"楽音楽"の日々

音楽、映画を中心にしたエンタテインメント全般についての思い入れと、日々の雑感を綴っていきます。


テーマ:
Whitneyが亡くなった。48歳。


リアルタイムで彼女のデビューから全盛期を見て来た私としては、なんとも悲しいニュースでした。

デビュー当時はMTV全盛期。
モデルあがりの歌手だというウワサだったので大して期待していなかったのですが、実際に聴いたその歌声の素晴らしさに、ノックアウトされてしまったのでした。
その後の活躍については、皆さんご存知のとおり。

スロー・バラードの素晴らしさばかりが評価されているように思いますが、私のお気に入りはこの曲。


「How Will I Know」



ポップでキュート。
R&Bを基本としながら商業的にも成功した、最初の歌手なのではないでしょうか?
その絶妙のバランスは、その後のMariah CareyやBeyonceの成功に繋がっていますよね。

また、近年ではフィリピン出身のChariceがWhitneyの代表曲をダイナミックに歌い上げて、Whitneyの復活を密かに期待させるキッカケにもなりました。


Charice「The Bodyguard Medley」



Whitneyが登場してから、「DIVA」とか「歌姫」といった呼称がやたらに使われるようになりましたが、Whitneyこそがその呼称にふさわしいと思います。



Bobby Brownと結婚してからは、スキャンダルばかりが取り上げられてがっかりしていました。
私生活が充実していれば、歌も素晴らしいものになるはずですよね。
もったいない。

50代、60代と、もっと深みのある歌を歌えたはずです。


Whitneyの歌については、追ってちゃんと記事にしたいと思います。




R.I.P.
最近の画像つき記事 画像一覧へ ]

テーマ:
引越しをしてから一ヶ月あまり。
生活をしていくのに必要な家電購入を優先していて、テレビはずっと後回しになっていました。
この間ずっと重宝していたのが、ワンセグ機能付きのコンパクトDVDプレイヤーでした。

$"楽音楽"の日々-ワンセグ

これは、以前の家の寝室でDVDやCDを楽しむために購入していたものです。
実際にワンセグ機能を使うことはほとんどありませんでしたが、引っ越してからは完全に「テレビ」と化していました。

テレビっ子である私ですが、テレビ放送に対して求めているのはニュースと情報なので、必要最低限の役割は果たしてくれたことになります。ホントにお世話になりました。
ただモニターが7インチなので、画面の左上に表示されている天気予報などが小さすぎて見えないっ!といったストレスはありました。


ま、この程度ならずーっとテレビは必要ないと思われますが、私は音楽や舞台のライヴと映画を見たいというのが願望なので、まともなテレビを購入することにしたのです。

以前の家ではケーブル・テレビで視聴していましたので、ずっとブラウン管のテレビでした。

ということで、遅ればせながら「祝!地デジ化完了!」と相成りました。

$"楽音楽"の日々-入浴シーン

よりによって、入浴シーンかよっ!?という突っ込みが聞こえてきます。
私をよく知る人なら、無言で頷いているかもしれません。

でも、実はこの番組の1シーンなのでした。

$"楽音楽"の日々-怪奇大作戦

ま、あえてそのシーンを取り上げるのが、私ではあるのですが。



私の狭い部屋には大き過ぎる32型のAQUOSと、同社のBlue-Rayレコーダー。

経済的に当分買い替えることもできないので、思い切って贅沢過ぎる選択になりました。
もちろん、この一ヶ月ネットや店頭でリサーチして、底値で購入しました。

遠い過去にケーブル・テレビの営業マンだった私は、アナログ・テレビの接続や設定はお手のものでしたが、デジタルに関してはほとんど知識はありませんでした。
けれども、説明書を見ながら小一時間で設定完了。アナログよりずっと簡単でした。

店頭で画像や画質はチェックしていたのですが、改めて我が家で見てみるとその高解像度には、驚嘆するばかり。どーでもいい番組まで楽しんでしまう始末です。いかん、いかん。


wowowも十数年ぶりに契約したし、「デジタル・ライフ」を満喫する準備は完了したのです!

