口永良部島関連記事5/30 ペットと一緒に避難も/「農家は牛残したまま」 避難長期化に不安の声も


口永良部島関連記事5/31① 家畜残し避難 支援策検討/「家に置いてきた猫が一番の気がかり」


口永良部島関連記事5/31② 残る犬5匹、猫26匹、牛50頭前後/災害時ペットは原則同行避難です


【更新】口永良部島関連記事6/1① 一時帰島 家畜に餌・水、猫2匹持ち帰り/牛の島外移動も視野に


口永良部島関連記事6/1② 「長期化するなら動物を処分したい」/避難所のペットの状況


口永良部島関連記事6/2 島外でのペット一時預かりについて/被災者さまへの重要情報掲載の壁新聞


【更新】口永良部島関連記事6/5 犬猫4匹を連れ帰り。再会に笑顔/残された牛60頭移す検討


口永良部島関連記事6/6 牛60頭 どうなる餌は、登記は・・・「連れ出したい」


口永良部島関連記事6/8 犬や猫、今も口永良部島に/スマホ越しでのペットとの再会




本日の口永良部島関連記事です。


一時帰島調査のため、明日12日に一時入島が予定されています。

すでに飢えている動物もいるのではないでしょうか。


どうにかこの貴重な機会に、大切な命を、被災者の方の大事な家族や家畜たちを移動してあげてほしいと思います。


野に放たれた子たち、小屋に入れられている子たち、つながれているワンちゃんもいるのでしょうか、様子がとても心配です。

家畜はまだ難しいようですが、せめて持ち出しやすい犬・猫たちだけでも。。


そして移動できない子たちには、どうか給餌給水をお願いいたしますm(__)m




★毎日新聞より

http://mainichi.jp/select/news/20150612k0000m040085000c.html

口永良部島噴火:一時帰島調査で12日に一時入島

毎日新聞 2015年06月11日 21時08分

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)(屋久島町)の新岳(しんだけ)噴火で、屋久島町は11日、住民の一時帰島を見据えた調査のため、住民の代表者らが12日に一時的に島に入ると発表した。

 ◇屋久島町・住民の代表者ら

 町によると、12日午後1時、消防団員や作業員ら20人前後が漁船4隻で屋久島の港を出発。口永良部島の居住地域の本村(ほんむら)地区と湯向(ゆむぎ)地区に上陸し、住民の車両などを運び出すフェリーが接岸できるか港の状態を調べる。湯向地区に取り残されている家畜を町道を使って運べるかなども確認する。

 住民の要望を聞いた上での貴重品持ち出しも検討している。島の水道や電気設備のメンテナンス、国土地理院によるGPS(全地球測位システム)設置なども含め約2時間の滞在を予定している。【竹内麻子】




★KTS鹿児島テレビより


【動画】屋久島町職員らが調査入島へ
http://news.ktstv.net/e57184.html

アップ飛んでご覧ください。




★gooニュース(毎日新聞)より


先日お伝えした、停電の復旧作業の際に犬猫が保護された件です。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/nation/mainichi_region-20150610ddlk46040341000c.html

<口永良部島噴火>「無事でよかった」 ペットと再会喜ぶ 屋久島の避難所へ /鹿児島


「元気だったか。よく頑張ったな」。口永良部島・新岳(屋久島町)の爆発的噴火による全島避難で、島に取り残されていた飼い犬1頭と猫3匹が、屋久島に避難した主(あるじ)と再会を果たした。停電の復旧作業のため口永良部島に入った九州電力の作業員に消防団員らが同行し、連れて帰ってきた。

 金岳中の教諭、権藤桐人(きりと)さん(40)は、飼い猫の「マロン」と「タマコ」と屋久島の避難所で再会した。移動用ケージの中の2匹はおびえた様子だったが、やせておらず「無事でよかった」と顔をほころばせた。


 権藤さんは4月に口永良部島に赴任したばかり。「独身ということもあって温かい家族のような存在だった」。5月29日の噴火で避難する際、「避難先で他の人に迷惑をかけるといけないし、1週間くらいで戻れるだろう」と、洗面器いっぱいのキャットフードと、水をたっぷり入れたバケツを置いて避難した。しかし、避難長期化の可能性が高くなり心配でたまらなかった。


 権藤さんはペットと同伴できる別の避難所に移ることにした。「餌をたっぷりあげてかわいがりたい」

 別の避難所で飼い犬と再会した家族も「よかった」と涙を浮かべた。

 県によると、全島避難で住民とともに避難したのは犬8匹、猫6匹だった。屋久島町が1日に実施した住宅意向調査では30世帯のうち9世帯がペットを飼うことができる住宅への入居を希望している。【平川昌範】




