迷子の大人たち2

~もしもエエ加減な男が農業を始めたら~「池田なません」の【ニワトリノニワ】農場経営者池田司が送る、脱力系テキトー農業日記


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いつの間にかブログのエディタが変わって丁度いい文字サイズがなくなってしまったようだ。てことで老眼向きの文字(大)で勘弁してくだされ。。

 

じゃ、新しいやつ。

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 


いつも有り難うございます。
突然ですがアニマルウェルフェア(AW)という言葉はご存知かと思います。ここでいうアニマルとは家畜のことで、日本語では動物福祉と訳されるのですが議論の対象は家畜のみです。

 

例によって欧米は動物愛護的なこのような動きの先進国で既に畜産物の販売レベルでの制度化もなされ、基準をクリアした飼育方法の畜産物に関してはAWフードのラベルを添付して良しということで畜産企業も差別化を図るための制度導入が盛んになっているらしいです。


さて。私自身はこういう動きは苦手です。何故ならまるで動物を擬人化して可哀そうだなんて言ったってどうせ食べちゃうくせに、みたいなアイロニーがあるからです。しかも欧米は肉食文化が根深い訳で・・・。


そんなことを思っていたのですがついこの間、今年の5月にアニマルウェルフェアフードコミュニティジャパン(AWFC JAPAN)というのが日本でも設立されて、知り合いの大学のセンセが創立の世話役になっていることから私にもお声が掛かりました。お前のところはまさにAWの考え方に沿った飼育をしているじゃないか、と。

 

色々悩んだのですが結局はメンバーに入ることになり、先日HPに載せる農場の紹介文として代表者のメッセージを書いてくれということになりました。私の性格として嘘は書けないので何とも苦しい文章を書くことになってしまいました。以下、掲載されるかどうか分かりませんがそのまんま転記して苦しい胸の内をお察し頂ければと思います。

 

<代表メッセージ>
ここでこんなことを書くと水を差すようで心苦しいのですが私の正直な考えを述べます。
家畜を何となく擬人化して可哀そうとかいうのであれば、私はアニマルウェルフェアの理念に100%賛同しているとは言えません。鶏が幸せかどうかなんて人間である私にはほとんど分かりません。そもそも幸せとは何でしょうか?


お金をたくさん持つことが幸せな人もいれば健康なら幸せと思う人もいる。また例えば、幼い頃泥まみれで遊び大地の様々な雑菌に触れ、大小の病気に罹患し、その経験よってアレルギーを起こさない正常な免疫力を獲得するのが幸せなのか。或いは昨今の日本人のように無菌的に、まるでクリーンベンチの中のように清潔な環境でキレイにキレイに育てるがために自己免疫力が暴走し、たくさんのアレルギーを持って生きるのが幸せなのか。


人類は自分にとっての幸せすらきちんと定義できていないのだと思います。幸せの定義、快適の定義に万人(種)に共通するものはなく、また普遍性もないのではないでしょうか。だとすればアニマルウェルフェアの基本概念 “人も動物も満たされて生きる”の「満たされて」とはいったい何なのか、誰の定義・尺度なんだろうかと疑問に思えてきてしまいます。

 

では何故私はこの会に参加しているのでしょうか。それは考え方や理念に多少疑問があっても目的とするところが同じだからです。その目的は放し飼い養鶏の普及ということです。


私が放し飼いという飼育方法にこだわって養鶏を始めたのは低迷する日本の食糧自給率を危惧したからです。自給率を上げるためには農業の大規模化を推し進めるか、あるいは農業人口を増加させねばならない。

 

しかし農業の大規模化がもたらす暗い未来は容易に想像できます。人手を補う機械化、それによる化石燃料の消費、大気汚染、更に農薬による環境汚染、生態系の秩序崩壊等々・・・。


畜産で考えると農薬はワクチンや抗生物質漬けで飼育することに値します。病原菌に人工的な手段で抵抗すること。しかし病原菌はライフサイクルが早いが故に遺伝的な進化が早いのです。

 

つまり耐性菌が発生しやすい。これでは毎年変異型インフルエンザに怯える我々人間の姿と同じではないですか。そんな危うい農業を未来に残すわけには行かない。


ところが宇宙が奇跡に奇跡を重ねて創造した生命は己の内に自己免疫力という素晴らしい能力を有している。鶏の場合、その能力を発揮させるのは、太陽の光・様々な微生物を含む土・温度変化のある環境、そして運動すること、即ち放し飼いという生産効率の悪い飼育方法であると考えたのです。


