多汗症の苦労と努力 | レイノー病を治す(ETS手術)

多汗症の苦労と努力

今まで多汗症で苦しみ悩んできたのと、
ETS手術をやるかどうか悩んでいるのを混同してはいけない。

両方とも「悩み」というカテゴリーですが、全く別物です。


ETS手術の事をきちんと勉強して、
知識・理解・覚悟の全てを身につけて、
初めてETS手術を受けるかどうかと悩む段階に入るわけです。

ETS手術の存在を知ったからといって、
知識・理解・覚悟の何もない状態で、
ETS手術を受けようか受けまいか悩んでいるなんてのは、
悩んでいるとも言いません。

ETS手術がどういうものかすらもわかってないのに
どこに悩む要素があるのか全く理解できませんね。
そもそも、ETS手術を受ける資格(選択肢)がないんだから。

悩むレベルにすら達してない。
今まで病気で苦しんできた悩みは真剣でしょうが、
ETS手術を受けるかどうかの悩みに関しては遊びそのものです。

本当に真剣だったら、なぜ勉強しない。
治す気がないから勉強しないのだろう。



私はこれまでに、100人以上の相談を受けてきました。

「今まで多汗症で辛くて、本気で治したい。」
「治したい気持ちは誰にも負けません。」

と私に尋ねてくる人には、以下のような質問をします。

「じゃあ、あなたは多汗症ETS手術について勉強してきたの?」
「本気で治したいんなら、勉強して努力してきて当たり前だよね?」


しかし、残念ながら、
この質問にきちんと答えられる、
本気で治す気がある人はいませんでした。
↑参考 本当の努力とは

必ず、意識の低い人間は
「今まで多汗症で苦労してきたんだから、
本気で治したいに決まっているだろ。」

と冗談みたいな言い訳をしますが、
苦労してきたが、治す為の努力は何も行われていない。
本当に治したいなら、行動や態度で示せますよ。

多汗症で相当悩んできた。
だから、
治す為の努力をしてないにも関わらず、
相当な努力をしてきたと思い込みたいのだろう。


多汗症で苦労してきた事実と
治す為の努力をしてきたという虚実を作り出し
組み合わせて、苦労も努力もしてきたと嘘をつき
自分を正当化するのは
見ていて、非常に見苦しい。
多汗症患者のレベルが著しく低すぎる。
↑参考 多汗症患者の病気に対する姿勢


苦労=努力
ではなく
苦労>努力

苦労が大きいからといって、
努力が大きいとはなりませんよ。
苦労と努力という言葉には、一切関連性はないと
正しく認識しましょう。

そうすれば、
苦労してきたからといって、何の努力もしてないのに
「治したい気持ちは誰にも負けません。」
という、寝言は恥ずかしくて言えないはず。


参考
胸腔鏡下胸部交感神経節切除術(ETS)
神経ブロックとは
多汗症とは
多汗症でETS手術を受けるには
多汗症患者の病気に対する姿勢
多汗症の苦労と努力
ETS手術の真実
インフォームド・コンセント
ETS手術を取り巻く環境
ETS手術の本質を理解する
熱中症とは
代償性発汗
代償性発汗=医療ミスではない
知識・理解・覚悟
本当の努力とは
不幸に甘えすぎ
多汗症は環境に恵まれている
ETS手術を怖がる理由



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