2010年06月20日(日) 22時00分07秒

ETS手術の真実

テーマ:胸部交感神経節切除(ETS)
ここ最近、多汗症がらみのいろんなサイトを見ています。

中でも目についたのが
ETS手術を受けた事による後遺症について
永遠と愚痴を言ってるブログなどがあります。

読んでいて、非常に偏った考え方と思います。

あからさまに、
全て医者が悪くて騙されたのだ。
自分は一切何も悪くない
というニュアンスで書いており、
意地でも医者を悪者に仕立てようとする悪意すら感じます。

真実を自分の都合のいいように解釈しており
正確には真実を書いていませんね。



ETS手術を受けた事による代償性発汗について
書かれていますが、
明らかにETS手術後になって初めて
代償性発汗について調べたと思われます。

そういう人に言いたいのは、
なぜ、ETS手術を受ける前に副作用について
きちんと調べなかったのかという事です。

調べればわかる事ですし、
調べもせずに、副作用を理解もできてないのに
ETS手術を受けたのは自殺行為でしかありません。

医者を妄信して、全部おまかせしますという態度で
理解してないのに、手術同意書にサインした。
多汗症やETS手術について勉強せずに
無知の状態でETS手術を受けたにも関わらず、

「こんなに代償性発汗が出るとは思わなかった。」
「こんなはずではなかった」
と言われても同情できません。


代償性発汗が重症だからといって
その怒りの矛先を病院側に向けるのは
お門違いのように思います。


なぜならば、医者がETS手術を受けろと言ったから
ETS手術を受けたわけではないでしょう?

自分の意思でETS手術を選んで
手術同意書にサインをして、ETS手術を受けたわけです。
医者が100%悪いと言い切るのはおかしいです。

どう考えても、
自己責任が半分はあります。


まさか、何の害もなく治ると本気で思ってたのか?
と疑問に思いますね。
そんな夢みたいな事は、なかなか起こり得ないです。

そんな甘い認識で安易にETS手術を受けた方にも
責任があると思います。

普通の人間が生きていくには必要な神経を切除するわけです。
害が出るのは当たり前で、少し考えたらわかりますよね。


医者から代償性発汗が出るのは、
しょうがないと説明があったはずですし、
それでも構わないという事で手術同意書にサインしといて
ETS手術後の代償性発汗が気に入らないから、
病院を訴えるでは身勝手すぎる気がします。

訴えていいのは、
医者が事前説明と違う手術をしていたり
医療ミスをやらかした場合だけです。

例えば、胸椎2番の交感神経節を切除のはずが
胸椎1番の交感神経節を誤って切除して
顔面にホルネルが出てしまった場合であれば
病院側を訴えても構わないと思います。

あとは、医者がETS手術を
安全・安心・無害でリスクがないと事前説明したのであれば
その医者はアホタレであり、訴えても構いません。

今時、そんなヤブ医者はそうそういないと思いますけどね。


とにかく、ETS手術の後遺症について書かれている
サイトやブログの情報はかなり偏っています。
代償性発汗などの副作用が出たのは事実でしょうが
病院に責任転嫁している節があります。

完全に自分が被害者だと思っており、
ETS手術を実施している病院・医師を目の敵にしていて、
ETS手術を擁護する者やETS手術を受けようとする者も
敵とみなして、話を聞きません。

どう見ても、患者自身が多汗症とETS手術に対する
認識不足と勉強不足で
学習を怠った状態でETS手術を受けた事が
原因の大半を占めているにも関わらず、
全責任を病院側に求めるのは筋違いですね。

患者が手術を希望したから、
ETS手術を実施した医者の責任を追及しておきながら、
どういう手術かもわかろうともせずに医者に丸投げした
何の覚悟もしてない患者自身の
責任を追及しないのはおかしいでしょう。