また、放し飼いは家畜の自由度を広げることでもありますが、外敵など命の危険をはらむ恐怖や少なからず雨風雪など荒々しい自然の変動に晒されることでもあります。これが本当に動物福祉なんて言ってしまって良いものでしょうか。


私の結論を述べます。人間の食料自給率の向上を目標とし、人間のために100年先も安定して残る養鶏を、と考えた場合、放し飼い養鶏がいいんじゃないか、と。従って理念が完全に同調しなくても放し飼い養鶏の普及という目的においてアニマルウェルフェアに賛同しているのです。

 

 

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やっ、うっかりしてまたブログ放置してしもうた。

 

とはいえメンドくせーから例のシリーズの先月のやつ、コピペーして焼き直し~♪みたいな感じでヨロシクね♡

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

今朝(10/10)は秋らしくとても涼しいので久しぶりに長袖を着ても一枚じゃまだ寒い感じです。

 

寒いといえば。人間は絶対的な温度で寒いと感じる訳ではなく、温度差で寒いと感じるらしいです。例えば25℃は絶対的に暖かい訳ではなく昨日まで20℃しかなかったとすれば25℃になれば暖かいと感じ、逆に昨日30℃から25℃に低下したら寒いと感じます。

 

まさに今朝がそんな感じで寒いです。ま、実に当たり前の話ですが。

 

寒暖差に関して面白いデータがあります。業界では常識ですが、コンビニのおでんが最も売れる時期は真冬ではなくて今時分の朝晩がちょっと冷えてきた、というような秋口です。

 

前日との気温差が大体5℃くらいあるとおでんがよく売れる。これはコンビニ最大手のセブンイレブンが初めに気付いたことです。彼らは業界に先駆けてデータ分析からモノの販売動向を掴み確実に売り上げを伸ばしてきました。

 

その他のコンビニはセブンの後姿を見ながらモノマネしているに過ぎません。私が販売と経営の勉強をさせてもらった当時業界第2位のローソンも同様です。

 

販売動向についてもう一つ面白いデータがあります。それはコンビニで弁当が一番売れる時期はいつかという問題。正解はなんと年末。しかも会社が御用納めになる2-3日の間です。もちろん店舗によりけりで平均値です。

 

理由は幾つかあるようですが、まず一つは会社の社員食堂が御用納めに先駆けて休みになってしまうこと。もう一つは年末までに仕事を完了するため、御用納めまでの数日残業続きで夕食に飲食店ではなくすぐに食べられるコンビニ弁当を買い仕事をしながら食べるため、などと推測されています。

 

この販売動向もまずセブンが掴み、年末に弁当セールを実施。他社はセブンの弁当セールを偵察して何故こんな時期にセールを?と考え、同様のセールを追従する。

 

コンビニだけでなく、小売業界はケーキやウナギなど催事モノの予約ノルマなんかがあって社員は泣く泣く自分で2個も3個も食べたりとか古い体質が残っておりかなり疑問がありました。

 

しかしセブン流の、データから真実を発見し常識を覆すような手法は小売り業界では革新的でした。そう、それは遺伝子配列からパターンを発見しその機能を見つける、というバイオ業界に似ているかも知れません。

 

コンビニのみならず全ての業界でデータ収集、分析、実行という戦略がルーチン化し、また自動化、AI化が進められ人は仕事を失う、などと言われています。

 

実は遺伝子研究の世界で私はまさにその流れを実現しようと画策していたのです。研究の世界は、頭脳労働は僅かで実はそのほとんどの時間が地味で単純な手作業=肉体労働であることに疑問を持ち、私は博士課程には進みませんでした。従って世間的にアカデミックの人々が優秀である、という評価には私は著しく疑問です。

 

AI化のメリットは妙な先入観や常識を持たないことだと思います。だから研究もAIの方が向いていると言えます。僅かな頭脳労働もAIに奪われるとすれば研究者の社会的価値は今後数十年で地に落ちるかも知れません。

 

教授の言うことが絶対、な狭くてまさに動物園の猿山のような・・・とか言ったら叱られるでしょうねぇ。。

 

 

 

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今年の5月1日にニワトリノニワにやってきたちっちゃいものクラブ第一号は隣町の宿毛市からやってきた。



