リンパの流れをよくする体操 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


この記事は予約アップです。書いている今、サッカー・ワールドカップの結果はまだ出ていません。勝利、あるいは引き分けでも、決勝トーナメント進出です。どうなったでしょうか。デンマークの大型フォワードを抑えきれたでしょうか。


昨日の「顔と手のむくみをとる体操 、お試しいただけましたか?パソコンを頻繁に使う方、手作業の多い方、バッグを肘にかけることの多い方などは、大胸筋がこってることが多いんです。つかむと痛い!なんてことにならないうちに、こまめに手当てしてくださいね。


リンパの流れをよくするファースト・ステップは、「リンパのセルフケアでむくみ予防」 でお伝えしたように、大静脈に合流する鎖骨付近の状態を真っ先によくすること。「むくみを予防して小顔キープ」 の鎖骨さすりじゃ物足りない気がする…という方に、おすすめの方法をご紹介します。


① 鎖骨のくぼみ(赤○で囲った部分)に、親指を引っかけるようにして当てます。


春月の『ちょこっと健康術』


② 他の4本の指は、↓こんなふうに、鎖骨の下側に添えます。


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③ 親指を支点にして、うでの重みによって、手が鎖骨にフックされているような状態で、「鎖骨、動かせますか?」 あるいは「肩甲骨、寄せられますか?」 でご紹介した肩関節の後ろ回しに、前回しも追加します。


④ 鎖骨に当てた手はそのままで、あごを上げて、くびを後ろへ倒し、前頸部のストレッチをしましょう。


⑤ あごを一度戻したら、今度は手を当てている側の反対側へくびを倒し、側頸部のストレッチをしましょう。


肩関節の回し方は、今回は小さめでも大丈夫。当てている手に、さほど力を入れる必要もありません。肩を回す間に、親指が鎖骨のくぼみから少々ずれますけど、それも気にしないでください。うでを下ろしたときに、くぼみにはまっていればOKです。


手を当てていることで、広頸筋や胸鎖乳突筋など、くびの筋肉への刺激が伝わりやすく、ストレッチもしやすくなるんです。肩やくびのコリも楽になるし、からだも温まりますよ。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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