美女ぞろいのドラマ 『芙蓉閣の女たち~新妓生伝~』① | コワれるまで ALLORA

美女ぞろいのドラマ 『芙蓉閣の女たち~新妓生伝~』①

なかなか キム・マンドク (Kim Man Deok) 美しき伝説の商人』 (原題: 巨商 ( The Great Merchant)萬徳 (マンドク) 2010年)を書けません。
女性が好みそうな韓国ドラマが多い中、『キム・マンドク』は男性ビジネスマンも楽しめる作品です。
客観的な数値で判断せよとか、誠実な姿勢が評価されるとか、“商売( ビジネス)とはかくあるべき” というところが分かりやすく描かれ、観ていて元気が出ます。
明日の仕事に前向きになれるドラマです。

でも、またまた横道に逸れました。

今回観始めたのは、芙蓉芙蓉閣の(プヨンガク )女たち~新妓生伝~( シンギセンディョン) (New tales of gisaeng 2011年)。



全52話という、なかなかボリュームのあるドラマです。
そのなかでも、まだ10話程度です。
でも、ハマりました。
これは観続けてしまいます。

ボリュームの重さは、花嫁黄金の新婦(Golden Bride) (原題:황금신부 (ファングムシンブ)2007年)級。

ところが、話が全然進みません。
延々とホームドラマが続くばかりです。

じゃあ 妃 『張禧嬪』(Jang Hee bin)(2002年)のようにイライラしてくるかというと、そうでもないのです。

たぶんカット割りがすごく細かいせいでしょうか。
セリフひとつかふたつで、どんどんシーンが変わっていきます。
それがテンポよく感じてしまうのでしょうね。

実は、話は全然進んでいないのだけど(;^_^A

でも、人気が出たドラマです。
ドラマ後半は20%越えも記録していて、最終回は最高視聴率28.4%ビックリマーク
このドラマに描かれる家族問題とかが、視聴者の共感を得たのでしょうか。

その人気にあぐらをかいたのか、1話の終わり方があまりに無惨。

次はどうなるっ、て思わせぶりな終わり方ではなく、時間が来たからハイここまで。
バッサリ。
「つづく」・・・おいおい!!
こんなところで切るかな~。

こういう、視聴率を得ようという意欲のないドラマも珍しいです。

眠くなったらどこで止めてもいい。
でも、続きは観たい・・・観なきゃならんビックリマーク

スゲェ作品だな、と思います。



あと、このドラマのテイストがよく分かりません。

シリアスドラマ(でしょう)と思っていると、しょーもないコメディシーンを入れてくる。
しょーもないBGM入れて。

そして 妙に多い妄想シーン。
「妄想 → 現実は」っていうくだりが多発します。

わけわかんないですねぇ。


     芙蓉     芙蓉     芙蓉


さて、本作の主人公タン・サランを演じるのはイム・スヒャン。
サランは、愛で(サラン)はなく、紗蘭(サラン)と書きます。
芙蓉閣の女たち
最初っからお人形さんのように “あんたがヒロイン” 的な演出をされ、陰のあるっぽいムードを漂わせ続けます。

イム・スヒャンは 『アイドゥ( I do,)アイド(I do  ) ゥ~素敵なは恋のはじまり~』(2012年)にも出演していましたが、そのときはもっと人間っぽい感じでしたけどね。
芙蓉閣の女たち

いつもサランが(つる)む友人たち4人組。
芙蓉閣の女たち
このなかで私が一番見知っている女優さんは、奥に座っているチン・イェソル。

個人的には かんざしトンイ(Dong Yi) (2010年)に尚宮役で出演したチョン・ユミとそっくりだな、と思っています。

チン・イェソルも数多くのドラマに出演していますが、ドラマデビューは本作のちょっと前。
2009年。
幻の王女 チャミョンゴ(自鳴鼓)』 (原題:王女 自鳴鼓(Princess Ja Myung Go))の、名もない侍女役だったそうです。


タイトルどおり、多くの女性たちが登場します。
役名もない妓生一人ひとりが、かなり美人の女優さんばかり。

そこだけでも、なんかすごいドラマです。



     芙蓉     芙蓉     芙蓉


ついでに、こちらも。
済衆院
『芙蓉閣』の前年に放映されたメディカル歴史ドラマ 病院 『済衆院』 (チェジュンウォン)(2010年)、最終話の36話でチラリ1秒だけの出演。
チョイ役を楽しんでるのかな? この人。