なんでも親猫は半野生的にお外で飼われていたらしくこの子らもココに連れて来られるまで人間というけったいな動物を見たこともなく・・・

指を出せばネコパンチがぶっ飛んでくるわ、噛みついて来るわ、でまったく手におえず。上は移動用ハウスだけど常にこちらから一番離れた反対側にいるという警戒っぷり。

3日ほどこの中で飼ったけど一向に慣れる気配なし。そこでもうちょいオープンな檻に移動することに。



暗くて閉鎖的な中に居ると警戒心ばかりが育つ。全天オープンな檻なら動き回る人間にも次第に慣れよう。そして人と野生のネコが近づく絶好の機会であるエサやりを、この日から全て檻の外から僕が手で直接与えることに。

はじめは警戒していたが空腹から1日後には僕の指に挟まったエサを食べるように。子猫用の小さいペットフードを一個ずつつまんで与えていく。根気の要である。

初めはエサを出すと寄ってくる感じだったけど、次第に僕の姿を見たら寄ってくるようになった。



そろそろだな。

ここまでおよそ3週間。人間の手は安全であること、人間はエサをくれる親と同等の存在であること。これを覚えてもらう地道な作業。

そうして一か月後ようやく空ちゃんにご挨拶し、晴れてネコらしく放し飼いできるように。



こうして子ニャンコたちが晴れて自由の身になったその日、雨の中段ボール箱に入れられて彼らはやってきた。



柴犬と紀州犬の子で、エサをやりすぎなのかみんなぷっくりしていて日本犬の子犬らしくとても可愛い。

前から犬が欲しいと宿毛から通うスタッフのT君にお願いしていたのだが、なんと四匹も入っている。ああ、この中から何匹か選んでくれということだよね、とT君に「何匹くれるの?」と尋ねると、「全部です」

えっ?

僕は二匹くら欲しいと言ってたはずなんだが。しかしこの子ワンコたちは僕にもらわれないと三日後には保健所行きだという。そんなこと聞いたら全部もらう他ない、よね?

つーことで、子ニャンコの後に子ワンコたちが檻に入ることに。



いやぁ、しかしこれ4匹じゃ狭いなぁ。


続く。


あ、そういえば暫らく前から6月に入った新しいスタッフが僕のブログに先駆けて一足先にスタッフブログを更新してますので宜しければ見てやってくださいね。

ニワトリノニワ☆スタッフブログ




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三四郎を読んでいた。

先日ふと、かつて読んだ小説を読み返してみようなんて思い立ってアマゾンをテキトーに検索して数冊を大人買い。高校生の時、模擬試験に行った休日。昼飯代としてもらった500円。古本屋で小説3冊と交換し心の飢えを満たした・・・

小説を読むのは恐らく20年ぶりだろうか。社会人になってから小説という誰かの空想の中に描いた非現実に物足りなさを覚えて以来ずっと架空の世界に身を置いたことはない。

漱石にはまっていたのは中学生の頃。だからおよそ30年ぶりということになろうか。振り返ると、あの頃異性に対して自信のなかった僕は漱石のややナルシストな恋愛感に憧れていたのかも知れない。


と、まぁ9月になったんで。

おもむろにブログを再開してみようか、と。なんつって9/1から始めない僕はテキトーだなぁ。中断してからずっと再開の機会を伺っていた訳だけれど思うようなきっかけなんぞ見当たらず。

ブログのファンだという何人かの変態さんからは復活を、の声を頂いており多分に申し訳なく思ったりしており。。

そういえばブログを止めてから気づいた副作用は、考えを深める癖がなくなりつつあり、日常の雑事に思考が溺れていく切なさを感じていたこと。

・・・・ともかく一年前のあれから色々なイベントがあった。昨年までいたスタッフが全て入れ替わり、番犬や番猫らも新旧交代があったり、というか大幅に増えた。

そう、例えば5月1日。連休の真っただ中に二匹の小っちゃい奴らがやって来たりしてたな。



それ以外にも新たなメンバーが加わり少数精鋭のメンバーで新たなニワトリノニワとして新生している。変わらないのは先日44の誕生日を迎えたこのオッサンのみ・・・


高校を卒業し、熊本から東京に出てきた三四郎。初めての、都会で出会った可憐な淡い恋の相手、美禰子(みねこ)。二人の間の切ない合言葉が「
ストレイシープ

そう、迷子の子羊。 ということですね。


どれくらい更新できるか不明ですが、迷子の大人たち、再開しますか。

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秋晴れである。



10月に入りめっきり朝晩寒くなって、日中は澄んだ空気にやや弱まった陽が差し込む。



上の方に線が見えるのはスタッフS君に鷹対策、あ、ジャパネット・タカタ対策として釣り糸をチキンの運動場の上部に結んでもらったものである。

さて。

今年は食後に食べたフルーツの種を撒くのがマイブームであった。地元の産直市やスーパーで買ったブドウの種を芽が出たらいいな、と埋めておいたら一ヶ月くらいして芽が出ていた。



