次ページ、■サニーホール(大ホール)への道/愛の夢チャリティーコンサート会場
■シェイリン・ボーンの「プログラムを壊さないミス」と「表現の大切さ」をピアノでも考えたい
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今回の東京レッスンで、
複数の方にお話ししたことなのですが、
自分で「できない」と言ってしまうと
やはり、
なかなかできるようにならないのです。
レッスンに来られる皆さんは、
例えば、手が痛いとか、
思うように弾けないとか、
納得できる表現にならないなど、
何らかの悩みを持って
レッスンに来られる場合も多いですし、
悩みまでいかなくても
もっと上達したいというご希望はあるわけです。
弾き方を見せて頂いた上で
それぞれの弾き方や表現の中から
何が問題でうまく行かないのか、
どういうことを採り入れれば
思う方向へ行けるのか・・ということを
具体的にお話しします。
(なので、ひとりひとり違います。)
その内容自体は、
「なるほど~!」とか、
「そういうことなんですね!」と、
ビックリされつつも、
考え方そのものは理解され、
具体的であることを
喜んで下さる場合が多いです。
でも、
理解はされても、
「いやぁ、今更、変えられますかねえ。。」と
心配される方や、
今まで頑張ってきた方向と違うからと
がっかりされる方がいらしたり、
目指す気は満々ながら、
自己否定的なことを言われる方が
けっこう多いのです。
そこを説得して、
できると信じてもらうのも
レッスンのうちと思っています。
もう1年くらい来られているピアノの先生。。
ピアノの音が堅くて手が痛かったのですが
タッチを変える意識で
手の痛みはほとんどなくなり、
柔かい音「も」出るようになったものの、
なかなか揃わなかった理由は
「それが、できないんですよね~」的な
発言がとても多かった、、というのも
一因だったようです。
今回も「できないんですよね~」連発だったので
言葉のクセを意識して、
「できない」と言わないで、
できると信じてみようという提案をし
(口癖の自覚なかったので驚きつつ、
納得はされて)
「できる」と思って集中して、
ゆっくり左だけ、
主旋律とは違う美しい音楽、
繊細な伴奏形を味わいながら、
ひとつひとつの音を注意深く
ペダル無しで弾いて、
その後、
その意識を思い出しながら
両手で弾いたら、、、
もう別人でした。
100%揃ったとは言いませんが、
20~30%くらいだったのが
60~70%くらいに跳ね上がった感じ。。
「できない」という口癖は
やめようという約束になりました。(^_^)
よかったよかった。。
今、ここをご覧のあなたも、
もしかしたら、
すぐに
「できない~」とか、
「無理~」とか、
言っていませんか?
その意識を変えようと思うだけで
何割か、
その日のうちに変わったりします。
「そんな単純な話?」
「ええ、そんな単純な話だったりします。」(^_^)
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Megumi(野谷 恵)
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