「デジタル」と言えば、今の気分はコレでしょう。


きゃりーぱみゅぱみゅ「つけまつける」



一度聴いたら頭の中でリフレインしてしまう、不思議なサビのメロディが絶品です。

私と同じ世代だったら、その源流はこちらだと感じるはずですね。


ジューシィ・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」


今聴いてみると、意外に「アナログ」なんですねー。




って、荷解きが進まな~いっ!!

テーマ:
福岡では珍しく、吹雪と積雪でした。

$"楽音楽"の日々-積雪

一日中冷凍庫の中にいるような感じで、こんな日はあまり記憶にありません。



で、こんな日に飛び込んできたのが、ドン・コーネリアス(Don Cornelius)の訃報でした。
しかも、自殺の可能性アリという二重の驚きでした。
記事によると、健康問題で悩んでいたということで・・・。真相は闇の中なのでしょうか?

私より上の世代の洋楽ファンならおなじみの「ソウル・トレイン」の名司会者でしたね。
私は熱心な視聴者ではありませんでしたが、80年代にディスコに通った私にとってはディスコの源流を辿る資料として、この番組をよく見ていたものでした。

ディスコという枠にとらわれずに、R&B系の素晴らしいミュージシャンが多数出演している姿に、毎回驚きながら見ていたものです。もちろん、テーマ曲も印象的で、TSOPに傾倒するキッカケになったのも、この番組です。


低音の印象的な声で、出演者に媚びることもなくクールな司会ぶりは、とても魅力的でした。


Donの死去を伝えるニュース


単に司会だけではなくて、プロデューサーとしてブラック・ミュージックの発掘と発展に尽力し、ダンスやファッションまで世界へ発信する役割を担った彼の業績は、想像以上に大きなものだったと思います。


私がこの番組から聴くキッカケになったTSOPとM.F.S.B.については、後日きちんとレヴューしたいと思います。


私にR&Bへの門を開いてくれたDonに、改めて感謝です。


R.I.P.

テーマ:
昨年の9月から、新規オープンのスーパーでパート勤務を始めたことは、以前にも報告しました。
私は寿司を製造していますので、年末年始は大変でした。

その喧噪をなんとか切り抜けて、「やっと一息」の時期です。つまり、ヒマです。

で、今回はそのお店のおハナシです。
と言っても、「守秘義務違反」になるような危ない話題ではありません。

長時間勤務していると、店内のBGMが気になります。

会社としての方針なのか、ピアノ・ソロのポップスの演奏が延々と続きます。
古いスタンダードから割と最近のヒット曲まで幅広い選曲で、私が知っているのはその7割程度でしょうか。
ただ、演奏者の曲に対する思い入れがあるものとそうでないものとでの出来不出来が、極端です。
もちろん技術的にはプロですが、アレンジも演奏も全く力の入っていない曲が半分以上あります。
まぁ「店内BGM」としての「商品」を作っているワケですから、演奏者に曲の選択権はないのでしょう。けれども、常に否応なく聴かされている私にとっては「拷問」みたいなものです。まさに、「音楽」に対する「冒涜」だと思います。

と、BGMに関しては、このくらいにしておきましょう。
給料をもらっているので、これ以上文句は言いますまい。


本題は、これから。

私が働いているスーパーは、福岡県内で店舗数を増やしている全国的に注目されている会社が経営しています。
創業者の息子である若社長が手腕を発揮してから急成長を遂げているんですが、そういった数多の会社と同じように、店舗で流れる「テーマソング」みたいなものを制作しています。
その歌が、毎正時に流れます。つまり、一時間毎に流れているワケで、フルで働いている時は一日に6~7回は聴いている計算になります。

最初の頃は「面倒くさいなぁ。」としか思っていなかったんですが、しばらく経ってからは「ちゃんと聴いて、楽しもう!」と思うことにしました。
そうやってこちらの聴く姿勢を変えただけで、その曲は魅力的に感じられるようになりました。

とりあえず、騙されたと思って聴いてみてください。






どうです?良い曲でしょ?

