るろうに剣心 伝説の最期編

『るろうに剣心 伝説の最期編』 2014年・日本 


ああ、日本アクションもここまで来たのか。
目にも留まらぬ早技じゃないか。
光速じゃないか。
ババア(当方)の動体視力では、追いつけないじゃないか!

殺陣が凄まじく、火薬がバンバン火を吹いて、セットがドカンドカン壊れまくる。

個々の対決アクションがとんでもない。
漫画で描かれる世界というのは、実写化不可能に思える。
そのハードルを悠々と超えて見せてくれて、嬉しい。

こりゃあ凄い!
前半、ちょっと寝ちまったけれども。
後半、目が開きっぱなし!
むしろ、前半、ちょっと寝ておいてよかったんじゃないか。ダメですか。

すげぇ格闘を見せてもらって大興奮。


緋村剣心役・佐藤健が猛烈!何この身体能力は!

神木隆之介きゅんの印象深さ!前作の名勝負を超える、キレっぷり。あの表情。
アイラブ青木崇高だって、頑張った。
福山雅治がカッコよすぎて、滝藤賢一が良すぎて笑う。

何しろ、志々雄真実が強すぎる、演じる藤原竜也が上手すぎる、圧倒的。

谷垣健治アクション監督は、日本の宝だろう!
躍動と疾走。速い。とにかく速い。この人のセンスが、今作の大半。

大友啓史監督はついに、本領発揮。
これをやりたくて、ここまで来たのかと感じる演出の数々である。


各俳優の意気込みがMAXで。
剣心×蒼紫(伊勢谷友介)の戦いが至高で。
斎藤一(江口洋介)がやっと良い働き。

衣装・装置も世界観バリバリ。
葉を切るような剣術の丁々発止。

序盤はともかく(モゴモゴ)、これほど圧巻な終盤はそうは観られない。
壮絶アクションを追うカメラの素早さ。

先日、とある映画を観て、邦画アクションは洋画に負けているなんて言ったヤツは誰だ。当方だ。
そんな輩に鉄槌を食らわせる、渾身作。

もっとも、原作は未読ゆえに、ファンの思い入れとは違っているかもしれない。
けれども初陣の当方には、この血と汗と涙が実にまぶしい。



映画 スクリーン(TOHOフリーパスポート)

[関連作品]
「るろうに剣心」
「るろうに剣心 京都大火編」
藤原竜也 『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ 人生奪回ゲーム』『藁の楯 わらのたて』『あぜ道のダンディ』
青木崇高 『マイ・バック・ページ』『婚前特急』『るろうに剣心』『おっぱいバレー』『渇き。』『桜姫』
神木隆之介 『SPEC 天』『サマーウォーズ』『桐島、部活やめるってよ』
滝藤賢一 『クライマーズ・ハイ』『悪の教典』
江口洋介 『脳男』



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