【緊急拡散】口永良部島から避難された方で犬猫・小動物を連れている方へ 預かってくださる方がいます



以下、口永良部島の動物関連記事です。


ペットが入れた避難所もあるようです。


牛さんについては島に残されたままのようで心配です。

誰も給餌給水できず、もし避難が長引いたら……。福島のようなことはもう二度と起こってほしくありません。



★時事通信より

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015052901043&g=soc


「犬残せない」「自分の船で」=短時間で決断、避難の島民-口永良部島


飼い犬を連れてヘリに乗る人、自分の船で避難する人。鹿児島県・口永良部島で新岳が噴火した29日、島の住民が取るものも取りあえず、迷いながらも短時間で避難を決断していた。


 海上保安庁によると、島北東部の湯向地区沖に到着した同庁巡視船の乗員は午後1時ごろ、島に上陸。地区にいた住民8人に避難を促した。


 男性(77)は当初、「飼い犬を残してはいけない」と避難をためらっていたが、乗員から「一緒に連れて行って構わない」と説得され避難に応じた。「自分の船で逃げたい」と申し出る人や、一時避難所として島民が集まった番屋ケ峰に向かう人もいたという。


 犬を連れた男性は約40分後、他の住民5人と巡視船へ。その後、巡視船に停止していたヘリで屋久島に運ばれた。


 番屋ケ峰に避難した小学生は、午後2時半ごろまで備蓄の乾パンしか口にしていなかった。避難のフェリーが到着するまでの間、測量船の乗員が急きょ作った50人分のおにぎりやお茶が配られた。(2015/05/29-22:33)


海上保安庁の巡視船「さつま」に避難した男性(中央)と飼い犬=29日午後(海上保安庁提供)





★西日本新聞より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/172208

口永良部島、137人が全島避難 船・ヘリで [鹿児島県]

2015年05月29日(最終更新 2015年05月29日 23時02分)

口永良部島・新岳の噴火で、島外への避難指示を受けた137人が29日夕までに屋久島へ全員避難した。噴火による「全島避難」は2000年9月の東京都・伊豆諸島の三宅島以来。島民はフェリーとヘリコプターに分かれて避難し、噴火から5時間半で完了した。


 屋久島町や総務省消防庁災害対策本部などによると、約130人が島西部の番屋ケ峰にある避難所に一時避難。町は島外への避難指示を出し島民を全島避難させるため、町営船「フェリー太陽」(499トン)を口永良部島へ向かわせた。


 フェリーは午後2時40分ごろに番屋ケ峰から約3キロの本村港に接岸。住民はいったん帰宅して貴重品を持ち出すなどして港に集まり、同3時半すぎに出港した。同5時半ごろ屋久島・宮之浦港に到着し公民館など3カ所に身を寄せている。噴煙でやけどを負った男性(72)や体調不良を訴えた男性(82)など3人が鹿児島県の防災ヘリで屋久島の病院に搬送された。


 一方、口永良部島東部の湯向(ゆむぎ)地区の住民6人は近くの港に集まり、海上保安庁のヘリで屋久島へ搬送された。また、男性3人が自分の漁船で避難したという。




口永良部島からヘリコプターで避難し、屋久島空港に着いた人たち=29日午後3時54分、鹿児島県屋久島




ヘルメットの中の子猫を大事そうに抱え、口永良部島から避難した子ども=29日午後6時8分、鹿児島県屋久島の宮之浦港




★産経ニュースより

http://www.sankei.com/affairs/news/150529/afr1505290082-n1.html


2015.5.29 22:31更新


「農家は牛残したまま」 避難長期化に不安の声も


口永良部(くちのえらぶ)島での噴火による農業や漁業への影響は限定的とみられるが、関係者は噴火の長期化を懸念する。鹿児島県農政課によると、島では4軒ほどの農家で牛の放牧が行われている。県の担当者は「人命優先で農家は牛を残したまま避難している。草も水もあるので当面は問題はなさそうだが、避難が長引けば不安は高まる」と心配する。


 島の漁業は近海でのイセエビ漁が中心。4月末に漁を終えているが、9月に再開し11月まで続く。屋久島漁業協同組合の寺田一美参事(55)は「屋久島側の漁業も含め影響は少なそう。ただ噴火が長引けば、どのような影響が出るかは見通せない」と話した。


 空路や海路にも目立った影響は出ていない。国土交通省によると、航空各社の飛行経路に大きな変更は出ていない。海上保安庁も航行する船舶に注意を呼びかけているが、担当者は「もともと多くの船が運航する海域ではない」と説明した。




★FNNニュースより(動画あり)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00293525.html

口永良部島噴火 屋久島に避難した住民が避難所に到着

05/29 21:27

29日午前9時59分、鹿児島・屋久島地方の口永良部島の新岳が噴火し、気象庁は、噴火警戒レベルを入山規制の「レベル3」から、避難が必要な「5」に引き上げた。屋久島町は午前10時20分、全島に避難指示を出した。


