プルシェンコとミーシンとバレエ / 技術の追求と芸術の追求は決して矛盾しない | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■ピアノ練習でウエストが細くなる美容法、もとい奏法

■予告■宅配■羽生選手ポスター付きお菓子セットでの「ふるさと納税スタイル」募金活動について

■新年に信念、そして夢と希望を語る

■真央さんがオーサーコーチに師事すると良いという記事についてと、結弦くんとクリケットの関係改善

■ミスを数えて評価しているうちは本当の感動を味わえない

■【追記と一部削除】王者 羽生結弦ではない"無心の白鳥"と美しいミス⇒ピアノ等時間芸術の目指すもの

■ピアノに向いていない人などいない。

★出演者名入り演奏順、チャリコン・リーフレット完成!!!宣伝ご協力頂ければ幸いです。

・・・にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへクリックよろしくお願い致します。

 

 

 

昨年1月にNHKのニュース番組で放送された

 

まだ公式戦では跳んでいなかった羽生さんの4Lo練習の様子と

 

プルシェンコさんの言葉・・・

 

{587282B2-ECE1-49CE-9638-88163FE4486A}

 

羽生結弦さんの能力と取り組む姿勢を絶賛したうえで、

 

{5FB1420B-583D-40D7-97C6-7CFB1201EE12}


「フィギュアスケートはスポーツ。

 

決してバレエではない。」という言葉について

 

続けて記事を書きました。

 

 

芸術点満点を獲得した人が語る「フィギュアはスポーツだ」

(2016/1/12)

 

『ニジンスキーに捧ぐ』の振付はバレエダンサーだった

(2016/1/13)

 

 

 

 
コメント欄に書いてくださっている
 
皆さんも仰っているように
 
私はプルシェンコさんを技術の人というイメージで捉えて
 
しまっていました。
 
 
 
なので、この発言も、
 
バレエを採り入れた美しい動作より
 
難しいジャンプや競技で勝つことに
 
価値がある⇒つまりバレエ要素に否定的
 
というイメージで、受け取ってしまったけれど、
 
「いやいや芸術点満点を獲得した人だった」
 
と思い出し、ちょっと調べると
 
その芸術点満点プロの振付が
 
バレエダンサーだった、という記事を書いたわけです。
 
 
 
でも、プルシェンコさんとバレエの関係は
 
そのような一時的なものではありませんでした。
 
 
 
プルシェンコさんが子供の頃からバレエを習い
 
現在も基礎練習に採り入れているというのも意外でしたが、
 
プログラムの振り付けの殆どを
 
バレエダンサーに依頼しているというのも
 
驚きでした。
 
 
 
 
バレエとの深い関わりは、
 
彼のコーチであり、
 
貧しかった彼の親代わりのように
 
色々と面倒を見たミーシン・コーチの
 
教育の一環でもありました。
 
 
衣食住まで関わってプルシェンコさんの面倒をみた
 
ミーシン・コーチは、
 
プルシェンコさんも、他の生徒達も一緒に
 
スケート教育の一環として劇場へ連れて行き、
 
バレエやオペラを鑑賞させました。
 
 
世界最高峰のロシアのバレエやオペラを
 
生で観ながら、
 
ミーシン・コーチの生徒たちは育ったわけです。
 
 
それで、
 
プルシェンコさんは今も
 
バレエやオペラを鑑賞しに劇場へ足を運ぶのだそうです。
 
 
最高の芸術を学び、
 
それに触れ続けながら
 
スポーツに生きる人ということですよね。
 
関係なくはないのだと思います。
 
 
 
ミーシン・コーチは、
 
以前、こちらの記事でご紹介したように
 
■スケート編:技巧派?芸術派?いえいえ、両方派♪プルシェンコ氏のコーチのジャンプ理論
(桃象さんの記事へのリンク有)
 
ジャンプの理論と実践についての本を出される
 
計画があるくらいの理論的技術派ですが、
 
同時に、
 
バレエの要素も非常に大事に考えられていたわけです。
 
 
 
 
そのようなコーチに育てられた
 
プルシェンコさんは、
 
バレエの動きが「基礎」としてある上で、
 
フィギュアスケートをスポーツとして捉えているので、
 
今まで誰も跳ばなかった難しいジャンプを
 
追究して跳べるようになる
 
羽生結弦さんの姿勢を絶賛するように、
 
「レベルを上げ続ける」ことが
 
伝統を守るバレエとは根本的に違う
 
あくまでも
 
「スポーツとしてのフィギュアスケートの在り方」
 
と考えているのではないか・・と
 
1年経った今、
 
改めて、尊敬と共に思う事です。
 
 
 
技術の追求と芸術の追求は矛盾しないし、
 
バレエの要素を取り入れることと
 
スケートをスポーツとして極めていくことも矛盾しない
 
ということだと思います。
 
 
 
全く分野もレベルも違う話ですけれど
 
私が人生を賭けて目指しているのも
 
楽な弾き方=合理的な技術の追求と
 
感動できる楽譜表現=芸術の
 
両方を高め続けることです。
 
 
コンクールを受けまくって
 
その入賞を宣伝していた頃、
 
「コンクール向けの演奏など聴きたくない」という
 
ご意見もありましたが、
 
十数回受けまくり、入賞しても、
 
決してコンクール向けの演奏ではありませんでした。
 
 
 
本当にレベルを上げるという事は
 
「技術と芸術の両方の追求」なのだと
 
プルシェンコさんとバレエについて
 
色々知って、改めて考えたことでした。

 

Wikiより、振付についての抜粋です。

 

★スポーツ専門の振付師を起用する選手が多い中、プルシェンコのプログラムの殆どはバレエを本業とする振付師によるものである。一例を挙げると「サンクトペテルブルク300」はシェミャーキン版「くるみ割り人形」 の振り付けをしたキリル・シモノフの作品であり、「ニジンスキーに捧ぐ」はマリインスキー劇場のソリスト兼振付師のユーリ・スメカロフが手掛けている。その他にもマリインスキーやボリショイバレエなどの専門家と仕事をしており、元ペルミバレエ団バレエマスターのダヴィド・アヴディシュとも長年タッグを組んでいる。

 

 

最後に、バレエの基礎の動画です。

 

美しい動作と姿勢を目で学び美しくなりましょう♪(^_^)

 

(脳には目で見ている他人の動作と

 

同じ動作を自分がしているかのように

 

反応する神経細胞がある⇒ミラーニューロン)

 

 

基本のポジション

 

アラベスク

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

クリックお願いします♡

 

できれば、ブログ村と人気ブログランキングから

それぞれ1つずつクリックして頂ければ幸いです。

いつもありがとうございます!
                 Megumi(野谷 恵)

 

★ブログ村

 にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ 

  ブログ村ピアノ  ブログ村スケート

 

 

★人気ブログランキング

 

 ピアノランキング   フィギュアスケートランキング