被害者を名乗る方たちは、ETS手術の事を
絶対にやってはいけない手術だと力説してますが、

実際には、後悔した人以上に
ETS手術を行い、普通に生活できるようになった
患者もたくさんいるのです。

それが真実であるのに、
ETS手術を受けて満足している患者すら否定して、
100%後悔するなどという大ウソを
真実として伝える事などあってはいけないと思います。

ETS手術は絶対にやってはいけないというものではない。

ギャンブル性が高く、良いほうに転ぶか悪いほうに転ぶか
わからないというものではありますが、
ETS手術をやって人生を救われた人もたくさんいるのです。

手術を行なうかどうかは、医者が決めるのではなく
自己責任のもとに自分自身で決めるものです。


被害者を名乗る方たちは
害ばかりフィーチャーしていますが
肝心の手の汗が止まったかどうかについては
あまり言及していません。

手の汗を止めるのが目的でETS手術を受けて
手の汗を止める事ができたのであれば、
当初の目的は達成していますよね。

他の部位への代償性発汗を犠牲にしてでも
手の多汗症を治したくてETS手術を受けたのに
代償性発汗を受け入れられないというのは
手術を受ける覚悟がなかったとしか思えない。

そもそも自分だけは、代償性発汗が出ないという
根拠なき自信を持ってETS手術を受けたのが間違いです。


当ブログは、そういう偏った考え方ではなく
ETS手術の真実について、まじめに書いていきます。

今後、ETS手術を受けようか悩んでいる方は、
くれぐれも変な情報に惑わされないように注意して下さい。


現時点での私の考え方では
いかなる犠牲を払ってでも治したいのであれば
ETS手術は選択肢としては、ありです。

しかし、ホルネルや代償性発汗が出るのが絶対イヤならば
絶対にETS手術は受けてはいけません。

要するに、
覚悟のない奴はETS手術は受けるな!
という事です。


本当にETS手術の事を理解していたのならば、
両側同時の100%切除の手術を受けるはずがないし、
代償性発汗の事を危惧するのであれば
胸部交感神経節ブロックを選べば良かっただけです。
何かを犠牲にして、効果を得るという手術であるというのは
ETS手術を受ける前にわかりきっている事なのですよ。

それを十分に理解したから、
手術同意書に同意のサインをしたのですから
どういう結果になろうと自己責任があります。

理解できない事があれば
納得するまで質問できるわけですから
理解できてないのに
手術同意書にサインした本人にも責任があります。


参考
胸腔鏡下胸部交感神経節切除術(ETS)
神経ブロックとは
多汗症とは
多汗症でETS手術を受けるには
多汗症患者の病気に対する姿勢
多汗症の苦労と努力
ETS手術の真実
インフォームド・コンセント
ETS手術を取り巻く環境
ETS手術の本質を理解する
熱中症とは
代償性発汗
代償性発汗=医療ミスではない
知識・理解・覚悟
本当の努力とは
不幸に甘えすぎ
多汗症は環境に恵まれている
ETS手術を怖がる理由



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コメント

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17 ■Re:続き

>りんさん
コメントありがとうございます。

最終的には自己責任になるとは思いますが、
全て患者が悪いとは言ってません。

少なくとも責任の半分は自分にあると認識するべきであると思います。
自分は何も悪くないという態度の人が多いと思います。


まず、多汗症でETS手術を受ければ必ず
汗が止まるとなぜ思ったのか?

医者が汗が止まると言ったからでしょうか?
その辺の認識が甘かったのは間違いないと思います。

本当に交感神経の問題だけならば汗は止まりますが、
そうではなかった場合は当然、汗は止まらないでしょう。

原因不明でETS手術を受けるとは、ズバリそういう事なのです。
理屈では100%汗が止まるとなっていても、その通りにはなりません。

私は10年以上前にもETS手術を勧められましたが
その医者は、いかに危険であるかも十分に説明してくれましたし、原因不明で手術を受けるという事が
何を意味するのか、ちゃんと説明してくれました。
その医者は、今でも私の主治医の医者です。

りんさんの担当した医者がヤブ医者だった可能性もありますが、
医者選びも含めて自己責任であるわけで、
ETS手術をした医者の責任というのは極論と思います。

16 ■続き

ちなみに、手はカサカサになって本がめくれなくなるくらいで、ハンドクリームが必要になると言われましたけど、手の汗は止まってませんよ。
腹部や太股に多少の汗は増えるけど全く気にならない程度です。と、言われましたけど、それも違いました。
書かれていた内容が少し気になったのでコメントしました。確かに最終的には自己責任になるんでしょうが、全くそうであるとは言い切れないんじゃないでしょうか?
人間ですから、色んな感情や意見があると思います。

