量子力学と東洋思想(1)
量子力学(量子論)の育ての親と言えばニールス・ボーア(以下写真)です。
彼は量子力学の形成に指導的な役割を果たした人で、量子力学に反対をしていたアインシュタインと議論を戦わせた人としても有名です。
(写真はボーアとアインシュタイン)
アインシュタインは「自然の摂理には人間の意識を超えた客観性がある」と信じてい疑わなかったため、ボーアが主張する「観測されて現実が確定する」とする量子力学の世界にどうしても納得できなかった。
でも結局ボーアとの議論でアインシュタインは敗北します。
そして、のちに様々な実証実験を通じて「やはりボーアが正しかった」ということが実際に証明させれていくことになります。
ちなみに、ロンドン大学の理論物理学者であるデヴィット・ボーム(以下写真)は、
という意味深なことを言っています。(・ω・)
つまり、相対性理論は後々見直されることになるということを暗示したわけですね。
アインシュタインと言えば20世紀を代表する天才物理学者ですが、量子力学については「相対性理論の100倍考えている」と述べています。
でも、その彼をもってしてまで量子論の世界観を理解し難く受け入れられなかった。。。
なぜ、それほど受け入れ難かったのか?
それは、量子力学が、ニュートン力学から派生する古典物理の世界観とあまりにもかけ離れていたためです。
アイザック・ニュートン(以下肖像画)と言えば誰もが知る万有引力の発見者である大天才の一人で、古典物理学の祖でもあります。
ニュートン力学の根本的な概念としてあるのは「自然法則と人間は別もの」という考え方です。
つまり「自然にある物理法則は人間の意識とは全く関係がなく、独立した法則として動いている」とする考え方です。
「ピタゴラスの定理は人間の意識ある無しに関わらず変わらないでしょ?」とする考え方ですよね。
それはそれで「なるほど」と思いますよね。(*^.^*)
でも、このニュートンの考え方に猛烈に異議を唱えた人がいます。
もちろん、ニュートンの時代ですから、まだ量子力学(量子論)など全く存在しない時代です。
そして、その反対した人というのは、ドイツを代表する文豪であるゲーテ(以下肖像画)です。
ゲーテは小説家、詩人として有名ですが、実は自然科学者でもありました。
その彼は、人間と自然を切り離して捉えるという考え方に猛反対したのです。
なぜなら、彼は自然科学者でもあったので「自然は、観測する者とされるモノが一体となった時に初めて本当の姿を現わす」と考えていました。
量子力学のない時代ですが、「観測者の意識が現象に影響する」ということをゲーテは直感的に捉えていたワケですね。
さすがですよね。(・∀・)
実際彼は「実験で切り刻まれた自然や、数字で置き換えられた自然はすでに本当の姿ではない」と言い放っています。
加えて、彼は東洋思想や量子力学(量子論)につながるような重要な指摘も同時にしているんです。
当時の科学者はそれを無視しちゃうのですが。。。
そのお話は次回に。(^∇^)
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