澄んだ青が魅力的な稀少石 ラリマー
ラリマーというのは俗名で、鉱物的にはペクトライト。
ラリマーという名は鉱物商人が自分の娘の名前=ラリッサとスペイン語で海を意味する=マールを合わせて名づけた名前です。なんとも素敵なエピソードですね。
産出地はカリブ海のドミニカ共和国の小さな村、ただ一箇所。
鉱物として市場に出始めたのも1974年と非常に新しい石です。
鉱物の色を言葉で表現するのは難しいのですが、これはその中でも本当に難しいです。
こんな美しい色の物は他にないのですから・・。
空とか海とかに例えられる事もありますが、どちらにも当てはまらないような神秘的な色です。
空と海が一緒になって、どこまでも永遠に突き抜けて行くようなそんな途方もない雰囲気を持っています。
本当に吸い込まれそうな青色です。
愛の石なんて言われますが、そんな気持ち良くわかります。
また、画像のように縞模様が現れているのも特徴です。
その美しさゆえ需要が一気に上がったものの、産出地は極限られた場所のみ。
自分が鉱物に興味をもった間にも価格は数倍に跳ね上ってます。
本当に綺麗で魅力のある石なので是非 実物をshop等でご覧になってもらいたいです。
------こっからはどうでも良い話なんですが------
自分も最近知ったのですがなんでも世界3大ヒーリングストーンに上げられているようです。
世界3大ヒーリングストーン なんじゃそりゃ?
他はスギライトとチャロアイトといったこれまた新しめの稀少な石なんですが・・。
面白そうだったんで、知り合いの鉱物屋さんに聞いたら
「あ~、誰かが勝手に付けたんでしょ?(笑)」だって。・・面白いですね。
そう言えば、シルバーブランドでも世界3大シルバーブランド!
とか言って、クロムハーツ、ガボール、カムホート(ロンワンズ)を売ってる店ありましたけど・・(笑)
こういう業界ではよくある言ったもん勝ちって奴です。
もちろん、世界3大に選ばれる事は光栄な事かもしれませんが、売り上げの為に勝手に付けてはいけません。
ちなみに世界3大パワーストーンなる物もあって、こちらは微妙に違ったりしてます(笑)。ラピスが入ってたり
3大にくくらなくてもどれも独立して素晴らしい石ですし、そんな昨日今日とって付けたようなうたい文句じゃ本当に好きなお客さんは逃げてしまうと思います。
さっき、言ったもん勝ちなんて書きましたが最終的にはコアなお客さんからは避けられて負けてしまっているんではないんでしょうか?
石やジュエリーは「何を買うか」よりまずは「どこで買うか」が重要な物とも言われています。
不当な値段や不当な説明で流通した石にはその魅力(チカラ?)は半減してしまいますよ なんて書かれた書籍もあります。
負のオーラでも憑いてしまうんでしょうかね?(笑)
それは抜きにしても「世界3大ヒーリングストーンです!」なんていって売ってる店では僕はあまり買いたくありませーん。
- 【パワーストーン】ペンダント・ラリマー・小判型
- ¥6,300
- 癒しのショップスー
- 高品質ラリマー 12ミリ玉ブレスレット 【LARIMAR-4A1202】
- ¥224,000
- ナチュラルストーン ノア