ネットで調べたところ果樹の種は概ね翌春に芽が出るとのことだったので意外であった。しかし何種類ものブドウをテキトーに撒いたので一体どんなブドウが実るのかはできてからのお楽しみということになる。

ああ、最低で3年後ということか・・・

今年スーパーに並んだのが数ヶ月遅かったプルーンの種もまいてみた。



生のプルーン好きなんだよな、芽が出るといいなぁ。


中国紀元前770年前の春秋時代の書、管子によると。

「1年先を見る者は穀物を、10年先を見る者は木を、そして100年先を見る者は人を植える」 という。

とりあえず10年先これらの果樹がどうなっているのか楽しみにしよう。そして僕のライフワークが100年先を見るという仕事。


ココ四万十に来て、終生のライフワークに取り組み始めてからこれまで5年間。親しくなれた人たちには僕の考える100年先の思想を植えてきたつもりである。


出逢ってから5年経つ彼らにも。



米農家タケちゃん夫婦と先日、秋の収穫を終えた慰労会に出掛けた写真。

彼らとは5年前農場を立ち上げる数カ月前に出逢い、何となく馬が合って以降ずっと付き合いがありこのブログもほとんど読んでくれたりしている。

だから彼らはきっと僕の考え方に共感してくれてるんだと思っている。そして僕がずっと取り組んでいるのが一番近くにいるスタッフへの思想の植え付け。

うちのスタッフの多くがこのブログを時折見てくれていてそれなりに共感して集まってくれている・・・ものだと信じている。


そのスタッフの中から更に芽が出て、実がなり・・・・






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ときに黒潮の流れる海を眺めながら。



しばらくの間。これまでのこと、そして今までに思いもしないことを
色々考えていました。



さて、農場レポート。

今年はオクラが良くできた。未だに花が咲き二日に一度は収穫できる。



オクラの種をまいたのは半年前の3月末のことだったか・・・



半年前か。なにやら僕にとって哀しい出来事があったのだったな。そして・・・

半年の間にその芽は大きく育ち茎を延ばし花を咲かせ蝶を呼び寄せ実を実らせ、枯れた。



枯れた実の中を見てみると。



タネが。

新たな命。半年もの時の流れは次への芽生えの元を産んでいた・・・


方丈記を思い出した。

ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
淀みに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて 久しくとどまりたるためしなし
世の中にある人とすみかと またかくのごとし


現代語訳:
川の流れは途絶えることはなく、しかもそこを流れる水は同じもとの水ではない。川のよどみに浮かんでいる泡は、消えたり新しくできたりと、川にそのままの状態で長くとどまっている例はない。この世に生きている人とその人たちが住む場所も、また同じようなものである。



海で。



この半年のことを思い出している内に私の頭の中には自然にある曲が流れていた。

その曲はビートルズの名曲、「Hey Jude


そういうことか。そうして、今にピントが合ったようだ。

よし、






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戦争法案、ぜったいはーんたーい♬

って、なんだろうね、アレ。SEALDs?およそ半世紀も前の70年安保(闘争)に便乗して起きた全共闘の柔らかい版とでも例えられるのかね。どうせラップするなら楽しくやろうや。

HIP HOP SHIT!  みたいに。20代で正義感振り回すなよ、と。

言っちゃなんだが、20代前半なんて徒党を組んでただ騒ぎたいだけ。自分自身を振り返ってみても思うけど20代なんて世の中のことなんにも分かっちゃいない。

それで分からないなりに何かに流されてお祭りのごとく騒ぐのか、或いはジッと真理が見えてくるまで目を凝らしているのか。

先日日曜の朝の番組で田原総一郎が言っていた「全共闘なんて訳も分からず参加してた」 そんなもんだろ。彼は今ではご意見番みたいに偉そうにしているが若気の至りでトンでもない人物だったのだ。

