こんにちは、まどか行政書士法人のまえだあいですいつもありがとうございます
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前回からの続きです。
依頼者である弟さん、号泣しながらもぽつぽつと過去のことを語り始めました。
お兄さんに会えない、恐い、という依頼者さんの気持ちがようやく分かりました。
弟さんは物心ついた時から母親のお兄さんに対する態度がおかしいということは分かっていたそうです。でもその幼さゆえに当時は理解が出来ず、結局何も言い出せないまま、お兄さんは出て行ってしまいました。
自分たちが異母兄弟であることを知ったのはずっと後のことですが、自分が生まれたせいでお兄さんの居場所を奪ってしまったと、幼心にずっと思い込んでいたそうです。
お兄さん自身は、弟さんに対して全く恨んでなどいませんでした。
むしろ、居場所も告げずに出て行き、家族の縁を切ってしまったことに対して負い目があり、弟さんに会えるなら会いたいと思っていたようです。
相続手続きや遺言書作成の仕事をしていると、(血が繋がっていようといまいと)崩壊してしまったご家庭を目の当たりにすることは多くあります。当人にとって本当に辛い話であっても、本当の気持ちを聞かないままに手続きを進められないこともあります。
⑨へ (あと1話です)
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