ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2023年7月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

もうじき夏休みですな。
 
いや、50過ぎたオッサンに夏休みはないんだけれど・・・いや世の中の50過ぎのオッサンのほとんどが夏休みあるじゃねーかよ。そーかよ、夏休みねーのは少数派かよ。
 
ま、夏休みと言えば上野公園を真っ先に思い出す。小学生の頃、確か一回だったけど。夏休みに上野公園にある国立科学博物館に連れて行ってもらった記憶が鮮明である。
 
特別展として恐竜の特別展示が開催されていた。まだ幼い私が見たその巨大な骨のインパクトと言ったら。こうして40年も記憶に鮮明に残っているのだから子供の頃の夏休みの体験は貴重である。
 
 
さて、いつものヤツ。7/10に書いたものです。
 

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梅原デザイン事務所  梅原 真 様 

 

いつも有り難うございます。

まったく暑いですねぇ。暑いと言えば私は数年前に帰省した際にぶらっと寄った相田みつを美術館を思い出す。久しぶりの都会のいやぁな暑さと人いきれで東京駅周辺をげんなり歩いていた時。思わず目の前に現れた「相田みつを」の文字に気づけば涼しげな館内に吸い込まれていたのだった。

 

あの清涼感と言ったら。増々相田先生が好きになったことでした。ま、そんなことはさておき。九州ではまだ大雨が続いておりますが高知の天気予報は見渡す限り晴れマーク。少なくとも高知に限っては梅雨明けしたようです。

 

梅雨明けすれば当然のごとく南獄、いや南国の高知は連日34℃にもなる猛暑が続いております。にもかかわらず私は毎日更に暑いサウナに1時間以上も入り、あろうことかこの炎天下、週に34日も日差しを遮るものがない四万十川の河川敷ゴルフ練習場を浮浪者のごとくカートを引きずりながら徘徊している訳です。まさにヘンタイですな。

 

いいえ。猛暑の中、四国を歩いて回ったお遍路で得た、生きることの意味・実感を文明社会で敢えて味わおうとしているのです、と言ったらカッコいいんじゃなかろうか。ともかく乾いたら飲む、死ぬほどの空腹を満たす、のが生きている実感、即ち本来の幸せだと思うのです。それにはちょっと身体を痛めつけなきゃ。て、やはりヘンタイなのか?

 

さて、サウナと言えば。常連のサウナ仲間に若い頃ボディビルダーだったと言うオッサン(推定62歳♂)が居ります。現在はどう見てもミシュランのマスコットキャラクター(通称ミシュランマン=ムッシュ・ビバンダムというそうです)を更に横に引き伸ばしたような体型でお世辞にもカッコいいとは言えませんが。

 

で、その彼はひとたびサウナに入ると30分以上も出てこない。従ってサウナ仲間から変人の噂が絶えません。我々凡人は長くて12分計一周分しか入っておれないというのに・・・そんないぶかしさを晴らすべく物怖じしない私が代表者として声をかけた結果、元ボディビルダーであることが判明した訳です。

 

若い頃(二十歳前後)ボディビルの減量でサウナスーツを着て1時間以上も己の美と向き合っていたこともあり、ただ風呂上がりに冷たい飲み物(現在はノンアル)をぷはーっと飲みたい、という我々凡人とは我慢の限界がケタ外れ、ということなのでしょう。

 

減量と言えば。

 

先月のボクシング、WBAスーパーフライ級の井岡一翔の試合で元チャンピオンのジョシュア・フランコ選手が減量に失敗し前日の計量で3㎏もオーバーして王座を剥奪された上に失笑を買う、なんて珍事件がありました。

 

取り囲んでいた報道陣からは失笑が漏れ永久追放だ、なんて声もあったようですが。私はもっと大らかでもいいんじゃないか、と。

 

ストイックに思いつめて何かを完璧に成し遂げる人は尊敬されるだろうけど近寄りがたい。でも時々己の欲に負けて失敗しちゃう人は憎めないし親近感が沸くというもの。

 

だって、「にんげんだもの」 

 

 

 

 

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