一方、僕が尊敬するエッセイストの畑正憲氏も同年代なのだが、彼は全共闘のバカ騒ぎに胡散臭さを感じ、一歩引いて生物の世界を見ていたのだった。

私は。

自分を知るための第一歩として生物を学んだ。その次には人間というものに興味を持った。そして進化を学んだ。更にその人間の見えない部分、心について学んだ。そうしたら世の中のことが少しずつ分かってきたのだ。

だが今でこそ世の中のこと、人間の心のことをある程度クリアに見えてきたのだけれど、僕自身のことを振り返って30歳の半ばまで世の中のことなんて漠然と捉えていたに過ぎない。

一般的な社会人は寿命に達するまでに、はたして自分のことですら、ちゃんと分かるのだろうか?

と、結構懐疑的に眺めている。



さて、僕の親は知ってるだろうけど、昔から何ごとも自分でやってみないと気が済まないタチだった。失敗することが分かっていても自分でやってみてその失敗を肌で感じることに意味があるのだ。

コレ、実感で分かる人いるのかね?


随分前のことになるが数カ月前、水泳同好会のオバちゃんがホームベーカリーで作った焼きたてのパンを持って来てくれた。

それがあまりに美味しかったので即刻ホーム―ベーカリーとやらを手に入れたのだった。自分で食べ物を作るということには商売柄お金を掛けることにある程度躊躇はない。

で、作ってみた。



材料は機械に合わせて販売されてる食パンミックスなるものと水とドライイースト。これを順番に入れてフタしてスイッチを押せば約3時間後に出来立てパンが食べられるのだ。

食パンミックスとやらが案外高くて一個200円くらいするのだが出来立てパンを食べられるのであれば決して高くはないと断言する。それだけ焼きたてのパンはウマいのだ。

ハイ、できましたよ。



食パンを買って食べるという方、ダマされたと思って試してみたらいい。3日目のごはんと炊き立てのごはんの差くらいあるから。


お次もハンドメイドな話題。

この春、地元のオッチャンに廃鶏のニワトリを譲ってからというもの温泉同好会のオッサンたちを中心に庭先養鶏ブームが起きている。

もちろん彼らは手造りの鶏小屋を作成する。



オヤジたちが集まってあーでもない、とやっている。

そして一個完成。



生活してくために廃材集めて作った僕から見れば何やら贅沢な鶏小屋に見えるのだが、老後の趣味としてその年にして初めてハンドメイドしてるのだからきっと楽しいのだろうよ。


さて、先日購入したクラシックギターの話。

調べて行く内に古いギターのビリビリ音の原因が弦を乗せるサドルという部分にあると判明したのでハンドメイドで修理してみることに。



このギターはオニュウのヤマハのやつ。一番左の白いのがネットで取り寄せた牛骨の未加工サドル。中央右の真っ白で弦がのっかてるのはヤマハのプラスチックのサドル。

おニューサドルは高さも高いし形も真四角なので棒ヤスリで削ってやるか、と。



で、暫らくゴシゴシやってみたけど一向に臨んだものにはならぬ。このためDIYで必須のサンダーにダイヤシャープナーを取り付けて機械でゴシゴシやっちゃうことに。



上のはヤスリで10分くらいゴシゴシしたヤツ。それをサンダーにかけると・・・



あっという間に削り上がり、角も丸く加工できた。



これを弦のしたに差し込めば終了。



機械に頼ったけど古いギターが新品に甦った。

ともあれ、おニューのヤマハでパッヘルベルなんぞを練習してみる。



さて、最後は温泉同好会のメンバーであり漁師のおっちゃんからココ四万十では柚子やカボス、スダチなどと同様に使われるブシュカンという固有種の酢蜜柑をたくさんいただいた。



なにに使おうか、と迷った挙句に辿り着いたのが地元産直市で買ってきたコレ。



ハマグリさんですな。これにブシュカンを絞って数滴垂らし、宮島で買ってきた丸大豆醤油を一滴かけて頂く。必ずしもハンドメイドでなくとも地元産のモノを美味しく食べるのが僕の夕食の醍醐味。


秋が更けて行く。







戦争がどうのうこうのというヤツ、いっぺん友達と本気で殴り合いの喧嘩してみたらいい。どうせ賢く「喧嘩はダメよ」なんてオカアチャンに諭されて言うなりに生きてきたんだろ。

