口永良部島関連記事5/30 ペットと一緒に避難も/「農家は牛残したまま」 避難長期化に不安の声も


口永良部島関連記事5/31① 家畜残し避難 支援策検討/「家に置いてきた猫が一番の気がかり」


口永良部島関連記事5/31② 残る犬5匹、猫26匹、牛50頭前後/災害時ペットは原則同行避難です


【更新】口永良部島関連記事6/1① 一時帰島 家畜に餌・水、猫2匹持ち帰り/牛の島外移動も視野に


口永良部島関連記事6/1② 「長期化するなら動物を処分したい」/避難所のペットの状況





【緊急拡散】口永良部島から避難された方で犬猫・小動物を連れている方へ 預かってくださる方がいます


アップこちらの呼び掛けをされていた熊本県の方のFBより、最新の投稿を転載いたします。

https://www.facebook.com/seiji.nakamoto.3/posts/684905908305757?pnref=story


口永良部島の動物についてご心配なさっている方々へお知らせです。

リンク先のNHKニュースを複数の方々からお教え頂きまして、屋久島にある口永良部島ボランティアセンターに問い合わせましたところ、屋久島島外への一時預かりは考えていないそうです。

言い換えますと、屋久島島内だけで間に合うとのことです。


また、屋久島島内へ預けることにより、飼い主さんがいつでも会いにいける環境を作っておきたいというこだわりもあるとのことでした。

これは素晴らしい考え方ですね!


こういった事情から、屋久島および口永良部島以外の方々には、とりあえずニーズはないとのことでした。

もちろん、長期化等で事情が変わる場合は新たなニーズが出てくる可能性もありますので、その際は積極的に協力していくつもりです。


NHKの記事の文脈では、広くボランティアを呼びかけているように読み取れますが、どうやらNHKが先走ってしまった可能性がありますね。
ですので、屋久島へのお問い合わせはお控え下さりますようお願い致します。


帰島も含め検討中とのことで、現地では動物達に対する配慮が相当なされているように感じました。
依然取り残されている動物に関しても対策を検討中とのことです。


このたびはかなり多くの方々にご心配および応援や、具体的なご支援のお申し出まで頂き、心から感謝申し上げます。
皆さんが口永良部島に心をお寄せでいらっしゃることも併せてお伝えしておきました。


※追記
あれから4日経った今日でも最初の記事のシェア・いいね!を頂いています。
ご心配なさっている方々に現状をお伝えするためにも、この投稿をシェアして頂けますと幸いです。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150602/k10010099911000.html



~転載以上~



アップ記事中にあるペットの一時預かりについてのNHKニュースですが、現在応募多数で募集は打ち切られたそうです。


夜空さんのブログをご参照ください。

http://ameblo.jp/nihaojet/entry-12034117990.html



上記NHKニュースより、避難所のペットの状況について一部抜粋します。


「今回の噴火で避難してきた住民の中には、一人暮らしのお年寄りなどでペットを連れてきた人もいます。しかし避難所の中では飼えないため、ほとんどのペットが建物の外でかごに入れられています。
1日は、屋久島の獣医師が避難所を回り、ペットの犬や猫などの健康状態を無料で調べました。」



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口永良部島ポータルサイト に、「被災者の皆さんへの重要情報」として、壁新聞が掲載されています。


http://kuchi-erabu.org/img/2015-6-2kabe_shinbun2.pdf


島外からの支援の申し出のほか、福島原発避難区域でたくさんの動物たちが犠牲になったことから、動物たちの身を案じる県外の方からの切実なメッセージや一時帰島の際の猫の捕獲に関する助言などもあります。





その他記事リンク



読売新聞


口永良部噴火「1か月で仮設住宅50戸」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150602-OYT1T50096.html



毎日新聞


口永良部島:梅雨で土石流の不安…1935年にも発生

http://sp.mainichi.jp/select/news/20150603k0000m040076000c.html





次の一時帰島がいつになるのかもわからず、完全な帰島の見通しも立っていません。動物たちに置いてきた餌が次の帰島までもつかわかりませんし、できればすべて連れ出してあげたいですが、なにぶん立入りができないので難しいですね。。


ペットを残されてきた方がなぜ残されてきたのか。避難所には連れて行けないと思われているのか(外のケージの場合がほとんどのようですが、一応可です)、避難所での迷惑を考えられているのか(避難所で飼うことが難しい場合、預かりのニーズがあれば、上記ニュースにあるように町などが預かりボランティアの募集をかけてくれると思います)、外飼いの猫が捕まらなかったのか、移動するのに入れるケージがなかったのか…

いずれにしても、島に残しておくのは危険だと思います。


一時帰島では、時間が限られているため要望を出すことを遠慮した方もいるとニュースで読みました。他にもすべきことがいろいろあることはわかりますが、動物たちは命がかかっています。手遅れになっては一生後悔することになってしまいます。飼い主様もどうかあきらめないでいただきたいと思います。


現在、残されたペットや家畜の救出について検討がされているとのことですが、大切な命ですから、できるだけ早く善処していただきたいと切に願います。


もう2度と、動物たちが餓死するようなことがありませんように、飼い主さまと動物たちが共にいられるように、そして1日も早く帰島の見通しが立つように祈ります。