韓国を嫌いな国の分析編も今回で4回目ですが、やっと中盤に差し掛かったところです。日本人には理解できない韓国(朝鮮)の特徴は、まだまだあります。このような特徴は、長い年月をかけて醸成されてきたものですので、簡単に直るものではありません。そもそも韓国人自身が、気付いていないか、気付いていても悪いことだと思っていないかもしれません。



【血縁集団の繁栄が第一】

朝鮮では伝統的な価値観として、身内正義の価値観があります。身内というのは自分の属する血縁一族とその血統で、身内は絶対的な善であり、身内の繁栄を侵害する者は絶対的な悪であるという価値観があります。

 

李氏朝鮮時代には、高級官僚たちが氏族と言われる血縁一族を中心に徒党を組み政権争いをしていました。そこでは自党派の主張が唯一の政治的正義となり、他党派は不正義によって政治を行う者とみなします。そうすると、他の党派が政権を握った場合、党派を超えて連帯して協力するということはなく、次の政権奪取を狙いあらゆる手を尽くして他党派の足を引っ張ることをします。これを「朋党の争い」と言います。

 

朋党の争いは、朝鮮併合後や大東亜戦争後にも絶えることがありませんでした。朝鮮併合後は朝鮮総督府に対する闘争よりも、反日ゲリラや義兵闘争の内ゲバの方で死者が続出していました。戦後も朋党の争いをしていて混乱している最中に、北朝鮮が南侵してくる隙を与えてしまいました。現在でも韓国では朋党の争いが続いています。

 

韓国企業が従業員を厳しい環境で働かせ大切にしないのは、オーナー一族の繁栄が大切であるという考えが根底にあるような気がします。企業で働く従業員を低賃金で雇い、安全や快適な労働環境を整えることは余計なコストになり企業の利益を損なうと考えているのではないでしょうか。労働者から搾取する資本家という前近代的な図式が、韓国企業には現在でも見られます。従業員を使い捨てのように扱うのも、このような考えからきていることが予想されます。

 

韓国政府が他国に対して自分勝手な要求をするのも、共存共栄という意識がなく自分達の利益だけをひたすら追求することからきているのではないでしょうか。ギブ・アンド・テイクのギブが全くなく、ひたすらテイクだけを求めてしまいます。

 

先の旅客船沈没事故では、船員が自分の知り合いの乗客だけに声を掛けて船から脱出していたようです。これも身内を優先することから来ていることが考えられます。
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