本当の戦争の虚しさは友達をぶん殴った時に肌で知るものだ。




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今月のニワトリノニワ通信to梅原さんです。

たった今できたてホヤホヤのヤツをどうぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梅原デザイン事務所  梅原 真  様

いつも有り難うございます。

台風が通り過ぎたせいか、朝晩めっきり涼しく秋らしくなって来ました。私が高知へ来てから6度目の夏になりますが覚えている限りこれまでで最も短い夏になりました。高知の夏は長く9月いっぱいまでという認識でした。

しかし今年の台風は二つ一度にやってくるという特殊なケースが多いようです。余り関係ないのですが二つと言えば、人類を含めほとんどの動物は同じ器官を概ね左右に二つ持っています。例えば目や手や足ですね。

これは左右対称性と呼ばれおよそ5億5千万年前のカンブリア紀に獲得された形質と言われます。この時期は生物学的にカンブリア爆発と呼ばれる時期で生物種が爆発的に増加したことが知られております。

その時期に急激に発展したのがバージェス動物群。代表的なものは良く知られる三葉虫です。このバージェス動物群はその後更なる大爆発を遂げる昆虫の祖先である節足動物を生み出します。

そして進化上、このバージェス動物群以降に見られる特徴がまっすぐに進むということ。つまり左右に対象であり同じものを二つ持つということはまっすぐに進むためのバランスを保つのに重要な特質という訳です。

同じものという訳ではありませんが、世の中には二つで対称なモノがたくさんあります。光に対して陰。北に対して南。+に対して-。男に対して女。そして戦争に対して平和。

いずれも宇宙がまっすぐに進化するために必然であり、かつ必要な存在であるように私には思えるのです。








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ついにその日が来たのだな。

ま、それはさておき四十過ぎのオッサンにお誕生日プレゼントの続きがあった。漁師のオッチャンからデッカイお魚さんのプレゼント。



ちゃんと沖で首折って絞めてます。これ、なんだか分かりますかね。地元じゃビンタと呼ばれてる。

元気があれば何でもできる!」のビンタじゃないですよ。正解はキハダマグロの子供。言うても50センチはあるけど。

刺身で食えや、と持って来てくれたので早速さばいてみた。



しかし、半身さばいたところで刺身としては充分だったので残りをどうするか・・・と考えたものの特に案が浮かばなかったのでそのまま全部お刺身に、カッツ!



うん。うまそうだけど、量多いよ。

しかし、このキハダマグロの子供の旨さは想像していたものと違った。マグロなんてもんじゃあない。見た目はマグロよりハマチみたいだけど、ハマチなんかとも比べものにならん。

もちもちのプリプリだ。

早速翌日食べた感想をオッチャンに伝えると、「一日目は20代のギャル、二日目は40代の熟女の味。それはまさにテクニシャンじゃ」

ん?

そ、それはまさか一日目の刺身は新鮮ピチピチでもちろん旨いけど二日目は熟した別格の旨味がでるということですかね?ヤーダ、ボクうぶだからわかんなーい。

つーことで二日目のビンタはまさに熟した旨味を醸し出していたのだった。わ、分かってしまったボクは罪でしょうか。


さて、最後のプレゼントは自分からのプレゼント。

最近、高知に来る前に購入した一万円ちょっとの安物クラシックギターの調子が良くなくて6弦がビリビリ雑音が大きくなっていた。

そこで経営黒字化二年目をお祝いする意味でもちょっとだけレベルアップしてヤマハのヤツを購入。アマゾンで5まんちょっとだった。



初心者用のなんだか分からんヤツと違ってヤマハのは低音から高音までの音の安定性がバッチリだ。うーん、いい音だ。もうちょっと修行するかな。


さ、そして本日。いよいよその日がやってきたのだった。



出版企画書のエントリ。いわゆる作家活動の開始。


エヘン、これからは書生とでも呼んでもらおうかね。



ついに始まるよ。






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先日収穫したトウガラシ。

スタッフにも分けたんだけど、あんまり欲しがる人もいなくて尚たくさん余った。喜々として持ち帰ったのは辛いモノマニアの出荷担当N氏とTちゃんくらいのものであったのだ。

折角の自家栽培の初トウガラシ。無駄にはしたくないと急きょ自家製タバスコを作ろうと思い立つ。そこで一心不乱にトウガラシを刻み始めたのだが・・・



全部刻んだら1.5Lのペットボトルに1/3ほどあった。つまり500㏄分トウガラシという訳だ。この後砂糖少々、塩少々、オリーブオイルの代わりにグレープシードオイルを少々、そして酢を加えて自家製タバスコの完成。

