前回 からの続きです。
新キャラの新人はD美子と命名。
新人が来るということで、テンションMAXではり切り出したA子
「ねぇ、くるみちゃん。彼女、どのグループに入れたらいいと思う?」
出た、グループ分け
(うちの会社の恒例グループ分け記事はコチラ
など)
グループは相変わらず嫌いだけど、まぁ、今までの流れからして私たちのグループが適切なのかもしれない、なんて思った。
年齢重視で分けられているから。
D美子はPちゃんとQちゃんと同じ歳だ。
A子がここからベラベラと話し始めた。
「あたしのグループに入れようかと思っているんだけど。」
ちょっと意外だったが、何となくすぐに意図が見えた気がした
身近な仲間が欲しいようだ・・・
「ほら、うちのグループにいた○○さん、退職したじゃない?だから欠員が出ているし。」
欠員って・・・
面倒くさいので、適当な相槌の私。
「じゃあ、決定ね。グループの配属は様子を見て、1週間から2週間後から。とりあえず初日はD美子さんと人事部の女子全員+部長で外にランチに行くから。くるみちゃんも行くのよ。で、2日目は人事部の女子全員で社食ね。」
グループの配属・・・
そして勝手なランチスケジュール・・・
でも、D美子とは普通に仲良くなりたい、ってこの時の私は思っていたからみんなでランチに行くことは楽しみにしていた。
1日目の人事部の女子全員+部長のランチ
A子がD美子に質問攻め
「前はどんな仕事をしていたの?」
私も気になるところ
「庶務課でした。」
うちの会社は庶務課ってない。
庶務課って聞くと、ドラマのショムニを思い出す
そこでどんな仕事をしていたのか、と聞くと、
「マイクの貸出です。」
とD美子は答えた。
「他にはどんな仕事を?」
と聞いても、
「マイクの貸出が主な仕事で・・・他にはチェックとか。」
チェック
「2つの書類を渡されて、異なっているところがないかチェックする仕事です。」
ほほぉ。
「とにかくチェックとマイクの貸出です。」
何を聞いても、「チェック」と「マイクの貸出」としか答えない・・・・・・・・・・
「本当は広報部に行きたかったのに、人事部に配属されちゃいました。」
そうですかぁ・・・人事部が嫌、というようにとらえてしまったので、ちょっと嫌な感じと思った
「で、D美子さんは結婚されているの?」
早速A子のチェックが入った
「いいえ。」
「彼氏はいるの?」
イキナリ聞くA子
「います。」
はっきりとD美子は答えた。
可愛い方だもん、いてもおかしくない
一瞬、むっとした表情をしたA子を私は見逃さなかったぞ(-_-メ
「こちらのくるみちゃんはね、結婚しているのよ。」
とA子。
一体、何自慢だ
「ダンナさんってどんな人なんですかぁ?」
私がD美子に一番最初に質問されたこと。
こんなことを初対面の人にいきなり質問されたので、言葉に詰まってしまった
みんなも、「いきなりその質問する」というようなビックリしたような表情。
「優しいです・・・」としか出てこなかった
このランチで、まだ初日だし緊張しているのかな、表情が暗いなぁ、という印象を持った。
そりゃ初日だもんね
部長にご馳走になり、社内に戻る途中、「年齢も近いみたいだし、よろしくお願いします。」とD美子に言うと、「みんないい人でよかったです。よろしくお願いします。」と言われた。
仲良く出来るかもとこの時は思った・・・
けど・・・けど・・・けど・・・
つづく。
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