新感覚、絢爛でエキゾチックな衣装の 『幻の王女 チャミョンゴ』② | コワれるまで ALLORA

新感覚、絢爛でエキゾチックな衣装の 『幻の王女 チャミョンゴ』②

幻の王女 チャミョンゴ(自鳴鼓)』 (原題:王女 自鳴鼓 2009年(Princess Ja Myung Go))、全話の半分過ぎまで観ました。

鳴り物入りのワイヤーアクションは、最初のたった1話だけ。
ま、そういうドラマではないわけです。

それにしても、1話から2話までは全然面白くなかったのです。

なにがなんだか分からない、怒濤の第1話。

どうもこの1話のくだりは、全39話のドラマのラストあたりにくるクライマックスのシーンのダイジェストみたい。

そして主人公はじめ、馴染みのない俳優さんばかり。
登場人物を覚えきれない。
ラヒ公主役(コンジュ )のパク・ミニョンや、楽浪国王の次妃 ワン・ジャシル役のイ・ミスクくらいかな~。

もうやめちゃおうかと思ったのですが、登場人物の衣装や装飾品に圧倒されました。
『幻の王女 チャミョンゴ』
『幻の王女 チャミョンゴ』
すごく綺麗なのはもちろんですが、韓国時代劇で観る当時の衣装とちょっと違うのです。

チマやチョゴリとは違う・・・
髪飾りも、オヨモリやトルジャムなどは観られません。

韓国・・・というよりも古蒙古の騎馬民族とかビキングア(北欧のバイキング)風はてなマーク

このドラマは史的な資料がほとんど現存しないはるか昔の物語。
空想ファンタジーです。
なので俳優の衣装デザインも時代考証にとらわれることなく、かなりぶっ飛んでいるんじゃないでしょうか。

とにかくすごい刺繍が多用されています。
およそ、無地の布なんか出てこないんじゃないかというくらい、刺繍が大胆できめ細かくて、俳優のアップシーンなんか、すごいすごい。
『幻の王女 チャミョンゴ』
宝飾デザインも洗練されています。
『幻の王女 チャミョンゴ』

米映画『スターウォーズ』シリーズの王妃役などの衣装は、かなり東洋を意識したらしいですけど、あれは日本人の感性にはイマイチ。
むしろドラマ『チャミンゴ』に観られる衣装装飾のほうが、素敵です。

下は高句麗(コグリョ)の王妃ソン・メソルスですが、この衣装はほとんど中世ヨーロッパのドレスじゃあ ありませんか。
『幻の王女 チャミョンゴ』

こんなすごい映像美、ここでやめるわけにはいきません。

こちらは、ラヒの侍女のコスチューム。
『幻の王女 チャミョンゴ』
華やかですねぇ。
ところで右の侍女、チン・イェソルですね。
この作品が初ドラマのようで、本作では役名もありません。
でもその後は 芙蓉芙蓉閣の(プヨンガク )女たち~新妓生伝~( シンギセンディョン)(New tales of gisaeng 2011年)とか、色々なドラマに出ています。




                  


『チャミョンゴ』、観続けると やっぱり面白いビックリマーク
かんざしトンイ(Dong Yi) (2010年)のような、ユーモラスなシーンは一切出てきません。

策略、謀略、造反・・・そんなのが渦巻く韓流の世界です。

で、子役の時代が終わるのが、なんと第13話のエンドです。
そこまで、パク・ミニョンや主人公の不哭(プック)役のチョン・リョウォンは登場しないんです。

でも、この子役時代のドラマがけっこうハマります。

続きが観たくてたまらない!!

この子役時代が終わり、主演女優の時代になっても、チャミョンゴ中毒が治まりません。

第1話のワイヤーアクションも、巨大な神器自鳴鼓も(チャミョンゴ)全然出てきませんけど、やめられないっビックリマーク

ホント、たまらんです。