D美子とのお話・その9です。
もう社内でかなり有名人な新人・D美子。
右クリックと左クリックが分からなくて研修に出された新人、入社3日目で早退した新人、彼氏とランチに行って戻ってこない新人、マニュアルがあるから仕事を教えてくれなくて結構です発言をした新人、などなど・・・ともうすでに社内では超超超有名人なD美子。
D美子はお局トリオと違って(失礼)かわいいけど、完全に男性社員からも敬遠されている
悪いイメージが完全に先行されている
いろいろな人が私に聞いてくる
余計なことは言えない・・・何で私に聞いてくるの知らないよと突っ張っている
D美子とランチした日の夕方、A子に声を掛けられた。
「2人でランチに行ったんでしょ!?」
本当にさぁ~、人のランチのことまで把握するの止めてくれる
私たちが2人で歩いているのを、会社の上層階から見ていたらしい
いつ・どこで見られているかホントわからないね怖い
「ねぇ、何を話したの??」
大したこと話してないっす・・・D美子さんは携帯ずっといじっていたし・・・
夕方のニュースに出ていそうって言われましたわ・・・
「そう・・・。何か前の会社でマイクの貸出しかやらせてもらえなかったってことが理解出来てきたわ・・・」
大したことを報告できず、申し訳ない
「ねぇ、彼氏とお昼休みを過ごすってどう思う?非常識な行動だと思わない??」
う~ん・・・お昼休みは個人の自由な訳だし。
まぁ、お昼休みが終わっても戻ってこなかったD美子は確かに非常識だったけど、あれからちゃんと時間になると戻ってくる。当たり前のことだけど
悪いが、A子は彼氏持ちのD美子に嫉妬している気がした
「それにしてもD美子さん、くるみちゃんにタメ口になってない??」
このわずか数時間の間でもうA子は気がついたようだ
相変わらず素早い
「私が年下だってわかったからじゃないですか~?」
と答えておいた。
「なんか彼女、ムカつくわ・・・」
そんなはっきりと
「とりあえず、D美子さんの子守はくるみちゃんに任せたわ。がんばって。」
もーう、子守はあなたA子で手いっぱいなんです
でもね、本当にA子の言う通り。
ランチに行ったことがキッカケになったのか・・・
D美子にすっかり懐かれている感じの私・・・
人事部で唯一、D美子にフツーに話し掛けられる私。
仕事面でも。。。
D美子の教育係りは●●さんと▲▲さんなんだから、私じゃなくて2人に聞いていただきたい
でも、わからないことがあると、席の島を越えて私に聞きに来たりするのだ・・・
まぁ、●●さんたちに「もう仕事教えてくれなくて結構です!」なんて言っちゃったもんね・・・
同じ部だけど、担当内容が違うから、聞かれても私はわからないことも多い。
そして、次の日のお昼休み
私にとって理解できないことが起こった
ペタありがとう