音を出して

 

PCのキーを打っていたのだそうです。

 

 

離れた所から

 

キーボードめがけて

 

指を打ち落としていたわけです。

 

 

そして、

 

ピアノも叩いていました。

 

 

 

私のレッスンで

 

ピアノのタッチを良くしたいと

 

考えるようになり

 

意識されたことで

 

部屋中に響き渡っていた

 

キーボードを叩く音は

 

すっかり静かになり

 

同時に

 

ピアノの音が

 

どんどん変わり始めました。(^_^)

 

 

 

敏感になれば、

 

生ピアノを弾いた時

 

ピアノの個体差があっても

 

即座にそれを感じて

 

対応できるようになります。

 

 

つまり、

 

本番のピアノが

 

多少弾き難いピアノでも

 

なんとかできるようになります。

 

 

指先を大切にしたいですね。。(^_^)

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

クリックして頂けたら嬉しいです♡

 

アクセスがさほどでなくても、クリック数がふえました。

読んだ後、クリックしてくださる方が増えたと感じます。

 

ありがとうございます!(^_^)
                 Megumi(野谷 恵)

 

 

★ブログ村

 にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ 

  ブログ村ピアノ  ブログ村スケート

 

 

★人気ブログランキング

 

 ピアノランキング   フィギュアスケートランキング