極論かもしれませんが、私はこの曲はJ-POPの「ひとつの完成型」ではないかと思うのです。

戦後から独特の発展を遂げて来た日本のポップス。
もちろん戦後に入って来た欧米の音楽が基本になっていますが、Aメロからサビへの流れや、さらに発展してブリッジがあってサビを繰り返して完結するという「様式美」が完成されたのが、日本のポップスなのではないでしょうか?あくまで私の考えですが。

で、この曲は、全く奇を衒ったところがなくて「様式美」に則った作りになっています。
基本はメジャーの明るい曲調ですが、途中にちょっとマイナーなコードが入っていて、まさに日本人好みの曲に仕上がっています。

詞は「ハローデイズ」。推測では、社長と本社社員が中心になって作ったんではないかと思いますが、なかなか素晴らしい出来ですよね。

そして、作曲を担当したのが、北九州出身の大内義昭氏です。
彼は、1994年に藤谷美和子とのデュエットで「愛が生まれた日」をヒットさせて、その年の紅白にも出場しました。この時期は、ソングライターとして活躍していて、小比類巻かほるをはじめとする歌手たちに楽曲を提供していました。
とは言うものの、私はこの時期、仕事が忙しくてヒット曲をほとんどリアルタイムで聴いていません。「愛が生まれた日」も、サビのメロディを知っている程度です。ですから、大内氏と「愛が生まれた日」については後日「知識」として知っただけで、全く思い入れはありません。




大内氏は、その後故郷の北九州に戻って「九州アーティスト学院」という音楽学校を立ち上げました。
ローカルのメディアにも進出して、地元では知られた人になりました。
で、同じ北九州に本社を置いているスーパーの社長が彼に楽曲提供をお願いするのは、自然な流れだったようです。

爽やかで明るいヴォーカルは、「九州アーティスト学院」の生徒だった引田香織さん。
J-POPの世界でカリスマ的な人気を得ている「あの」ヴォーカリストと、一字違いというのも「マイナー」な香りを出しているように思います。けれども、「歌」の実力では上であるように思えます。残念ながら、個性がちょっと足りない気がしますが。

ということで、この曲が出来上がったのは2005年頃のことだと思いますが、バブル期を思い起こさせるちょっと過剰なアレンジが、前向きな気分にさせるステキなJ-POPにしているんじゃないかと思います。
往年のユーミンや小田和正が作っていた「奇を衒わない」素直でありながら耳に残るメロディに匹敵する佳曲ではないかと、私は思っています。


いかがでしょう?

以上が、私が客観的に見て感じたことです。
賛否あると思いますが、耳の肥えた皆さんのコメントをお待ちしております。



にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

テーマ:
引越しの荷物も全く片付かないまま、大晦日までびっちり仕事でした。
新規オープンのスーパーの魚屋ですから、正月用のブリが飛ぶように売れました。福岡では、雑煮にブリを入れるのが定番なのです。餅に「かつお菜」プラスかまぼこくらいのシンプルな雑煮に親しんでいた私ですが、これも前妻と結婚してから知ったことでした。



好きな音楽を聴きながら、アルコールを補充しつつ引越しの荷解きをする予定にしていた正月だったのですが、全く予想外の新年を迎えることになったのでした。


私が現在働いている魚屋では、安い賃金で労働力を得るために、日本語学校に通う外国人を多数雇っています。中国人を中心にしてモンゴルやネパールなどのアジアの国々からの学生が働いていて、こちらの日本語が変になるくらいに外国語が飛び交っています。
私のセクションにも中国からの留学生がいて、来日半年足らずの彼女と年末に話をしていました。


