トマトちゃんは歩けるようになってからかれこれ１年くらい経ちますが、まだまだしっかりした足取りではなく、よく転びます。
転んだ時は、大泣きしながら妻や私の所へ寄ってきます
その時、私達はトマトちゃんの頭をなでなでして、
「痛いの痛いのバイバイ
」
と言ってなだめます。
そうすると、トマトちゃんも一緒に
「痛いの痛いのバイバイ
」
と言いながら泣くのを抑えていきます。
「頭なでなでしたから、もう痛くないよ
」
「トマトちゃんは強い子だねぇ
」
というと、
「うん
」
「トマトちゃん強い子」
「泣かないよ」
と笑顔に変わっていきます。
そんなやり取りが、今まで何度もありました。
だから、トマトちゃんもこの会話を覚えてきて、
私達が言わなくても、泣かなくなってきました
少しずつ成長していく、トマトちゃんなのでした
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と、まぁ痛みの話はこんな感じなのですが、先日、こんな事がありました。
夕食で妻がカレーを作った日のことです。
その日、私がたまたま昼にカレーを食べてしまったため、帰ってから妻に
「えっ
今日のお昼にカレー食べちゃったよ～
」
と言いました。すると、妻が
「あいたたた～
またかぶっちゃったね。
」
と一言。そうです。年に何度か、こういう時があります。
どの家庭でもありがちな話だと思いますが・・・
すると、突然、トマトちゃんが走ってきて、
妻に向かって一言
「お母しゃん」
「頭なでなでしてあげるね」
と言って、妻の頭をなでました。
そうです。
妻が言った
「あいたたた～」
に反応して、痛さを和らげようとしてくれたみたいです
そして、
「頭なでなでしたからもう大丈夫」
さらに
「お母しゃんは強い子だねぇ」
おまけに
「お母しゃん、泣いてないもんね」
と、ここまで付け加えて言うと、
満足そうに走り去っていきました(笑)
妻と顔を見合わせ、大笑いしてしまいました
おしまい
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