★産経ニュースより

http://www.sankei.com/region/news/150611/rgn1506110005-n1.html

2015.6.11 07:02更新


口永良部島噴火 定期的な一時帰島、防災担当相が協力へ


山谷えり子防災担当相は10日、内閣府で開かれた関係省庁災害対策会議で「将来の帰還に向け、定期的な一時帰島が必要」と述べ、安全に島へ上陸できるよう国として協力する方針を示した。

 一時帰島は、雲がなく噴煙の状況を確認できることなどが条件だが、機会を増やすよう求める住民が多い。このため、屋久島町は、スムーズな一時帰島に向けて実施計画づくりを進めている。




★読売新聞より

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150611-OYS1T50010.html


口永良部一時帰島に基準、屋久島町など作成へ


2015年06月11日

噴火に伴い鹿児島県屋久島町・口永良部くちのえらぶ島から避難している島民の一時帰島について、町は10日、火山の状況に応じた可否判断などの基準を、県や気象庁と協議して作成する方針を明らかにした。

 5月29日の全島避難の後、島民の代表らが6月1日に一時帰島し、住宅の戸締まりや家畜の状況などを確認した。

 荒木耕治町長は「天候が回復すれば、次の一時帰島を行う」と説明。町はそれまでに基準を作成する意向で、一時帰島で認められる作業の内容や時間も盛り込む方針。




★時事通信より

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015061100429&g=soc


噴火避難者の入居始まる=屋久島の公営住宅




愛犬の「華」を連れ、公営住宅に入る水本勝夫さん=11日午前、屋久島町


鹿児島県口永良部島の新岳噴火で、避難者の転居先となる屋久島の公営住宅に11日、入居が始まった。
 宮之浦地区にある火の上山宿舎には同日午前、宮之浦公民館で避難生活を送っていた水本勝夫さん(77)らが入居。愛犬の「華」を連れた水本さんは「周りの環境も良く、新居は大変気に入っている。なるべく余計なことを考えず、魚釣りに行ったり、犬を散歩させたりして過ごしたい」と穏やかに話した。
 屋久島町によると、10日時点で21世帯34人の避難者が公営住宅への転居を決めている。(2015/06/11-12:42)




★西日本新聞より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/174865

口永良部島噴火、避難島民の入居始まる 喜びと長期化への不安交錯

2015年06月11日12時45分 (更新 06月11日 16時22分)


鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島(屋久島町)の噴火災害で、町が避難者向けに屋久島に準備した公営住宅への入居が11日、始まった。屋久島の避難所や親類宅に身を寄せていた21世帯34人が入居する。この日で噴火から13日。島民には不自由な避難所暮らしから解放された喜びと、避難生活長期化への不安が交錯した。


ペットの飼育が唯一可能な屋久島森林管理署職員宿舎(同町宮之浦)にはこの日、5世帯7人が入居。近くの町役場宮之浦支所で説明を受けた後、午前11時半ごろから荷物を運び入れ、ペットとともに暮らし始めた。家電や寝具は寄付されたものなどを町が既に運び込んでいて、どの世帯も作業は20分ほどで終わった。


 避難所から入居した峯苫尚美さん(38)は「やんちゃ盛りの子猫をやっと伸び伸びと遊ばせることができる」と笑顔を見せた。一方で「この先の生活は不安しかない。屋久島には住んだことがないし、多くの島民に仕事がない。噴火警戒レベルが下がって、早く島に帰れることを祈るだけです」と語った。


 愛犬と入居した水本勝夫さん(77)も「犬のほえる声に気兼ねしたり、他人のいびきやせき払いを気にしたりする生活から解放される」と喜びつつも「住宅に入った以上は、長期の避難を覚悟している」と複雑な胸中を打ち明けた。

 島外に避難している島民は78世帯136人。町は帰島できるまでの住まいとして、屋久島に国の職員宿舎など公営住宅23戸を準備し、島民同士が話し合いや抽選で入居者を決めた。2戸は希望がなかった。教員11世帯13人はアパートや企業の研修施設に入る。残る世帯の多くは、町が国と県の補助を受けて屋久島に建設する仮設住宅に入居する。




★KTS鹿児島テレビより(動画あり)

http://news.ktstv.net/e57186.html


【動画】安倍首相 13日(土)屋久島へ


2015年06月11日


 全島避難した口永良部島の噴火を受けて13日に安倍総理大臣が屋久島に入る方向で調整が進められていることが分かりました。
 詳しいスケジュールはまだ分かっていませんが、口永良部島の爆発的噴火で避難を余儀なくされている住民のもとを訪れ、意見交換するものとみられています。
 安倍総理は屋久島町役場も訪れる予定で、一時帰島など今後の対応策を話し合うものとみられます。