「正月の予定は?」

「寝る」

「友達と遊びに行かないの?」

「皆、相手がいる。私は、ひとり。」

「ヒマなら、太宰府でも案内しようか?」

「太宰府、行ってみたい。考えとく。」


といった会話でした。


ただそれだけだったのですが、大晦日の年が明けようとしている頃に彼女からメールが来て、元旦の太宰府初詣ということになったのでした。

友達といっしょだと言っていた彼女でしたが、元旦の朝に私の前に現れた彼女はクラスメートだという男性といっしょでした。
彼氏かと思いましたが、単にヒマだった友達でした。


ということで、私と中国人ふたりという不思議なグループは、西鉄電車で太宰府へと向かいました。
私自身、太宰府は何年ぶりなのか思い出せません。
けれども、いちいち感激してくれる二人を案内していると、こちらまで嬉しくなってしまいます。
参道のおもしろそうな店に立ち寄りながら天満宮を目指します。ここ数年、テレビなどでも話題になったネコグッズ専門の店や箸の専門店など、私自身も十分に楽しめました。

太宰府天満宮は学問の神様であることを二人に説明して、二人の日本語上達を祈願しました。

そして、帰りの参道では太宰府の定番、「梅ヶ枝餅」です。

$"楽音楽"の日々-梅ヶ枝餅

梅ヶ枝餅2つに抹茶が付いたセットで、700円。
私ひとりだったら絶対に注文しないものですが、梅ヶ枝餅初体験の二人のためにちょっとがんばりました。
福岡の人間にとってはあたりまえのことですが、この餅は「餅米」ではなくて「うるち米」で作ることで独特の食感を出しています。
二人はえらく気に入ったようで、2つをぺろっとたいらげてしまいました。よしよし。


その後は、太宰府近辺の古びた寺などを散策して、スタート地点の大橋に戻りました。
まだ寿司を食べたことがないという二人のために寿司店を検索してみましたが、元旦であることもあって見つかりませんでした。
で、たまたま見つけたのが日本料理の専門店「木曽路」でした。

私自身、「木曽路」で食事をしたのは20年以上まえのことです。
ま、予算オーヴァーではありますが、そこで遅いランチを楽しむことにしました。

日本食の美しさを体験してもらいたいと思って、ランチのコースを選択しました。

$"楽音楽"の日々-木曽路

料理が出て来るたびに、二人はケータイで写真を撮っていました。
質問攻めの二人に、日本語と英語で答えるのはなかなか大変でした。
けれども、ゆったりした時間の中で目と舌で楽しむ日本食の魅力を少しでも感じてもらえたようで、私も満足できました。


好奇心丸出しの二人に引っ張られて、私も充実した一日を過ごすことができました。

仕事の同僚でもある彼女は、日本人の友達もいないうえに日本のテレビも見ずに中国語のネットだけで生活しているせいで、なかなか日本語が上達しません。
そんな状況なので、私がこれまでたびたび記事にしている「恥ずかしい中国」の姿を「正しいもの」として受け入れています。
それに反して、22歳の彼は日本に来て相当なカルチャーショックを受けているようです。
日本人の優しさに触れて、中国人の「自己中心的」な考えと中国政府の「嫌日政策」の教育に、疑問を感じています。
是非とも中国が世界からどんなふうに見られているかを学んで帰国して欲しいものです。



ということで、なかなか充実した正月を過ごすことができました。



テレビのCMから流れてきたこの曲が、妙に今の私の気分にマッチしていました。

ドリス・デイ「ケ・セラ・セラ」

テーマ:
皆さまに新年のご挨拶をする機会も逸して、気が付けば20日間もネットとは無縁の生活をしていました。


とりあえず、

「寒中お見舞い申し上げます。」



このネット環境のない間、忙しかったせいでほとんどストレスを感じることはありませんでした。
もし、ヒマを持て余していたら、とても耐えられなかったと思います。


で、12月19日の引越しから20日経った部屋は、大勢のパンダたちに見守られていて、寂しさを感じることはありません。

$"楽音楽"の日々-ぱんだ

CDだけでも30箱を越える量に、改めてビックリです。
地道に整理しているんですが、まだまだ先が見えません。



ひとりっきりの正月を迎える予定だったんですが、思いがけなく楽しく過ごすことができました。
このことは、また次回に。


皆さんのブログには、時間をかけて少しずつお邪魔したいと思っています。



今年もよろしくお付き合い下さい。

テーマ:
いよいよ19日に引越しすることになりました。

荷造りがほとんど進んでいないので途方に暮れていますが、なんとかしますっ!

