こんにちは、まどか相続相談センター(大阪・兵庫)の行政書士のまえだあいですニコニコいつもありがとうございます音譜

 

(※初めましての方はぜひこちらをご覧ください。ブログに対する私の考え方を記載しております)

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誰も知らない④~戸籍収集~ 

誰も知らない⑤~債務調査~ 

誰も知らない⑥~相続放棄のタイムリミット~ 

誰も知らない⑦~不動産の調査~ 

誰も知らない⑧~財産調査結果~ 

誰も知らない⑨~相続税で半分も!?~ 

 

前回からの続きです。

相続をするか放棄するかの判断がつかないうちに家具家財を処分してしまうと、後々債務が見つかった際に債権者から「財産(家具家財)を処分したのだから相続放棄はできない」と指摘されかねないのであまり触らないようにしています。

(もちろん明らかなゴミや生ゴミなどは処分しても大丈夫です)

 

さて、相続放棄の心配がなくなり、相続税の申告期限が迫る中、遺品整理業者さんにゴミ屋敷の掃除をお願いすることになりました。

 

 

 

遺品整理は、不用品処分や引っ越しとは作業が異なります。

貴重品や故人の思い出の品を仕分けしながら、清掃(孤独死現場なども)し、ゴミを処分するなど、現場により仕事が多岐にわたります。

 

少し前に、ニュース番組などで悪質な遺品整理業者のトラブルについて取りざたされていました。

法外な料金を請求された、貴重品のネコババにあった、不法投棄されていたなど、消費者センターへの相談件数も多くあるそうです。

 

信頼できる業者さんをどうやって見極めたらよいのでしょうか。

 

一つは、きちんと許可を取っている業者かどうかです。

産廃の許可証を見せてお客様を安心させている業者がありますが、

遺品整理から出るゴミは産業廃棄物ではなく家庭ごみ(一般廃棄物)です。

そのため、必要になってくるのは一般廃棄物収集運搬業及び処分業です。

 

信頼できる業者さんは、この許可を持っている、または持っている業者と提携しています。

 

悪質な業者は、実は不法投棄をしている場合もありますのでご注意ください。知らず知らずのうちに不法行為に加担してしまっているかもしれません。

 

二つ目に、資格があるかどうかです。

「遺品整理士」という民間資格があります。

実務以外にも倫理的な部分や関係法令についても学び、一定の基準を満たした方が資格を取得することができるそうです。

 

また、最近では遺品整理という言葉の他に生前整理という言葉も聞かれるようになりました。

遺された親族に迷惑をかけないために、元気なうちに業者さんと一緒に整理を行うことだそうです。

生前整理の場合は、1日にばっと終わらせるというより、お客様とコミュニケーションを取りながら、お部屋ごとに少しずつ進めるというやり方をしてくれる業者さんもあります。

お部屋が片付くと、自宅内での転倒など事故のリスクが減り、長く自宅で元気に過ごせるようになるそうですよウインク

 

次回は思い出の品から叔母様の人生を読み取ります。

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