口永良部島から屋久島に避難した住民が、避難所に到着した。
避難所3カ所のうちの1つ、屋久島福祉センター縄文の苑には、午後6時すぎから、2回に分けて、合計およそ40人が避難している。

避難したきた人の中には、自らの手荷物着替えなどだけではなく、ペットと一緒に避難をしている人もいる。


80歳の女性に話を聞くと、「今までで一番すごい音がした。噴火は何回も経験したけど、今までで一番すごい音がした。そして、黒い煙が上がった時に怖い思いをした」ということだった。
さらに、「島には残りたかった。今は不安な気持ちでいっぱいです」と話していた。




★日テレニュースより(動画あり)

http://www.news24.jp/articles/2015/05/30/07276163.html

口永良部島民が避難 深夜の屋久島から報告

< 2015年5月30日 1:10 >

29日午前、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火があった。噴火警戒レベルは最も高い「5」に引き上げられ、島の住民は全員、屋久島に避難した。30日午前0時過ぎの屋久島から「NEWS ZERO」右松健太キャスターが中継。

 口永良部島の住民は屋久島内3か所の避難所に別れ、身体を休めている。


そのうちの一つの避難所を訪れたが、玄関と廊下の明かりがついているだけで静まりかえっていて、一緒に連れてきたであろうペットの鳴き声が響いていたのが印象的だった。住民は普段から避難訓練などをしているため避難自体はスムーズに行えたが、それでも必要最低限のものしか持ってきていないという人もいた。


 屋久島にも被害があった。島の南に位置する集落の住民によると、爆発の約1時間半後に真っ黒な入道雲のような噴煙が集落に迫ってきて、その後、一気に火山灰が降ってきた。また、取材をした29日午後8時頃も、硫黄のような独特の臭いが集落に立ちこめていた。住民は「火山灰が降ったのも、こんな臭いがするのも初めての経験だ」と話していた。

 「いつになれば収束するのか」-口永良部島の住民、屋久島の住民双方から不安の声が多く聞かれた。




★NHKニュースより

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150530/k10010096891000.html


屋久島町長 全員無事避難の経緯など説明


5月30日 14時54分

口永良部島がある鹿児島県屋久島町の荒木耕治町長が、噴火後はじめてとなる記者会見を開き、島の住民全員が無事に避難できた経緯や今後の対応を説明しました。

この中で荒木町長は去年8月の噴火のあと、一時避難場所を火口からおよそ4.5キロ離れた高台の番屋ヶ峰にある建物に変更したことや、消防団の誘導がなくても各自で避難できるよう訓練を重ねたことが、全員の迅速な避難につながったと説明しました。

一方、家畜やペットを島に残して避難してきた人たちなどからは一時帰宅を望む声が上がっているということで、「代表者が一時的に島に入ることが可能かどうか、気象台など関係機関から情報収集をして検討したい」と述べました。
荒木町長はこのほか、屋久島のホテルなどにも噴火の影響についての問い合わせが数多く寄せられているとしたうえで、「屋久島は口永良部島から12キロ離れているので噴火の影響は全くない」と強調しました。



★読売新聞より

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150530-OYT1T50060.html?from=ytop_ylist


「飼い犬連れて来られなかった」島民に不安募る


2015年05月30日 14時13分

鹿児島県屋久島町・口永良部島くちのえらぶじま新岳しんだけで起きた爆発的噴火から一夜明けた30日、着の身着のまま避難した多くの島民たちは、「いつ元の生活に戻れるのか」と不安を募らせた。


 避難所生活の長期化を見越し、島外の親類宅などに向かう人の姿も見られた。

 ◆避難生活に不安

 「避難する時は数日のつもりだったが、ニュースを見て数か月間は帰れないかもしれないと不安になった」。約30人が避難した屋久島北部の「老人いこいの家」にいた給食センター職員の女性(43)は、心配そうにつぶやいた。

 29日の噴火後、荷物を取りに急いで家に戻ると、庭一面に火山灰や直径数センチの小さな砂利のような石が積もっていたという。「昨年8月の噴火でも片づけに時間がかかった。今回は住めるようになるまで、どれくらい時間がかかるのか」と表情を曇らせた。

 屋久島にある親族の家に身を寄せ、友達がいるこの避難所を訪ねた同町立金岳かながたけ小6年の男児(12)は「家で飼っている犬は大きいので連れて来られなかった。早く家に帰りたい」と話した。

 週明けからは屋久島の小学校に通い、合同学習になる。「ランドセルもノートも教室に置いてきて、ヘルメットだけかぶって避難したから、何の用意もしていない」と不安そうな表情を浮かべた。