テーマ読み「桜特集」まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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そもそもは建築探偵の読む順番を検索していて
翠香さん
のブログにたどり着いたところから始まった。
ちょうど探していた「桜闇」のレビューに
「桜特集」と書いてあって、後にその意味を理解して、
mokkoも真似してやってみることにした。

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大好きな桜井京介が出会いの場を与えてくれたと思っている。
v(〃>∇<〃)v
翠香さんはミステリ読みなので、6作ピックアップしてました。

【桜姫】
【桜さがし】
【桜宵】
【桜闇】
【狂桜記】
【葉桜の季節に君を想うということ】

5作品被ってる(○ ̄m ̄)
mokkoがピックアップした本は11作品です。
条件は、文字にして2~3文字のジャンル無視。
おかげで普段は絶対に手に取らない作品やら
知らない作家さんの作品も読むことができたし、
好き嫌いを別にして、読み物としては当たりだったと思います。
たまにはこういうテーマ読みというのも楽しいかもしれない。

来月は翠香さんが、新しいお題をくれるというので
期待と不安に胸を震わせながら待ちますv(〃>∇<〃)v




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『桜さがし』


現在作家の元教師と

教え子4人の青春恋愛&

ちょっぴりミステリな

連作集。

『桜宵』


「香菜里屋シリーズ」 連作短編集
亡き妻の手紙だけを頼りに、

ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。
妻から工藤に託されたプレゼントとは?

『桜姫』


桜とは関係ない作品ですが
切なさ全開。
胸キュンモノ

歌舞伎シリーズの第三弾です。

『桜雨』

苦手な作品だけど
読み物としては良い。
女の執念と執着の時代小説。

『雷桜』

榎戸角之進と瀬田村の庄屋家族と
1歳になる前に掠われた遊の
壮大な時代物語。
10月に映画公開予定。

『桜闇』

「建築探偵 桜井京介の事件簿」 短編集
十六歳の日の忘れえぬ事件
拉致同然で連れて行かれた邸宅。
冬の枝垂桜の木。突然降ってきた死。

あの人との再会・・・
これだけを先に読むのはお勧めしません。

『抱き桜』

二人の少年のひと夏の出会いと別れ
そして大人たちの人情と愛情を交えた
家族小説

『西行桜』

3章それぞれのキャラが違う
キャラ萌えホラー短編小説

『夜叉桜』

「弥勒の月」の続編
捕り物系の哀感溢れる時代小説
弥勒の月を読まないと
面白さは半減します。

『狂桜記』

金持ちの異様な家族の崩壊物語。

『櫻守』

ひたむきに桜を愛し、桜を守り
育てることに情熱を傾けつくした
庭師・弥吉の生涯と、木造建築の
伝統を守って誇り高く生きる
老宮大工を描いた作品。



で・・・何が良かったか?ですよね・・・(^◇^;)
これはモノスゴク迷います。
だって、ほぼ全てが当たりですから。
主人公が嫌いで、読んでいて苦痛な作品もありましたけど
読み物と考えた場合、結局は読まされましたから・・・


桜井京介ファンということでいうなら
「桜闇」は絶対に外せない作品です。
だって、京介が・・・するから(/-\)

切ないモード全開なのは「桜夜叉」
キャラ萌えなら「桜夜叉」の清之助と「西行桜」の世阿弥と闇源氏。

余韻の残る壮大な物語としては「雷桜」「抱き桜」「櫻守」
ゲッソリ疲れるけど読まされたのは「桜雨」と「狂桜記」
サクっと読めるのは「桜宵」「桜さがし」「西行桜」「桜姫」

一番を決めるんだっけ? (* ̄∧ ̄*;)ウーン

壮大な物語で、最後泣いちゃったから「雷桜」にしよう!

恋愛部分を強調するようなアラスジだけど
恋愛部分はかなりサラっと流してますよ。
榎戸角之進の語りで始まり、終わるんだけど
最後の一言で、ダーっと涙が流れす。

ってことで、桜特集の中では「雷桜」が一番でした。
ほとんど無理やり( ̄▽ ̄;)ゞ
でも面白かったぁ~v(〃>∇<〃)v