で、年末ですのでインターネットの工事が間に合わず、年明けまでネットを使用できない事態になってしまいました。


ネット回線が整ったら、すぐに報告します。

ということで、今年はこれで皆さまとお別れです。
来年は、私自身にとっても「心機一転」の年になりますが、みなさまにとって2012年が素晴らしいものになりますように。

テーマ:
「独身貴族」という言葉を調べてみると、「経済的・時間的に余裕があって、独身生活を楽しんでいる人」とあります。


私の場合、「経済的・時間的」には全く余裕はありませんが、「精神的」に余裕がある独身生活を楽しむことができそうな予感がしています。






今回は、Bill Champlinのソロ第1作「独身貴族(Single)」です。

$"楽音楽"の日々-独身貴族

アルバム・ジャケットも、日本での「独身貴族」のイメージにぴったりですね。

今でこそThe Sons Of Champlin時代のサウンドが評価されていますが、当時は全く商業的な成功を収めることがなくて、Billはバンドを解散してLAに進出してセッション・シンガーとして再出発します。
私がBill Champlinの名前を意識したのは、1977年のLee Ritenourのセカンド・アルバム「Captain Fingers」に収録されたStevie Wonderのヒット曲カヴァー「Isn't She Lovely」のゲスト・シンガーとしてでした。


Lee Ritenour 「Isn't She Lovely」



Billのソウルフルなヴォーカルも印象的ですが、Leeのアドリブに合わせたスキャットが衝撃的でした。
ギターの特性を際立たせるアレンジも見事で、数あるこの曲のカヴァーの中でも白眉の名演だと思います。

正確な音程とどんな曲もソツなく歌いこなすBillは、セッションシンガーとして引っ張りだこになりました。この時期の参加セッションの数は、とても正確には把握できません。


で、満を持して「売り出し中」のDavid Fosterをプロデューサーに迎えて録音したのが、1978年のBillのファースト・ソロ・アルバム「独身貴族(Single)」なのです。

この「78年」というのが重要なところです。

TOTOのデビューの年で、TOTOのメンバーが全員参加しています。
さらに「伝説の」AIRPLAYのアルバムは80年リリースで、そのほとんどのメンバーがこのアルバムに集結しています。まさに「Pre-AIRPLAY」というサウンドが繰り広げられているのです。

David Foster印の洗練されたサウンドと、The Sons Of Champlinのファンも満足させられる泥臭いサウンドが渾然一体となっている中で、TOTOの初期に見られるプログレッシヴ・ロックのエッセンスも垣間見えるおもしろい出来のアルバムになっています。


アルバム・トップは、シングル・カットもされたらしいキャッチーな曲です。


Bill Champlin 「What Good Is Love」



Jay Graydonのハーモナイズド・ギターが炸裂する、もろにAIRPLAY的なサウンドですね。
文句なく、カッコ良いの一言です。

ファンキーなナンバー「I Don't Want You Anymore」も、おすすめです。


Bill Champlin 「I Don't Want You Anymore」



たくさんのカヴァーがありますが、正直言ってこのオリジナルを越える作品を聴いたことがありません。
Ray Parker, Jr.と思われるリズム・ギターが、快感です。
また、David HungateなのかDavid Shieldsなのかわかりませんが、ベースが良い味出しています。


ひょっとしたら、Earth, Wind and Fireのために書いたんじゃないかと思われるのが、「We Both Tried」です。


Bill Champlin 「We Both Tried」



Earthの名バラード「After The Love Is Gone」に似たテイストを持っているこの曲は、不思議なコード進行が印象に残ります。
ハーモニクスを効果的に使ったベースも素晴らしいですし、上品なストリングスが切なさを盛り上げてくれます。