実は辛いモノ苦手なのだ。学生だった頃は激辛盛岡冷麺なんてのを競って食べたこともあったのだが辛いモノを食べた後にほかの味覚が一切消失することから辛いモノが苦手になってしまったのだ。

そのせいかどうかは知らぬが、トウガラシを刻むのに添えた左手が一日中ヒリヒリ。プールは良かったがサウナは入って1分で火傷の痛さ。

トウガラシ刻む時は注意してくだされや。


さて、先日のボクの誕生日。こんなオッサンの誕生日にもプレゼントを頂いたので紹介しておこう。まずは事務員L子がくれた、大人の飲み物。



僕の好きなプレモルとパッションフルーツのチューハイ。色々考えてプレゼントしてくれたんだな、ありがとよ。

お次は誕生日が僕より一日早い地元産直市の元気な女子(?)からは清流で獲れたツガニ(モクズガニ)を山ほどもらった。



この子は地元で唯一ニワトリノニワの卵を置かせてもらっているサンリバー四万十の店員だった頃(3年前くらい)からの知り合いで、今では僕がよく行くその姉妹店の産直市で働いている。

僕の妹と同い年ということから勝手に妹みたいに思っている。そういや元スタッフのA子なんかも妹のように可愛がっていたつもり。ま、彼女らにしてみりゃわからんだろうけどな。

僕の思春期の葛藤の中で実の妹をちゃんと大切にしてあげられなかったことへの懺悔の気持ちが彷徨っているのだろうな・・・


そしてこの季節、地元の漁師からはメジカ(ソウダガツオ)の新子を頂いた。



これにポン酢とこの前もらったレモンを絞って酒のツマミに美味しく頂く。

更に違う温泉同好会のオッチャンからは趣味で作ってるブドウを。



このオッチャンは凝り性。サウナで一緒になる度にブドウの栽培ノウハウについて語り続けるので毎度後半は意識が朦朧として何言ってるのか理解していない、ことはナイショだ。

そのおっちゃんが、2mくらいまでは側枝を生やすな、と言うので今春植えたうちのブドウの苗木は今こんな状態にツルツルにカットしてある。



実をならせるのは最低でも3年目から、らしい。うん、気長に待つよ。


ところで。

前回のブログにある方からコメントを頂いた。その内容に全く身に覚えがないので激しくショックを受けたのだった。そのコメントとは、社員をブログで呼び捨てにするな、というもの。

ブログでスタッフを呼び捨てにしたことなどあったろうか?

一見批判的なコメントに見えるのだが、この方は例の3年半前のプロフェッショナルの放送の頃から僕を応援してくださっていたので悪意があるとは思えない。きっとただ単に注意をしてくれているのだと思う。

この方が言うには、A 子、L子、ナルケン等々が呼び捨てになるのだという

うん・・・全然理解できない。これは価値観が大きく異なっているということではないだろうか。もし、この価値観を理解し自分のものとして吸収できたなら・・・

多くの方はこのような価値観の相違を、単に異質なものとして排除し敢えて理解しようなどとは思わぬものだと思う。でもそれでは例えばISIL(イスラミックステート)が排他的に中東で暴れているのと大差ないのだと思う。

日本はわずか百数十年前に明治維新を経験している。鎖国で閉じており切り捨てゴメンと言っていた文明が当時全く理解不能で異質な機械文明であるリーガルマインド(西洋文化)を取り込んで現在の日本に至るのである。

即ち全く異質なものを取り込んでこそ文明の飛躍的進化、パラダイムシフト(価値観の大変革)が起こる、ということを既に我々は経験している訳だ。

現在の日本人の思考は幕末の鎖国のごとく意図せず閉鎖的になってしまっていないだろうか。経済こそが幸福をもたらすという資本主義的な幻想。

それは文明開化と呼ばれ百年ちょっと前に西洋からもたらされた価値観。

そんな古びた思想を未だに盲信していて良いものだろうか?僕たちがこれから果たさねばならないのはカネに頼らぬ幸福感の樹立ではないのか。

そのためには価値観の全く異なる、いわば理解しがたいものを受け入れる柔軟さが必要である。その先に必ずパラダイムシフトが訪れるのだ。









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