パワスポの９４回　あなたを守り幸運をもたらす「おまじない」（その６全ての方、ひつじ年さる年生れ）

　本日、４月８日は、お釈迦様のお誕生日です。

　キリスト様のお誕生日に比べると、思いっきり静かです。

　多少、お祭り的なことをされているところでも、お花まつりぐらいですね。

　多分、お釈迦様は、派手なことが好きではないのかもしれません。（修行の妨げにもなりますし・・）

　人間的にも、ちょっと騒ぎにくい雰囲気がありますし・・

　本日の守り本尊は、仏教の最高神「大日如来」様です。仏様界では最強ですので、しっかり、守ってもらえるよう、お願いしてみては、如何でしょうか？

　では、本文をどうぞ

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　守り本尊とか、守護本尊とか、呼び方には違いはありますが、基本的には、一緒だと思います。

　守護仏様は、個人や家などを災厄などから守ってくださるのはもちろん、幸せや強運ももたらすとのことですので、お味方になって頂いても損はありません。

　十二の方位には、そこを護る八体の守護仏がいるとされ、この方位と十二支（干支）が結びついて守護仏様が定められています。

　例えば、子（ねずみ）歳生れの方は千手観音様、辰（たつ）・巳（へび）歳生れの人は普賢（ふげん）菩薩様が守護仏となります。

　しかし、干支にこだわらず、深く感銘を受けた仏様や、インスピレーションを感じた仏様を自分の守護仏様にするのも良いとのことですので、相性で選んでもよろしいかと思います。

　で、守護仏様と親しくなるには、まずは、良く知ることからですので、お勉強からです。

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「大日如来様」・・ひつじ年（未年）・さる年（申年）の守護仏様

　大日如来様は密教の経典で仏の中の王と考えられています。

　密教の経典では、この世のすべてが大日如来に含まれ、すべては大日如来から生まれて大日如来に帰するという設定になっています。

　宇宙そのものが大日如来というスケールで、大日如来の「大日」は宇宙全体のすべてを遍く照らすという意味です。

　大日如来が放つ光明は消えることがなく、暗闇を全て明るくし、様々な働き・ご利益があるとされています。

　日本神話では、「天之御中主（あめのみなかぬし）」様という最高神がおられて、世界そのものを創造された神様ですし、ギリシャ神話では、ゼウス様、ローマ神話では、ユーピテル（ジュピター）様が、天空神として、全宇宙や雲・雨・雪・雷などの気象を支配していたと言われていますので、実は、昔は、同じ神様が姿をかえていたのかもしれません。

　大日如来さまはどんな願いも聞き届けてくださるパワーを持ちますが、金剛界大日如来と胎蔵界大日如来の２種類があります。

　金剛界大日如来様（真言宗）は偉大な知恵、胎蔵界大日如来様（天台宗）は慈悲の面からとらえられています。

　金剛界大日如来様と胎蔵界大日如来様とは手のしぐさである印相が異なっていて、金剛界大日如来様は、左手の人差し指を右手で握る「知拳印」（忍者みたいな感じ）、胎蔵界大日如来様は、両手をひざの上で重ねた定印である点を見分けられるということです。

　因みに、大日如来様は、宇宙そのものなので、その化身である「不動明王」様が、導いてくださるという話もあります。

大日如来様のご利益

　密教経典には真言（しんごん）という言葉があります。各々の仏には真言が決められており、真言を唱えることでご利益につながります。

　光明真言（こうみょうしんごん）は、大日如来様の真言として知られており、最強の真言ともいわれています。

　光明真言を１０８回、唱えて清浄な土砂を拝み、墓地にその土砂を巻くことで、全ての死者の罪は許され、浄土に行けるとされています。

　また、胎蔵界大日如来様の真言は、あらゆる邪魔、障害を取り除いてくれるご利益がありとされています。

　つまり、生者にも個人にも大日如来様は、ご利益を与えてくれるらしいです。

大日如来様のおまじない

　正式にお願いする場合は、お寺さんや宗派ごとの作法がありますので、専門家の方にご相談ください。

　とりあえず、お手軽なお願いの仕方としては、「真言（しんごん）」です。

大日如来様の真言