口永良部島関連記事5/30 ペットと一緒に避難も/「農家は牛残したまま」 避難長期化に不安の声も


口永良部島関連記事5/31① 家畜残し避難 支援策検討/「家に置いてきた猫が一番の気がかり」


口永良部島関連記事5/31② 残る犬5匹、猫26匹、牛50頭前後/災害時ペットは原則同行避難です


【更新】口永良部島関連記事6/1① 一時帰島 家畜に餌・水、猫2匹持ち帰り/牛の島外移動も視野に


口永良部島関連記事6/1② 「長期化するなら動物を処分したい」/避難所のペットの状況


口永良部島関連記事6/2 島外でのペット一時預かりについて/被災者さまへの重要情報掲載の壁新聞


【更新】口永良部島関連記事6/5 犬猫4匹を連れ帰り。再会に笑顔/残された牛60頭移す検討




残された動物たちの状態がとても心配です。

すでに餌が尽きているであろう小屋の中の豚さん、つながれたワンちゃんは…

火山の様子を見ながら、なんとか保護に入ることはできないものでしょうか。

このままでは、また福島の惨状が繰り返されることになってしまう…。




日本農業新聞からです。

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=33562


牛60頭 どうなる餌は、登記は・・・「連れ出したい」 口永良部島噴火1週間


(2015/6/6)


 全島避難を余儀なくされた鹿児島県・口永良部島の新岳噴火から5日で1週間となった。避難した畜産農家の気掛かりは、島に残されたままとなっている放牧牛60頭。子牛は生後6カ月以内に島外で個体の確認作業をする必要があり、農家は「早く一時帰島して連れ出したい」と気をもんでいる。

 口永良部島は畜産が主な産業。2013年までは島内にせり場があり、島で育った子牛がせりに掛けられていた。現在は4業者が計60頭を放牧。子牛は生後3カ月まで畜舎で育てられた後、屋久島の牧場に移され、生後10カ月で同県の種子島でせりに掛けられる。

 口永良部島の湯向地区で30年以上、夫と2人で畜産を続けてきた山田ヨリ子さん(71)は、毎朝7時に11頭に餌を与えていた。時間になると、呼ばずとも牛は集まって来る。噴火が起きた5月29日の朝もいつもと変わらなかった。「またあしたも来るからね」と声を掛けたが、姿を見ないまま避難せざるを得なかった。

 子牛は生後6カ月以内に親牛の情報や生産地などを確認する「登記」の作業が必要。6カ月を過ぎると登記書が発行できなくなり、「和牛」として扱われず落札価格が5分の1以下になることもある。島にいる子牛13頭はいずれも登記が済んでおらず、荒木耕治屋久島町長は一時帰島の際には子牛を優先して連れ出す考えを示している。しかし、JA種子屋久の益田達矢屋久島支所長は「限られた時間では、放たれた牛が見つからない可能性がある」と危ぶんでいる。


~転載以上~



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