10日に行われた珠光茶会「七流派おもてなしの共演」に行ってきました
なかなかこんな機会はないよな~ って思うとっても楽しいイベントでしたよ♪
午前の部は、表千家、武者小路千家 、藪ノ内流の実演でした
武者小路千家 実演の様子はこちら
薮内流 実演の様子はこちら
表千家 実演の様子はこちら
番外編 百合根きんとんの魅力
午後は、裏千家、遠州流、石州流、そうへん流の実演です
まず宗へん流(そうへんりゅう)さんの実演ブースへ
そうそう
宗へん流の「へん」は「偏(にんべん)」ではなく「ぎょうにんべん」です。
パソコンでの変換が難しいということで、今回のチケットは平仮名で書かれてましたよ
掛け軸 「不審開今日春」 流祖画
流祖が
京都から関東へお茶を教えるために移動するときに、
不審(不審庵 表千家)、今日(今日庵 裏千家)の両方を名乗ってもいいと言われたということを表してる言葉だとか。(今、お家元は鎌倉)
棚は琵琶棚
最後にひしゃくを飾ると弦になります
蓋置は鼓
茶巾がよくあるサイズよりも小さいと説明されていて、
たたむときも3つ折りではなく、2つ折り?(それも真半分ではなかった?)にされてたように見えました。
写真の「宗へん」に隠れてるけど、ちらっと木のお盆(茶杓と共筒がのってる)が見えますか?
あれは、今回のためだけに使うものではなく
お道具を拝見に出すときに使う盆?なのだそうです。
お家元がトルコでお茶を教えられてたときに、
カーペットの上(靴で歩いている)に
茶杓など直接置かないように考案さんれたのだとか。
3つ置いてある四角の布は、ふくさ
大き目の出しふくさなど、見せてくださいましたよ
たくさんある流派、
宗へん流さんのように
都から離れたところで教えるために三千家から分かれたところもあるんですよね
いろんな成り立ちがあって面白いな~
つづく
奈良大茶会 珠光茶会「七流派おもてなしの共演」ってどんなイベント?
武者小路千家の実演
藪内流の実演
表千家の実演
宗徧流の実演 (この記事)
遠州流の実演
石州流の実演は時間がなくなって拝見できませんでした。
裏千家の実演は記録残してないですね 汗
甘凛庵のお茶席 強み発掘