チャリコンの意味と由来 / チャリコンをやめるようにというメールを頂いて・・ | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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■羽生選手ポスター付きモーモーハウスお菓子セット→もう少し受付けます

■あまりの衝撃で泣ける音って・・・

■上機嫌だと実力発揮 説 / 楽しそうなメドべちゃん / 結弦くんが上機嫌になるには?

■電子ピアノで苦情アゲイン / 中村紘子さんもリバウンドした弾き方のクセ

■プルシェンコとミーシンとバレエ / 技術の追求と芸術の追求は決して矛盾しない

■ピアノに向いていない人などいない。

★出演者名入り演奏順、チャリコン・リーフレット完成!!!宣伝ご協力頂ければ幸いです。

***********

 

 

 

もう、

 

震災から何年も経っているし

 

忘れたい人もいるから

 

チャリティーコンサートはやめて

 

普通のコンサートにしてほしい・・との

 

メールを頂きましたが、、

 

 

何年も経っていても、

 

例えば大槌町のように

 

未だに鉄道さえ復旧していいない地域もあり、

 

不自由な暮らしをされています。

 

 

 

総てが元通りというのは不可能でも

 

少しでも、お役に立てればと思います。

 

 

 

確かに

 

思い出したくない方には

 

申し訳ないとは思いますけれど、

 

私がチャリコンの宣伝をしなくても、

 

ニュースなどで震災の話が出ることはあります。

 

震災の話題に

 

全く触れないようにはできないと思います。

 

 

 

何より、

 

まだ支援が必要な部分はあるということ、

 

そして、

 

東日本大震災だけではなく、

 

熊本地震や、

 

現代の医学では完全に治療できない

 

難病研究の支援や、

 

1億円前後という

 

莫大なお金がなければ

 

生きられない方々の命を

 

移植医療で救う為のお金の

 

ごくごく一部にもできたら、、と

 

そういう思いでやっている

 

チャリティーコンサートだということ

 

ご理解頂けたらと思います。

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

2003年から

 

札幌で9回、東京で2回開催し

 

総額700万円近い寄附を

 

各方面にさせて頂きました。

 

 

 

主旨をご理解頂ければ嬉しく思いますが、

 

ご理解頂けなくても、

 

私は、この企画を

 

普通のコンサートにするつもりはありません。

 

 

*************

 

 

この後は病気の苦痛の表現がありますので、

 

苦手な方はスルーなさってください。

 

 

 

最初のコンサートのきっかけを

 

お話ししようと思います。

 

 

 

 

2003年の早春に、

 

それまでも入退院を繰り返していた

 

心臓病の母が深刻な危篤に陥りました。

 

 

親族に連絡しても

 

遠いのですぐには来られず、

 

一晩中、

 

私一人で

 

ICUの母の側に居ました。

 

 

 

肺に水が溜まって呼吸ができず、

 

水中で溺れて苦しむ人を

 

目の前で見ている状態が

 

6時間くらいも続いたでしょうか。。

 

 

 

朝まで傍にいて励まし続けましたが

 

私の声には反応できない程、

 

もがき苦しんでいる状態でした。

 

意識はなかったと思います。

 

 

 

 

でも、奇跡のように、

 

母は生き返りました。

 

 

ただ、、

 

しばらく認知症のようになりました。

 

 

 

後日、本人が語ったのは

 

あまりにも苦しい思いをしたので、

 

その苦しさの記憶と

 

死の恐怖で

 

うつ状態だったのだと思う・・とのことでしたが、

 

今、訊いたばかりのことを

 

すぐまた訊くような状態になりました。

 

 

 

私にとってもあまりに苦しい

 

悪夢のような一夜の記憶と、

 

また同じことが起こるのではないかという

 

恐怖にも苛まれ

 

私も心が擦り切れました。

 

 

家族の

 

あまりにも凄絶な苦悶の様子を

 

長時間見続けた

 

ショックによる心の傷が

 

癒えない状態というか、

 

とても

 

精神的にきつい日々でした。

 

 

・・・・・

 

 

ある日、

 

ネットを見ていたら

 

どうしてそこへ辿りついたのかは不明ですが

 

心臓移植をしなければ数か月の命という

 

若い女性のHPに出会いました。

 

 

北海道の方でした。

 

 

その方が生き続けるには、

 

1億円という

 

眩暈のするようなお金が必要でした。

 

 

やせ細った

 

弱々しい写真が

 

HPにありました。

 

 

 

こんな若い女性が、

 

今、ほんの数か月以内に

 

1億円という莫大なお金が集まらなければ

 

必ず亡くなる。。。

 

 

 

頭を殴られたようなショックと共に

 

どんなに苦しい思いをしても、

 

生き返ることができた母と

 

その母を今失わなかった私は

 

幸せなのだと気づきました。

 

 

 

「気づき」によって

 

「感じ方」が変わると

 

総てが変わるのだと知りました。

 

 

苦しくて仕方がなかった自分が

 

それでも、幸せなのだと、

 

そして、

 

命があるだけ

 

母は恵まれているのだと

 

気づかせてくれたその若い女性に

 

お礼をしたいと思いました。

 

 

 

 

僅かでも、

 

お金を作ろうと、

 

チャリティーコンサートを思い立ちました。

 

 

 

クラシックコンサートの券は

 

有名人のコンサートでなければ

 

なかなか売れません。

 

 

 

なので、

 

券代はもちろんですが、

 

出演者参加費を

 

重要な寄付金の基としました。

 

 

 

夏の終わりころ、

 

母が元気になって退院した頃に、

 

「みんなのチャリティーコンサート」というタイトルで

 

短期間の準備で

 

あっという間にコンサートが実現しました。

 

 

 

 

ネットで知って

 

東京からも演奏者さんが来てくださったり、

 

CMの音楽を作られている

 

プロの作曲家の方が

 

参加費を払って、

 

しかも、プロの演奏家にギャラも払って、

 

自作を披露してくださいました。

 

 

小学生からピアノの先生方まで

 

あっという間に集まった出演者の皆さんは

 

企画に賛同してくださった皆さんでした。

 

 

会場となった

 

小さなホールのある楽器店の

 

スタッフの皆さんからまで

 

寄附を頂きました。

 

 

 

40万円という

 

予想外の金額の寄附ができました。

 

 

 

 

その後、

 

その寄付を送った若い女性は

 

目標金額が集まり

 

手術が成功し

 

生きることができました。

 

 

そして、

 

2005年の第3回と、

 

2006年の第4回のチャリティーコンサートに

 

来てくださって

 

お礼のスピーチや募金のお願いをしてくださいました。

 

(教育文化会館小ホールにて)

(車椅子の若い女性が心臓移植をされたSさん、左は私です。

札幌サンプラザコンサートホールにて。)

 

 

そんな風に始まって、

 

昨年までに、

 

総額700万円近い寄附を

 

続けることができました。

 

 

 

寄付金の配分は

 

今後、変わっていくかもしれませんし、

 

鬼怒川の水害にも寄附したように

 

どこかで災害があれば

 

そちらにも寄附するかもしれません。

 

 

コンサートの規模や

 

会場や

 

出演者さんも

 

その都度変わるでしょう。

 

 

 

 

でも、

 

チャリティーコンサートであることは、

 

これからも変わりません。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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いつもありがとうございます!
                 Megumi(野谷 恵)

 

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