15 ■あの…

現在のように、沢山のETSの副作用で悩んでいる方の記事や訴訟が起こされている事など、調べても解らなかった何十年も前にこのOPを受けた私はどうなるんでしょうか…?
私は大学病院でOPしました。現在色々な情報を拝見させてもらって、今考えるとその時の医師とのインフォームドコンセントは最悪だったと思います。後で分かった事ですが、担当医じゃない医師が片方OPしてました。

14 ■無題

>調べればわかる事ですし、
調べもせずに、副作用を理解もできてないのに
ETS手術を受けたのは自殺行為でしかありません
現在ETSを受ける方は良いと思います
けれども10年前今ある情報があたりまえのように転がっていたと思われますか?
加えて現在と過去が全く同じ手術だと?
説明に関しても現在は医者も慎重に説明するようになっているそうです。
何故か分かります?
ETSによる代償性発汗は受けた方々が悲鳴を上げたので判明したんです。
そうでなかったら代償性発汗の存在すら知られる事はなかったんですよ。

10年前は医者ですらはっきりと把握できていない状態でした。
良かったですね。現在受けれて。
ですが無神経な発言には疑問を感じます。

ちなみに私は手汗止まってません。
それに対して医者から説明頂けていないのが現状です。何のための手術なのか…

13 ■Re:多汗症

>プールマックスさん
手の汗を止めたくてETS手術を受けたのであれば
目的は果たしているので、納得はできるはずですよね。

私も安易にETS手術を勧めているわけではなく、
選択肢としてそういうものもあるんだよというのを
レイノー病や多汗症などの人に知ってもらう為に
記事更新をがんばっています。

また遊びにきて下さい。

12 ■多汗症

足跡から来たのですが
手術って難しいですよね
私も多汗症でいつもバックに4枚タオル入れてないとやばいぐらいです。もう慣れたけどw
手術はやっぱ、代償性発汗が怖いので受けてないですね。
妹も汗がすごくて、手術受けたのですが背中に汗うつったと言ってましたけど、手に汗かくぐらいならマシ、最高といってました(^-^)
またブログ見に来ますね。

11 ■Re:無題

>あーたんさん
興味を持って頂き、ありがとうございます。
医療について思う事とかをわかりやすく伝えていけたらと思っています。

医療は特殊な分野であり、医療従事者の苦労は大変なものと思います。
しかし、そのしわよせで適当な診察などあってはいけないとも思っています。

また遊びに来て下さい。

10 ■無題

私のブログにペタがあったので、ブログ拝見させてもらいました。

内容を見て、とても驚きました。
私も看護学校に講義をしに来てくれる医師や看護師から、今の患者さんは自らの病気や受ける手術について、とても勉強しているというのを聞いていたのですが、このブログの内容を見て本当にそうなのだと言う事が良く分かりました。

たしかに、自分の体にスペアはありません。
自分の大切な体、これからの一生に関わる事なので手術や治療を受けるにしても医師の言いなりになるのでは無く、良く自分で考えて自己決定する事が大切だと思います。

なかには自分では難しくて調べても分からないという方も居ると思いますが、そんな時は納得がいくまで医師に説明を何回でも求めるべきだと思います。

それは患者さんの大事な権利です!!

また、医師には聞きずらいという方は看護師に聞いてもらっても大丈夫です。
看護師も医師と同じ位、勉強し知識があります!

また看護師も分からなければ医師にしっかりと聞いて、看護師から患者さんに分かりやすく説明する事も出来ます。

これは看護師の大事な業務の1つですので遠慮なく医師の説明で分からなかった事があったりしたら聞いてみて下さい。

私も看護師を目指す身なので、疾患についてなど、しっかり勉強して将来患者さんに質問されたら、患者さんが納得出来る分かりやすい説明が出来るような看護師になりたいと思います!