「Yo' Mama」は、現在でもBillのライヴでの定番になっているファンキーな曲です。
ライヴの動画はたくさんありますので、気になる方は検索してみて下さい。どれも見事な出来です。


アナログ・シンセとアコースティック・ギターが絶妙にマッチングしていて、独創的なメロディを引き立たせている「Elayne」も魅力的です。


アルバム・ラストの「Keys To The Kingdom」は、かなり意欲的な作品です。


Bill Champlin 「Keys To The Kingdom」



このアルバムは複数のミュージシャンが参加していて曲毎のクレジットがないので、どの曲に誰が参加しているのかがわかりません。
けれども、この「Keys To The Kingdom」は、明らかにTOTOのメンバーが参加しています。まさに、TOTOのファースト・アルバムの番外編と言っても過言ではない曲だと思います。特に、ドラムスのJeff Porcaroがこれほどパワフルに叩いているのは珍しいので、彼のファンなら聴き逃し厳禁です。


と、全編Billの多彩なヴォーカル・スタイルを堪能するには、絶好の作品になっています。
全体の完成度からすると、次作の「Runaway」のほうが上かもしれません。けれども、この「ごった煮」感がとても魅力的なのです。正直なところ、Bobby KimballやBoz Scaggsを凌駕するほどのヴォーカリストだと思うのです。






えーっと。

今回のお題「独身貴族」は、全く私事なのですが、先月離婚したことで思いついたネタでした。
23年間の結婚生活にケリをつけて、現在は心穏やかな状態です。
カワイイ子供たちに会えなくなるのは悲しいことですが、この7~8年の苦しさから解放された私は、数十年ぶりのフリーな気分を楽しんでいるところです。

年内に新しいアパートへの引越しを済ませなければなりません。
これから、一人分としては多過ぎる荷物を箱詰めしなきゃいけません。特にCD、DVD、ビデオなどのソフトは、気の遠くなるような数です。

ということで、無事に引越しが終わって落ち着いたら、ブログに戻って来る予定です。

テーマ:
映画監督ケン・ラッセル(Ken Russell)氏が、11月27日に84歳で亡くなりました。
70年代の映画ファンにとっては、懐かしい名前です。

とは言うものの、私は彼の作品を1~2本しか観ていません。映画ファンとしては、恥ずかしい限りです。


で、この記事を受けて引っ張り出したのが、彼の1975年作品「リストマニア(Lisztomania)」のサントラ盤です。

$"楽音楽"の日々-Lisztomania

もともとクラシック音楽に詳しいKenは、マーラーを題材にした作品も作っていますが、ここでは「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストを主人公にしたロック・ミュージカルを作ったようです。
「ようです。」と言うのは、未だに私はこの作品を観たことがないのです。
当時は日本では未公開で、ビデオにもなりませんでした。
調べてみると、未だに日本ではDVDさえ出ていない有様です。


私がこの作品に興味を持ったのは、中学生の頃です。

その理由は、音楽をRick Wakemanが担当しているということだったのです。

とても曖昧な記憶なのですが、YESのキーボード奏者として名を馳せていたRick Wakemanを初めて知ったのは、NHKで放送された「ヤング・ミュージック・ショー」でのRickのライヴでした。そのインパクトは、強烈なものでした。
いっしょに観ていた弟が買ったRickの「地底探検」は、本当に擦り切れるほど聴いたものです。

シンフォニック・ロックの大傑作「地底探検」については、あまりにも思い入れが強いので、後日きちんとレヴューしたいと思っています。


「リストマニア」ですね。

この作品、内容は不明ながら、The Whoのリード・ヴォーカルRoger Daltreyが主演でリストを演じています。
さらに、リストと同時代に活躍してリストとも交流があったと言われているワーグナーをPaul Nicholasが演じています。
そして、どんな役を演じているのかもわかりませんが、後に日本で復刻ブームを起こしたLinda Lewisも出演していて、サントラにも1曲だけ彼女のヴォーカルが収録されています。

