この映画をお好きな方には、ごめんなさい。

たけし教信者(当方)にもかかわらず、泣かせビート映画で笑ってしまった。

コアラのせいですコノヤロウ。

 

王道の親子ストーリーである。

お笑いスターの父と、息子の二人暮らし。

それが、壊れそうになる。

 

芸能界の裏側も生々しく。

不器用に苦闘するビートたけしの父親像もいい。

 

付き人役の柳沢慎吾も好演で、その関係性もいい。

 

平野ノラ的バブルな中井貴恵が上手くて、見入ってしまい。

石倉三郎のクドさが良くて、さらに見入ってしまい。

 

息子役の川辺太一朗が、子役とは思えぬサラリーマン顔。

そんなことも気にならない。

 

 

哀しむ準備は万端だ。

さあ、来い、哀しいシチュエーション。

 

来たのはウォンバットであった。

どうしたどうした。

しかも、スクリーンに「ウォンバット」と白字ドーン。

 

当時のオーストラリア・ブームに乗って、海外ロケなのである。

どうやら、タイアップ問題なのである。

しばらく、動物・名所案内が字幕で続く。

うむ。

もうビート親子さえ映らないので、不思議だ。←世代の方へサービス

 

思うに瀬川昌治監督も、あんなことはしたくなかったはず。

映画というものは、多くの思惑が入り込む。気の毒。

 

 

当時、人気絶頂タケちゃんマンがシリアス映画主演だと大きな話題だった。

もちろん、大真面目映画だ。たぶん。

ビートたけしも才能の片鱗を見せている。

 

だから、悪いのは大人の事情だ。

コアラだ、カンガルーだ。オペラハウスこのやろう。

 

オカルト旋律をちょいちょい入れてくる、いずみたくの音楽このやろう。

 

個人的に沈んでいる中での鑑賞だったから、悲話だろうと警戒していた。

肩を揺すって笑ってしまってごめんなさい。

おそらく、北野武監督作品であればこうなっていない。

 

ある意味、救われた。

ありがとうございます 、殿。

 

 

 

『哀しい気分でジョーク』 1985年・日本

 

映画 スクリーン(秋田・週末名画座シネマパレ/Twitter

 

[関連作品]

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瀬川昌治監督 喜劇役者たち 九八とゲイブル

 
 

   
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