本当にブログ内容を読んで驚きました。

また興味深く読ませて頂きます。

長々とすみません…。

9 ■ぺタ、ありがとうございます

いい意味、日本人なんでしょうね。 きちんと説明してくれる先生には、とことん聞いたほうがいいですよね。

8 ■難しい

問題です
患者さんは自分で判断できない人がほとんどで
医者に言われたからしたという感じです
家族関係も重要で、うちの場合専門委ではないので私は死ぬほど反対しましたが
医者に治るといわれて恨んでいるみたいです
患者さんが正しい判断をできるかどうか
医師が考えてほしいのです

7 ■無題

ペタありがとうございます。

俺、病気の事とかわかんないですけど、じっくり読ませて頂きます!

6 ■ペタありがとうです!

はじめまして~!

この病気をあたしは無知で知らなかったのですが、いろんな病気で辛い思いしてる人がいるんですね..
勉強になります

またお邪魔します!!
よろしくお願いします

5 ■お返事ありがとうございます。

東京医科歯科大学 医学部付属病院にもあるんですね~。私は関東なので、こっちの方がいいかもしれません。今、通院中の医大の先生もお知り合いいると一度聞いた病院です。

ただ、私は、検査をしてもなかなかひっからないんです。生検など、一歩踏み込んだ検査をするとひっかかるのですが、血液検査はいつもあまいな数値で。。。

結局のところ、確定診断も今の医学ではわからないのが正直なところみたいなんです。

インスリノーマを疑われたことがあるのですが、低血糖になることが多いのでその発作と思っていたらこれも否定されました。検査してもわからなく、そのときのドクターからは「大丈夫だよ。インスリンが人よりですぎてるから将来、糖尿病になりやすいからね。予防薬もあるんだけれど、日本では無認可だから、することないね。でも、大丈夫。」と。無責任な感じでわからないまま終ってしまいました。
長期戦になると思うので、多汗に関してはわかり合えるドクターを探すしかないですね。
情報ありがとうございます!さっそく調べてみます。

4 ■Re:私も多汗症と診断されたけど

>井上 一花さん
ちゃんと説明してくれる医者に出会えたのは
幸運だと思います。

中には、全く何の説明もせずに
大丈夫と一言で終わらせる医者もいますから。

3 ■Re:こんんばんは。

>SNOOPYさん
東京医科歯科大学 医学部付属病院
皮膚科外来 異常発汗外来
http://www.tmd.ac.jp/med/derm/hyperhidrosis.html

上記が有名らしいです。

愛知県医科大学病院の皮膚科は、
多汗症ではないのでわかりません。

私のは血流障害ですから、少し違いますからね。

とりあえず、病院に行ってみるのはいいかもしれませんね。
ただ、通院するとなると大変ですよね?

大きな病院だから良い病院とは限りませんが
患者の話をよく聞き、
治療の目的とゴールを明確に示す事ができる医者がいる病院が
通院に適した病院だと思います。

まずは、全身性の多汗症ならば
バゼドウ病とかの検査も必要でしょうし、
原因がわかれば何とかなるはず。

2 ■私も多汗症と診断されたけど

手術はしてません

医者が手術方や傷痕や色々教えてくれました

小さな貸し店舗で開業してたのに

今や自分で建物も建てて行列ができる地元で有名な病院になってます

1 ■こんんばんは。

記事同感します。私も、何か自分で選択して医療行為を受ける場合は、同意書をかわすわけですし、医師からの説明もあるわけなので、あとから調べてこうだったっというのは、どうかと思います。わらにもすがる思いでっていうこともなかにはあるかもしれませんが、この症状の場合には、緊急性はないですから、調べる時間はあるはずですよね。。。
私も全身性の多汗で悩んでいますが、全身性故に、オペの対象ではないですし、根本的な病気からきているものだと思うのでオペはできませんが、記事読んでいて同感してコメさせていただきました。
愛知県医科大学病院の皮膚科のドクターで、「発汗異常障害」について診てくれているドクターがいるらしいのですが、耳に入ったことありますか?プライベートで愛知県に行くことがあるので行こうかどうかちょっと悩んでいて、もし知っていたら教えていただきたいなと思いまして。

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