10日に行われた珠光茶会「七流派おもてなしの共演」に行ってきました
なかなかこんな機会はないよな~ って思うとっても楽しいイベントでしたよ♪
午前の部は、表千家、武者小路千家 、藪ノ内流の実演でした
武者小路千家のお点前を拝見した後は、薮内流の実演ブースへ
既にいろいろお話しされている途中参加。
座ってる方の後ろに立って拝見しました
話の内容からすると、この男性は若宗匠のようです
お話しされてるときはニコニコされてたのですけど
お点前が始まるとめっちゃ集中。
お点前はとても男性的で気合が感じられます!
こういう空気感、大好き(*^-^*)
掛け軸は、雪片細敲窓 (雪片細く窓を敲く せっぺんほそくまどをたたく)
風炉先屏風の竹は・・・・ 説明されてたのですけど、思い出せない(泣)
ちなみに、上の話をされてる写真のひざ前にある台は、いつも使うものではないそうですよw
道具を載せたら見やすいかな、という配慮だったようです。
ふくさは右の腰。
お点前で特徴的やな~と思ったのは
棗や茶杓、棚をふくさで清めるとき、 拭いてない!
棗の上、空中をシュッ、シュッ と左から右に横切る。払う。
茶杓を挟むようにして、接触せずに気で清めてる感じでした
そのほかにも、ほ~ こんな違いがあるんやな~と思ったのは、
茶筅通しのときや抹茶を点てたあと、
茶筅は茶碗の真上とか手前ではなく、右上に抜く
柄杓から茶碗に湯や水を入れるとき、
合を上げながら入れてる?
合の位置を変えずにひじを移動させることで合を伏せていく腕の動きとは違ってました。
水指のふたを右手で開けたら、建水のうえ?で左手に持ち変えて右手に持って立てかける
ま~、いろいろあるのですけど
よく覚えてるのはこんなとこかなw
とにかく
気持ちがす~と静かになるお点前でもう一度拝見したいな~と思ったのですよ
で、最後にもう一度拝見しましたよ! 笑
このときもお話ししてもらう時間がなくて、ちょっと残念。
このときもお話ししてもらう時間がなくて、ちょっと残念。
そうそう、すごく男性的な感じがしたので
「女点前もあるのですか?」とお聞きすると
男性も女性も同じなのだそうです。
一点だけ異なるのは、お点前が終わって建水を持ち帰るとき
男性は座ったままくるっと方向転換するのだそうです(お客の方に顔を向けながら回る)
女性は立ち上がってから回るそうです。
建水を持ち帰るときって、
多くの流派では、立ち上がって
お客さまに背を向けて回るのですよ
これは、風炉前の位置に茶碗を置いてるのですけど
その上を建水(汚れた湯水が入ってる)が通らないようにするためだと聞いたことがあって、
きっと薮内流でも同じなのかな?
だけど、お客に背を向けたくなかったんじゃないかな~
ふくさを右腰につける流派は
大名・武士の点前だと聞いたことがあるので
背を向けるのって なんか嫌やったんかな~
などと勝手な想像をしてましたw
若宗匠のお点前だから、より良かったんやと思うのですけど、
拝見してて、私もやってみたい! って思っちゃいましたw
ま、今やってるのと混乱するだけやと思うから、やりませんけどねw
午前の部、残りは表千家さんです!
つづく
奈良大茶会 珠光茶会「七流派おもてなしの共演」ってどんなイベント?
武者小路千家の実演
藪内流の実演 (この記事)
表千家の実演
宗徧流の実演
遠州流の実演
石州流の実演は時間がなくなって拝見できませんでした。
裏千家の実演は記録残してないですね 汗
甘凛庵のお茶席 強み発掘