私は、90年代にCD化されたものを購入して、初めて音源を聴く機会を得ました。

結論から先に言うと、Rickのファンにとってはもの足りない作品です。

アダプテーションとアレンジを全面的に行っているRickの才気は感じられますが、肝心の主役であるリストのピアノは、クラシック・ピアニストのDavid Wildeという人に任せてしまっているのです。ですから、Rickは完全に脇役にまわっていて、ところどころで突然現れるシンセの音が「Rickだっ!」と感じさせる程度です。


私にとっては、高校生になってから感じるようになったリストの魅力と、彼の代表作である「愛の夢」に歌詞を付けて歌ったRoger Daltreyのヴォーカルが、この作品の全てだと言えます。


Roger Daltrey 「Love's Dream」



あまりに美しいメロディなので無数のカヴァーが存在する名曲ですが、そんなカヴァーの中でも「白眉」と言える出来なのではないでしょうか?
この「切なさ」は、絶品です。

また、動画にある無声映画に対するオマージュも、とても良い感じですね。


一度で良いから、この作品を観てみたいものです。
そうそう、Kenの作品「トミー」も、まだ観たことないんです。音楽ファンで映画ファンなら、観ておくべき作品ですよね。


と言うことで、またまた観たい映画とレヴューしたいCDが増えてしまいました。


天寿を全うしたKen Russellに感謝しつつ、私も気合いを入れ直してブログ更新していきたいと思うのです。






にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
Lisztomania [VHS] [Import]/Roger Daltrey,Sara Kestelman,Paul Nicholas

¥1,230
Amazon.co.jp

リストマニア(紙ジャケット仕様)/リック・ウェイクマン

¥2,141
Amazon.co.jp


テーマ:
「WAY-OUT」というバンドがあります。

プロではなくて、アマチュアです。密かにプロデビューを狙ってますが。


このバンドの結成は、今から遡ること30年前。
実は、私の3歳下の弟が高校の文化祭に出演するために同級生と結成した3人組のユニットなのです。

当時、Crew'sやBoat Houseと共にトラッド・ファッションをリードしていたWay-Outが販売していた赤いTシャツを着ることになって、バンド名を「WAY-OUT」としたのです。
私のアイデアも、随分入っていますが。

田舎の高校生としてはかなり異色の選曲で、Creationや高中正義やLarry Carltonのインスト・ナンバーを演奏しました。
ギター2本にシンセ・ベースという、とっても「変態」な編成でした。
私は、採譜やアドヴァイスで参加させてもらいました。
そのせいで、高中の「Blue Lagoon」のアドリブ・ソロを「耳タコ」になるほど聴かされるハメになりましたが。



その3人が30年ぶりに再結成して、今年再始動しました。
地元のイヴェントなどに出演したりして、ある程度の人気を確立しました。

で、満を持して「全国ナイスミドル音楽祭」に応募したのでした。


震災の影響もあって、地方予選がなくなっていきなり仙台での本選というスケジュールになったようです。

住んでいるところが離れているせいで、マルチ録音でデモ・テープを完成させた彼らは仙台を目指して応募したのでした。

今月になって、結果が出ました。
当然のように「落選」でした。


ただ、私はかなりのレヴェルだと思っていますので、ここで音源を紹介しておきます。
皆さんの、率直な感想を聞かせてください。


あ、ダミ声のヴォーカルが私の弟です。

まず、震災復興をテーマにしたオリジナル「Step Again」です。


WAY-OUT 「Step Again」



元気の出る曲で、私個人的にはなかなかの佳曲だと思っています。


もう一曲は、キャンディーズのカヴァーで「年下の男の子」です。


WAY-OUT 「年下の男の子」



3人の個性的なヴォーカルのバランスがとっても良い感じです。



いかがでしょう?
かなり、良いセン行っていると思うんですが。


現在では、私は単なる「身内」というだけですが、思い入れとともに応援したいと思っています。
皆さん、とりあえず一度聴いてみてくださいませ。



にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

Amebaおすすめキーワード