Nagual (ナグァール)の定番リング 大きな石が入ったシャーマンリングです。
シャーマンとは風や森や光や星等 自然から力を得て、癒しや霊的な能力を発揮する呪術師。
特に中南米には古来から現在まで実際に多くのシャーマンがいます。
ナグァールは南米のマヤ文明から多くのインスピレーションを受けたブランド。
そんなシャーマンが祈りを捧げる時に着用する装飾品をイメージしたリングです
これは1998年のデザイン。
この頃、ナグァールのデザイナー=ジョセフはスプリングシルバーという素材を使っていると自ら語っています。
スプリングシルバーの詳細は明らかでないのですが、想像するに7,5%の割金(わりがね)に何か特殊な物を使っているんだと思います。(※アクセサリーに使われるシルバーの多くは強度を上げる為 92,5%の銀と7,5%の割金と呼ばれるその他の金属との合金が使われています。)
その質感は通常のスターリングシルバー(925)よりも輝きが繊細でマットです。
そして使い込んでいくと石のような質感になります。
サイドにはナグァール独自の紋章のようなデザインが施され、トップの石の入っている台座は大きく前に前に飛び出ています。
このようなマヤ建築からインスピレーションを受けたとも言ってましたよね
この構造により、石を更に大きく魅力的に見せてくれています。
内部は透かし彫りになっています
大きな4方向の穴から十分な採光がとれる為、着用している時でも石が美しく輝きます。
この緑の石はモルダバイト(Moldavite) (※ナグァールではモルディバイトと表記)。
過去には隕石と言われていましたが、これは隕石ではありません。隕石関連物質という鉱物です。
この石は1300万年~1500万年前(書籍により非常にアバウトです 笑)にチョコのモルダブ河周辺に流星群が振り注いだ時、その隕石の衝撃や熱で地球上の鉱物が変化した物です。
通常、こういった石はテクタイトと言って黒光りする石なのですが、この時の物は深い緑色に輝き、モルダバイトと呼ばれて珍重されています。
鉱物業界では7,8年前にこのモルダバイトが非常に盛り上がり いたる所でこの石が取り上げられました。モルダバイトフェアとかやってました笑
その為、人気 知名度、価格とも一気に上がるといった現象があったのですが
それ以前からこの石に目を付け、多くのアイテムで使用していたナグァールは流石としか言いようがありません
ジョセフもこれはかなりお気に入りらしくずっと愛用してましたよね。
彼の場合は薬指にしてました。
ジョセフに逢った際、彼のリングと合わせたりして遊んだ懐かしい記憶があります。
もう一つジョセフとおそろいだったリングにこれまたモルダバイト入りのゴールドのマントラリングがあるのですが・・・今は手元にありません。なくしました・・
このリングは大と小があったと思います。
石はモルダバイト、アメシスト、オブシディアンがあったのですがやっぱりモルダバイトをオススメします。
正直、最近はずっとケースで眠っていたのですが、この記事を書きながら眺めてるうちにまた魅力に気付いてしまいました。
ブログで記事にすると気持ちの中でいろいろと整理できると同時に、その魅力を自分の中で再確認できたりもします
ブログを読んで下さっているみなさま、本当にいつもありがとうございます。
と、同時に無くしたリングの事も思い出してちょっと鬱にもなりました・・(笑)はぅぅ・・
マントラリングが戻ってくるようにコレ着けて祈りたいと思います・・
大須のロー○ン・・・戻っておいで・・・俺のマントラちゃん・・・ジュゲムジュゲムごこうの・・・
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